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125ccのバイクが運転できる免許は?最短2日でライダーの仲間入り?!

125ccのバイクが運転できる免許は?最短2日でライダーの仲間入り?!

バイクの免許は排気量によって種類が分けられています。普通自動二輪免許もやはり教習時間が長く、毎日通ったとしても教習所の卒業までに2週間から1ヶ月程度はかかってしまいます。だからといって、50cc以下の原付1種では物足りない…そんな方の間で人気なのが125ccクラスのバイクです。今回は125ccクラスのバイクの魅力や免許の取得の方法などについてご紹介します。

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125ccバイクの魅力とは?

ヤマハ NMAX(左)、ベスパ プリマベーラ(中)、プジョー スピードファイト(右)

ヤマハ NMAX(左)、ベスパ プリマベーラ(中)、プジョー スピードファイト(右)

125ccクラスのバイクは人気も高いことから原付1種と比較するとデザインなどの選択肢も広がります。

とはいえ、どういった魅力があるのかわからないという方も多いようです。そこで、まずは125ccクラスのバイクとはどういったものなのか、そして魅力についてご紹介します。

125ccのバイクは厳密には124cc?

ホンダ PCXハイブリッド

ホンダ PCXハイブリッド

バイクのカタログなどで排気量の数値を見てみると125ccクラスのバイクでも実際は124ccと表記されているものがほとんどです。

そのため、小型限定普通自動二輪免許では124ccまでしか乗ることができないと思われている方も多いようです。しかし、実際には125ccのバイクまで運転可能です。この免許について詳しくは後ほどご紹介します。

125ccのバイクが実際には124ccとなっている理由は、製造時の寸法公差などの差があっても、必要となる免許証が変わったりしないようにするため。126ccからは小型限定普通自動二輪免許では運転できなくなってしまうので、そんなことがあっては困りますよね。そのため、やや少なめの排気量に設計されることが常となっています。

もちろん、125cc以下の排気量を持つバイクであれば問題なく小型限定普通自動二輪免許で運転することが可能です。

125ccバイクのメリット・デメリット

ホンダ モンキー125

ホンダ モンキー125

125ccバイクのメリットはやはり気軽に乗ることができるという点でしょう。いわゆる中型と呼ばれるサイズのバイクと比較すると価格も安く、軽量なので取り回しも楽です。

また、原付1種の場合、時速30kmまでの速度制限や走行可能な車線などに制限があり、長距離の移動にはあまり適していません。それに対して、125ccクラスになると他の車両と同じ条件での走行が可能なので、長距離のツーリングも快適に楽しめます。

また、このクラスまでは自動車重量税非課税で、自賠責保険料も原付1種と同様で安価なので維持費が安いという点もメリットです。

一方でデメリットとしては高速道路や自動車専用道路などの走行ができないという点が挙げられます。高速道路などを走行したいのであれば126cc以上のバイクを選ぶ必要があります。

とはいえ、一般道は中型以上のバイクと同様の条件で走行可能なので日常の足としては十分に利用できます。

125ccバイクに乗るために必要な免許

続いては125ccのバイクに乗るために必要な免許についてご紹介します。

小型限定普通二輪免許

ホンダ CB125R

ホンダ CB125R

125ccまでのバイクに乗るために必要なのが小型限定普通二輪免許です。原付1種の場合、実技試験がありませんので、試験場で筆記試験と講習を受けるだけで取得できますが、小型限定普通自動二輪になると教習所を利用するのが一般的です。

最初から試験場に行って取得することも可能ですが、実技試験もあり、かなり難しいのでバイクに乗った経験のない初心者の方にはハードルが高く、あまり現実的ではありません。

この免許を取得することによってすべての125ccまでのバイクに乗ることができるようになります。

AT限定小型限定普通二輪免許

スズキ スウィッシュ

スズキ スウィッシュ

125ccまでのバイクに乗ることのできる免許はもうひとつあります。それがAT限定小型限定普通二輪免許です。こちらはその名の通り、AT車に限定される免許です。

近年ではこのクラスのスクーターなどのAT車も増えており、選択肢はかなり多くなっています。MT車と比較するとギアチェンジなども必要ありませんので、より快適な走行が可能です。

とはいえ、乗ることのできるバイクの種類は限定されてしまいますので、自分がどんなバイクに乗りたいのかをしっかりと考えた上で、どちらの免許を取得するのかを考えるようにしましょう。

何歳から取得できる?費用は?最短期間は?

プジョー ジャンゴ125 エバージョンABS

プジョー ジャンゴ125 エバージョンABS

小型限定普通自動二輪免許はAT限定ともに16歳から取得可能となっています。大型自動二輪免許や自動車免許は18歳からですので、それより早く取得できるということになります。ただし2人乗りは免許を取得してから1年後からとなっていますので注意が必要です。

費用は教習所によって多少のバラつきがありますが10万円前後が相場です。普通自動車免許をすでに所持している場合は7万円前後から取得可能となります。

自動車免許所持者なら最短2日で取得できる?

普通自動車免許を持っている方なら、AT小型限定普通自動二輪免許は最短2日で教習所を卒業することができます。学科試験と免許発行にプラス1日必要ですので実質は3日間となります。

このように、短い期間で取得することができるという点も小型限定普通自動二輪の魅力となっています。

仕事の関係などでできるだけ早く移動手段が欲しいという方にもおすすめです。

小型限定普通二輪免許取得までの流れ

ヤマハ トリシティ125 ABS

ヤマハ トリシティ125 ABS

最後に小型限定普通自動二輪免許取得までの流れをご紹介しましょう。

まずは教習所に申し込みをして教習を受けます。実技・学科の教習は2~3日かけて受けるという形が一般的です。その後、卒業検定を受けて合格すれば卒業です。

教習所を卒業したら管轄の試験場で学科試験を受けることになります。この試験に合格すればその日の内に免許が発行され、125ccまでのバイクの運転が可能となります。

125ccのおすすめバイク

スズキ GSX-S125 ABS

スズキ GSX-S125 ABS

125ccのバイクにもさまざまな選択肢があります。中でも人気なのはスズキのGSX-S125です。このサイズとは思えないほどにパワフルでスポーティな走りを楽しむことができます。初心者の方でも乗りやすいサイズながら、本格的なツーリングを楽しみたいという方におすすめです。

アメリカンタイプといえば、大型のイメージが強いですが、125ccのものも案外少なくありません。カワサキ・エリミネーター125や、かなりの希少車ですがヤマハのドラッグスター125などはこのサイズながらアメリカンのチョッパースタイルとなっています。

まとめ

プジョー スピードファイト(左)、ヤマハ NMAX(中)、ベスパ プリマベーラ(右)

プジョー スピードファイト(左)、ヤマハ NMAX(中)、ベスパ プリマベーラ(右)

125ccクラスになると原付1種と比較すると、バイクの選択肢も多く、より快適な走行を楽しめることから人気です。

維持費の面でも中型以上のバイクと比較するとかなり安く、まさに気軽に楽しむことのできるバイクとなっています。

これからバイクの免許を取得することを考えているのであれば125ccまでのバイクに乗ることができる小型限定自動二輪免許も視野に入れてみてはいかがでしょうか?

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