125ccバイクに乗れる免許は?
《写真提供:response》《写真撮影 雪岡直樹》 ホンダ PCX
125ccバイクは原付二種とも呼ばれますが、50cc以下の原付一種とは違い、原付免許もしくは普通自動車免許では乗れません。125ccバイクに乗るには、小型限定普通二輪免許以上が必要です。
小型限定普通二輪免許は、125ccまでのバイクに乗れる免許で、スクーターなどクラッチ・ギヤ操作が不要なバイクにしか乗らない人のためのAT限定免許もあり、16歳以上で取得できます。
いきなり運転免許試験場で受験する「飛び込み試験(一発試験)」なら、取得費用も安く合格したその日に免許が取得できますが、難易度が高いため、失敗すると何度もチャレンジすることとなり、結局時間とお金を使うことになってしまう可能性も。
費用はかかりますが、確実に小型限定普通二輪免許を取得するなら教習所がおすすめです。教習所であれば、限定無しで最短6日、AT限定なら最短5日で取得可能です。また、普通自動車免許を持っていれば学科が免除されるので、さらに短期間で取得できます。
125ccバイクのメリット・デメリット
《写真提供:response》《写真撮影 真弓悟史》 スズキ「アドレス125」&「アヴェニス125」
125ccバイクには、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
■メリット
125ccバイクは、法定最高速度が60km/h、交差点での二段階右折も不要なため、一般道では車や排気量の大きなバイクと同じようにストレスなく走行できます。免許取得から1年以上経過すれば二人乗りも可能なので、50cc以下の原付一種に比べて使い勝手の良さがメリットです。
また、車検や自動車重量税もなく、毎年の自動車税や自賠責保険も安くすみ、自動車の任意保険に入っていればファミリーバイク特約で安価に加入できるため、126cc以上のバイクに比べて維持費が安いところも魅力です。
車両重量は130kg前後なので街中の道路も軽快に走行でき、押して歩くことも可能なので普段の足としても最適で、実燃費も50km/Lと経済的。車体は新車で25万円から購入できるので、初期費用も維持費も抑えられるうえ手軽に乗れるところが125ccバイクのメリットです。
■デメリット
125ccバイクは、高速道路や自動車専用道路を走れないため、ツーリングなど長距離移動でも下道しか使えないので、ストレスを感じることも。国道によっては、突然自動車専用道路に切り替わるケースがあるので、慣れていない道では注意が必要です。
排気量が125ccしかないため、登り坂や二人乗りでの走行にはパワー不足を感じることも。また、車検がないため、バイクのメンテナンスは自己管理する必要があります。自分で行う自信がない方は、ショップに依頼するのが安心です。
125ccバイクの維持費について
維持費が安いといわれる125ccバイクですが、実際にどれくらいかかるのか具体的に解説します。
■税金について
125ccバイクの税金は、毎年2,400円のみです。これは、毎年4月1日時点の所有者に納税義務が生じる軽自動車税(種別割)で、1年分を前払いします。90cc以下のバイクに比べれば高くなりますが、その差は年間400円のみ。126cc~250ccの3,600円や251cc以上の6,000円に比べれば安くすみます。加えて、125ccバイクには車検がないため、自動車重量税は発生しません。
■保険について
125ccバイクを公道で走らせるには、強制保険とも呼ばれる自賠責保険への加入が義務となっています。自賠責保険料は下表に示す通り、長い保険期間を選択するほど、1年あたりの保険料が安くなります。
保険期間 | 1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 5年 |
保険料 | 6,910円 | 8,560円 | 10,170円 | 11,760円 | 13,310円 |
1年あたりの保険料 | 6,910円 | 4,280円 | 3,390円 | 2,940円 | 2,662円 |
最長の5年で加入すれば、1年間の保険料がもっとも安くなります。
自賠責保険だけで公道走行は可能になりますが、万が一の事故の際の補償内容が十分ではないため、任意保険と呼ばれる自動車保険への加入を強くおすすめします。任意保険なら、対人や対物の補償が無制限にまで引き上げることができ安心です。
125ccバイクの任意保険料は、加入する人の年齢や等級、保険会社によって異なりますが、年間で1万円程度。自動車の任意保険に入っている方なら、ファミリーバイク特約でさらに安い保険料で加入できます。万が一の時のために、任意保険にもぜひ加入しておきましょう。
125ccバイクのスクータータイプおすすめ車種6選
《写真提供:response》《写真撮影 山内潤也》 スズキ アドレス125 / アヴェニス125
125ccバイクには、各メーカーから数多くのスクーターが販売されています。その中から、おすすめの6車種を紹介します。
■ホンダ PCX
《写真提供:response》 《写真提供 本田技研工業》 ホンダ PCX(マットスーツブルーメタリック)
ホンダ PCXは、外観の各パーツをつなげた造形による流麗なフォルムが特徴で、光と影のコントラストを生むエッジラインとシンプルながらエレガントな表情のフロントフェイスにより、ワンランク上のスクーターかと思わせる、上質で重厚な雰囲気を持つ高級感あるスクーターです。
