三菱eKワゴンとは
2001年発表の発表の三菱eKワゴンです。
発売発表と同時に販売を開始した初代eKワゴンは、2014年から三菱自動車の社長を勤め始めた、相川哲郎氏が生んだ軽自動車です。ユーザー調査によりジャストサイズを導き出し、ミニカトッポとミニカの隙間を埋めるボディサイズと三菱自動車で、初めてのセンターメーターを装備しました。
キャッチコピーは、「シンプル&クリーン&ベーシック」でekワゴンの最初のカタログにはフィロソフィーと称して、本人からのメッセージが載せられています。グレードは「M」と「M+Xパッケージ」の2種類があります。
2006年の9月にはフルモデルチェンジが実施され、セミトール・パッケージングと箱型デザインの外観イメージは従来のモデルを引用し、デザインは軽自動車で初めてのLEDのテールランプが純正装備となっています。
左側のリヤドアをスライドドアにレールが見えないようにインナーレール式のスライドドアにしたのは、軽自動車としては初となり、インナーレールは限られている範囲の中で最大限の幅を確保し、レール部分が見えないクリーンな構造になっています。
エンジンは、660ccの直列3気筒SOHCと64馬力の同じインタークーラーターボで、駆動方式はFFとフルタイムシステムの4WDとなり、グレードによって5速マニュアル、3速または4速のオートマチックがあります。
グレードには通常装備の「M」、最高級の「G」があり、軽自動車としては初めての後席電動スライドドアを装備、「MS」「GS」のグレードも開発しています。
2006年12月にはeKワゴンの特別仕様車が発売開始となっており、「マーブルエディション」というグレードが開発、子供がいる家庭でも安心できる内装でもあるため人気を保っています。
また、車の中で授乳する時に外から見えないためのカーテンが純正装備として付けられていて、ベビーカーを折りたたまないまま後席に収納できる広さを確保しています。
オプションとして装備することができる「赤ちゃん見えるミラー」や「キッズピロー」なども用意されており、「2006年度グッドデザイン賞」も獲得しています。
三菱eKワゴン性能・スペック・燃費
※2019年発表の三菱 eKワゴンです。
現行となる4代目eKワゴンの走行性能や安全性能、環境性能について見ていきましょう。
■走行性能
少し昔に販売されていた車で、アクセルを踏んだ場合に気になっていたエンジン音が気にならないほどに改良されていて、エンジン音も改善されています。
吸音材も詰め込まれているので、タイヤと路面の摩擦音に関しても大幅にカットすることに成功しました。その結果、大きな声で会話をする必要もなくなりました。
■安全性能
シートベルトを一瞬で巻き上げるプリテンショナーを採用、また、しっかり固定して衝撃を吸収してくれる3点式ELR付きシートベルトにフォースリミッターを搭載しています。
運転席側にはプリテンショナーがダブルで、助手席側には1つのプリテンショナーが装備されています。ちなみに、衝撃が弱い場合にプリテンショナーが作動しない場合があることを知っておきましょう。
■環境性能
車の燃費は、お仕事やお出かけする際に燃費が良ければ良いほど気になりますよね。eKワゴンのアイドリングストップは減速してから13km/h以下になると、自動でエンジンが停まるようなコーストストップ機能付きのオートストップ&ゴーを装備しています。
■スペック
三菱 eKワゴン(2019年10月~生産中)660 Mのスペックです。
【三菱 eKワゴン M】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,395mm×1,475mm×1,640mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,495mm | |
最大乗車定員 | 4名 | |
車両重量 | 830kg | |
燃費 | WLTCモード 21.2km/L | |
エンジン種類 | 直列3気筒DOHC | |
最高出力 | 38kW(52PS)/6,400rpm | |
最大トルク | 60N・m(6.1kgf・m)/3,600rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動・FF | |
トランスミッション | CVT |
三菱eKワゴンエクステリア(外装)画像
※2019年発表の三菱eKワゴンです。
新車や中古車を購入するとなると、外見を重視するか内装を重視するかで選ぶ方もいらっしゃいますし、色で選ぶ方も少なくはないでしょう。
新型になればなるほど顔がかっこよくなっており、これまでeKワゴンに興味なかった方も虜になるほどの顔になっております。
三菱eKワゴンインテリア(内装)画像
※2019年発表の三菱eKワゴンです。
新型のeKワゴンは室内が広々としており、色合いも高級感がありドライブにもぴったりなお車となっております。モニター画面も純正で9型があり三菱のオリジナリティがアピールされています。
後部座席のシートを限界まで後ろに動かしてもトランクスペースが残るため、荷物の乗せる場所にも困らない広さを提供しております。
三菱eKワゴン新車・中古車価格
※2019年発表の三菱eKワゴンです。
新車価格:約120〜128万円(消費税抜き)(2020年5月現在公式サイト調べ)
中古車価格:約5万円〜146万円(消費税抜き)
新車は予算を考えると手に入れることが難しい方もいらっしゃると思います。そこで、手に入れやすい中古車価格は、当時の新車価格と比べると比較的お得になっています。
まとめ
※2019年発表の三菱eKワゴンです。
今回は、三菱のeKワゴンについてお話をしていきました。
初代eKワゴンから現在の新車まで長い年月が経っていますが、購入することをお考えになりますと色々と迷いが出てくると思います。自分に合った予算とタイミングを測ってからの購入をおすすめします。
必ずしも現行モデルではないことをご理解ください。