トップへ戻る

2021年最新版|軽自動車燃費ベスト10! 燃費で選ぶならやっぱり軽!

2021年最新版|軽自動車燃費ベスト10! 燃費で選ぶならやっぱり軽!

ハイブリッドが普通になり、電動化の波が近づいている今でも、やはり低燃費といえば軽自動車です。何よりも元の価格も安いので、お財布へのやさしさはハイブリッドをしのぎます。今回はそんな庶民の味方軽自動車の、燃費に注目してご紹介します。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


軽自動車 WLTCモード燃費ベスト10

軽自動車

低燃費といえばハイブリッドを思いつきますが、車両価格が高くて手が出ないという方もいるでしょう。その点、価格も安く燃費も良い軽自動車は、まさに消費者の味方といえます。そこで今回のランキング表にはその価格も表示させていただきました。

また、今回の選考基準は、各車種のWLTCモードでの2WDと4WDの最高燃費グレードを基準とし、ОEM車はベース車を代表とすることにします。

軽自動車 WLTCモード燃費ランキング

軽自動車 WLTCモード燃費ランキング


メーカーと車名WLTCモード燃費
車両価格(消費税抜き)


2WD4WD
1位スズキ アルト
25.8km/L
24.2km/L

785,000~1,533,000円

2位スズキ ワゴンR
25.2km/L24.2km/L999,000~1,615,000
3位スズキ アルトラパン
25.2km/L23.4km/L1,100,000~1,409,000円
4位スズキ ハスラー
25.0km/L23.4km/L
1,164,000~1,588,000円
5位ダイハツ ミライース
25.0km/L23.2km/L782,000~1,248,000円
6位ホンダ  N-WGN
23.2km/L21.2km/L
1,180,000~1,661,000円
7位ホンダ  N-ONE
23.0km/L21.0km/L
1,454,000~1,839,000円
8位ダイハツ ミラトコット
22.6km/L21.5km/L
995,000~1,320,000円
9位スズキ スペーシア
22.2km/L20.2km/L1,180,000~1,781,000
10位ダイハツ タント 
21.2km/L20.2km/L
1,130,000~1,820,000円

※上記燃費と価格は2021年3月の各メーカーの公式サイトより

各モデルの詳細

上記のランキングを見てわかる通り、ベスト3を始め10位までの半数にスズキの車種が並びます。

1位 スズキ アルト

スズキ アルト

アルトの低燃費性能については、WLTCモードで軽自動車1位であるほか、「e燃費アワード 2018-2019」において、CVT車が実燃費の平均値で22.8km/Lを記録し、軽自動車部門で4年連続となる1位を獲得するなど、名実ともに軽自動車を代表する低燃費モデルとなっています。

パワーユニットにはワゴンRやスペーシアに採用されるマイルドハイブリッドシステム「S-エネチャージ」は見送られたものの、軽量化・小型化・高効率化が図られた直列3気筒エンジンを採用しています。また最も軽量な仕様では610kgという車両重量も低燃費に影響しています。

アルトの特徴のひとつに、トランスミッションの種類の多さがあります。CVTの他に5MTと5AGS(オートギヤシフト)があります。それぞれにメリットがありますが、低燃費性能に優れているのはCVTを装備したL、Sグレードとなります。

【無料】ガリバーにアルトの中古車探しを依頼する

2位 スズキ ワゴンR

スズキ ワゴンR

スズキ ワゴンRのパワートレインには、「S-エネチャージ」を発展させ、ISG(モーター機能付発電機)の高出力化とリチウムイオンバッテリーを大容量化したマイルドハイブリッド車が設定されています。

マイルドハイブリッドを搭載するHYBRIDグレードは、幅広い速度域でエンジンをモーターがアシストすることで、スムーズな発進と、車重があるトールワゴンタイプでありながら、WLTCモード燃費をアルトラパンと同等の25.2km/Lを実現しています。

【無料】ガリバーにワゴンRの中古車探しを依頼する

3位 スズキ アルトラパン

スズキ アルトラパン G

若い女性を購買層のターゲットとして企画されたアルトラパンは、パワートレインをアルトと共通としており、副変速機構付CVT、アイドリングストップシステム、「エネチャージ」と「エコクール」も搭載しています。

