トップへ戻る

125ccのバイクが運転できる免許は?最短2日でライダーの仲間入り?!

125ccのバイクが運転できる免許は?最短2日でライダーの仲間入り?!

バイクの免許は排気量によって種類が分けられています。普通自動二輪免許もやはり教習時間が長く、毎日通ったとしても教習所の卒業までに2週間から1ヶ月程度はかかってしまいます。だからといって、50cc以下の原付1種では物足りない…そんな方の間で人気なのが125ccクラスのバイクです。今回は125ccクラスのバイクの魅力や免許の取得の方法などについてご紹介します。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


125ccバイクの魅力とは?

ヤマハ NMAX(左)、ベスパ プリマベーラ(中)、プジョー スピードファイト(右)

ヤマハ NMAX(左)、ベスパ プリマベーラ(中)、プジョー スピードファイト(右)

125ccクラスのバイクは人気も高いことから原付1種と比較するとデザインなどの選択肢も広がります。

とはいえ、どういった魅力があるのかわからないという方も多いようです。そこで、まずは125ccクラスのバイクとはどういったものなのか、そして魅力についてご紹介します。

125ccのバイクは厳密には124cc?

ホンダ PCXハイブリッド

ホンダ PCXハイブリッド

バイクのカタログなどで排気量の数値を見てみると125ccクラスのバイクでも実際は124ccと表記されているものがほとんどです。

そのため、小型限定普通自動二輪免許では124ccまでしか乗ることができないと思われている方も多いようです。しかし、実際には125ccのバイクまで運転可能です。この免許について詳しくは後ほどご紹介します。

125ccのバイクが実際には124ccとなっている理由は、製造時の寸法公差などの差があっても、必要となる免許証が変わったりしないようにするため。126ccからは小型限定普通自動二輪免許では運転できなくなってしまうので、そんなことがあっては困りますよね。そのため、やや少なめの排気量に設計されることが常となっています。

もちろん、125cc以下の排気量を持つバイクであれば問題なく小型限定普通自動二輪免許で運転することが可能です。

125ccバイクのメリット・デメリット

ホンダ モンキー125

ホンダ モンキー125

125ccバイクのメリットはやはり気軽に乗ることができるという点でしょう。いわゆる中型と呼ばれるサイズのバイクと比較すると価格も安く、軽量なので取り回しも楽です。

また、原付1種の場合、時速30kmまでの速度制限や走行可能な車線などに制限があり、長距離の移動にはあまり適していません。それに対して、125ccクラスになると他の車両と同じ条件での走行が可能なので、長距離のツーリングも快適に楽しめます。

また、このクラスまでは自動車重量税非課税で、自賠責保険料も原付1種と同様で安価なので維持費が安いという点もメリットです。

一方でデメリットとしては高速道路や自動車専用道路などの走行ができないという点が挙げられます。高速道路などを走行したいのであれば126cc以上のバイクを選ぶ必要があります。

とはいえ、一般道は中型以上のバイクと同様の条件で走行可能なので日常の足としては十分に利用できます。

125ccバイクに乗るために必要な免許

続いては125ccのバイクに乗るために必要な免許についてご紹介します。

小型限定普通二輪免許

ホンダ CB125R

ホンダ CB125R

125ccまでのバイクに乗るために必要なのが小型限定普通二輪免許です。原付1種の場合、実技試験がありませんので、試験場で筆記試験と講習を受けるだけで取得できますが、小型限定普通自動二輪になると教習所を利用するのが一般的です。

最初から試験場に行って取得することも可能ですが、実技試験もあり、かなり難しいのでバイクに乗った経験のない初心者の方にはハードルが高く、あまり現実的ではありません。

この免許を取得することによってすべての125ccまでのバイクに乗ることができるようになります。

AT限定小型限定普通二輪免許

スズキ スウィッシュ

スズキ スウィッシュ

125ccまでのバイクに乗ることのできる免許はもうひとつあります。それがAT限定小型限定普通二輪免許です。こちらはその名の通り、AT車に限定される免許です。

近年ではこのクラスのスクーターなどのAT車も増えており、選択肢はかなり多くなっています。MT車と比較するとギアチェンジなども必要ありませんので、より快適な走行が可能です。

とはいえ、乗ることのできるバイクの種類は限定されてしまいますので、自分がどんなバイクに乗りたいのかをしっかりと考えた上で、どちらの免許を取得するのかを考えるようにしましょう。

何歳から取得できる?費用は?最短期間は?

