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ヒュンダイとは?代表車種もご紹介

ヒュンダイとは?代表車種もご紹介

現代自動車(ヒュンダイ)は韓国を代表する大規模企業集団で、かつては韓国最大であった現代財閥のグループ企業でした。今では独立し、日本以外の世界中で独自に事業展開をしています。今回は、そんな現代自動車が製造している車についてご紹介していきます。

⏳この記事は約3~4分で読めます。


現代自動車とは

ヒュンダイ ソナタ ハイブリッド

ヒュンダイ ソナタ ハイブリッド

現代(ヒュンダイ)自動車とは、1967年に設立された韓国最大の自動車メーカーです。

会社が設立された頃は米国のフォードから技術提供を受けており、ノックダウン生産を行っていました。

1980年代になると日本の三菱自動車から技術提供を受けるようになり、パジェロ・ランサー・デボネアなどをベースにした乗用車が生産されました。

今やヒュンダイは世界有数の生産台数!

現代自動車は韓国国内だけでなく、海外の多くの国や地域に輸出をしたり現地生産をしています。

現在は韓国第2位の起亜(キア)自動車を傘下に収めており、2017年におけるグループ全体の販売台数は725万台です。

起亜自動車と合わせたグループ全体でみれば、2017年の生産台数は、米国のGMやフォード、日本の日産やホンダを抜いており、トヨタ、フォルクスワーゲンに次いで世界3位という、大規模な自動車メーカーです。

現代は世界的に見ると広く知られている自動車メーカーのひとつです。ちなみに起亜自動車を含まない2017年の年間販売台数は450万台で、日本のホンダ(523万台)に近い規模です。

同じ韓国企業、起亜自動車(キア)との関係

起亜(キア)自動車は1944年に設立された韓国の自動車メーカーで、1980年頃までは日本のマツダのノックダウン生産を行っていました。

韓国経済危機の影響を受けて1999年に経営が破たんしましたが、この時に現代自動車の傘下に入ることでグループ企業となりました。

これにより、現代ー起亜自動車グループの形で自動車の生産が行われています。起亜自動車は現代自動車のグループ企業ではありますが、生産する自動車は独自のブランドで販売されています。

欧米や中国にも輸出されており、メジャーな自動車メーカーのひとつです。

日本でも乗用車を販売していた!

ヒュンダイの乗用車は2001年に日本市場で新車の販売が開始され、2004年には2,524台が新車登録されています。

ただしその後は毎年販売台数が減少し続けており、2010年に撤退してしまいました。

現在は日本国内にヒュンダイのディーラーは存在しませんが、少数ながら米国や韓国から並行輸入車が新規に登録されています。

ちなみに日本国内の韓国大使館・領事館では、並行輸入されたヒュンダイ車が公用車として使用されています。

乗ったことあるかも?ヒュンダイのバス

日本国内ではヒュンダイの乗用車はほとんど走っていませんが、大型バスであれば街中で見かけることがあるかもしれません。

ヒュンダイ自動車は、日本の三菱ふそうトラック・バスのエアロシリーズを元にしたバス(エアロ)を2010年まで生産していました。

エアロの後継車であるユニバースは、日本を含む海外にも輸出されています。ヒュンダイのバスは右ハンドル車も生産されていて、日本国内の多くのバス事業者が導入しています。

品質や安全装備は日本メーカーのバスとほぼ同等ですが、ヒュンダイのバスは価格が安いという特徴があります。

このため、日本国内の夜行バスや貸切バスなどでヒュンダイ製のバスに乗ったことがあるかもしれません。

現代自動車の代表車種

ヒュンダイ エラントラ(韓国名:アバンテ)2015年型

ヒュンダイ エラントラ(韓国名:アバンテ)2015年型

ヒュンダイの乗用車は、コンパクトカーやエコカーから高級セダンやSUVまで幅広く存在します。

一部の車種は世界中に輸出されていて、韓国以外の国でも見かけることができます。

ヒュンダイの代表的な車種にはソナタ・エラントラ・サンタフェ・グレンジャーなどがあります。

グレンジャーは10年以上前に日本国内でXGとして販売されていて、中古車が存在します。

ソナタやサンタフェは韓国内だけでなく、海外に多く輸出されています。

ヒュンダイ・ソナタ

ヒュンダイ ソナタ 2014年型

ヒュンダイ ソナタ 2014年型

ヒュンダイ・ソナタは中型サイズ(Dセグメント)の4ドアセダンで、手頃な値段で購入できるファミリーカーとして人気があります。

このクラスの乗用車は世界的に需要が高く、トヨタ・カムリ、ホンダ・アコード、日産アルティマ(日本名:ティアナ)などの競合車種が存在します。

ヒュンダイ・ソナタの大きな強みは、北米や中国市場では同クラスの日本車と比べて割安価格で販売されていることです。

また、流れるような独特なエクステリアデザインや充実した安全装備、高い信頼性も人気の理由のようです。

ヒュンダイ・ソナタスペック

【ヒュンダイ ソナタ 2019年型】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,900mm×1,860mm×1,445mm
ホイールベース2,840mm
最大乗車定員5名
車両重量-kg
燃費JC08モード:-km/L
エンジン種類Smartstream G2.5MPi
最高出力-kW(179.5PS)/6,000rpm
最大トルク

-N・m(23.7kg・m)/4,000rpm

駆動方式FWD
トランスミッション6速オートマチック
(2020年6月現在 ヒュンダイ公式サイトより)

ヒュンダイ・エラントラ

ヒュンダイ エラントラ(韓国名:アバンテ) 2015年型

ヒュンダイ エラントラ(韓国名:アバンテ) 2015年型

ヒュンダイ・エラントラは、小型サイズの4ドアセダン・5ドアハッチバック・2ドアクーペです。

トヨタ・カローラと同じくらいのサイズで、かつて日本でも販売されていたことがありました。現在は中国仕様車や北米仕様車が生産されていて、海外にも多く輸出されています。

