三菱eKスペースはどんな車?
■主な特徴
eKスペースのグレード展開は、標準モデルカスタムモデルの両者とも機能装備を充実させている。後席の空気を循環させるリアサーキュレータに、「ナノイー」機能を追加させることで、快適性を大幅に向上させている。マルチアラウンドモニターを搭載することで、自分の車を上から見た画像を得ることができ車庫入れの時などに役立ちそうだ。
クルーズコントロールシステムを搭載してアクセルペダルを踏み続けることなく、一定速度を保ちドライバーの疲労軽減に貢献してくれている。坂道発進時には自動でブレーキを2秒間キープするヒルスタートアシスト機能があるため坂道発進での車の後退を防いでくれる。
■ニューフェイスが採用されたエクステリア
eKスペースのデザインで最も特徴的なのはフロント部で、三菱の新デザインコンセプトである「ダイナミックシールド」を採用して、大胆で存在感のあるデザインに一新されている。特に改良されたのがフロントグリルで軽自動車とは思えないような、ワイド感を醸し出している。
今回新しく開発されたLEDヘッドライトは多眼タイプとなっていて、クリスタルのような質感を再現していて、上級者並みのクオリティーを実現しているのだ。eKスペースでは、新たにライトニングブルーマイカ/ブラックなどのツートンカラーが追加され、計9色のカラーバリエーションになっている。
■ターボエンジンの3B20MIVEC
eKスペースではターボエンジン搭載車が追加され、3B20 MIVECエンジンはバルブタイミングを運転状況に合わせて制御を行い、優れた動力性能と環境性能を実現している。また、トランスミッションとして、INVECS-Ⅲ CVTを搭載しているため、変速ショックのない、優れた加速性能が得られるのだ。このCVTは副変速機構付きですので変速比幅が広くなっていて滑らかな走りが可能になっている。VCU方式のフルタイム4WDを採用しているため、滑りやすい路面では自動的に4WDに切り替わりどんな状況でも安定した走りを実現可能なのだ。
■ECOドライブによる燃費の良さ!!
eKスペースには、減速している時に発生する回生エネルギーを電気エネルギーに変換しアシストバッテリーにチャージするよう設計されている。アシストバッテリーに蓄えられた電力は、エアコンなどの電装品に使用するため、発電のためのエンジン負荷を低減しガソリンの無駄な消費を抑える。
オートストップ&ゴー機能が搭載されているため、信号待ちなどで停止する際は、減速中の時速約13km以下の時点でエンジンをストップするため燃費の向上につながるのだ。この機能はブレーキペダルを離せばエンジンが自動的に再始動しますのでスムーズな運転ができる。メーター内にはECOドライブアシストというインジケータが表示されエコドライブの目安を知ることが可能だ。
三菱eKスペースの車内空間
■汚れに強いシート
三菱eKスペースの搭乗人数は4名。シート全席の柄付部には撥水シート生地を使用しているので、雨の日に濡れた傘で汚しても拭き取りやすく、車内を清潔に保てる。またシート座面には消臭シート生地を採用。車内でタバコを吸ったり、飲食してもニオイを瞬時に吸着して分解してくれる。
持続性にも優れた消臭性を発揮するので、いつまでも嫌なニオイが車内に残留しないのだ。さらに、ドライバーの座面には運転席シートヒーターを設置し冬場の寒い季節にもストレスなく、快適なドライビングが可能だ。
■インテリアは広くて快適さ抜群!!
三菱eKスペースには機能性に優れた快適なインテリアがある。ナノイー機能搭載のリヤサーキュレーターによって、車内にクリーンな空気を循環させることが可能、さらに弱酸性の水に包まれた微粒子イオンナノイーが含まれているので、髪や肌にも優しい車内環境が実現できる。
三菱eKスペースはドライバーが運転しやすいように、細いAピラーとワイドなフロントクォーターガラスを採用している。これによって広く見やすい視界を確保し、また室内高1400mmのゆとりのある車内スペースは、圧迫感のない快適な乗り心地を与えてくれる。
■シートアレンジでラゲッジスペースが広くなる!
