トップへ戻る

レンジローバースポーツってどんな車?評価や2019年モデルの情報も!

レンジローバースポーツってどんな車?評価や2019年モデルの情報も!

ランドローバーのフラッグシップモデルでもあるレンジローバー。そのレンジローバーのスポーツモデルである「レンジローバースポーツ」。SUVのスタイルであるにもかかわらず、高いオンロードでの走行性能が魅力となっています。どのようなモデルなのか、概要から2019年モデルの特徴も解説します。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • MOTA 車買取
  • カービュー査定

ランドローバーとレンジローバースポーツの歴史

ランドローバーというのは、1948年に誕生したイギリスの自動車メーカー・ブランドです。無骨なデザインが特徴的となっているモデルが多く、イギリス国内外で人気がある自動車メーカーです。

1994年からはBMWの傘下になったことがあり、その後2008年からはインドのタタ自動車の傘下になっています。

レンジローバーとは、ランドローバーから発売されている高級SUV、フラッグシップモデルです。

1970年に誕生し、エステート車、ラグジュアリー車、パフォーマンス車、クロスカントリー車の4種類の役割を1台のレンジローバーで可能にするという狙いがあります。

有名なラリーである、パリ・ダカールラリーの初代王者は、このレンジローバーのモデルで、迫力があるエクステリアや、高い走行性能が人気となっています。

初代レンジローバースポーツ

初代のレンジローバースポーツは、2005年から発売がスタートしています。ポルシェのカイエンの成功によって刺激され、開発されたモデルとも言われています。位置づけとして、ランドローバーのスポーツツアラーとされているのが特徴。

レンジローバーのボディとは似ているのですが、シャシーがディスカバリー3と共通のものを採用しており、サスペンションなども異なっています。レンジローバーはゆっくりと走行できるのを特徴としているのですが、レンジローバースポーツはスポーティな走りを意識している作りです。


2代目のレンジローバースポーツは2013年から販売されていました。2代目では、5Lのガソリンエンジンか3Lのディーゼルエンジンが設定されていました。2014年モデルからは、ランドローバー初となるハイブリッドモデルが追加されます。ディーゼルエンジンに35kwのモーターが組み合わされるモデルが販売されます。

レンジローバーよりも、少しサイズが小さく、よりスポーティでオンロード性能が高いモデルとして販売されてきました。

レンジローバースポーツの内装は?

現行型のレンジローバースポーツは、高級感ある作りとなっており、高級SUVならばの作り込みです。車内には上質な素材の木目や、本革が使われているので、モダンで大人っぽい雰囲気を感じさせるもの。

シートに座ると、目線が低くスポーティなドライビングポジションになっていることに気付かされます。これもSUVの中でも、スポーティなグレードという証なのです。コロンとのシートは、厚みがありストロークもたっぷりとある上質なシートが装備。硬さやどっしり感は、他の車では味わう事ができないほどになっており、悪路を走行しても身体を支え続けることが可能です。


リアシートも重厚感がある仕上がりになっており、座面の長さやシートの長さも十分にあるので、長時間のドライブでも快適です。荷室は四角形状になっており、開口部も使いやすいデザイン。家族で積む必要がある荷物が多くなったとしても、困ることがないほどのトランク容量を確保しています。

リアシートを7:3で折りたたむことができるので、状況に合わせて荷室を広げることも可能です。車内の遮音性が非常に高くなっているので、外の音が気になることもないでしょう。

レンジローバースポーツのエクステリア

レンジローバースポーツは、さらに上位モデルであるレンジローバーと比較をすると、一回りコンパクトなミドルサイズSUVになります。レンジローバー譲りのデザインになっていますが、イヴォーグやディスカバリースポーツと比較をすると、少しクラッシックな雰囲気を醸し出しています。

サイドのデザインは、イヴォーグやディスカバリースポーツとつながっていることを感じさせるデザインです。プラットフォームは、別の物が採用されていますが、デザインとして同じ系統となっています。レンジローバーの上質なデザインと、イヴォーグなどのスポーティなデザインが組み合わされているのが特徴となっています。

リアのデザインは、イヴォーグと共通するイメージになっています。比較的コンパクトなデザインのリアコンビランプが採用されているので、スポーティなデザインになっているのが特徴です。

レンジローバースポーツのパワーユニット

2013年から発売されている現行モデルには、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの2つのパワーユニットが用意されています。ディーゼルエンジンは、3LV型6気筒のスーパーチャージャーエンジン、ガソリンエンジンは5LV型8気筒エンジンが搭載されています。

レンジローバースポーツ SVR


ハイパフォーマンスモデルであるSVRというグレードには、さらにハイスペックなエンジンが搭載されており、最大出力は575psにもなります。0-100km/h加速はたったの4.7秒ですし、最高速はリミッターがあるものの260km/hという速さです。

ディーゼルエンジンは、排気量こそそれほど大きくないものの、ガソリンエンジンと遜色がないほどのトルクを誇ります。燃費が良いことや、軽油代が安いことを考えると、維持しやすいのはディーゼルエンジンモデルでしょう。

