東武鉄道の新型特急「リバティ」デビュー!!
東武鉄道は4月15日から、「新型特急500系リバティ運行開始記念乗車券」を発売する。4月21日にデビューする500系特急形電車「リバティ」の記念切符。
東武線の主な駅などで販売されます。
「リバティ」は東武の新型特急電車。1編成の車両数は3両だが、複数の編成を連結して運行することもできます。
途中駅で編成を併結・分割することにより、複数の行き先に向かうといった運用も可能です。
4月21日のダイヤ改正にあわせて運行を開始し、浅草~東武日光間の『リバティけごん』や浅草~会津田島間の『リバティ会津』などで運用されます。
記念切符は軟券仕様の片道乗車券6枚セット。台紙には「リバティ」の運行エリアや内外装に関する説明があります。発売額は1セット1000円で5000セット限定。
浅草駅など東武線の計38駅と東武グループツーリストプラザで販売される。発売期間は5月14日までの予定だが、売り切れ次第販売を終了します。
東武特急、新型「リバティ」導入で大幅増発 4月21日ダイヤ改正
東武鉄道はダイヤ改正を4月21日に実施すると発表しました。
同社が26年ぶりに導入する新しい特急形電車の導入に伴い、特急列車を大幅に増やすそうです。
今回は特急列車のみダイヤ改正の概要を発表。特急以外の列車については後日発表される予定。
日光・鬼怒川・会津方面は、『リバティけごん』『リバティきぬ』『リバティ会津』を新設し、いずれも新型の500系特急形電車「リバティ」で運転します。
各列車の運転区間は、『リバティけごん』が浅草~東武日光間、『リバティきぬ』が浅草~新藤原間、『リバティ会津』が浅草~会津田島間。「リバティ」の併結・分割機能を生かし、浅草~下今市間は『リバティけごん』+『リバティきぬ』、または『リバティけごん』+『リバティ会津』の組み合わせで運転し、下今市駅で車両を分割します。
これにより、東京都心と日光・鬼怒川方面を結ぶ特急列車は平日が1日5本の増発に。土曜・休日は1日9本の増発となります。
また、『リバティ会津』は1日8本(上下各4本)が運転され、野岩鉄道と会津鉄道に乗り入れます。
このほか、現在の春日部発~浅草行き上り『けごん2号』は『けごん206号』に変わり、運行区間と時刻は新栃木5時44分発~浅草7時06分着に。
浅草着の時刻が27分繰り上がり、運行区間も拡大します。『しもつけ282号』も浅草着の時刻を40分繰り上げて、東武宇都宮7時00分発~浅草9時11分着に変更します。
現在の浅草発~春日部行き下り『けごん39号』は『リバティけごん257号』に変更。運転区間を拡大して浅草22時50分発~新栃木0時05分着とし、浅草発の時刻を20分繰り下げ。
下り浅草発18時以降の新栃木・東武日光・鬼怒川温泉・東武宇都宮行き特急列車は、新たに杉戸高野台駅に停車させます。
■近距離区間でも特急新設
伊勢崎線方面は、『りょうもう』の全列車が久喜駅に停車。「リバティ」を使用した館林行き特急『リバティりょうもう43号』(館林21時12分着)を運転し、浅草~東武動物公園間は『リバティけごん47号』(現在の『けごん33号』)と併結運転を行います。
また、『りょうもう49号』(現在の『りょうもう47号』)を太田行きから赤城行きに変更して運転区間を拡大。運行時刻は浅草21時10分発~赤城23時02分着で、浅草発~赤城行き最終特急列車の浅草発時刻を1時間繰り下げます。
近距離区間では、浅草~春日部間を結ぶ『スカイツリーライナー』と、浅草~大宮・野田市間や大宮~運河間を結ぶ『アーバンパークライナー』を新設。
早朝は春日部発~浅草行き上り『スカイツリーライナー』を運行し、夕方から夜間にかけては浅草発~春日部行き『スカイツリーライナー』や浅草発~大宮行き・大宮発~運河行き『アーバンパークライナー』を運転。
これにより通勤時間帯の着席サービスを強化します。いずれの列車もせんげん台駅に停車するそうです。
このほか、とうきょうスカイツリー駅は浅草発着の全ての特急列車が停車。東京スカイツリータウンへのアクセス向上を図ります!!