装備類がアルトより充実しているため車重がアルトより30~40㎏増えていますが、25.2km/Lというアルトに次ぐ低燃費性能を実現しています。

2015年の発売当初はアルト同様にCVTに加えて5速AGSも採用していましたが、2020年10月の一部仕様変更によってCVT仕様になっています。

【無料】ガリバーにアルトラパンの中古車探しを依頼する

4位 スズキ ハスラー

スズキ・ハスラー

ハスラーはNA車とターボ車があり、ターボ車のエンジンは初代と同様R06A型ですが、NA車はエンジンを新型のR06D型に変更したことで、「デュアルインジェクションシステム」や「クールドEGR」がスズキの軽自動車で初採用されています。

また、全車にマイルドハイブリッドシステムが搭載され、車重の重いSUVであるにもかかわらず、ISGで発電してアイドリングストップ車専用鉛バッテリー+専用リチウムイオンバッテリーに充電され加速時にモーターアシストして低燃費を実現しています。

【無料】ガリバーにハスラーの中古車探しを依頼する

5位 ダイハツ ミライース

ダイハツ ミライース

1位~4位までをスズキ勢に独占されましたが、ミライースもその差はコンマ数km/Lとわずかな差で続いています。

ミライースは、クールドi-EGR、デュアルインジェクタ、気筒別燃焼制御、そしてCVTサーモコントローラーなどにより進化した低燃費技術のイーステクノロジーによって低燃費を実現しています。

また現行モデルでは、オルタネーターへ回転を伝えるベルトを低フリクション化するなどメカニカルロスを低減し、CVTの軽量化などで燃費性能を向上させています。

さらに、バックドアやフロントフェンダー、燃料タンク(2WD)などを鉄から樹脂にし、車体を軽量化することで初代モデルと比べて最大で80kg軽量化し、空気抵抗を低減したことも燃費の向上に貢献しています。

【無料】ガリバーにミライースの中古車探しを依頼する

6位 ホンダ N-WGN

ホンダ N-WGN

N-WGNは、エンジンはS07B型に置き換えたことで燃費性能を改善しています。しかし、アイドリングストップ以外の燃費対策としては、クルマ全体の動きを燃費優先で自動制御するECONモードぐらいしかありません。

そして、最軽量グレードでも850㎏と、トールワゴンのライバルであるスズキのワゴンRより大人2人分(120kg)も重い車重が、燃費において差をつけられる結果になっています。

ワゴンRとの燃費の比較では、最も低燃費なグレード同士で比較すれば2WD車で約2.0km/L、4WD車では3.0km/Lもの差がついています。

【無料】ガリバーにN-WGNの中古車探しを依頼する

7位 ホンダ N-ONE

ホンダ N-ONE RS

N-ONEのエンジン及び燃費対策はN-WGNと同様です。最低重量はN-WGNよりも10㎏軽いのですが、燃費はほぼ同じといっていいでしょう。

同じトールワゴンでありながらも、ファミリー層に向けたN-WGNと比べて運転を楽しむ層にターゲットを当てたN-ONEならではの仕様に6速のMTグレード「RS」があります。

「RS」は、2WDのターボのみの設定ですが、燃費性能ではCVT仕様の21.8km/Lに対して6MT仕様は21.6km/Lとほぼ同じ燃費となっています。運転の仕方によって燃費が変わるMT車なので、CVTより良い数値が出ることもあるでしょう。

【無料】ガリバーにN-ONEの中古車探しを依頼する

8位 ダイハツ ミラトコット

ダイハツ ミラトコット

ミラトコットのプラットフォームは2代目ミライースと同様で、エンジンも同じKF型の直列3気筒エンジンを搭載しています。

ライバルのスズキ ラパンと同じく女性向けに装備を変更、追加しているので重量があり、ベース車のミライースと比べて燃費が2.4km/L下がります。

しかし、2WD車では「2020年度燃費基準+20%達成車」認定を取得しており、日常の通勤や買い物などで十分にその低燃費を実感できます。

【無料】ガリバーにミラトコットの中古車探しを依頼する

9位 スズキ スペーシア

スズキ スペーシア ハイブリッドX

アルト、ワゴンRに続いてスーパーハイトワゴンのスペーシアも、クラストップの低燃費モデルに輝きました。

その低燃費の理由が、発進時にモーターのみでクリープ走行できるマイルドハイブリッドを、スペーシアでは全車に搭載され、さらにCVTは軽量化と高効率化された新型となっています。