エラントラは、当時世界初となるLPGハイブリッドシステムを搭載したことで話題になりました。これは韓国車初のハイブリッドシステム搭載車でもありました。

このLPGハイブリッド仕様は4代目にしか設定されませんでしたが、今年発表になった7代目エラントラでは新たにガソリンハイブリッド仕様がラインナップされました。

ヒュンダイ・エラントラスペック

【ヒュンダイ エラントラ 2018年型】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,620mm×1,800mm×1,450mm
ホイールベース2,700mm
最大乗車定員5名
車両重量-kg
燃費JC08モード:-km/L
エンジン種類1.6ガンマMPi
最高出力-kW(127.5PS)/6,300rpm
最大トルク

-N・m(15.77kg・m)/4,850rpm

駆動方式FWD
トランスミッション6速マニュアル
(2020年6月現在 ヒュンダイ公式サイトより)

ヒュンダイ・サンタフェ

ヒュンダイ サンタフェ 2018年型

ヒュンダイ サンタフェ 2018年型

サンタフェは現代自動車初の本格的なクロスオーバーSUVで、2000年に韓国内で発売されました。

この車は三菱・ディアマンテのプラットフォームをベースにして開発され、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの2種があります。

サンタフェも、エラントラとともに日本で販売されたことがあります。

サンタフェの現行モデルは2018年に発売されたTM型(5ドア中型SUV)で、韓国と米国および中国の工場で生産されています。

欧米にも輸出されていて、海外市場での競合車種に日本のトヨタ・ハイランダーやマツダ・CX-9などがあります。

ヒュンダイ・サンタフェスペック

【ヒュンダイ サンタフェ 2018年型】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,770mm×1,890mm×1,680mm
ホイールベース2,765mm
最大乗車定員5名
車両重量-kg
燃費JC08モード:-km/L
エンジン種類2.4シータⅡ MPi
最高出力-kW(172PS)/6,000rpm
最大トルク

-N・m(22.9kg・m)/4,000rpm

駆動方式FWD
トランスミッション6速マニュアル
(2020年6月現在ヒュンダイ公式サイトより)

ヒュンダイ・ネッソ

ヒュンダイ・ネクソ

ヒュンダイ・ネクソ

ヒュンダイ・ネッソ(NEXO)はSUVタイプの燃料電池車で、2018年1月に公開されました。

車体は5ドアSUVで、燃料である液体水素を充填すると最長で595kmまで走行できます。水素の注入に要する時間は約5分間で、CO2の排出量はゼロです。

搭載されている燃料電池で水素と酸素を反応させて発電し、得られた電力を用いてモーターで駆動します。

シフトショックがなく、電車のように滑らかな加速が得られます。

ヒュンダイ・ネッソスペック

【ヒュンダイ ネッソ】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,670mm×1,860mm×1,630mm
ホイールベース2,790mm
最大乗車定員5名
車両重量-kg
交流電力量消費率JC08モード:-km/L
電動機種類永久磁石同期モーター
最高出力120kW(-PS)/-rpm
最大トルク

395N・m(-kgf・m)/-rpm

駆動方式-
トランスミッション-
(2020年6月現在 ヒュンダイ公式サイトより)

ジェネシスG90

ジェネシス G90(韓国名:EQ900) 2016年型

ジェネシス G90(韓国名:EQ900) 2016年型

現代自動車の多くの乗用車はヒュンダイブランドで販売されていますが、一部の高級車はジェネシスというブランド名が付けられています。

ヒュンダイ・ジェネシスG90は大型サイズの4ドアセダンで、全長は5.2m(Fセグメント)の高級車です。

ちなみに同サイズの車種には、メルセデスベンツSクラス・BMW7シリーズ・レクサスLSなどがあります。

ヒュンダイ・ジェネシスG90にはストレッチタイプのリムジン(G90L)もあり、全長は5.5mです。

ヒュンダイ・ジェネシスG90スペック

【ジェネシス G90 5.0 プレステージ 2018年型】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)5,205mm×1,915mm×1,495mm
ホイールベース3,160mm
最大乗車定員5名
車両重量-kg
燃費JC08モード:km/L
エンジン種類タウ 5.0リッター V8 GDiエンジン
最高出力-kW(425PS)/6,000rpm
最大トルク

-N・m(53.0kg・m)/5,000rpm

駆動方式HTRAC(電子制御AWD)
トランスミッション8速AT
(2020年6月現在 ヒュンダイ公式サイト より)

商用車もラインナップ!バス、トラック

ヒュンダイ・ユニバース

ヒュンダイ・ユニバース

現代自動車は乗用車だけでなく、商用車も多く生産しています。

現代自動車が生産する商用車にはH350(バン)や、カウンティ(マイクロバス)・ユニバース(大型バス)、小型~大型トラックなどがあります。ユニバースは日本仕様車も存在し、国内のバス会社が運用しています。

現代自動車は商用車に力を入れていて、2023年までに全商用車でエコカーモデルを発売する予定です。

エコカーモデルは燃料電池車や電気自動車などで、既に今年6月には世界初の量産燃料電池大型トラック「XCIENT」の出荷が始まっています。日本でも近い将来に水素を燃料にして走行する環境に優しい大型バスが登場するかもしれません。

まとめ

日本でも現代自動車の大型バスは多く輸入されているので乗車したことがある方がいるかもしれません。

現代自動車は2010年に日本市場から撤退してしまいましたが、エコカーの分野で日本再進出が噂されています。

もしかしたら、近い将来に日本でもヒュンダイの車を目にすることができるようになるかもしれません。

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