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日産セレナ・トヨタノア 徹底比較!

日産セレナ・トヨタノア 徹底比較!

日産セレナとトヨタノアの車内空間・収納・安全性・走行性能について徹底比較しました。また、この両車種はライバル関係のある2台となっています。

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⏳この記事は約3~4分で読めます。


特徴・概要

コンセプト・ターゲット

日産セレナとトヨタのノアは、Mクラスミニバンでお互いに販売台数を競い合う云わばライバル関係にある2台です。

同じ5ナンバーサイズで家族向けというコンセプトは共通しているものの、室内空間や使い勝手などそれぞれ特徴が異なってきます。

どちらもファミリーカーとしては充分な機能を搭載していますが、運転のしやすさ、乗降性、座り心地などそれぞれの特徴を把握し、より自分のスタイルに合わせた方を選ぶのが良いでしょう。

利用シーン

買い物などの日常利用ではどちらも荷室容量も充分で大きな荷物もストレスなく積み下ろしが可能です。

家族旅行などで遠出をする際にはシートの広さや座り心地が気になるところですが、どちらも広くシートアレンジが利くので車中泊でも問題なく過ごすことが出来ます。

車内の全体的な広さや荷物の積み込みやすさ、乗降のしやすさという部分ではセレナの方が良さそうです。

普段使いの観点から見て、ご家族の中で女性が運転する機会が多い方にはセレナの方が好まれるようです。

日産セレナ 概要

【搭乗人数・概要】

日産セレナは最大8人搭乗可能で1991年に初代が販売されたミニバンの定番モデルです。
ファミリーカーとしての機能を重視しており、小さなお子様がいるご家庭も安心の機能が充実しています。

また、2017年次RJCカーオブザイヤー・2016年日経優秀製品・サービス賞 最優秀賞など様々な賞を受賞するなど名実ともに非常に優秀な車です。

価格は2,316,600円~3,187,080円で、ファミリーカーとしてはコストパフォーマンスが非常に高く使い勝手も良いので小さなお子様をお持ちのご家庭には非常に人気の一台です。

トヨタノア 概要

【搭乗人数・概要】

ノアは、車内スペースがとても広く今やファミリー層に大人気のミドルサイズミニバンでトヨタの定番となってきています。

グッドデザイン賞も受賞した優しい雰囲気のデザインから女性にも運転しやすく、さらに運転サポート機能も充実した作りになっています。

車内もとても広々としており、低層フロアやパワースライドドアを搭載するなど特に子育て家族の方々には非常に使い勝手が良い装備が備わっていて安心です。

価格も2,200,000円~3,300,000円とセレナと同様にファミリー向けのミニバンとしてはコストパフォーマンスに優れた車種です。

車内空間・収納

シート

・セレナ シート

セレナのシートは乗車人数や体格などに応じて様々なアレンジが可能です。

2列目シートをロングスライドさせソファのようにスーパーリラックスモードにしたりフラットにしてベッドのような形にしたりできますが、
最大の特徴は、「スマートマルチセンターシート」を採用し前部座席のひじ置きを2列目へとずらすことができ、これにより2列目では3人が座れるようになります。

乗車人数が多い時には2列目に3人座ることができ、2列目にゆとりを持ちたい時には前部座席に戻しゆったりとした空間を保つことができます。

ゆとりのある空間は3列目の乗り心地も抜群で、どの席に座ってものんびりと過ごすことが出来ます。

・ノア シート

ノアのシートも多彩なアレンジが出来ます。
セカンドシートはロングスライドが出来るので後部座席のお子様のケアが出来るような形にしたり、
運転に疲れゆっくりしたい時などはシートをフラットにして非常にリラックス出来ます。

また、シート材質にはファブリックを使用。さらに消臭機能付きシート表皮になっているので、食べ物やタバコ、ペットなど車内にこもりがちなほとんどの臭いを吸着・分解し室内を快適に保ってくれます。

ドア・乗降性

ドアや乗降性についてですが、セレナにはハンズフリーオートスライドドアが採用されており、
スライドドアの下に足先を入れて引くだけでドアが自動でオープンするという画期的なスライドドアでドア開口部の広さも充分で、両手がふさがっていても楽に荷物やお子様を車に乗せることが出来ます。

ステップの高さに関しては、ノアがクラスNo.1の低床フロアになっており体格に関係なく乗り降りもスムーズにでき後部座席に関しては従来のミニバンのような高いステップがなくそのまま乗り降りが可能です。

日産セレナ 収納・バックドア

セレナの特徴のひとつが「デュアルバックドア」です。

バックドアすべてを空けるのではなく、ハーフバックドアを開ければそこから荷物を積んだり取り出したり出来るので買い物に便利です。

また、3列目シート収納が出来るのでさらに多くの荷物を載せることが出来ます。

トヨタノア 収納・バックドア

ノアの収納はラゲージモード・ビッグラゲージモードに出来るのが特徴です。

ラゲージモードでは3列目を収納し、そこに荷物をおけばセカンドシートに人が乗っていても充分荷物を積むことが出来るモードです。

さらに大きな荷物を積む際にはビッグラゲージモードにし、2列目を前へずらし3列目を収納すれば
自転車などの大きな荷物もそのまま積み込むことが可能です。

安全性・走行性

日産セレナ 安全性

セレナは予防安全性能評価 ASV+という最高評価を受けていて安全性能に非常に優れています。

エマージェンシーブレーキを搭載し、フロントカメラで前方の車両や歩行者を検知し衝突の可能性が高まると、メーター内のディスプレイへの警告表示とブザーで回避操作を促してくれます。

もしドライバーが安全に減速できなかった場合には、自動的に緊急ブレーキを作動させて衝突を回避、または衝突時の被害や傷害を軽減してくれるのでもしもの時も安心です。

トヨタノア 安全性

ノアも安全性能が高く予防安全性能評価 ASV+という最高点の評価を受けています。

また、先進技術のToyota Safety Sense Cを搭載し、さまざまな交通事故統計を分析して発生割合の高い事故に対応する3つの先進安全機能をパッケージ化し、
プリクラッシュセーフティシステムや先行車発進告知機能などの先進的機能によりドライバーの安全運転を様々な角度からサポートしてくれます。

予防安全・衝突安全がきっちり考えられ、ドライバーや乗員だけでなく歩行者にまで配慮がされたノアはファミリーカーとしての役割をしっかり果たしていると言えるでしょう。

走行性能

エンジンに関しては、セレナもノアも2同じくリットルエンジンで環境性能・JC08モード燃費を比較するとセレナが17.2km/Lというこのクラス最高の燃費性能に対し、ノアは16.0km/Lと燃費に関してはセレナの方が優れていると言えるでしょう。

また、セレナはミニバン初のプロパイロットを搭載しているので高速道路での運転など旅行などを頻繁にすることが多い方にはその力を感じることが出来ると思います。

試乗記

実際に比較試乗した青山氏によると、乗り心地の特徴はそれぞれでかなり違うようです。

1列目のすっきりした高めの視界ではセレナ、2列目の乗降性、シートのかけ心地ではノア、3列目席の乗降性ではセレナ、3列目席の居心地、シートのかけ心地は総合的に見ると互角といった評価になっています。

ただ、ラゲッジの荷物の積み込みやすさではセレナのデュアルバックドアによってその違いがハッキリと出ており圧倒的にセレナの方が良いようです。

運転のしやすさや居心地の良さを取るか、荷物などの積み下ろしなどの利便性を取るか、甲乙つけがたい2車だけに試乗紀だけでは判断がしづらいと思うので、実際にご自身でご覧になってみてください。

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