トップへ戻る

パーツクリーナーのおすすめ5選!使い方は合ってる?注意点もおさらい

パーツクリーナーのおすすめ5選!使い方は合ってる?注意点もおさらい

車の金属パーツの油汚れをスッキリ洗浄する、パーツクリーナー。効果的に使うのにはいくつかのコツが必要になってきます。使用法を間違えると効果があまりないどころかキケンなことも…!今回は、パーツクリーナーの正しい使い方と人気のおすすめ商品を紹介したいと思います!

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


パーツクリーナーとは?

車の整備の様子

車のメンテナンスをしよう!

車をメンテナンスするには金属パーツの油汚れを落とす作業が欠かせません。この汚れを放置したままにしてしまうと、サビが発生するなどして車の不具合につながり、事故が起きてしまう可能性もあります。

そんなとき使用するのがパーツクリーナーです。スプレータイプが一般的で、家庭で使う洗剤よりきれいに油汚れを落とすことができます。

定期的にこのメンテナンスをしていれば車に異常があったときも見つけやすくなり、トラブルを防ぐことができるので車を長持ちさせることができます。

ですがこのパーツクリーナー、なんとなくお買い得品やいつも同じものを買ってはいませんか?クリーナーは様々な種類があります。用途にあっていないものを選ぶといくらクリーナーを吹きかけても効果を感じにくいなど「買い損」になってしまうことも。

パーツクリーナーの基本的な種類や選び方、その使い方を押さえておけば効果的に作業を勧めることができますので、これから説明していきたいと思います。

パーツクリーナーの種類

パーツクリーナーには主に2つの種類があります。

それは「速乾性」と「遅乾性」です。

「速乾性」はスプレーを吹き付けるだけで油汚れを溶かして吹き飛ばし、そのままパーツ部分も乾くので日常使いに優れています。まだ日の浅い油汚れに効果的です。

「遅乾性」はなかなか取れないがんこな油汚れに効果的です。クリーナーの成分がゆっくりと乾いていくので、汚れにしっかり浸透・分解していきます。

油汚れが取れたあとはまだクリーナー成分のアルコール液体が残っているので、きれいな布やウェスでふき取りましょう。

パーツクリーナーの使い方

ホンダ・シビック・スポーツライン(欧州仕様)

ホンダ・シビック・スポーツライン(欧州仕様)ボンネット内

パーツクリーナーでのメンテナンスは注意点を守って使用すればそれほど難しい作業ではありません。

まず油汚れのある金属パーツにクリーナーを吹きかけ、きめの細かい掃除用のブラシで汚れをこすり落とします。

そして使い捨ててもいい布で汚れごとしっかりと拭き取ります。油汚れを落としたパーツは同時に油分も全て落ちた状態になっているので、サビ止め用の油や潤滑油を塗りましょう。

次にパーツクリーナーの使用対象別種類と注意点を説明していきたいと思います。

金属用パーツクリーナーは塗布部分に注意

パーツクリーナーには「プラスチック用パーツクリーナー」と「金属用パーツクリーナー」があります。購入前、使用前にどのタイプかをきちんとチェックしておきましょう。

プラスチックパーツクリーナーは、プラスチック・金属の混合したパーツ部分に使うことができます。

対して金属用パーツクリーナーは金属部分の油汚れを落とすのに特化したものです。強力な洗浄能力がありますが、プラスチックやゴム、また車の塗装面などに付着すると溶かしてしまう恐れがあります。

また、スプレー時にまわりの樹脂や木製のものにもかからないように注意しましょう。

主に有機溶剤の少ないクリーナーはホームセンターなどで安価で購入でき、専門店や工具店などでは有機溶剤を多く含んだ高価な製品が販売されています。

パーツクリーナーのお供にしたい掃除用ブラシ

クリーナーを吹きかけたあとに活躍するのが掃除用ブラシ。そのブラシには多くワイヤーブラシが使われています。ワイヤーブラシと一言で言っても、その素材は様々。

ブラシ部分は、固い順から鋼線、ステンレス、真鍮、ナイロンがあります。中には硬い素材から柔らかい素材までをセットにして売っている商品もあります。

がんこな油汚れを落とすところから、最後の仕上げまで用途に合わせて使っていきましょう。

パーツクリーナー使用上の注意点

パーツクリーナーに使用されている有機溶剤は人体に危険な物質で、素手などにかかってしまうと皮膚から体内に吸収される恐れがあります。そのため、手袋や作業着を着用し、スプレーが皮膚にかからないようにする必要があります。

