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2021年最新版|軽自動車燃費ベスト10! 燃費で選ぶならやっぱり軽!

2021年最新版|軽自動車燃費ベスト10! 燃費で選ぶならやっぱり軽!

ハイブリッドが普通になり、電動化の波が近づいている今でも、やはり低燃費といえば軽自動車です。何よりも元の価格も安いので、お財布へのやさしさはハイブリッドをしのぎます。今回はそんな庶民の味方軽自動車の、燃費に注目してご紹介します。

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軽自動車 WLTCモード燃費ベスト10

軽自動車

低燃費といえばハイブリッドを思いつきますが、車両価格が高くて手が出ないという方もいるでしょう。その点、価格も安く燃費も良い軽自動車は、まさに消費者の味方といえます。そこで今回のランキング表にはその価格も表示させていただきました。

また、今回の選考基準は、各車種のWLTCモードでの2WDと4WDの最高燃費グレードを基準とし、ОEM車はベース車を代表とすることにします。

軽自動車 WLTCモード燃費ランキング

軽自動車 WLTCモード燃費ランキング


メーカーと車名WLTCモード燃費
車両価格(消費税抜き)


2WD4WD
1位スズキ アルト
25.8km/L
24.2km/L

785,000~1,533,000円

2位スズキ ワゴンR
25.2km/L24.2km/L999,000~1,615,000
3位スズキ アルトラパン
25.2km/L23.4km/L1,100,000~1,409,000円
4位スズキ ハスラー
25.0km/L23.4km/L
1,164,000~1,588,000円
5位ダイハツ ミライース
25.0km/L23.2km/L782,000~1,248,000円
6位ホンダ  N-WGN
23.2km/L21.2km/L
1,180,000~1,661,000円
7位ホンダ  N-ONE
23.0km/L21.0km/L
1,454,000~1,839,000円
8位ダイハツ ミラトコット
22.6km/L21.5km/L
995,000~1,320,000円
9位スズキ スペーシア
22.2km/L20.2km/L1,180,000~1,781,000
10位ダイハツ タント 
21.2km/L20.2km/L
1,130,000~1,820,000円

※上記燃費と価格は2021年3月の各メーカーの公式サイトより

各モデルの詳細

上記のランキングを見てわかる通り、ベスト3を始め10位までの半数にスズキの車種が並びます。

1位 スズキ アルト

スズキ アルト

アルトの低燃費性能については、WLTCモードで軽自動車1位であるほか、「e燃費アワード 2018-2019」において、CVT車が実燃費の平均値で22.8km/Lを記録し、軽自動車部門で4年連続となる1位を獲得するなど、名実ともに軽自動車を代表する低燃費モデルとなっています。

パワーユニットにはワゴンRやスペーシアに採用されるマイルドハイブリッドシステム「S-エネチャージ」は見送られたものの、軽量化・小型化・高効率化が図られた直列3気筒エンジンを採用しています。また最も軽量な仕様では610kgという車両重量も低燃費に影響しています。

アルトの特徴のひとつに、トランスミッションの種類の多さがあります。CVTの他に5MTと5AGS(オートギヤシフト)があります。それぞれにメリットがありますが、低燃費性能に優れているのはCVTを装備したL、Sグレードとなります。

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2位 スズキ ワゴンR

スズキ ワゴンR

スズキ ワゴンRのパワートレインには、「S-エネチャージ」を発展させ、ISG(モーター機能付発電機)の高出力化とリチウムイオンバッテリーを大容量化したマイルドハイブリッド車が設定されています。

マイルドハイブリッドを搭載するHYBRIDグレードは、幅広い速度域でエンジンをモーターがアシストすることで、スムーズな発進と、車重があるトールワゴンタイプでありながら、WLTCモード燃費をアルトラパンと同等の25.2km/Lを実現しています。

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3位 スズキ アルトラパン

スズキ アルトラパン G

若い女性を購買層のターゲットとして企画されたアルトラパンは、パワートレインをアルトと共通としており、副変速機構付CVT、アイドリングストップシステム、「エネチャージ」と「エコクール」も搭載しています。

装備類がアルトより充実しているため車重がアルトより30~40㎏増えていますが、25.2km/Lというアルトに次ぐ低燃費性能を実現しています。

2015年の発売当初はアルト同様にCVTに加えて5速AGSも採用していましたが、2020年10月の一部仕様変更によってCVT仕様になっています。

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4位 スズキ ハスラー

スズキ・ハスラー

ハスラーはNA車とターボ車があり、ターボ車のエンジンは初代と同様R06A型ですが、NA車はエンジンを新型のR06D型に変更したことで、「デュアルインジェクションシステム」や「クールドEGR」がスズキの軽自動車で初採用されています。

また、全車にマイルドハイブリッドシステムが搭載され、車重の重いSUVであるにもかかわらず、ISGで発電してアイドリングストップ車専用鉛バッテリー+専用リチウムイオンバッテリーに充電され加速時にモーターアシストして低燃費を実現しています。

