ダイハツ トール概要・走行性能
■特徴・概要
トールは、驚きの広さを持つ家族サイズのコンパクトカーです。カラーが多数あり、好きな色を選べます。シックで落ち着ける車内は、いたるところに収納スペースがあります。両側パワースライドドアを採用し、子ワンタッチで楽に乗り降りでき便利です。低床フロアや後席ステッチランプなど子供やお年寄りに優しい機能がたくさんあります。
フロントシートウォークスルーで、前後や横などの車内の移動が楽にでき、シートアレンジも自由で、自転車を乗せることもできます。
キーフリーシステムで、電子カードキーを携帯していれば、スイッチを押すだけで簡単にロック、解錠が可能です。小回りがきき走りやすく、狭い道や街中でも安心して運転できます。
■モノトーン・ツートーン
トールは、ダイハツがトヨタグループの一員になり、ダイハツにとって全く新しいジャンルとして誕生しました。
ボディーカラーは、モノトーンとツートーンがありそれぞれ違った顔を見せてくれます。標準車は、躍動感を感じる格好いいデザインで、ゴールドやブラック、ホワイトなど全部で9色から選べます。カスタム専用のツートーンは、5種類あり好きなカラーを選択できます。カラーが違うだけで全く違った新しい顔を見せてくれます。
トールは、堂々迫力をコンセプトに標準車は躍動感を、カスタム専用車は品格と艶やかさを追求しました。「真逆」がキーワードで、別車種かと疑うほどの違いがあり、それぞれが個性的が光る格好いいデザインになっています。
■エンジンシステム
ダイハツが新たに開発した1.0L 1KR-FE DVVTエンジンは、低燃費で性能が高くパワフルな走りを実現しました。
トールは、1.0L 1KR-VET DVVTターボエンジンを搭載し、加速性能がよく高速道路でもストレスを感じません。eco IDLEは、エンジンを自動停止する安心安全な機能です。渋滞や坂道など、状況に合わせたコントロールを自動で行うので、初心者も安心です。eco IDLEで操縦安定性と静寂性を両立することに成功しました。エコな運転をする時に点灯するエコインジケーターがあり、運転することで自然と節約上手になります。ゆとりがある乗り心地とパワフルな走りでドライブ好きな人におすすめの車です。
ダイハツ トール車内空間・収納
コンパクトなボディなのに多彩なシートアレンジで抜群の広さや収納と様々な車内空間を生み出すトールは毎日のショッピングやアウトドアなどで大活躍してくれます。しかも広い室内空間だけでなく、便利な機能や防犯面での対策も万全のコンパクトカーです。
■シートアレンジ・ラゲッジスペース
トールはコンパクトなボディなのに車内が広くていろいろなものが載せられるのはその多彩なシートアレンジで車内空間を自由に形を変えて使うことができるからです。
リヤシートを前後にスライドさせたり、フロントシートとリヤシートの背もたれを倒して完全にフルフラットにすれば横になったり、車中泊も可能な空間ができます。後部座席はダイブインさせることができるので、大きな荷物もたくさん積めます。
しかもダイブインさせて後部座席をフルフラットにしたら、防汚シートが表面についた付属のデッキボードを使って汚れたものをそのまま積載できます。タイヤに汚れがついた自転車や濡れたサーフボード、汚れたキャンプ道具を載せてもデッキボードのおかげでさっとひと拭きで落とせます。トールといっしょなら遊びのフィールドが無限大に広がります。
■乗り降り楽々
トールは室内空間の魅力だけでなく、うれしい機能も満載です。
電子カードキーを携帯していると両側パワースライドドアのおかげでワンタッチでドアの開錠や施錠ができるキーフリーシステムが採用されています。両手にたくさんの買い物袋を持っている時や雨の日にはとても便利な機能ですし、乗り降りが楽になります。
もちろん挟み込み防止機能がついていますし、室内から子供が開錠してしまうのを防ぐチャイルドプロテクション機能も付いています。さらに両側パワースライドドアには予約ロック機能がついていて、パワースライドドアが作動中に電子カードキーを操作すればドアが閉まってから自動でロックしてくれます。キーフリーシステムはドアの開閉だけでなく、エンジン始動もブレーキを踏んでいればキーを差し込むことなく可能です。
■荷室の大きさ
このトールの開発にあたって開発陣が意識したのは商品が何でも大きくて大量なものを売っているアメリカ発のスーパーであるコストコホールセールです。
軽自動車やミニバンに乗って数人で一緒にコストコに出かけるママ友達が買い物をたくさんしても十分な室内空間の確保に努め、何とトランクには直径42センチのコストコのピザが入る50センチの奥行を持たせたそうです。ママ友は一緒に行動することが多く、広くて使いやすい車内空間かどうかは車を選択する上で常に重要な要素となっているので開発陣もママ友の存在は十分に意識した開発を行っています。
さらにトールのライバルとなる室内空間の広い軽自動車のN-BOXが自転車がつめることを売りにしていたので、自転車をつめるだけでなく、汚れても平気なデッキボードまで用意しました。
ダイハツ トール 装備・安全性
ダイハツより発売されたコンパクトカー「トール」。小さいサイズでありながらもファミリー向けに特化した新しいタイプの車です。家族の笑顔を守りながら、快適な乗り心地を成功させた要因について見ていきましょう。
■運転支援
驚きのサイドアンダーミラーをつけた、オート電動格納式カラードドアミラー。運転席からは意外と見づらい助手席付近のタイヤを映してくれます。駐車場の線もよく見えますね。
また、シートリフターという可動部分を採用し、ハンドル、座席、床からの距離を、ひとりひとりに応じた運転しやすいポジションに調整可能です。話題のクルーズコントロールももちろん搭載しています。アクセルを踏まずに定速走行を行ってくれるので、外出が楽しみになることでしょう。エコドライブにも効果があるようです。
■安全装備
スマートアシストⅡ。聞いたことはあるけど詳しくは知らない方が意外に多いようです。代表的なものに、衝突回避支援ブレーキ機能、 衝突警報機能、車線逸脱警報機能があります。
集中を欠いた時にサポートしてくれます。滑りやすい路面での急ブレーキ時に車輪ロックを防ぐABSと呼ばれる機能や、VSC&TRCといったハンドル操作やアクセル操作を補助してくれる機能も装備。TAFなボディで運転者・歩行者両方への衝撃緩和も考えています。お互いにとって安心できる機能が満載です。
■バリエーション・価格
主な装備は、標準グレードにホイールキャップ・ハロゲンヘッドランプ・カラードバンパーなど。ワンランク上のカスタムグレードはカスタム専用のフロントバンパーやLEDヘッドランプを用意し、ファブリックも撥水加工を施してあります。ホイールも15インチで見た目のかっこよさが抜群です。
MONOTONE(モノトーン)は9種類の色、TWOTONE(ツートーン)は5種類の色の2つのタイプから選択可能。
各グレードごとの価格は標準で180万円台、カスタムで190万円台となっています。
■ダイハツ トール試乗記
購入意欲が沸いてきたら、いざ試乗です。試乗した方によると快適な走りが一番とのことでした。アクセルやハンドルも軽く女性にも運転がしやすいそうです。主婦の方や、日常メインで使いたいなと考えている方に向いているでしょう。
荷物も沢山詰め込めるし、内装もおしゃれで広々。天井も高く快適な車内空間を実現しています。総合的に見ても高いスペックと言えるのではないでしょうか。見た目はかっこよく、けれど家族向きというタイプの車種です。軽自動車からの初めての乗り換えを検討している方にもおすすめです。