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ミニバン界の長年の王者?! ホンダ オデッセイ

ミニバン界の長年の王者?! ホンダ オデッセイ

オデッセイは本田技研工業が生産しているミニバンだ。ミニバンカテゴリーの中では車高は低めにできているため、高級セダンを運転しているような上質な感じとミニバンの広さの両方を楽しめる車だ。今回はこの車の魅力について迫ってみた。

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ホンダ オデッセイの主な特徴とは

昔から人気のあるホンダの自慢の車種!

オデッセイの初代はホンダも予想外ヒット車種だ。現在では誰でもが知っているヒット車だが販売当初はこんなに売れる車になるとは誰も思っていなかったのだ。販売当初はホンダが得意としていた高級セダンやスポーツカーカテゴリーの車の需要が衰退し、趣味をするのに実用的なRV車の需要が高まり始めていた。そんな時に、ホンダの開発したRV車がオデッセイなのだ。

この車は、1994年に日本カー・オブ・ザ・イヤー特別賞を受賞し、1995年にはRJCカー・オブ・ザ・イヤーも受賞したことがあり、1995年には12万台以上もの販売台数を誇っている。

ホンダ オデッセイの美しいエクステリアデザイン

最新のオデッセイのデザインコンセプトは、Solid Streamline(ソリッドストリームライン)となっていて、いかに流線型にするかにとことんこだわったデザインなのだ。

また、車高をあまり高くしないことで、乗用車から乗り換えても違和感のない運転操作感を実現し、独自の存在感がある。ただ流れるようなスポーティーなデザインではなく、しっかりとノーズを残すことで乗用車の雰囲気を残している。

オデッセイには、7色のボディーカラーがあり男性でも女性でも満足できるカラーを選択可能だ。

優れたハイブリッドエンジン

最新のオデッセイには、ハイブリッド車がある。強力なモーターを採用しているため、エンジンとは異なった独特の鋭くスムーズな加速を体験できる。極力ガソリンを使用しない走行をするために、街中走行時などにはモーターのみで走行するEVドライブモードが選択され、力強い加速が必要な時にはエンジンを活用することで太いトルクを得ている。


また、アイドリングストップシステムも採用されているため、26km/リットルという高燃費を実現している。エンジン直結クラッチや減速エネルギーを電気に効率よく変換する電動サーボシステムが搭載されているためエコ運転ができる。ちなみにモーターは走行用と発電用の2モーターが採用されている。

実際走行性能はどうなのか?

オデッセイは、低重心化による操縦安定性を向上させていてサスペンションを適度に柔らかさを保ちながらも、高い走行性能を獲得している。

最小回転半径は5.4メートルで、8人乗りの2.4リットルクラスのワゴンとしては、クラストップの小回り性能を実現している。特に、Uターンをするときや車庫入れを行う時に、この性能を実感することができるだろう。

ハイブリッド車には、EVスイッチがついていて、このスイッチをオンにするとEVドライブモードとなってモーターだけで走行するため、エンジン音をカットして静かに走行できる。

ホンダ オデッセイの快適性能

まるで飛行機のファーストクラス!

ホンダオデッセイでは、車内空間を広く取るために、フロア下の燃料タンクや排気系を極限まで薄く設計するという、ホンダならではの発想を取り入れられている。三列シートとなっていて、MAX8人乗りが可能となっている。

特に、2列目プレミアムクレードルシートは、フロントシートと同様に中央部分がファブリック、サイドにはレザーのような高級感のある素材が採用されていて、多数のレバーがついているため多彩なシートアレンジが可能だ。

福祉車両シリーズでは、リフトアップシートが採用されているため、足に障害がある人でもすぐに乗り降りすることが可能だ。介護する人が隣に乗ることができるため、介護もしやすいのではないだろうか。

