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 ホンダ インサイト|スタイリッシュセダンの大本命、その魅力とは

ホンダ インサイト|スタイリッシュセダンの大本命、その魅力とは

SUVやコンパクトハッチバックなどの人気の高まりから、やや存在感が薄れているイメージのあるセダン。そんな中スタイリッシュなデザインで幅広い世代から支持をあつめるホンダのインサイトの魅力を紹介すると共に、ライバルとの比較も行います。

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ホンダ インサイトとは?

《写真提供:response》ホンダ インサイト

セダンはかつて自家用車の主流でした。しかし、近年ではコンパクトハッチバックやSUVなどの人気が高まったことによって、ややその存在感が薄れています。それでもセダンならではの高級感や居住性の高さ、整備のしやすさなどから依然としてセダンにこだわっているという方も多く、国内主要メーカーではセダンモデルがラインナップされています。

ホンダを代表するセダンとして根強い人気を誇るのがインサイトです。ホンダの持つ最新の技術を惜しみなく注ぎ込んだモデルのひとつで、世代を問わず支持され続けています。

ここではそんなインサイトの魅力や歴史、そしてさまざまなモデルを擁するホンダ内での立ち位置などについても詳しくご紹介します。

スタイリッシュなデザインのセダン

インサイトはセダンの中でもミドルサイズに分類されます。コンパクトカーなどと比較すると十分な存在感はありますが、大きすぎることもなく日本の道路事情でも運転しやすいサイズ感に仕上がっています。

乗りやすいのみではなく、スタイリッシュなデザインもインサイトの大きな魅力のひとつです。直線と曲線を絶妙に組み合わせることによって、スポーティでありながら同時に高級感も演出しています。

近年のセダンは走行性能や空力を重視したスポーツタイプと、ラグジュアリー感を重視した高級車タイプに分かれる傾向にありますが、インサイトはその両方の要素を見事に組み合わせたデザインを実現しています。

先ほどもご紹介しました通りインサイトには世界屈指のホンダの技術が惜しみなく注ぎ込まれていますが、このデザインもまたインサイトというモデルの大きな魅力のひとつです。

インサイトの歴史

インサイトの歴史は1997年まで遡り、東京モーターショーでコンセプトカーとして発表された「JーVX」というモデルがインサイトの基本形となりました。当初のモデルは現在のセダンスタイルとは大きく異なっています。正式発表はコンセプトカー発表から2年後の1999年で、まるでレーシングカーのようなリアホイールスカートを採用した2ドアクーペデザインなどが大きな話題を呼びました。

初代インサイトはそのスタイルでも強い存在感を示しましたが、性能面でも大きな革新をもたらしています。中でももっとも注目すべきポイントが燃費性能です。基本はガソリンエンジン車ですが、アシスト用のブラシレスモーターを搭載することによって、当時としては世界最高レベルの高い燃費性能を実現しました。このシステムは「HONDA IMAシステム」と呼ばれ、現在主流となっているハイブリッドカーの原点のひとつです。

画期的なスタイルと性能を併せ持った初代インサイトですが、日本市場では広く受け入れられることはなく2006年に販売が終了されることになりました。

2代目インサイトが登場したのは2009年のことです。販売終了から期間があいてのモデルチェンジだけあって、大幅にスタイルが変更されました。
初代モデルは2ドアクーペタイプだったのに対して、2代目はすでにハイブリッドカーとして強い存在感を示していたトヨタのプリウスを意識した5ドアハッチバックとなっています。初代モデルのスタイル面における大きなポイントになっていたリアホイールスカートなども廃され、スタンダードな乗用車スタイルになったと言えます。

3代目が登場したのは2018年です。2021年3月現在、販売されている現行モデルがこの3代目です。インサイトは初代から2代目にかけても大きくスタイルが変更されましたが、この3代目ではついにハッチバックスタイルからセダンに変更されています。

ホンダにおけるインサイトの立ち位置は?

インサイトは、ホンダ社内での立ち位置も歴代モデルによって大きく変化しています。初代モデルは2ドアクーペで、当時としてはまだ普及が進んでいなかったハイブリッドシステムを導入していたこともあって、実験的なモデルとして見られていました。

それに対して2代目モデルは5ドアハッチバックになったことから、より主力に近い位置づけとなります。初代モデルから徹底したコストダウンも行われ、ベースグレードで車両本体価格が200万円を切ったこともあり、同社の主力コンパクトカーであるフィットの兄貴分的な存在でもありました。

そして、現在の3代目はちょうど同社の人気モデルであるシビックのラインナップからハイブリッドモデルが外されたこともあり、その後継車的な立ち位置と変化しています。

また、セダン化と同時に大型化が進められた影響から、ホンダのフラッグシップであるレジェンドの弟分的なモデルという見方もあります。実際、レジェンドの流れを汲んだデザインが採用されています。乗りやすいミドルサイズセダン化されたレジェンドとして、選択されるケースも増えています。

ホンダ インサイトの魅力

ホンダ インサイト

ホンダ インサイト

前述の通り、インサイトはモデルチェンジのたびに大きく変化してきた珍しいモデルのひとつです。

当然、魅力はそれぞれの世代によって異なりますが、ここでは特に現行にあたる3代目モデルの魅力についてご紹介します。

セダンならではの居住性の高さと実用性を両立

現行モデルからトランクルームが独立したセダンになったことから、車内の静粛性がさらに高まりました。後部座席の広さも十分と確保されていますので非常に居住性の高いモデルとなっています。