三菱eKスペースの特徴の1つに、収納性に優れたラゲッジスペースが挙げられる。スライド量260mmでアレンジの自由度が高いリヤシートを採用しているので、荷物の大きさや量によってラゲッジエリアをフレキシブルに可変することができる。
またリヤシートは単に前後スライドするだけではなく、左右独立フラット格納機構になっているため、例えばゴルフバッグのような長尺モノや、オフロード自転車のような大容量の荷物であっても、スムーズ快適に収納することができる優れものだ。
■その他の快適性を生む機能も充実
三菱eKスペースの車内には、乗る方を快適にする優しい機能や性能が充実している。日射しを遮る高い遮光性能を誇るロールサンシェードは、ダイレクトかつスピーディに引き下ろしできるので、夏場の暑い季節には重宝するだろう。また、車内の空気の衛生環境に配慮しているのも三菱eKスペースの特徴の1つだ。
ナノイー機能搭載のリヤサーキュレーターが後席に風を送って空気を循環し、これに加えてクリーンエアフィルタープラスが花粉や粉じん、ホコリなどの微細な粒子をスクリーニングして空気をろ過してくれる。車内に清潔な空気を送り続けてクリーンな状態を維持できるのだ。
三菱eKスペースの安全性能はどうなのか
■FCM-City搭載!
安全性を重視した三菱eKスペースには、クオリティの高い衝突安全機能が充実している。低車速域衝突被害軽減ブレーキシステムであるFCM-Cityは、通常の走行中に前方車両との衝突の危険を予め察知し、アラーム音と共に自動ブレーキが作動して衝突を回避するよう助けてくれる。
また、ABS EBDによって急ブレーキによるタイヤロックの横滑りを防止して、車体姿勢の安定性を確保できる。そのうえEBDが乗員や積載量を計算し、後輪ブレーキを理想的な制動力にコントロールするのだ。また、誤発進抑制機能も搭載しており、お年寄りなどのによるアクセル・ブレーキの踏み間違いリスクも軽減可能。
■エマージェンシーストップシグナルシステム
エマージェンシーストップシグナルシステムは三菱eKスペースの特徴的な安全装置の1つだ。急ブレーキなどによるABSの作動時に、ハザードランプが自動的に高速点滅して後続車に注意喚起し、玉突き衝突などを回避する。
またテールには消費電力を低減する、LEDリヤコンビランプを採用しているのだ。三菱eKスペースでは全席パワーウィンドウを採用。指や首の挟み込みを自動的に感知して、ウィンドウが自動的に下降・停止するセーフティ機構付なので、小さいお子様のいるご家庭でも安心だ。
■運転支援もすごい!
三菱eKスペースは、ドライバーが安心して運転し続けるための支援システムも豊富だ。突発的な車両の横滑りに対してはASC機能があり、横滑りをコントロールしつつ車両を安定化させるのだ。また後方にバックする際には、リバース連動リヤオートワイパーによって自動的にリヤワイパーが作動。
寒暖差の激しい季節の曇りガラスや、雨の日のガラスの水滴から、ドライバーの運転をサポートする。さらにフロントウインドシールドとフロントドア、フロントクォーターにIRカット/UVカットガラスを採用することで、夏場の暑さ対策やお肌のケアについてサポートをしてくれるのだ。
■ekスペースのバリエーション
便利で快適な装備が満載の三菱eKスペースは、カラーやフォルム、機能、価格など豊富なバリエーションを取り揃えている。T(Safety Package) は、その名の通り充実した安全性能が特徴。低車速域衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM-City]や、誤発進抑制機能がe-Assistとしてパッケージ化されている。
さらに1ランク上のG/G(Safety Package) は、同じくe-Assistを標準装備していることに加え、女性に優しい機能が豊富。外観や内装の高級感も忘れていない。M/M(e-Assist)はシンプルな装備でありながらも、燃費性能は抜群。リーズナブルな価格でお求めできる。