アレンジできる広いラゲッジスペース

ホンダオデッセイでは、低床構造が採用されている。ラゲッジスペースについては、通常のシートアレンジにてシートを立てたままでも十分な容量がある。収納スペースは、深さが約250ミリメートルあって家族三人から四人程度が1泊旅行するくらいの荷物は十分に搭載することが可能だ。

自転車など大きな荷物を積みたい時には、三列目シートを格納するれば積むことが可能になる。三列目シートは軽い力で出し入れ可能なため、女性でも簡単に格納できる。また、三列目シートを格納した場合には、二列目シートを後部までスライドできるので、思いっきりリクライニングすることも可能だ。二列目シートをフロントに折りたたむことで、スキーや建築資材など長いものも収納できる。

シートアレンジも簡単に、快適に

オデッセイは、乗り方、積み方に応じて自在にアレンジできるシートが採用されている。一列目の座席のヘッドレストを外せばフラットモードにすることができ、一列目と二列目のシートにてフラットな空間が作り出せるため、仮眠を取る時などには楽だろう。


三列目のシートを格納することで、ラゲッジモードになる。このモードにすれば、広いラゲッジスペースが確保でき、一人暮らしの引越しなどではこの車で荷物を運ぶこともできるだろう。また、釣竿などの細長い荷物を格納する場合には、三列目の中央シートのみを倒せば搭載することができて便利な車だ。4名乗車時にはロングスライドモードにすれば、リアシートは飛行機のファーストクラスのような空間になる。

図のようにリクライニングが可能だ

ホンダ オデッセイの主な装備

運転支援のための装備が豊富

オデッセイには、多数の運転支援システムが搭載されている。フロントグリルと左右のドアミラー、リアに4つの魚眼CCDカメラを搭載し、車両の全周囲を撮影し、車を上から見た視点が得られるマルチビューカメラシステムが搭載されているため、車庫入れも楽に行える。

また、車庫入れ時に自動的にハンドルを回し駐車時の運転操作をアシストするホンダスマートパーキングシステムも搭載されている。到着予想時間が正確で、豪雨などの接近する防災情報も受け取れるホンダインターンナビも標準装備となっている。

Motion Adaptive EPSが搭載されている!!

オデッセイは安全装備も充実している。ホンダが独自で研究開発を行なってきた安全運転支援システムであるホンダ センシングが搭載されているのだ。滑りやすい路面のカーブなどで車の姿勢が乱れ始めると、自動的に姿勢を安定させるようにハンドルを電動にてアシストするMotion Adaptive EPSも搭載されている。

他にも、衝突を自動回避するシステムや車線を自動的にトレースするシステムなどが搭載され、平成27年度自動車アセスメントの予防安全性能評価にて最高ランクのASV+を獲得している。

実際に乗ってみた

ホンダのオデッセイでは、ホンダ独自の技術にてガソリンタンクと排気系のシステムを薄型化し、低床フロアを実現しているので、広い室内空間を実現しています。
また、大開口スライドドアを採用していますので、特に後部座席の乗降性は、抜群に良くなっています。

実際に車を走らせてみると、低重心で車が安定していて運転がしやすく、サスペンションも適度に柔らかく設定され、ゴツゴツとした感じもなくストローク感あるしっかりしなやか乗り心地を実現しています。特にハイブリッド車では車内がとても静かです。

ホンダ オデッセイのバリエーションとそれらの価格

オデッセイには、ハイブリッド車とガソリン車、福祉車両のバリエーション3タイプが存在する。中でも、ハイブリッド車に関しては、グレードが6つある。

スタンダードなハイブリットグレードとしては、HYBRIDが8人乗りで3,560,000円の価格で販売されている。HYBRID Advancedパッケージの価格は8人乗りで3,940,000円、HYBRID EXパッケージは、上級装備を搭載したモデルで、最上級モデルは、ナビや運転支援装備などが充実したHYBRID ABSOLUTE・Honda SENSING EXパッケージで価格は4,000,000万円だ。

画像は HYBRID ABSOLUTEのもの

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