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トゥクトゥクの新車・中古車価格、おすすめカスタム、必要な免許について

トゥクトゥクの新車・中古車価格、おすすめカスタム、必要な免許について

東南アジアではポピュラーな乗り物として有名なトゥクトゥクですが、日本でも観光地などで見る機会が増えてきました。ここでは、トゥクトゥクの特徴とトゥクトゥクの新車・中古車の価格、カスタム方法や日本で乗る場合の免許の種類、そして、最近増えてきたトゥクトゥクのレンタルについてまとめて解説します。

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⏳この記事は約3~4分で読めます。


トゥクトゥクとは

トゥクトゥクとは

トゥクトゥクは、タイで用いられている三輪自動車のタクシーのことです。バンコクを中心とした観光地では、観光客の移動手段として人気があります。屋根付きですが扉はなく、耳に残る乾いたエンジンの音から「トゥクトゥク」と呼ばれるようになりました。

定員は運転席と3人乗れる後部座席の4人で、乗客を乗せない時には運搬用としても使用されています。三輪自動車=トゥクトゥクというわけではなく、インドではオート・リクシャー、フィリピンではトライシクルと呼ばれるなど、様々な国で愛されている乗り物です。

トゥクトゥクと呼ばれるのは、主にタイで走る三輪自動車のことを指します。トゥクトゥクが生まれた背景に、日本の自動車メーカーがかかわっているのは意外と知られていません。かつて、日本のダイハツ自動車のミゼットはオート3輪車だったため、狭い路地でも小回りがきく小型の三輪自動車として人気がありました。

ダイハツのミゼットはタイを中心に輸出され、カスタマイズされてトゥクトゥクに変わっていったという背景があります。

タイではタクシー?

トゥクトゥクは、タイではタクシーとして使用されていますが、タイの地元の人はトゥクトゥクをほとんど利用しません。日本とは違い乗車した料金は、運転手との交渉になるため割高になる可能性があるためです。

タイの街中ではポピュラーな乗り物で、観光客がメインで利用する乗り物として観光地や寺院、ショッピングモールや繁華街で乗ることができます。

トゥクトゥクを日本で乗るにはどの免許が必要なのか?

最近ではトゥクトゥクを日本で見かける機会も増えています。日本でトゥクトゥクのような三輪自動車を運転する場合、普通自動車免許が必要です。

トゥクトゥクの運転はバイクに似ていて、バイクのようなハンドルにスロットルがあり、スロットルをアクセルとして動かし、足元のクラッチとブレーキで操作します。バイクのハンドル方式ですが、道路交通法の車両区分ではバイクにサイドカーをつけた扱いになるため、原動機付自転車免許や、普通自動二輪免許では運転できません。

普通自動車第一種運転免許があれば運転可能です。AT限定免許を持っている人でも運転は可能ですが、クラッチを使った運転は難しく感じるかもしれません。

AT限定免許で運転可能とはいえ、安全に運転するためにはオートマ仕様のトゥクトゥクを手配してもらうのがいいでしょう。

レンタカーで借りる場合も、事前にAT限定免許であることを伝えれば準備してもらえます。

車検や車庫証明について

トゥクトゥクを購入した場合、車検や車庫証明は必要になるのでしょうか。実際に乗る場合と、オブジェとして展示する場合が考えられますが、トゥクトゥクは排気量250cc以下であれば車検も車庫証明も必要ありません。

これは、道路交通法上での車両区分が側車付軽二輪車、つまりサイドカー付きのオートバイとして登録されるためです。車庫証明は、文字通り自動車の保管場所の証明書なので、オートバイであれば必要ありません。

排気量250cc以下のトゥクトゥクは、側車付軽二輪車ですがヘルメットは不要で、車検と車庫証明が必要ないので、自動車を運転するよりも経費や維持費を安く抑えられます。

トゥクトゥクの新車・中古車価格、燃費、維持費につて

《画像提供:Response》アソモビの会場で注目を集めた電動トゥクトゥク

ここからは、トゥクトゥクの新車と中古車の価格、燃費や気になる維持費まで細かく紹介します。

EVトゥクトゥクの価格

日本で購入できる三輪自動車は、EV-LANDから発売されている「EV-トゥクトゥク」があります。こちらは電気で動くEV自動車で、グレードはスタンダードとロングレンジの2種類。ロングレンジモデルはバッテリー容量が2倍となり、航続距離、バッテリー寿命が約2倍になります。スペックについては以下をご覧ください。