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5位 ダイハツ ミライース

ダイハツ ミライース

1位~4位までをスズキ勢に独占されましたが、ミライースもその差はコンマ数km/Lとわずかな差で続いています。

ミライースは、クールドi-EGR、デュアルインジェクタ、気筒別燃焼制御、そしてCVTサーモコントローラーなどにより進化した低燃費技術のイーステクノロジーによって低燃費を実現しています。

また現行モデルでは、オルタネーターへ回転を伝えるベルトを低フリクション化するなどメカニカルロスを低減し、CVTの軽量化などで燃費性能を向上させています。

さらに、バックドアやフロントフェンダー、燃料タンク(2WD)などを鉄から樹脂にし、車体を軽量化することで初代モデルと比べて最大で80kg軽量化し、空気抵抗を低減したことも燃費の向上に貢献しています。

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6位 ホンダ N-WGN

ホンダ N-WGN

N-WGNは、エンジンはS07B型に置き換えたことで燃費性能を改善しています。しかし、アイドリングストップ以外の燃費対策としては、クルマ全体の動きを燃費優先で自動制御するECONモードぐらいしかありません。

そして、最軽量グレードでも850㎏と、トールワゴンのライバルであるスズキのワゴンRより大人2人分(120kg)も重い車重が、燃費において差をつけられる結果になっています。

ワゴンRとの燃費の比較では、最も低燃費なグレード同士で比較すれば2WD車で約2.0km/L、4WD車では3.0km/Lもの差がついています。

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7位 ホンダ N-ONE

ホンダ N-ONE RS

N-ONEのエンジン及び燃費対策はN-WGNと同様です。最低重量はN-WGNよりも10㎏軽いのですが、燃費はほぼ同じといっていいでしょう。

同じトールワゴンでありながらも、ファミリー層に向けたN-WGNと比べて運転を楽しむ層にターゲットを当てたN-ONEならではの仕様に6速のMTグレード「RS」があります。

「RS」は、2WDのターボのみの設定ですが、燃費性能ではCVT仕様の21.8km/Lに対して6MT仕様は21.6km/Lとほぼ同じ燃費となっています。運転の仕方によって燃費が変わるMT車なので、CVTより良い数値が出ることもあるでしょう。

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8位 ダイハツ ミラトコット

ダイハツ ミラトコット

ミラトコットのプラットフォームは2代目ミライースと同様で、エンジンも同じKF型の直列3気筒エンジンを搭載しています。

ライバルのスズキ ラパンと同じく女性向けに装備を変更、追加しているので重量があり、ベース車のミライースと比べて燃費が2.4km/L下がります。

しかし、2WD車では「2020年度燃費基準+20%達成車」認定を取得しており、日常の通勤や買い物などで十分にその低燃費を実感できます。

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9位 スズキ スペーシア

スズキ スペーシア ハイブリッドX

アルト、ワゴンRに続いてスーパーハイトワゴンのスペーシアも、クラストップの低燃費モデルに輝きました。

その低燃費の理由が、発進時にモーターのみでクリープ走行できるマイルドハイブリッドを、スペーシアでは全車に搭載され、さらにCVTは軽量化と高効率化された新型となっています。

また、新プラットフォームのハーテクトを採用し、高張力鋼の拡大採用など軽量化策を駆使して、先代モデルよりも装備が増えたにもかかわらず、車重の増加を最大20 kgに抑えられたことも低燃費に貢献しています。

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10位 ダイハツ タント

ダイハツ タントXターボ

10位には2WD車のWLTCモード燃費が21.2km/Lの同率で、ダイハツのタントとホンダのN-BOX、そして日産のデイズが同率で並びましたが、4WD車の燃費が最もよかったダイハツのタントが10位としました。

2019年7月に発売された4代目タントは、DNGAに基づく新しいプラットフォームとなり、ボディ全体の軽量化が図られたことに加え、エンジンに改良を施したことで、軽ハイトールワゴンにおいてスズキのスペーシアに次ぐ低燃費性能を実現しています。

2WD車での燃費はスペーシアに1km/L及びませんが、4WD車では20.2km/Lでスペーシアと並ぶ燃費となっています。

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次点、ホンダ N-BOXと日産 デイズ

ホンダ N-BOX

日産デイズ

ランク外となりましたが、以下ホンダ N-BOX、そして日産のデイズ/三菱eKワゴンが僅差で続きます。

2WD車の燃費こそ10位のダイハツ タントと同じ21.2km/Lですが、4WDではタントが20.2kmなのに対して、N-BOXが19.8km/L、デイズ/eKワゴンが18.8kmと、タントの4WD車よりも低いためにランキングでは下位になりましたが、N-BOX、タント、デイズともに同水準といえるでしょう。

まとめ

以上、低燃費が魅力の軽自動車をご紹介しました。ベスト10に入った車種は全てWLTCモード20~25km/Lになっており、どの車種であってもお財布に優しいエコカーであることに間違いありません。次の車種選びの時には、ぜひ軽自動車の燃費に注目してみてください。

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