優れた出力特性と環境性能を両立した「eSP+」エンジンを採用し、なめらかで力強い走りを実現。スイッチひとつでON/OFF可能なアイドリングストップ・システムを搭載し、余分な燃料消費や排出ガスを抑え、高次元の燃費性能と環境性能を発揮しています。
キーを取り出すことなくエンジン始動やロック解除ができる「Honda SMART Keyシステム」や、視認性の高いデジタルメーター、30Lの容量を確保したシート下の荷室や、フロントには500mLのペットボトルなどが収納できるスペースとスマートフォンなどが充電できるUSB Type-Cソケットを装備。気軽に使えて乗りやすいうえに、便利に使えるスクーターです。
カラーは以下の5色がラインアップされています。
・マットスーツブルーメタリック
・マットマインブラウンメタリック
・マットディムグレーメタリック
・パールジャスミンホワイト
・ポセイドンブラックメタリック
【ホンダ PCX】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 1,935mm×740mm×1,105mm |
ホイールベース | 1,315mm |
シート高 | 764mm |
最大乗車定員 | 2名 |
車両重量 | 133kg |
燃費 | WMTCモード:48.8km/L(クラス1・1名乗車時) |
エンジン種類・排気量 | 水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒 ガソリン・124cc |
エンジン最高出力 | 9.2kW(12.5ps)/8,750rpm |
エンジン最大トルク | 12N・m(1.2kgf・m)/6,500rpm |
トランスミッション | 無段変速式(Vマチック) |
新車本体価格 | 330,000円(消費税抜) |
(2024年5月現在 ホンダ公式サイトより)
■ホンダ リード125
《写真提供:response》《写真提供:本田技研工業》 ホンダ リード125(キャンディーノーブルレッド)
ホンダ リード125は、1982年に初代がデビューした歴史あるスクーターで、現行型の5代目は当時からのオーソドックスなスクータースタイルを踏襲しながらも、現代にマッチしたスタイリッシュさを取り入れ、飽きの来ないデザインが特徴です。
力強くなめらかな走りを生む「eSP+」エンジンとアイドリングストップ・システムにより、最高出力11psを発生しながらもWMTCモード49.0km/L(クラス1・1名乗車時)を達成。Honda独自のブレーキシステム「コンビブレーキ」により、バランスのいいブレーキングをサポートしてくれます。
たっぷり入る大容量37Lの荷室は、ヘルメットのほかにB4サイズのバッグも収納でき、ビジネスや買い物に役立つ余裕の積載性が魅力です。
カラーは以下の4色がラインアップされています。
・マットギャラクシーブラックメタリック
・キャンディーノーブルレッド
・ポセイドンブラックメタリック
・パールジャスミンホワイト
【ホンダ リード125】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 1,845mm×680mm×1,130mm |
ホイールベース | 1,275mm |
シート高 | 760mm |
最大乗車定員 | 2名 |
車両重量 | 116kg |
燃費 | WMTCモード:49.0km/L(クラス1・1名乗車時) |
エンジン種類・排気量 | 水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒 ガソリン・124cc |
エンジン最高出力 | 8.3kW(11ps)/8,750rpm |
エンジン最大トルク | 12N・m(1.2kgf・m)/5,250rpm |
トランスミッション | 無段変速式(Vマチック) |
新車本体価格 | 295,000円(消費税抜)※ |
※マットギャラクシーブラックメタリックは300,000円(消費税抜)
(2024年5月現在 ホンダ公式サイトより)
■ヤマハ NMAX
《写真提供:response》《写真提供:ヤマハ発動機》 ヤマハ NMAX ABS(ダークブルー)
ヤマハ NMAXは、ヤマハのスクーター「MAXシリーズ」の最小排気量モデルとして2016年にデビューしました。兄貴分のTMAXやXMAXと同じように力強くワイルドなデザインを採用し、押し出しが強く125ccとは思えないワンランク上の存在感があります。
優れた出力特性とトルク特性により、パワフルさと扱いやすさを備えた「BLUE CORE」エンジンと、アイドリングストップシステムの搭載により、最高出力12psを発生しながらもWMTCモード46.9km/L(クラス1・1名乗車時)を達成。
エンジン・フレームとのバランスを考慮しセッティングされた前後サスペンション、さまざまな路面状況でなめらかな発進性、走行性を支えるトラクションコントロールシステム、前後独立のABSディスクブレーキの採用により、快適な乗り心地と安全な走行を実現しています。
カラーは以下の3色がラインアップされています。
・ダルブルーメタリックC
・マットダークブルーイッシュグレーメタリック4
・マットダークグレーメタリック8
【ヤマハ NMAX】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 1,935mm×740mm×1,160mm |
ホイールベース | 1,340mm |
シート高 | 765mm |
最大乗車定員 | 2名 |
車両重量 | 131kg |
燃費 | WMTCモード:46.9km/L(クラス1・1名乗車時) |