もし皮膚にかかってしまった場合は、すぐに流水と石けんで洗い流しましょう。それでも皮膚が異常に乾燥したり、赤くなったり、皮膚に痛みを感じるときは病院で診てもらう必要があります。

また、有機溶剤は揮発性が高いので、スプレーの気体を吸ってしまうと危険です。作業をするときは屋外で、風上または風通しの良いところで行い気体を吸い込まないようにしましょう。

もし気体を吸い込んで、めまいや頭痛、吐き気、感覚が鈍くなったり、脱力感があったり、意識が乱れる、意識喪失などの症状が現れた場合は回復したあとであっても病院で医師の診断・手当を受けましょう。

さらに、パーツクリーナーにはアルコールも含まれているので火気厳禁です。高温になる場所、例えば車内などに置いておくと熱で爆発する恐れがあります。

保管するときは、直射日光の当たらない安全なところ(日影または室内)で保管しましょう。

パーツクリーナーのおすすめ商品紹介

それでは、おすすめのパーツクリーナーを紹介していきたいと思います。

1. KURE パーツクリーナー

「呉工業株式会社」は自動車関連用品や潤滑剤などで有名な老舗メーカーです。そんな会社の定番の人気商品がこの「KURE パーツクリーナー」

速乾性タイプで各種金属パーツの汚れを強力に落とします。また青ニス除去にも最適です。

車や自転車といったものだけでなく、家庭のカギ穴などの汚れを落とすのに活用している人もいます。愛用者が多いので信頼度の高い商品と言えるでしょう。

KURE(呉工業) パーツクリーナー(速乾タイプ)560ml NO1421

2. KURE 遅乾性パーツクリーナー

そんな呉工業株式会社からもうひとつ。じっくりと汚れを落とす遅乾性タイプです。

スプレー後、30分ほど経ってからきめの細かいブラシで掃除をすると金属本来の輝きが戻ってきます。

また、缶を逆さにしてもスプレーでき、日頃なかなか手の行き届かないパーツもしっかりときれいにしてくれます。

KURE 遅乾性パーツクリーナー #1431 420ML

3. ワコーズ BC-8 ブレーキ&パーツクリーナー

「ワコーズ」はカーケア製品の製造・開発・販売を行っている「和光ケミカル」のブランドです。

そこでまず人気の商品がこの「ワコーズ BC-8 ブレーキ&パーツクリーナー8 A188」です。

有機溶剤中毒予防規制を受けない毒性の少ない溶剤を使用。脱脂洗浄や油脂汚れに威力を発揮する中乾性の洗浄スプレーです。

ワコーズ BC-8 ブレーキ&パーツクリーナー8

4. ワコーズ BC-9 ブレーキ&パーツクリーナー

こちらはワコーズの速乾性タイプのパーツクリーナーです。

前述の「ワコーズ BC-8 ブレーキ&パーツクリーナー8 A188」はゴムやプラスチック、塗装面に使用することはできませんが、この速乾性タイプではゴムやプラスチックへの影響が少なく、電子部品などを洗浄することもできます。

ワコーズ BC-9 ブレーキ&パーツクリーナー9

5. AZ 速乾強力パーツクリーナー

「株式会社エーゼット」はオイル・潤滑油・グリースなどを取り扱う人気メーカーのひとつ。

人気商品である「AZ 強力パーツクリーナー931」は、非塩素系溶剤を主剤にした強力速乾性タイプ。

標準装備で折れるノズルが缶についているので収納もラクラク。大容量でリーズナブルのこの商品は日常使いとして必須アイテムでしょう。

AZ速乾強力パーツクリーナー 840ml

まとめ

ホンダ・シビック・スポーツライン(欧州仕様)

ホンダ・シビック・スポーツライン(欧州仕様)

さっそうと街を駆け抜ける美しい車も日々のメンテナンスがあってのもの。

真に車を愛する人であれば細かいパーツひとつひとつの手入れを怠らないものです。

自分のお気に入りのパーツクリーナーを数種類そろえて、自分のメンテナンスの腕にも車にも、日々磨きをかけていきましょう!

