三菱GTOが復活!?フェアレディZの兄弟車!?
フェアレディZ 新しい"Z"に、日産の「魂」。基本情報まとめ
http://matome.response.jp/articles/772フェアレディZ。それは日産から販売されている人気スポーツカーです。そんな人気車ですが、貴方はフェアレディZの名前の由来をご存知ですか?9年ぶりにフルモデルチェンジかと噂される話題のフェアレディZ。今回は改めてフェアレディZの基本情報についてまとめてみました。
三菱自動車が、「スタリオン」後継モデルとして、1990年に発売した、ファストバック・クーペ「GTO」が復活するというレポートが欧州から届きました。
そこで、Spyder7では、期待を込めた予想CGを制作しました。
「GTO」後継モデルには、おそらく実質の親会社となった日産「フェアレディZ」にも採用されている、「FR-L」プラットフォームを採用し、ランエボ生産終了の三菱スポーツを継承するはずです。
エクステリアは、薄型LEDヘッドライト、横長の大口エアインテーク、フロントスプリッター、ボンネットにはウィングレットを装備するアグレッシブデザインとしました。
パワートレインは3リットルV型6気筒に電気モーターを組み合わせたスポーツハイブリッドを搭載し、最高馬力は400ps程度になるだろうと予想されます。
ワールドプレミアは2019年秋、2020年発売頃と予想されます。
おさえておきたい!フェアレディZ、次期型はいつ?
GT-Rと並ぶ日産のツートップ!!
「フェアレディZ」に9年振りのフルモデルチェンジが迫っています。
Spyder7では、新型の予想CGを作成しました。
ヘッドライトは現行モデルをベースに、よりシャープなデザインへ、7角形に縁取られるVモーショングリル、空力を向上させるエアスプリッターを備えるベンチレーションを持たせ、かなりアグレッシブなフロントエンドに仕上げています。
ハイブリッドモデルの投入も期待され、もう一方の主役「GT-R」新型と共に、2017年東京モーターショーのダブル主役となりそうですね。
また、2018年3月には、NISMOバージョンの登場も予想されています。
■次期型フェアレディZ、ヘリテイジエディション登場!!
日産自動車は、米国で4月12日に開幕するニューヨークモーターショー2017において、『370Z』(日本名:『フェアレディZ』)の「ヘリテイジエディション」を初公開すると発表しました。
同車は、初代『ダットサンZ』が1969年にデビューして、間もなく50周年を迎えることを記念したモデル。
ボディカラーはシケインイエローとマグネティックブラック。シケインイエローの場合、ボンネットやボディサイドに、グロスブラックのストライプが添えられます。
また、ドアミラーカバーはブラック。
インテリアは、イエローのトリムが配されているそうです。これは楽しみですね。
日産、フェアレディZ、実は意外なヒットだったってホント?
日産フェアレディZ初代
日産の開発陣の予想を上回るヒット作を問われれば、初代『フェアレディZ』も挙げられる、というほどに、フェアレディZが予想外のヒット車だったことをご存知でしょうか。
自動車メーカーにとってのスポーツカーとは、高性能イメージを世に示すフラッグシップとしての役割を期待されこそすれ、販売面での期待は大きくありませんでした。
しかし、初代フェアレディZはその固定観念を大きく覆し、10年間のモデルライフでスポーツカーとしては当時異例中の異例となる、全世界販売台数55万台を記録しました。
ではなぜ、フェアレディZはそのような大成功を収めるにいたったのでしょうか。
■日産 フェアレディZ、大ヒットの秘密
初代フェアレディZで注目すべきは、その外観です。
ロングノーズショートデッキの古典的スタイルではありますが、使い古された言葉で表すなら、流麗で、言うなれば地を這うようなデザインです。
これは開発を指示した当時の米国日産社長である片山氏の、「ジャガー『Eタイプ』のような車を造ってくれ」という注文によるものでした。
ジャガーEタイプと言えば当時から「世界一美しい車」と言われていた高級スポーツカーです。その美しい車をお手本にするのは当然の発想ですが、もともと安価で信頼性の高いスポーツカーを造ることが目的のプロジェクトだったため、この注文は無茶なものでした。
考えた末に、デザインチームはわかりやすいかっこよさを目指しました。まずはボンネットを徹底的に低くしました。
しかし、いざ直列6気筒エンジンを収めた場合、ボンネットが閉まらなくなりました。
問題解決のために、ボンネットにエンジンの先端を逃がす盛り上がりを設けたのですが、これが今日に至るまでZをZたらしめるデザインアイデンティティとなったことは、皮肉な話です。
そのような開発陣の努力により、美しくも力強いスタイルが構築されました。
■開発陣の執念が見せた、「美しさ×速さ×使い勝手の良さ」がフェアレディZに
次に、スポーツカーに必要不可欠な、性能について注目しましょう。
まずハンドリングについて、ここでも先の注文であったジャガーEタイプがベンチマークとされました。
結果、まだ一般的ではなかった四輪独立懸架を備え、低い車高と相まって世界一流の性能を手に入れました。
次にエンジンですが、開発費を抑えるため、『セドリック』等に搭載されていた2リッターL型直列6気筒エンジンを採用しました。
しかしさすがに北米向けとしてはパワー不足が指摘されており、苦肉の策として排気量を2.4リッターへ拡大しでトルクを太らせました。
しかし、このトルクフルなエンジン特性が実用域で扱いやすく、結果的に高性能でも複雑なエンジンを積むポルシェやジャガーに対するアドバンテージとなりました。
片山氏の無茶な注文から始まり、開発陣の執念で「美しさ、速さ、使い勝手の良さ」を具現化したフェアレディZは売れない理由が見つかりませんでした。