エンジン種類・排気量 | 水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒 ガソリン・124cc |
エンジン最高出力 | 9.0kW(12ps)/8,000rpm |
エンジン最大トルク | 11N・m(1.1kgf・m)/6,000rpm |
トランスミッション | Vベルト式無段変速(オートマチック) |
新車本体価格 | 345,000円(消費税抜) |
(2024年5月現在 ヤマハ公式サイトより)
■ヤマハ トリシティ125
《写真提供:response》《写真提供:ヤマハ発動機》 ヤマハ トリシティ125(ホワイト)
ヤマハ トリシティ125は、前に車輪が2つある3輪タイプのスクーターで、国内の現行スクーターでは唯一の存在です。前を2輪で支えているため、歩道などの段差を斜めに乗り上げても転倒しにくいという特徴を持っています。
スマートフォンに専用アプリ「Yamaha Motorcycle Connect(Y-Connect)」をインストールし、トリシティ125と連携すれば、さまざまな車両情報を手元で確認できます。また、スマートフォンと車両のメーターが連携できるので、SNS通知や通話着信などをメーターにアイコンで表示することも可能です。
容量約23.5Lあるシート下の荷室は、ヘルメットなどが収納できます。前が2輪あるため、車両重量が他の125ccバイクより重たくなり、押して歩く場合は苦労することもありますが、できるだけ転倒を避けて安全に乗りたい方にはおすすめの一台です。
カラーは以下の3色がラインアップされています。
・マットライトグリーニッシュグレーメタリック1
・ホワイトメタリック6
・マットグレーメタリック3
【ヤマハ トリシティ125】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 1,995mm×750mm×1,215mm |
ホイールベース | 1,410mm |
シート高 | 770mm |
最大乗車定員 | 2名 |
車両重量 | 168kg |
燃費 | WMTCモード:44.9km/L(クラス1・1名乗車時) |
エンジン種類・排気量 | 水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒 ガソリン・124cc |
エンジン最高出力 | 9.0kW(12ps)/8,000rpm |
エンジン最大トルク | 11N・m(1.1kgf・m)/6,000rpm |
トランスミッション | Vベルト式無段変速(オートマチック) |
新車本体価格 | 450,000円(消費税抜) |
(2024年5月現在 ヤマハ公式サイトより)
■スズキ バーグマンストリート125EX
《写真提供:response》《写真提供 スズキ》 スズキ バーグマンストリート125EX(パールムーンストーングレー)
スズキ バーグマンストリート125EXは、ワンランク上の上質さと高級感があり、さりげないエレガントさをまとったスタイリングが特徴的です。それでいて、毎日の走りに利便性や高い走行性能も持たせているので、通勤・通学だけでなく、休日のちょっとした遠出など、あらゆるシーンの走行も快適にしてくれます。
アイドリングストップシステムと、サイレントスターターシステムを組み込んだ「SEP-α」エンジンを搭載し、優れた燃費性能と環境性能、そして静粛な始動性を実現。コンパクトで軽量な空冷エンジンは、ピックアップ性能に優れ、機敏さと取り回しやすさが特徴です。
インストルメントパネルは、フル液晶ディスプレイで速度を中央に大きく表示し視認性を高めています。シート下には容量21.5Lの荷室があり、フロントには右側にポケット、左側にUSBソケットを備えたふた付きのインナーボックス、中央に荷物がかけられるフックを装備しています。
カラーは以下の3色がラインアップされています。
・パールムーンストーングレー
・パールミラージュホワイト
・マットブラックメタリックNo.2
【スズキ バーグマンストリート125EX】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 1,905mm×700mm×1,140mm |
ホイールベース | 1,290mm |
シート高 | 780mm |
最大乗車定員 | 2名 |
車両重量 | 112kg |
燃費 | WMTCモード:56.0km/L(クラス1・1名乗車時) |
エンジン種類・排気量 | 強制空冷4サイクルSOHC2バルブ単気筒 ガソリン・124cc |
エンジン最高出力 | 6.1kW(8.3ps)/6,500rpm |
エンジン最大トルク | 10.0N・m(1.0kgf・m)/5,500rpm |
トランスミッション | Vベルト無段変速 |
新車本体価格 | 289,000円(消費税抜) |
(2024年5月現在 スズキ公式サイトより)
■スズキ アドレス125
《写真提供:response》《写真撮影 雪岡直樹》 スズキ アドレス125
スズキ アドレス125は、かつて大ヒットしたアドレスV125の後継車種で、2017年から発売されているスクーターです。曲線を基調とし、スクーター然としたオーソドックスなスタイルは、やわらかみのある印象で、乗り手を選ばないデザインとなっています。
スピードメーターはアナログ、アイドリングストップやサイレントスターターシステムは非搭載ですが、シート下には容量21.8Lの荷室、フロント左側にはペットボトルなどが収まるポケットにUSBソケット、センターには荷掛けフックと必要最低限の装備があり、税抜きで25万円を切る新車価格は魅力的です。
