タイヤワックスの効果は?
どんな効果がある?
タイヤワックスには、タイヤの汚れ防止や艶出し効果があります。タイヤの側面に塗るだけで、誰でも簡単にコーティング施工ができます。
新品のタイヤに使用すれば劣化を防ぐことができ、見た目に大きな変化を与えることもできます。ドレスアップ時などに使用するユーザーも多くいます。
タイヤ販売店などで、新品のタイヤに履き替え後にスポンジでタイヤワックスを塗る事が多いです。専門店や自動車ディーラーなどでも使用されるタイヤワックスはタイヤにとってメリットがたくさんあります。
年数が経過したタイヤにタイヤワックスを使用すれば全体の印象が良くなり、使い方次第でタイヤそのものの寿命を延ばすことも可能です。
タイヤの成分には、油分が含まれているのでタイヤワックスは一見不要に思ってしまいますが、メンテナンスを行うことで管理ができ長持ちさせることができるのがタイヤワックスです。
タイヤワックスの種類
種類も知っておこう
タイヤワックスには、油性と水性2つの種類があります。
それぞれに特徴があり、カー用品店で見かけたものをよく確認せずに塗ってしまうと、ネット上で話題の「タイヤワックスの悲劇」を招きかねません。
タイヤを長持ちさせるために塗るタイヤワックスで、タイヤの寿命を縮めてしまっては意味がないですよね。
油性と水性、それぞれのタイヤワックスの特徴をご紹介します。
■油性タイプのタイヤワックスの特徴
「油性」タイプのタイヤワックスは、雨に強く艶が出しやすいのが特徴です。
ワックスの効果は、長持くタイヤワックスの価格は比較的安価なケースが多いので気軽に購入できます。「油性」タイプは、親油性溶剤にシリコンを溶かし製造させれいるのでタイヤとの相性はあまり良くないとされます。
タイヤには、劣化防止剤が配合されているのでタイヤが乾燥すれば劣化防止剤が自然に滲み出て「ひび割れ」などを阻止してくれます。しかし、そこに「油性」タイプのワックスを塗ると過剰に劣化防止剤が排出されてしまうと指摘されています。
これを繰り返してしまうことによってもたらされるタイヤの思わぬ劣化こそが、「タイヤワックスの悲劇」と呼ばれるものです。
タイヤとは、あまり相性が良くないと言われている「油性」ワックスは安価なので人気があります。
頻繁にし続けるとタイヤの状態がボロボロになる可能性があるので、「油性」タイプを使用するなら使用回数を決めるなどの対策がおすすめです。
■水性タイプのタイヤワックスの特徴
「水性」タイプのタイヤワックスは、タイヤに優しく無害なのでタイヤを傷める心配はしなくて大丈夫です。
「水性」ワックスなので、雨に弱くワックスの耐久性が低く効果の期間は短いのが特徴です。無害の「水性」タイプのワックスは高価でコストがかかってしまいますが、タイヤの劣化を進行させることがないので値段が高くても安全な物が一番です。
効果の期間が短い「水性」タイプのワックスですが、紫外線が強くなる「春先」や「夏」など年に数回程度の使用方法で十分です。
タイヤそのものに、油分が含まれるのでタイヤワックスは補助パーツと考え無害でも極端な使用方法はおすすめできません。
タイヤワックスの塗り方
タイヤワックスを塗るには、ある程度の決まった手順があります。
作業時間は、おおよそ30分くらいかかります。
■タイヤを水で丸洗いする
タイヤを洗おう
タイヤには、目に見えない細かなゴミが付着しています。柔らかい毛のブラシや、スポンジなどで優しくこすりながら洗います。
洗剤などを使用する場合は、必ずタイヤ専用の物を使用します。タイヤの洗浄は、水で大体は綺麗に洗い流すことができます。
タイヤを洗うついでに、一緒にホイールも洗浄する方が多くいます。使用するスポンジは、別々のスポンジを用意し洗剤は台所洗剤やホイール専用洗剤などを使用してください。
■タイヤを自然乾燥させる
タイヤも乾かすことも重要
タイヤを洗った後は、数分放置し自然乾燥させます。
タイヤの水はけはすぐ終わりますが、ホイールの水滴は拭き取らないとホイールの種類によっては腐食の原因になるので綺麗に拭き取ります。
■タイヤワックスを塗る
タイヤワックスを塗ろう
タイヤワックスを均等に塗るには、付属スポンジか代用品のスポンジを使用して均等にタイヤワックスをのばします。タイヤワックスを塗るのはタイヤの側面のみで、接地面には塗りません。
たとえ接地面に塗っても、走行すればワックス分はすぐに取れてしまうため保護になりません。また、タイヤの側面と接地面ではゴムの材質や固さが違う場合もあり、ワックスによって不用意にタイヤを傷める原因になりますので、塗らないようにしましょう。
均等にタイヤワックスを塗れたら、作業は終了です。
おすすめのタイヤワックスをご紹介!
では、おすすめのタイヤワックスについて見ていきましょう。
■CarZoot(カーズート) タイヤコーティング
CarZootのタイヤコーティング剤は、日本クオリティの製品です。国内で開発が行われているので、国内タイヤに適しており、タイヤを傷めずに安心して使用することができます。
付属しているスポンジで、簡単にむらなくタイヤコーティング剤を塗ることができます。
更に、コーティングの成分にはタイヤを長持ちさせる成分が含まれているので「見た目」だけではなくタイヤそのものの「寿命」を延ばすことも期待できます。
色あせているタイヤに塗れば、艶のあるタイヤにでき紫外線や外部からの汚れもガードできるので現状のタイヤの状態が気になるようであれば、一度試してみてはいかがでしょうか。
■WILLSON(ウィルソン) タイヤ&レザーワックス
ウィルソンのスプレータイプのタイヤワックスは「水性」で、石油系溶剤不使用になっています。
なるべくタイヤワックスを選ぶ時は、タイヤと相性が良くないと言われる「油性」は避けた方がいいと言われており、ウィルソンのタイヤワックスでは、成分が「水性」になるので安心して使用することができます。
水洗いしたタイヤに直接吹きかけるだけで、簡単に艶出しができ、艶出しと同時に紫外線などが原因の劣化なども防ぐことができます。
タイヤ以外に、合成レザーやダッシュボードにも使用できますので、幅広く活躍することができます。
まとめ
車のお手入れというと、ボディのワックスがけや窓の撥水加工などが一般的ですが、実はタイヤが白っぽくなってしまっているとボディやガラスがツヤツヤでもどこか古ぼけた印象を与えがちです。
おしゃれは足元から、とは車にもあてはまる言葉かもしれませんね。
新品タイヤのあの輝きを取り戻すために、今回ご紹介した商品を使ってみてはいかがでしょうか。