プジョー ジャンゴ125 エバージョンABS

プジョー ジャンゴ125 エバージョンABS

小型限定普通自動二輪免許はAT限定ともに16歳から取得可能となっています。大型自動二輪免許や自動車免許は18歳からですので、それより早く取得できるということになります。ただし2人乗りは免許を取得してから1年後からとなっていますので注意が必要です。

費用は教習所によって多少のバラつきがありますが10万円前後が相場です。普通自動車免許をすでに所持している場合は7万円前後から取得可能となります。

自動車免許所持者なら最短2日で取得できる?

普通自動車免許を持っている方なら、AT小型限定普通自動二輪免許は最短2日で教習所を卒業することができます。学科試験と免許発行にプラス1日必要ですので実質は3日間となります。

このように、短い期間で取得することができるという点も小型限定普通自動二輪の魅力となっています。

仕事の関係などでできるだけ早く移動手段が欲しいという方にもおすすめです。

小型限定普通二輪免許取得までの流れ

ヤマハ トリシティ125 ABS

ヤマハ トリシティ125 ABS

最後に小型限定普通自動二輪免許取得までの流れをご紹介しましょう。

まずは教習所に申し込みをして教習を受けます。実技・学科の教習は2~3日かけて受けるという形が一般的です。その後、卒業検定を受けて合格すれば卒業です。

教習所を卒業したら管轄の試験場で学科試験を受けることになります。この試験に合格すればその日の内に免許が発行され、125ccまでのバイクの運転が可能となります。

125ccのおすすめバイク

スズキ GSX-S125 ABS

スズキ GSX-S125 ABS

125ccのバイクにもさまざまな選択肢があります。中でも人気なのはスズキのGSX-S125です。このサイズとは思えないほどにパワフルでスポーティな走りを楽しむことができます。初心者の方でも乗りやすいサイズながら、本格的なツーリングを楽しみたいという方におすすめです。

アメリカンタイプといえば、大型のイメージが強いですが、125ccのものも案外少なくありません。カワサキ・エリミネーター125や、かなりの希少車ですがヤマハのドラッグスター125などはこのサイズながらアメリカンのチョッパースタイルとなっています。

まとめ

プジョー スピードファイト(左)、ヤマハ NMAX(中)、ベスパ プリマベーラ(右)

プジョー スピードファイト(左)、ヤマハ NMAX(中)、ベスパ プリマベーラ(右)

125ccクラスになると原付1種と比較すると、バイクの選択肢も多く、より快適な走行を楽しめることから人気です。

維持費の面でも中型以上のバイクと比較するとかなり安く、まさに気軽に楽しむことのできるバイクとなっています。

これからバイクの免許を取得することを考えているのであれば125ccまでのバイクに乗ることができる小型限定自動二輪免許も視野に入れてみてはいかがでしょうか?

関連するキーワード


免許 バイク

関連する投稿


【2024年最新】125ccバイクのおすすめ車種紹介!保険や税金など維持費も解説

【2024年最新】125ccバイクのおすすめ車種紹介!保険や税金など維持費も解説

125ccバイクは原付二種とも呼ばれますが、50cc以下のバイクである原付一種とは違い、30km/hの速度制限や二段階右折といったルールはありません。しかも、取り回しが楽で維持費も経済的と、通勤・通学などの日常使いからツーリングまで幅広くこなせる魅力的なバイクです。本記事では、現在新車で販売されている125ccバイクの中から、おすすめの車種を紹介するとともに、保険や税金などの維持費も解説します。


バイクにも希望ナンバー制が導入される?国交省が検討を開始

バイクにも希望ナンバー制が導入される?国交省が検討を開始

国土交通省は、二輪車ナンバープレートの様式を見直すとともに、総排気量が125ccを超える二輪車に対して希望ナンバー制度導入を検討するワーキンググループを開催することを発表しました。