カラーは以下の4色がラインアップされています。
・ダークグリーニッシュブルーメタリック
・マットボルドーレッドメタリック
・パールミラージュホワイト
・マットブラックメタリックNo.2
【スズキ アドレス125】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 1,825mm×690mm×1,160mm |
ホイールベース | 1,265mm |
シート高 | 770mm |
最大乗車定員 | 2名 |
車両重量 | 105kg |
燃費 | WMTCモード:53.8km/L(クラス1・1名乗車時) |
エンジン種類・排気量 | 強制空冷4サイクルSOHC2バルブ単気筒 ガソリン・124cc |
エンジン最高出力 | 6.4kW(8.7ps)/6,750rpm |
エンジン最大トルク | 10.0N・m(1.0kgf・m)/5,500rpm |
トランスミッション | Vベルト無段変速 |
新車本体価格 | 249,000円(消費税抜) |
(2024年5月現在 スズキ公式サイトより)
125ccバイクのネイキッドタイプおすすめ車種9選
《写真提供:response》《写真撮影 真弓悟史》 ヤマハ XSR125(左)とMT-125(右)
125ccバイクには、エンジンがむき出しの「バイク然」としたネイキッドタイプのバイクが数多く販売されています。その中から、おすすめの9車種を紹介します。
■ホンダ CB125R
《写真提供:response》《写真提供:ホンダ》 ホンダ CB125R(マットガンパウダーブラックメタリック)
ホンダ CB125Rは、エンジン、マフラーなど各パーツを中心部に集中配置することで、凝縮感のあるプロポーションが特徴のネイキッドバイクです。デジタルメーターやエアプレーンキャップを採用したタンクは高級感があり、ワンランク上のバイクに乗っている感覚になります。
搭載される「JC91E型」の水冷4ストロークDOHC単気筒エンジンは、最高出力15psを発生し、低回転から高回転までスロットル操作にリニアに応える乗りやすい特性が特徴。車体中心下部に収めたダウンショートマフラーは、マスの集中化に寄与し軽快な走りに貢献しています。
5インチのフルカラーTFT液晶メーターは、速度や回転数だけでなく、燃料残量や時刻、瞬間/平均燃費、燃料消費量など、さまざまな情報を表示してくれます。また、シフトタイミングを知らせてくれるシフトアップインジケーターも装備。任意の回転数に設定できるのもうれしいポイントです。
カラーは以下の2色がラインアップされています。
・マットガンパウダーブラックメタリック
・キャンディーカリビアンブルーシー
【ホンダ CB125R】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 2,040mm×820mm×1,055mm |
ホイールベース | 1,345mm |
シート高 | 815mm |
最大乗車定員 | 2名 |
車両重量 | 130kg |
燃費 | WMTCモード:46.8km/L(クラス2-1・1名乗車時) |
エンジン種類・排気量 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒 ガソリン・124cc |
エンジン最高出力 | 11kW(15ps)/10,000rpm |
エンジン最大トルク | 11N・m(1.1kgf・m)/8,000rpm |
トランスミッション | 常時噛合式6段リターン |
新車本体価格 | 480,000円(消費税抜) |
(2024年5月現在 ホンダ公式サイトより)
■ホンダ CT125・ハンターカブ
《写真提供:response》《写真提供:本田技研工業》 ホンダCT125ハンターカブ(ターメリックイエロー)
ホンダ CT125・ハンターカブは、昔から人気のスーパーカブから派生したモデルで、豊かな自然の中を楽しく駆け回れる性能や装備を充実させたバイクです。プロテクターを装備したアップマフラーが印象的で、野山はもちろん、都会にも映えるスタイルはオシャレです。
アウトドアの走行を想定し、ハイマウント吸気ダクトを採用することで砂ぼこりなどの吸入を低減。また、見晴らしのいいライディングポジションを実現するために、シート高やホイールベースの寸法が吟味され、リラックスした姿勢がとれるアップハンドルが採用されています。
低・中速域での力強さと、環境性能を向上させた空冷の新エンジンを搭載し、野山や街中での乗りやすさと、WMTCモード63.7km/L(クラス1・1名乗車時)という低燃費を実現。フロントにはABSを装備し、滑りやすい砂地でのブレーキングも安心です。
カラーは以下の3色がラインアップされています。
・ターメリックイエロー
・グローイングレッド
・マットアーマードシルバーメタリック
【ホンダ CT125・ハンターカブ】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 1,965mm×805mm×1,085mm |
ホイールベース | 1,260mm |
シート高 | 800mm |
最大乗車定員 | 2名 |
車両重量 | 118kg |
燃費 | WMTCモード:63.7km/L(クラス1・1名乗車時) |
エンジン種類・排気量 | 空冷4ストロークOHC単気筒 ガソリン・123cc |
エンジン最高出力 | 6.7kW(9.1ps)/6,250rpm |
エンジン最大トルク | 11N・m(1.1kgf・m)/4,750rpm |