関連する投稿


車のエアコンガス チャージ・補充方法は?入れ方や料金を徹底解説

車のエアコンガス チャージ・補充方法は?入れ方や料金を徹底解説

季節の変化で気温が変わると必要になるのが車のエアコン。車のエアコンが効かなくなると、ドライブが快適ではなくなるだけでなく、車内が不快な環境になることもあります。今回は、そのエアコンのために補充が必要なエアコンガスについて、エアコンガスが少なくなったときに出る症状、補充の費用目安、自分での補充を行う場合の手順など徹底解説します。


【ホイール塗装】 DIYでホイール塗装にチャレンジ!塗装方法やおすすめ商品もご紹介

【ホイール塗装】 DIYでホイール塗装にチャレンジ!塗装方法やおすすめ商品もご紹介

ホイールのイメージチェンジで塗装をしたいけれど、塗装料金が高いことから断念しているといった方はいませんか?それならDIYでチャレンジしてみてもいいかもしれません!今回の記事では、缶スプレーを使ってホイール塗装をする方法をまとめています。おすすめ商品も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。


【豆知識】初めての免許更新!運転免許証の更新ハガキが届いたら

【豆知識】初めての免許更新!運転免許証の更新ハガキが届いたら

運転免許証の更新ハガキ(更新連絡書)は、免許更新年の誕生日40日前から35日前ごろまでに、各都道府県の公安委員会から届くことになっています。ハガキを見ると免許証の更新手続きがどのようなものなのか気になってきますよね。今回の記事では、免許の更新がなぜ必要なのかという疑問から更新の手続きまでを説明します。


釣りに行くならこの車!おすすめグッズ5選&おすすめ車種10選

釣りに行くならこの車!おすすめグッズ5選&おすすめ車種10選

釣り人の「足」として欠かせないアイテムが「車」!車釣行派であれば愛車にさまざまなグッズを備えておくことで、快適かつ便利に釣行を楽しむことができますよね。そこで今回は、そんな釣行車に備えておきたい「おすすめグッズ5商品」と「釣り用におすすめの10車種」を紹介します!


パーツクリーナーとは?使い方やおすすめのアイテムまで徹底解説

パーツクリーナーとは?使い方やおすすめのアイテムまで徹底解説

カー用品店などで見かけることの多いパーツクリーナーですが、実際には使ったことがないという方もいらっしゃるでしょう。そこで、パーツクリーナーの役割や使い方、おすすめアイテムなどを紹介します。


最新の投稿


ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツは2024年11月5日に、コンパクトSUV「ロッキー」の一部改良モデルを発表しました。安全性を高めたほか、価格を改定したといいます。


車の雪対策に!準備しておきたいグッズや降雪時の運転前・運転中・駐車時に気を付けるべきポイントを徹底解説

車の雪対策に!準備しておきたいグッズや降雪時の運転前・運転中・駐車時に気を付けるべきポイントを徹底解説

突然の積雪に見舞われると、準備不足から大きなトラブルにつながることもあります。雪による交通事故や車の故障を防ぐためには、事前の準備と適切な対策が欠かせません。この記事では、車の雪対策として、事前に揃えておきたいグッズや雪道での運転時の注意点、駐車時の積雪への対策などを詳しく解説します。これから始まる寒い季節に備え、この記事を参考に雪対策の準備を整えておきましょう。


MOTA(モータ)の新車見積は超便利!自宅で簡単比較見積

MOTA(モータ)の新車見積は超便利!自宅で簡単比較見積

MOTA(モータ)が提供する新車見積は、これから新車を購入する人にオススメのサービスです。通常、新車を購入するには、ディーラーや販売店へ足を運んで見積りや商談を直接やり取りしたり、比較検討するために複数のディーラーや販売店へ出向かなければならなかったりと大変です。しかし、MOTA(モータ)の新車見積は自宅に居ながらWEBだけで、気になる新車を簡単に複数のディーラーや販売店から見積りをしてもらうことが可能です。そこで本記事では、MOTA(モータ)の新車見積サービスについて、特徴からメリット・デメリット、そして利用方法についても詳しく解説していきます。新車購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。


スバル新型「サンバーバン」発表!安全性高めた「軽バン」登場

スバル新型「サンバーバン」発表!安全性高めた「軽バン」登場

スバルは2024年11月7日に、軽バン「サンバーバン」の一部改良モデルを発表しました。側面衝突時の乗員保護を高めたといいます。


オートウェイのタイヤは安い?特徴・注意点や購入の流れを解説

オートウェイのタイヤは安い?特徴・注意点や購入の流れを解説

タイヤが安く買えることをテレビCMなどでアピールしている「オートウェイ」。本当に安く買えるのでしょうか。また、安く買えたとしても品質に問題はないのか不安に思われる方もいるでしょう。さらに、オートウェイはネットで簡単にタイヤが買えますが、取り付けはどうすればいいのか気になるところです。そこで本記事では、オートウェイの特徴や注意点をはじめ、本当に安いのか、品質は大丈夫なのかということや、購入して取り付けするまでの流れも解説します。そろそろタイヤ交換を考えている方は、この記事を読んで参考にしてください。