車外ではディーゼルエンジンと分かるサウンドを響かせますが、車内にはその音が入ってくることがありません。それでいてディーゼルエンジン特有の、太いトルクで力強く走ることが可能です。静かに加速をしていくので、ガソリンエンジンとの違いが分かりにくいほどです。

ディーゼルエンジンと言えども、少し低速トルクが細目なのが、このモデルの特徴です。ディーゼルエンジンなら、低速から太いトルクが出てくるのが特徴ですが、1500回転以下でのトルクが細目です。

もちろんタービンを回す事ができる1500回転以上では、しっかりとトルクを感じることができるのですが、排気量の割にはトルクが細目でしょう。Sモードにしておくと、回転数が高めで維持されますので、加速が必要な時でもアクセルを踏むと、すぐにパワーある加速をしてくれます。

レンジローバースポーツの評価は?


レンジローバースポーツは、スポーツと名前がついているだけに、スポーティな走りができるのが大きな特徴です。モデルによっては、SUVとは思えない運動性能を見せますが、それでいてSUVの良さは忘れてはいない作りになっています。

スポーツらしい素晴らしい加速

スポーツらしい加速を見せてくれるのはどのグレードでも共通ですが、特にSVRというグレードは、ジャガー・ランドローバーのビスポーク部門であるスペシャルヴィークルオペレーションズ(SVO)が手掛けた、史上最強とも言えるSUVになっています。

従来のモデルでは、550psという出力を誇る5LV型8気筒エンジンを搭載していましたが、エンジンがマイナーチェンジされて、さらに25psアップして最高出力は575psを記録しています。

スーパースポーツカー並みの最高出力をSUVスタイルのレンジローバースポーツが出してくれるのです。2.5トン近い車重があるにもかかわらず、アクセルを踏むとしっかりと加速をしてくれるのは、レンジローバースポーツでも特にスペックが高められたモデルだからこそでしょう。

通常のディーゼルエンジンやガソリンエンジンモデルでも、重い車体を引っ張るには十分な力を備えています。高回転まで回してもストレスなく回るので、必要な時には加速することが可能。

見た目には合わない軽快なハンドリング

見た目には、オフロードらしさが残っていますが、オンロードでの性能が高められているのがレンジローバースポーツの特徴です。サスペンションやセンターデフ、またブレーキにも電子制御が組み込まれています。

感覚的に少しオーバースピードの時には、トルクベクタリングバイブレーキと呼ばれる電子デバイスで、アンダーステアを消し去ってくれます。もちろんスーパーカーなので、オーバースピードは禁物ですが、ブレーキをしっかり踏み、ステアリングの操作をし、グリップするという曲がり方をすると軽快にコーナーを曲がってくれるのが特徴です。

ドイツの車の様に、固いセッティングではないものの、軽快にドライブできるのでオンロードでもドライブを楽しむことができます。乗り心地が良くなっているので、スポーツなのかを忘れてるほどです。

また、2018年6月からはPHVモデルもラインナップされ、0-100km/h加速は6.7秒、最高速度は220km/hを記録しています。

レンジローバースポーツの2019年モデルの特徴!

2018年7月の段階で、レンジローバースポーツの2019年モデルが発表されました。2019年モデルになると、先進運転支援システムが充実しているのが特徴的です。どのような装備をしているのか、確認していきましょう。

2019年モデルの装備とは?

アダプティブクルーズコントロールには、新たに装備される機能として、ステアリングアシストが装備されます。アダプティブクルーズコントロールが作動している時に、車両が車線中央を維持できるように、ステアリングの操作を支援する機能です。

車線の白線を検出し、車線変更をする時や、ブレーキをするとシステムが停止するようになっています。高速域にも対応している緊急自動ブレーキも導入されています。障害物が検知されると、自動でブレーキをかけてくれるので、万が一の際の被害を軽減することができるのです。

車好きなら好きになってしまう魅力がポイント

レンジローバースポーツは、乗り心地や走行安定性はもちろんですが、スポーティさを求めている方にオススメのモデルです。ディーゼルエンジンでも遅いというイメージを与えることなく、重いボディもしっかりと引っ張ってくれます。給油の回数や維持費を考えると、ディーゼルエンジンの魅力の高さが注目に値します。

ガソリンエンジンと変わらない出力を持っているので、燃費の良さや航続距離の長さというメリットと合わせて、ディーゼルエンジンモデルの魅力を高めているでしょう。普段使いだけでなく、いつでも乗っていたいと感じさせるほどの魅力を備えています。SUVなのにスポーツというオン・オフ両方の走行性能の高さは、レンジローバーのコンセプトにマッチしているモデルと言えるでしょう。

  • MOTA 車買取
  • カービュー査定

関連する投稿


ホンダ新型「SUV」世界初公開!圧倒的開放感誇るインテリアがスゴイ「ミドルサイズSUV」2026年発売へ

ホンダ新型「SUV」世界初公開!圧倒的開放感誇るインテリアがスゴイ「ミドルサイズSUV」2026年発売へ

ホンダは2025年1月8日、アメリカ・ラスベガスで開催されるCES 2025にて、2026年よりグローバル市場への投入を開始する新たなEV「Honda 0(ゼロ)シリーズ」のプロトタイプモデルである「SUV(エスユーブイ)」を世界初公開しました。