トランスミッション | 常時噛合式4段リターン |
新車本体価格 | 400,000円(消費税抜) |
(2024年5月現在 ホンダ公式サイトより)
■ホンダ ダックス125
《写真提供:response》《写真提供:本田技研工業》 ホンダ ダックス125(パールグリッターリングブルー)
ホンダ ダックス125は、1969年にデビューしたレジャーバイク「ダックスホンダ」の斬新なデザインを現代風にアップデートして、2022年に発売されたネイキッドバイクです。車名は、小柄かつ低重心で長いホイールベースが胴長短足の猟犬ダックスフントを連想させるところに由来しています。
デザインにも影響しているこだわりのバックボーンフレームをはじめ、小ぶりな丸型ヘッドランプやアップマフラーは、以前のダックスのデザインをそのまま踏襲し、2人乗りを快適に楽しめるように、長くて厚みのあるダブルシートを採用。随所にクロームメッキパーツが使用され質感も高くなっています。
ネイキッドバイクでありながら、クラッチレバー操作が不要なトランスミッションを採用しているので、AT限定免許でも乗れるのはうれしいポイントです。
カラーは以下の3色がラインアップされています。
・パールグリッターリングブルー
・パールネビュラレッド
・パールカデットグレー
【ホンダ ダックス125】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 1,760mm×760mm×1,020mm |
ホイールベース | 1,200mm |
シート高 | 775mm |
最大乗車定員 | 2名 |
車両重量 | 107kg |
燃費 | WMTCモード:65.7km/L(クラス1・1名乗車時) |
エンジン種類・排気量 | 空冷4ストロークOHC単気筒 ガソリン・123cc |
エンジン最高出力 | 6.9kW(9.4ps)/7,000rpm |
エンジン最大トルク | 11N・m(1.1kgf・m)/5,000rpm |
トランスミッション | 常時噛合式4段リターン |
新車本体価格 | 400,000円(消費税抜) |
(2024年5月現在 ホンダ公式サイトより)
■ホンダ モンキー125
《写真提供:response》《写真提供:本田技研工業》 ホンダ モンキー125(バナナイエロー)
ホンダ モンキー125は、1967年から製造・販売が続けられていた50ccモデルのデザインを踏襲し、「楽しさをスケールアップし、遊び心で自分らしさを演出する“アソビの達人”」をコンセプトに2018年から販売されているネイキッドタイプのバイクです。
丸みをおびた台形のフューエルタンク、厚みのあるタックロールシート、小ぶりなヘッドランプケースやアップマフラーなど、かつてのモンキーの雰囲気をそのままに、倒立フロントフォークや液晶タイプのデジタルメーターなど、現代の技術や装備も満載です。
123ccの空冷4ストロークOHC単気筒エンジンは、最高出力9.4psを発生し、WMTCモード70.0km/L(クラス1・1名乗車時)の低燃費を実現。ガソリンタンクは5.6Lも入るので、ちょっとした遠出も安心して出かけられます。
カラーは以下の3色がラインアップされています。
・パールネビュラレッド
・バナナイエロー
・パールシャイニングブラック
【ホンダ モンキー125】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 1,710mm×755mm×1,030mm |
ホイールベース | 1,145mm |
シート高 | 776mm |
最大乗車定員 | 2名 |
車両重量 | 104kg |
燃費 | WMTCモード:70.0km/L(クラス1・1名乗車時) |
エンジン種類・排気量 | 空冷4ストロークOHC単気筒 ガソリン・123cc |
エンジン最高出力 | 6.9kW(9.4ps)/6,750rpm |
エンジン最大トルク | 11N・m(1.1kgf・m)/5,500rpm |
トランスミッション | 常時噛合式5段リターン |
新車本体価格 | 400,000円(消費税抜) |
(2024年5月現在 ホンダ公式サイトより)
■ホンダ グロム
《写真提供:response》《写真提供:本田技研工業》 ホンダ グロム(パールホライゾンホワイト)
ホンダ グロムは、50年来の人気車種であるダックスやモンキーの伝統を継承するコンパクトなロードスターとして、2013年に発売されたネイキッドタイプのバイクです。直線を基調としたデザインは、シャープさとスポーティーさを表現し、コンパクトながら本格的な走りが楽しめる印象を出しています。
わずか103kgの軽量ボディに、最高出力10psを発生する123ccの空冷4ストロークOHC単気筒エンジンと5速マニュアルトランスミッションを組み合わせ、倒立フォーク&モノサスペンションに前後ディスクブレーキを採用するなど、見た目だけでなく実際の走りは本格的です。
メーターはデジタル式とし、走行に必要な多くの情報を表示してくれます。バーグラフ表示のエンジン回転数は、走りの気分を高めてくれ、REVインジケーターによって適切な回転数でシフトアップが実現できる、まさにレーサー気分を味わえます。
カラーは以下の2色がラインアップされています。
・パールホライゾンホワイト
・マットガンパウダーブラックメタリック
【ホンダ グロム】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 1,760mm×720mm×1,015mm |
ホイールベース | 1,200mm |