このように高い居住性を確保しながらサイズとしてはミドルサイズセダンに抑えられていますので、日本の道路事情であっても非常に運転しやすく実用性が高いという点もインサイトの魅力です。

ミドルサイズセダンは、場合によっては「中途半端」という印象を受けられてしまうケースもあるようです。しかしインサイトの場合、居住性やデザイン性、実用性などあらゆる面で緻密に計算されており非常にバランスの取れたハイレベルなモデルに仕上がっています。

エコカーとしての完成度の高さ

現代の自動車を評価する上で、エコカーとしての性能は外せないポイントです。インサイトは初代モデルから高い燃費性能を誇るモデルとして注目されてきました。現行モデルでもその点は健在です。LXグレードでの燃費はWLTCモードで28.4km/Lを実現しています。

現行のハイブリッドシステムでは、駆動用と発電用の2つのモーターを搭載しています。このシステムによって、「バッテリー残量が十分な時は駆動用モーターのみで走行するEVドライブモード」「バッテリー残量が少なくなるか、ある程度の負荷がある場合は発電しながら走行するハイブリッドドライブモード」「より負荷の大きい状態になるとエンジンドライブモード」と、3つのモードを自動で切り替えながらもっとも効率の良い走行をするようになっています。

ホンダ独自の先進安全技術を搭載

インサイトではすべてのグレードでホンダの安全運転支援システムであるホンダセンシングを標準搭載しています。

レーダーとカメラの両方で危険を検知するなど、より安全なドライブ楽しむことができます。

スポーティな「走り」を楽しめる操作性と機動力

インサイトの魅力として外せないのは、スポーティな走りを楽しめる操作性と機動力です。前述の通り、最新のハイブリッドシステムであることから、走行状況により自動でベストな走行モードに切り替わります。そのため高速道路でアクセルを踏み込んだ際などのレスポンスも非常に良く、スポーティな走行も楽しめます。

エンジン、モーターの両方がしっかりと組み合わせられていますので、スポーティな走りを楽しみながらも高い燃費性能が維持できるという点もポイントです。

ホンダ インサイトのライバルは?

ホンダ インサイト

ホンダ インサイト

自動車を購入する際に、ライバルとなるモデルと比較しながら検討するという方も多いでしょう。

そこで最後に、インサイトのライバルにあたるモデルをいくつかピックアップしてご紹介します。

トヨタ プリウス

トヨタ プリウス

トヨタ プリウス

高いエコ性能を誇るモデルという点では、トヨタのプリウスがライバルにあたるでしょう。日本におけるハイブリッドカーの代名詞的な存在でもあります。2代目インサイトはこのプリウスを強く意識する形でモデルチェンジされています。

3代目モデルでインサイトがセダンになったことによってスタイルは少し離れる形にはなりましたが、依然として比較されることが多いモデルです。

大まかに比較するのであれば、ハッチバックであればプリウス、セダンにこだわるのであればインサイトを選ぶことになるでしょう。

トヨタ カムリ

トヨタ カムリ

トヨタ カムリ

ミドルサイズセダンという点で比較するのであれば、トヨタのカムリもライバルにあたるでしょう。カムリはトヨタの主力セダンのひとつで、日本のみでなく世界的にも非常に高い評価を受けているモデルです。

サイズ的にはミドルですが、日本ではプレミアムグレードに位置することもあり、内装外装ともに高級感が強いという点が魅力です。インサイトも3代目モデルになってから高級感がプラスされましたが、プレミアムセダンとしてはカムリにやや軍配が上がるでしょう。

ただ、モデルとしての立ち位置も異なっていますので、最終的には好みによって比較する形になるかもしれません。

日産 スカイライン

日産 スカイライン

日産 スカイライン

メーカーとして積極的に最新技術を投入しているという点では、ニッサンのスカイラインが挙げられます。とはいえスカイラインにはとても多くのグレードがありますので、ひとくくりにして比較するのは難しいと言えます。

ただ、スカイラインには実用性重視のものから本格スポーツタイプまでラインナップされていますので、選択肢の広さで言えばスカイラインの方が魅力的に感じられるかもしれません。

とはいえインサイトはエコ性能の高いセダンという選択肢においては非常に強い魅力を持っていますので、どこに重点をおくのかを考えて比較してみましょう。

マツダ3 セダン

マツダ3 セダン

マツダ3 セダン

マツダ3 セダンは実用性の高いセダンという点でインサイトと比較されるモデルです。スタイリッシュで高級感のあるエクステリア、インテリアを採用しながらコンパクトなサイズにまとめられています。内燃機関の効率性をさらに高めたスカイアクティブを搭載することによって、高い走行性能と燃費性能を両立しているという点も魅力です。

しかし燃費性能においては、ハイブリッドシステムを搭載するインサイトに分があると言えるでしょう。外観のスタイルなども好みが分かれるところですので、実用性以外の点でも比較したいモデルです。

まとめ

《写真提供:response》ホンダ インサイトのエンジンルーム

インサイトはホンダの最新技術が投入されたミドルサイドセダンです。デザイン性、走行性能、燃費性能などあらゆる点で非常にバランスが取れており、完成度の高いモデルと言えます。

日本市場ではやや縮小傾向にあるセダンの中では非常に魅力的な選択肢のひとつです。これから新車の購入を検討している方はしっかりチェックしてみましょう。

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