【2025年】レンジローバー、結局どれがいい?現行車ラインアップ、価格まとめ

【2025年】レンジローバー、結局どれがいい?現行車ラインアップ、価格まとめ

高級SUVとして揺らぐことのない高い評判とイメージを持つレンジローバー。しかし、実は一言でレンジローバーといっても、シリーズの違う車種がいくつも揃っていることはご存知でしたか? あなたにぴったりのレンジローバーはいったいどれなのか、大まかなラインナップのおさらいとその価格帯をまとめましたので、探してみてくださいね。


【2025~2026年 新車情報】新型車とモデルチェンジ予定の車を総まとめ

【2025~2026年 新車情報】新型車とモデルチェンジ予定の車を総まとめ

2025年から2026年以降に登場予定の新型車とフルモデルチェンジ・マイナーチェンジの発表があった新車情報をまとめて紹介。新情報は追加・更新していきます。(2025年4月1日更新)


【2025年】アウディSUVの現行車一覧|各車種の特徴や人気モデルを紹介

【2025年】アウディSUVの現行車一覧|各車種の特徴や人気モデルを紹介

アウディはドイツの自動車メーカー。日本でも数多くの車種を展開しており、輸入車の定番と言われるメルセデスやBMWと並んでドイツ御三家と呼ばれています。そんなアウデイでも人気のSUVは20機種近くラインアップされており、アウディでSUVを購入したいという方は迷ってしまうことでしょう。この記事では、アウディSUVの現行車をそれぞれのスペックとあわせて紹介します。


【2024~2025年 新車情報】新型車とモデルチェンジ予定の車を総まとめ

【2024~2025年 新車情報】新型車とモデルチェンジ予定の車を総まとめ

2024年から2025年以降に登場予定の新型車とフルモデルチェンジ・マイナーチェンジの発表があった新車情報をまとめて紹介。新情報は追加・更新していきます。(2025年1月30日更新)


最新の投稿


ミツオカ新型「M55」公開!250台限定の「1st Edition」

ミツオカ新型「M55」公開!250台限定の「1st Edition」

ミツオカは2025年3月27日、ハッチバック「M55 1st Edition(エムダブルファイブ ファーストエディション)」を公開。2026年の生産販売予定台数250 台の正式発売に先駆けて同日より全国のミツオカ取扱拠点にて先行予約の受付を開始しているといいます。


免許不要でおしゃれに乗れる!MOVE.eBike(ムーブ・イーバイク)のオススメ最新車種を解説!

免許不要でおしゃれに乗れる!MOVE.eBike(ムーブ・イーバイク)のオススメ最新車種を解説!

MOVE.eBike(ムーブ・イーバイク)は、街乗り、通勤、アウトドアなど多様なシーンでスタイリッシュかつ快適な移動を実現する日本発の​折りたたみ式電動アシスト自転車(E-Bike)です。本記事では、MOVE.eBike(ムーブ・イーバイク)のラインアップや特徴、購入方法まで解説します。これから電動アシスト自転車の購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで電動アシスト自転車選びの参考にしてくださいね。


シトロエン新型「C4」発表!扱いやすいコンパクトハッチにマイナーチェンジ実施

シトロエン新型「C4」発表!扱いやすいコンパクトハッチにマイナーチェンジ実施

Stellantisジャパンは2025年3月27日、シトロエンのCセグメントハッチバックモデル「C4(シーフォー)」のマイナーチェンジモデルを発表しました。同日より、全国のシトロエン正規ディーラーで、販売が開始されています。


グラフィットの電動バイク「GFR-02」の価格や評判について解説

グラフィットの電動バイク「GFR-02」の価格や評判について解説

グラフィット(glafit)の電動バイク「GFR-02」は、小型で折り畳みができるので、通勤や通学で気軽に乗れて、途中で電車やタクシー・バス移動をする際にも積み込めるといった「都合のいい」使い方ができる特徴があります。本記事では、グラフィットが製造・販売している電動バイク「GFR-02」などラインアップの紹介をはじめ、価格やスペックについて詳しく解説します。また、ユーザーの口コミ・評判についても紹介しますので、電動バイクの購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。


レクサスRX:快適性、安全性、そして環境性能。全てを満たす次世代SUV

レクサスRX:快適性、安全性、そして環境性能。全てを満たす次世代SUV

レクサスRXは、高級クロスオーバーSUVの先駆けとして、洗練されたデザイン・上質なインテリア・そして卓越した走行性能で、ラグジュアリーSUV市場を牽引してきました。現行モデルは、快適性、安全性、環境性能を高い次元で融合。先進の安全技術「Lexus Safety System+」や、ハイブリッドモデル、プラグインハイブリッドモデルなど、次世代のSUVに求められる要素を全て満たしています。 この記事では、RXのエクステリアデザイン、インテリア、走行性能、安全性能、そして環境性能について詳しく解説。オーナーが語るRXのある暮らしや、RXがどんな人におすすめなのかもご紹介します。


MOTA 車買取