シート高 | 761mm |
最大乗車定員 | 2名 |
車両重量 | 103kg |
燃費 | WMTCモード:67.8km/L(クラス1・1名乗車時) |
エンジン種類・排気量 | 空冷4ストロークOHC単気筒 ガソリン・123cc |
エンジン最高出力 | 7.4kW(10ps)/7,250rpm |
エンジン最大トルク | 11N・m(1.1kgf・m)/6,000rpm |
トランスミッション | 常時噛合式5段リターン |
新車本体価格 | 355,000円(消費税抜) |
(2024年5月現在 ホンダ公式サイトより)
■ヤマハ MT-125
《写真提供:response》《写真撮影 中野英幸》 ヤマハ MT-125
ヤマハ MT-125は、オンロードレーサーのヤマハ YZF-R125からの派生車種で、ヤマハ「MTシリーズ」の最小排気量モデルに位置するネイキッドタイプのバイクです。ストリートを軽快に走行するために、アップタイプのバーハンドルを装備し、楽な姿勢のライディングポジションがとれます。
LEDプロジェクターヘッドランプ、その上部にはLEDポジションランプを備え、メカニカルな表情が特徴的です。車体全体は、エッジの効いた現代風のデザインとしながらも、タンクを球状設計とし、自由なライディングポジションがとれるなど、機能性とメカニカルな迫力を両立しています。
インナーチューブ37mm径で高い剛性感の倒立式サスペンションを備え、キャスター角を最適化することでクイックなハンドリングを発揮。前後17インチホイールに、282mmの大径ディスクに2ポッドキャリパーを組み合わせたフロントブレーキを採用し、俊敏な運動性能を実現しています。
カラーは以下の3色がラインアップされています。
・パステルダークグレー
・ディープパープリッシュブルーメタリックC
・マットダークグレーメタリック8
【ヤマハ MT-125】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 2,000mm×800mm×1,070mm |
ホイールベース | 1,325mm |
シート高 | 810mm |
最大乗車定員 | 2名 |
車両重量 | 138kg |
燃費 | WMTCモード:49.4km/L(クラス2・1名乗車時) |
エンジン種類・排気量 | 水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒 ガソリン・124cc |
エンジン最高出力 | 11kW(15ps)/10,000rpm |
エンジン最大トルク | 12N・m(1.2kgf・m)/8,000rpm |
トランスミッション | 常時噛合式6速/リターン式 |
新車本体価格 | 450,000円(消費税抜) |
(2024年5月現在 ヤマハ公式サイトより)
■ヤマハ XSR125
《写真提供:response》《写真撮影 中野英幸》 ヤマハ XSR125
ヤマハ XSR125は、ストリートスポーツのヤマハ MT-125からの派生車種で、ヤマハ「XSRシリーズ」の最小排気量モデルに位置するネイキッドタイプのバイクです。ヤマハでは、スポーツヘリテージの部類にラインアップされており、ネオレトロなデザインが特徴。
丸目のヘッドランプに水平基調をベースとするタンク・シートのクラシカルなデザインは、街中でも映えるオシャレさがあり、前後17インチホイールを採用したフルサイズの車体は、125ccとは思えない存在感を放っています。
見た目はレトロでも、LEDヘッドランプ・テールランプやLCDメーター、倒立式のフロントフォークに剛性バランスに優れるデルタボックスフレームなど、最新装備や技術が随所に採用されているので、初心者の方でも安心して快適に乗り続けられます。
カラーは以下の4色がラインアップされています。
・ダルブルーソリッドB
・ビビッドイエローイッシュレッドメタリック3
・ブラックメタリック12
・ホワイトメタリックB
【ヤマハ XSR125】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 2,030mm×805mm×1,075mm |
ホイールベース | 1,325mm |
シート高 | 810mm |
最大乗車定員 | 2名 |
車両重量 | 137kg |
燃費 | WMTCモード:49.4km/L(クラス2・1名乗車時) |
エンジン種類・排気量 | 水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒 ガソリン・124cc |
エンジン最高出力 | 11kW(15ps)/10,000rpm |
エンジン最大トルク | 12N・m(1.2kgf・m)/8,000rpm |
トランスミッション | 常時噛合式6速/リターン式 |
新車本体価格 | 460,000円(消費税抜) |
(2024年5月現在 ヤマハ公式サイトより)
■スズキ GSX-S125 ABS
《写真提供:response》 《写真撮影 真弓悟史》 スズキ GSX-S125
スズキ GSX-S125 ABSは、オンロードレーサーのスズキ GSX-R125 ABSからの派生車種で、スズキ「GSX-Sシリーズ」の最小排気量モデルに位置するネイキッドタイプのバイクです。
スリムでコンパクトな車体でありながら、ガソリンタンクとシュラウドの造形によりグラマラスさを演出し、アグレッシブな印象のデザインが特徴です。また、ボディシェイプは、GSX-Sシリーズ共通のイメージとなる低く構えた攻撃的なスタイルを踏襲しています。