また、新プラットフォームのハーテクトを採用し、高張力鋼の拡大採用など軽量化策を駆使して、先代モデルよりも装備が増えたにもかかわらず、車重の増加を最大20 kgに抑えられたことも低燃費に貢献しています。

【無料】ガリバーにスペーシアの中古車探しを依頼する

10位 ダイハツ タント

ダイハツ タントXターボ

10位には2WD車のWLTCモード燃費が21.2km/Lの同率で、ダイハツのタントとホンダのN-BOX、そして日産のデイズが同率で並びましたが、4WD車の燃費が最もよかったダイハツのタントが10位としました。

2019年7月に発売された4代目タントは、DNGAに基づく新しいプラットフォームとなり、ボディ全体の軽量化が図られたことに加え、エンジンに改良を施したことで、軽ハイトールワゴンにおいてスズキのスペーシアに次ぐ低燃費性能を実現しています。

2WD車での燃費はスペーシアに1km/L及びませんが、4WD車では20.2km/Lでスペーシアと並ぶ燃費となっています。

【無料】ガリバーにタントの中古車探しを依頼する

次点、ホンダ N-BOXと日産 デイズ

ホンダ N-BOX

日産デイズ

ランク外となりましたが、以下ホンダ N-BOX、そして日産のデイズ/三菱eKワゴンが僅差で続きます。

2WD車の燃費こそ10位のダイハツ タントと同じ21.2km/Lですが、4WDではタントが20.2kmなのに対して、N-BOXが19.8km/L、デイズ/eKワゴンが18.8kmと、タントの4WD車よりも低いためにランキングでは下位になりましたが、N-BOX、タント、デイズともに同水準といえるでしょう。

まとめ

以上、低燃費が魅力の軽自動車をご紹介しました。ベスト10に入った車種は全てWLTCモード20~25km/Lになっており、どの車種であってもお財布に優しいエコカーであることに間違いありません。次の車種選びの時には、ぜひ軽自動車の燃費に注目してみてください。

車をローンで購入するなら?カーローン申込ランキング

関連するキーワード


軽自動車 燃費 WLTCモード

関連する投稿


【軽自動車販売台数ランキング】一番売れてる“軽”はホンダ「N-BOX」!一方日産の軽は厳しい?

【軽自動車販売台数ランキング】一番売れてる“軽”はホンダ「N-BOX」!一方日産の軽は厳しい?

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2024年10月新車販売台数ランキングによると、やはりホンダ「N-BOX」が相変わらずトップを独走しているほか、4位までの上位陣には入れ替わりがなく、盤石さを見せつける結果となりました。一方、ダイハツ「タフト」や「ムーブ」が順調に順位を上げており、ダイハツの再興が見て取れます。


マツダ新型「フレアワゴン タフスタイル」発表! SUV風の軽スーパーハイトワゴン誕生

マツダ新型「フレアワゴン タフスタイル」発表! SUV風の軽スーパーハイトワゴン誕生

マツダは2024年10月17日、フルモデルチェンジを果たした新型「フレアワゴン タフスタイル」を発表。同日より、全国のマツダ販売店を通じて、販売開始されました。


【軽自動車販売台数ランキング】ホンダ「N-BOX」がやっぱりスゴイ!人気のSUVモデル続々投入で状況変わるか

【軽自動車販売台数ランキング】ホンダ「N-BOX」がやっぱりスゴイ!人気のSUVモデル続々投入で状況変わるか

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2024年9月新車販売台数ランキングによると、やはりホンダ「N-BOX」が24,953台と圧倒的な販売台数を記録しているほか、1〜4位に入れ替わりはなく、上位陣の盤石さを見せつける形となりました。その他、スズキ「スペーシア」や三菱「デリカミニ」が好調なようです。