タイの最新バイク事情 ライフスタイルの変化でバイクは生活の足から余暇の楽しみへ進化

タイの最新バイク事情 ライフスタイルの変化でバイクは生活の足から余暇の楽しみへ進化

タイでは、ここ数年で庶民の足である小型バイクの市場が活性化しています。バイク市場の現状とその背景にある庶民のライフスタイルの変化について、ご紹介します。


東京モーターサイクルショー2023開催!チケット購入方法や開催概要を紹介

東京モーターサイクルショー2023開催!チケット購入方法や開催概要を紹介

3月24日から3月26日の3日間、出展者数・出展規模が過去最大となる「第50回 東京モーターサイクルショー」が開催されます。イベントの概要やチケットの購入方法、注意事項などを紹介します。


【2023年版】125ccバイクおすすめ15選!マニュアルからスクーターまでまとめてチェック!

【2023年版】125ccバイクおすすめ15選!マニュアルからスクーターまでまとめてチェック!

原付一種のような二段階右折や最高時速30km/hの縛りなし!手軽さはそのままに、煩わしさを取っ払った“ちょうどいい”がいっぱいの原付二種。通勤通学はもちろん、ツーリングも楽しめる上、リーズナブルな維持費も魅力的な125ccバイク。おすすめ車種をタイプ別に紹介します。


最新の投稿


2024-2025年末年始の新幹線 混雑予想・予測!帰省ラッシュ・Uターンラッシュはいつ?

2024-2025年末年始の新幹線 混雑予想・予測!帰省ラッシュ・Uターンラッシュはいつ?

2024年(令和6年)〜2025年(令和7年)の年末年始は最大9連休!大型連休となる今年の年末年始の新幹線の混雑状況はどのぐらいになるのでしょうか。また、帰省ラッシュ・Uターンラッシュはいつ発生するのでしょうか。昨年の年末年始のJR東日本・JR西日本における新幹線が混雑した日から、2024~2025年の新幹線の混雑日予測を紹介します。


【カー用品】Amazonブラックフライデー2024で買うべきおすすめカー用品をピックアップ

【カー用品】Amazonブラックフライデー2024で買うべきおすすめカー用品をピックアップ

Amazonブラックフライデー(BLACK FRIDAY)は、年間を通して最大級のセールイベントの一つ。この期間中、多くの人気商品が大幅値引きされ、普段は手が届きにくいアイテムも手に入れるチャンスです。特にカー用品は、機能的なものからドライブを快適にするグッズまで幅広く揃っており、車好きには見逃せないセールです。この記事では、Amazonブラックフライデー(BLACK FRIDAY)で買うべきおすすめのカー用品を紹介します。


ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツは2024年11月5日に、コンパクトSUV「ロッキー」の一部改良モデルを発表しました。安全性を高めたほか、価格を改定したといいます。


車の雪対策に!準備しておきたいグッズや降雪時の運転前・運転中・駐車時に気を付けるべきポイントを徹底解説

車の雪対策に!準備しておきたいグッズや降雪時の運転前・運転中・駐車時に気を付けるべきポイントを徹底解説

突然の積雪に見舞われると、準備不足から大きなトラブルにつながることもあります。雪による交通事故や車の故障を防ぐためには、事前の準備と適切な対策が欠かせません。この記事では、車の雪対策として、事前に揃えておきたいグッズや雪道での運転時の注意点、駐車時の積雪への対策などを詳しく解説します。これから始まる寒い季節に備え、この記事を参考に雪対策の準備を整えておきましょう。


MOTA(モータ)の新車見積は超便利!自宅で簡単比較見積

MOTA(モータ)の新車見積は超便利!自宅で簡単比較見積

MOTA(モータ)が提供する新車見積は、これから新車を購入する人にオススメのサービスです。通常、新車を購入するには、ディーラーや販売店へ足を運んで見積りや商談を直接やり取りしたり、比較検討するために複数のディーラーや販売店へ出向かなければならなかったりと大変です。しかし、MOTA(モータ)の新車見積は自宅に居ながらWEBだけで、気になる新車を簡単に複数のディーラーや販売店から見積りをしてもらうことが可能です。そこで本記事では、MOTA(モータ)の新車見積サービスについて、特徴からメリット・デメリット、そして利用方法についても詳しく解説していきます。新車購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。