最適なねじり剛性と軽さを兼ね備えたスチールフレームに、最高出力15psを発生させるGSX-R譲りの「CFA1型」エンジンを搭載し、前後ブレーキにはABSを標準装備しているので、スポーティーでパワフル、かつ安全にライディングが楽しめます。
カラーは以下の2色がラインアップされています。
・トリトンブルーメタリック / タイタンブラック
・タイタンブラック
【スズキ GSX-S125 ABS】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 2,000mm×745mm×1,035mm |
ホイールベース | 1,300mm |
シート高 | 785mm |
最大乗車定員 | 2名 |
車両重量 | 135kg |
燃費 | WMTCモード:43.5km/L(クラス2・1名乗車時) |
エンジン種類・排気量 | 水冷4サイクルDOHC4バルブ単気筒 ガソリン・124cc |
エンジン最高出力 | 11kW(15ps)/10,500rpm |
エンジン最大トルク | 11N・m(1.1kgf・m)/8,500rpm |
トランスミッション | 常時噛合式6段リターン |
新車本体価格 | 382,000円(消費税抜) |
(2024年5月現在 スズキ公式サイトより)
■カワサキ Z125 PRO
《写真提供:response》カワサキ Z125プロ(メタリックフラットスパークブラック)
カワサキ Z125 PROは、かつてカワサキが製造・販売していたKSRシリーズのフルモデルチェンジとして2015年にデビューした、カワサキ「Zシリーズ」の最小排気量モデルに位置するネイキッドタイプのバイクです。
全長1,700mmに前後12インチの小径タイヤを採用したコンパクトな車体ながら、Zシリーズ譲りの迫力あるデザインが特徴で、存在感にあふれたアグレッシブなスーパーネイキッドスタイリングを実現しています。
パワフルで扱いやすいエンジンに4速マニュアルトランスミッションを組み合わせ、倒立式フロントフォーク&調整可能なリヤショック、前後ウェーブディスクブレーキと、本格的なスポーツ走行が楽しめる装備となっています。
カラーは以下の2色がラインアップされています。
・パールナイトシェードティール
・メタリックフラットスパークブラック
【カワサキ Z125 PRO】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 1,700mm×750mm×1,005mm |
ホイールベース | 1,175mm |
シート高 | 780mm |
最大乗車定員 | 2名 |
車両重量 | 102kg |
燃費 | WMTCモード:54.2km/L(クラス1・1名乗車時) |
エンジン種類・排気量 | 空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒 ガソリン・124cc |
エンジン最高出力 | 7.1kW(9.7ps)/8,000rpm |
エンジン最大トルク | 9.6N・m(0.98kgf・m)/6,000rpm |
トランスミッション | 常時嚙合式4段リターン |
新車本体価格 | 320,000円(消費税抜) |
(2024年5月現在 カワサキ公式サイトより)
125ccバイクのスポーツタイプおすすめ車種3選
《写真提供:response》《写真撮影 中野英幸》 ヤマハ YZF-R125
125ccバイクには、カウルを装着したレーシーなスタイルのスポーツタイプも販売されています。その中から、おすすめの3車種を紹介します。
■ヤマハ YZF-R125
《写真提供:response》《写真提供:ヤマハ発動機》 ヤマハ YZF-R125(ブルー)
ヤマハ YZF-R125は、本格スーパースポーツ「YZF-Rシリーズ」の最小排気量モデルに位置するスポーツタイプのバイクで、倒立フロントフォークやスーパースポーツらしさあふれるデジタルメーターのコックピットは、ライダーをその気にさせてくれます。
YZF-Rシリーズのフラッグシップモデル「YZF-R1」と共通する水平基調のデザインを踏襲。小型ながら存在感あふれるLEDシングルヘッドランプを採用し、LEDポジションランプを左右に配置したフロントフェイスは、前方投影面積を抑えながら迫力ある印象を表現しています。
リッターあたり100psオーバーの最高出力15psを発揮する水冷SOHCエンジンは、中低速での操作性を高めるハイパフォーマンスなVVA(可変バルブ)を採用し、回転数全域で扱いやすいトルク性能のため、これからスーパースポーツバイクを楽しみたいビギナーライダーにおすすめの1台です。
カラーは以下の3色がラインアップされています。
・ディープパープリッシュブルーメタリックC
・ブラックメタリック12
・ダークブルーイッシュグレーメタリック9
【ヤマハ YZF-R125】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 2,030mm×725mm×1,135mm |
ホイールベース | 1,325mm |
シート高 | 815mm |
最大乗車定員 | 2名 |
車両重量 | 141kg |
燃費 | WMTCモード:49.4km/L(クラス2・1名乗車時) |
エンジン種類・排気量 | 水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒 ガソリン・124cc |
エンジン最高出力 | 11kW(15ps)/10,000rpm |