【軽自動車販売台数ランキング】日本一売れてるホンダ「N-BOX」! スズキ「スペーシア」にも期待高まる

【軽自動車販売台数ランキング】日本一売れてるホンダ「N-BOX」! スズキ「スペーシア」にも期待高まる

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2024年8月新車販売台数ランキングによると、やはりホンダ「N-BOX」が安定的な販売台数を記録しており、1〜4位に入れ替わりはなく、大きな変化は見られませんでした。その他、不正問題を切り抜けたダイハツ車も完全復活を遂げ、もともといた順位に戻ったようです。


スバル新型「シフォン トライ」初公開!新たな軽スーパーハイトワゴンSUV誕生

スバル新型「シフォン トライ」初公開!新たな軽スーパーハイトワゴンSUV誕生

スバルは、2024年9月5日に、SUVテイストをもたせた新型軽スーパーハイトワゴン「シフォン トライ」のプレサイトを公開し、同時に注文受付を開始しました。


最新の投稿


トヨタ新型「スープラ」発表!高性能な最終モデル”A90 Final Edition”も登場へ

トヨタ新型「スープラ」発表!高性能な最終モデル”A90 Final Edition”も登場へ

2024年11月28日、TOYOTA GAZOO Racingは、トヨタ「スープラ(3.0Lモデル)」の一部改良モデルを発表し、合わせて特別仕様車「スープラ“A90 Final Edition”」を公開しました。一部改良モデルは2025年春以降順次発売予定、特別仕様車は検討中とのことです。


冬用タイヤ規制とは?発令条件や規制クリアできるタイヤ、高速道路走行中発令時の対応方法まで徹底解説

冬用タイヤ規制とは?発令条件や規制クリアできるタイヤ、高速道路走行中発令時の対応方法まで徹底解説

冬季になると日本の多くの地域で、道路が雪や氷で覆われるため、タイヤの滑り止め対策が必要になります。特に高速道路では、冬用タイヤ規制が導入されることがあり、安全な運転のために適切な対応が求められます。この規制は、タイヤが適切でない場合に道路を走行することを制限するもので、ドライバーにとって重要なルールとなっています。この記事では、冬季やスキーなどで山岳部への移動で高速道路をご利用される方に向けて、冬用タイヤ規制について詳しく解説します。


スポーツカーの高額成約事例多数!セルカが希少車に強い理由を徹底解説します

スポーツカーの高額成約事例多数!セルカが希少車に強い理由を徹底解説します

他を圧倒する高額成約で人気急上昇中の車売却サービス、セルカ。セルカの魅力とスポーツ系車種の実際の成約実績を紹介します。


オールシーズンタイヤはやめたほうがいい?特徴やメリット・デメリットを徹底解説

オールシーズンタイヤはやめたほうがいい?特徴やメリット・デメリットを徹底解説

オールシーズンタイヤは、その名の通り、1年を通して使用できるタイヤとして注目されています。特に近年、雪が少ない地域や都市部で利用する方が増えており、「タイヤ交換の手間が省ける」といった利便性が評価されています。しかし、降雪シーズンを迎えるにあたり、オールシーズンタイヤへの履き替えで後悔しないのか不安を抱く人も多いのではないでしょうか。この記事では、オールシーズンタイヤの購入を検討されている方に向けて、基本的な特徴から、スタッドレスタイヤとの違い、メリット・デメリットまで徹底解説します。


2024-2025年 年末年始の渋滞、帰省ラッシュは12月29日と1月2日、Uターンラッシュは1月3日に!NEXCOが渋滞予測を発表

2024-2025年 年末年始の渋滞、帰省ラッシュは12月29日と1月2日、Uターンラッシュは1月3日に!NEXCOが渋滞予測を発表

NEXCO東日本/NEXCO中日本/NEXCO西日本/JB本四高速/(公財)日本道路交通情報センターは、2024-2025年の年末年始期間(2024年12月27日(金)~2025年1月5日(日)の10日間)における高速道路での交通集中による渋滞予測を発表しました。