エンジン最大トルク | 12N・m(1.2kgf・m)/8,000rpm |
トランスミッション | 常時噛合式6速/リターン式 |
新車本体価格 | 470,000円(消費税抜) |
(2024年5月現在 ヤマハ公式サイトより)
■スズキ GSX-R125 ABS
《写真提供:response》《写真提供 スズキ》 スズキ GSX-R125 ABS
スズキ GSX-R125 ABSは、本格スーパースポーツ「GSX-Rシリーズ」の最小排気量モデルに位置するスポーツタイプのバイクです。GSX-Rシリーズの一員として、レースで培ったノウハウを惜しみなく注ぎ込み、「走る・曲がる・止まる」という基本性能を高め、最高のパフォーマンスを実現しています。
空力特性を考慮した鋭い印象のデザインは、ライバルよりも速く走るための機能性にも優れ、ライダーの心を高鳴らせます。背景を黒としたフル液晶ディスプレイは、ライダーが任意に設定した回転数で点灯または点滅するエンジンRPMインジケーターを搭載。
10,500rpmで最高出力15psを絞り出すパワフルなエンジンに、フロント290mm、リヤ187mmのディスクブレーキ、前後17インチアルミホイールにダンロップ製D102タイヤと、125ccクラスとしては高次元の「走る・曲がる・止まる」が体験できる装備となっています。
カラーは以下の3色がラインアップされています。
・トリトンブルーメタリック
・ストロンガーレッド/タイタンブラック
・タイタンブラック
【スズキ GSX-R125 ABS】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 2,000mm×700mm×1,070mm |
ホイールベース | 1,300mm |
シート高 | 785mm |
最大乗車定員 | 2名 |
車両重量 | 137kg |
燃費 | WMTCモード:43.5km/L(クラス2・1名乗車時) |
エンジン種類・排気量 | 水冷4サイクルDOHC4バルブ単気筒 ガソリン・124cc |
エンジン最高出力 | 11kW(15ps)/10,500rpm |
エンジン最大トルク | 11N・m(1.1kgf・m)/8,500rpm |
トランスミッション | 常時噛合式6段リターン |
新車本体価格 | 412,000円(消費税抜) |
(2024年5月現在 スズキ公式サイトより)
■KTM RC125
《写真提供:response》《写真提供 KTM Japan》 KTM RC 125
KTM RC125は、オーストリアのオートバイ メーカーKTMが製造・販売するスポーツタイプのバイクで、「RCシリーズ」の最小排気量モデルになります。2014年から販売されており、近年では街中でも派手なオレンジのカラーリングを目にするようになりました。
世界最高峰のバイクレース「MotoGP」からインスピレーションを得たドラマティックなスタイルは、人間工学に基づいた形状で、ストリートでもトラックでも高次元の走りを実現し、ライダーはレーサーの気分が味わえます。
エンジンも最高出力15psを発揮し、国内の125cc高性能スポーツに引けを取りません。海外製の輸入バイクのため、新車本体価格は約60万円と高価ですが、人と違う125ccバイクに乗りたい方にはおすすめです。
カラーは以下の2色がラインアップされています。
・GPオレンジ
・ホワイト×オレンジ
【KTM RC125】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | -mm×-mm×-mm |
ホイールベース | 1,343mm |
シート高 | 824mm |
最大乗車定員 | 2名 |
車両重量 | 147kg |
燃費 | WMTCモード:-km/L(クラス1・1名乗車時) |
エンジン種類・排気量 | 水冷4ストローク単気筒 ガソリン・124.7cc |
エンジン最高出力 | 11kW(15ps)/-rpm |
エンジン最大トルク | 12N・m(-kgf・m)/-rpm |
トランスミッション | 6速 |
新車本体価格 | 599,091円(消費税抜) |
(2024年5月現在 KTM公式サイトより)
まとめ
《写真提供:response》《写真撮影 雪岡直樹》 最強のシティコミューター原付二種!主要3メーカーのスクーターを乗り比べ
125ccバイクは、50cc以下の原付一種との比較では、30km/hの速度制限や二段階右折、二人乗り禁止といった制限はなく、126cc以上のバイクとの比較では、税金や任意保険、ガソリン代や消耗品といった維持費が安いという多くのメリットを持っています。
高速道路や自動車専用道路は走行できませんが、気軽に乗れる相棒的なバイクが欲しい方は、この記事で紹介した125ccバイクから選んでみてはいかがでしょうか。
125ccバイクについてよくある質問
■125ccバイクの名義変更はどうすればいい?
125ccバイクの名義変更は、旧所有者のバイクが登録されている市区町村の役所・役場で廃車手続きを行った後、新所有者が住んでいる市区町村の役所・役場へ行き、登録手続きを行います。126cc以上のバイクと違って旧所有者が廃車する必要がありますが、陸運局へ行く必要はありません。
■125ccバイクの中古車相場はどれくらい?
125ccバイクの中古車相場は、2024年5月時点で49,800円から流通しています(グーバイクより)。しかし、安い中古車は走行距離が多く年式も古いため、故障やトラブルが発生する可能性が高いです。バイクに詳しくない方は、値段は高くなりますが、年式が新しい中古車か新車の購入をおすすめします。