スタンダートモデル ロングレンジモデル
サイズ(全長×全幅×全高全高) 2,010mm×995mm×1,600mm
定員 3人
バッテリー 60v/50Ah リチウムイオンバッテリー
家庭用100v(フル充電/50円)
燃費(1充電あたりの走行距離) 80km/h±10km/h
充電時間:約4時間
車両重量 212kg(バッテリー含む)
新車価格(税抜) 600,000円 750,000円
カラー マットブラック
ブラックメタリック
ホワイト
レッド
ブルーメタリック
サファイアブルーメタリック
スカイブルー
グリーンメタリック
マットシルバー

参考URL:https://ev-land.shop-pro.jp/?pid=152989716

タイで利用されているトゥクトゥクの定員は4人が多いのに対して、EV-トゥクトゥクは3人乗りとコンパクトな仕様になっています。普通自動車よりも本体価格は安く、フル充電しても1回あたりの電気代は50円とかなりコスパがいいといえるでしょう。

中古車のトゥクトゥクの価格はというと、ダイハツのミゼットで販売されているものは、181.6万円~345.5万円(税抜)でした。トゥクトゥクの中古車は逆輸入をするため、価格が高くなる傾向があります。

また、中古車として販売されている件数が少ないので、新車を購入してカスタマイズする人も増えています。

トゥクトゥクの排気量、燃費、維持費について

トゥクトゥクはダイハツの軽自動車に採用されるEF型エンジンを搭載しているので、排気量は660ccです。トゥクトゥクには、ガソリンを燃料とするものの他、EV-トゥクトゥクのような電動のものもあります。

電気を動力として動くEV-トゥクトゥクは排気ガスを排出しません。気になる燃費はというと、ガソリンを燃料として動くトゥクトゥクの燃費は15km/Lに対して、EV-トゥクトゥクは、1回の充電で80km。ただし、EV-トゥクトゥクは10km程度の誤差があるといわれています。

EV-トゥクトゥクは、総排気量125cc超 250cc以下の二輪の軽自動車扱いとなり、毎年軽自動車税の3,600円は必要ですが、車検が不要なので自動車重量税4,900円は納車時の一度だけの納付でOKです。

燃料費も、年間に走行する平均の10,000km÷燃費(80km)×1回あたりの電気代(50円)で計算すると6,250円/年、自賠責保険も保険期間3年であれば約4,000/年とコスパの良さがよくわかります。

トゥクトゥクはレンタルできるの?

トゥクトゥクはレンタルできるの?

トゥクトゥクは、見た目にインパクトがあるのでイベントやPR活動に重宝しています。特に観光地やベイエリア、アウトドアなどで利用する人に注目を集めており、レンタル店が増えています。

手軽に体験できる30分コースから、1時間・3時間・6時間などの時間単位、そしてトゥクトゥクを満喫できる1日レンタルなどコースのラインアップも豊富です。

タイで利用されているトゥクトゥクは4人乗りがメインですが、レンタルでは観光やアクティビティがメインとなるため、3人乗り・4人乗り・7人乗りなどから選ぶこともできます。価格設定は、借りる時間と定員、そして利用する店舗によって異なります。

また、トゥクトゥクのレンタルではいくつかの注意点があるので一例を紹介します。

・トゥクトゥク内は禁煙
・スカートではなくズボンでの運転(乗車)を推奨
・6歳未満が乗車する場合は、チャイルドシートの着用必須
・ペットの乗車は事前確認が必要
・冬は防寒対策が必要
・気象状況によっては貸出中止あり

車のレンタルではあまりない項目もあるので、トゥクトゥクを借りる場合には事前にルールを確認しておきましょう。

トゥクトゥクのおすすめカスタム

トゥクトゥクのおすすめカスタム

ここからは、トゥクトゥクのカスタマイズについて解説します。

おすすめはボディラッピングやオートマチック化、そしてシートとシートベルト、車検証ボックスのカスタマイズについて紹介します。

ひとつずつチェックしていきましょう。

ボディラッピング

トゥクトゥクを購入する際、参考となるイメージが提示されますが、好みのカラーがない場合には、フルカスタマイズも可能で、ボディもラッピングでどのようなカラーにしたいのかも相談できます。

タイで利用されているブルーにイエローのツートンカラーや、市場で見かけるような赤と黒のトゥクトゥク以外にも好みのカラーにカスタマイズできます。

価格は、使う色の種類やデザインによって変わってきますが、ホームセンターでカーラッピング用のフィルムをカットしてDIYすることも可能です。ボディのカラーを変えようと考えている人は、どのようなカラーやデザインにするかイメージすることからはじめてみましょう。

オートマチック

トゥクトゥクは、普通自動車第一種運転免許であればAT限定でも運転が可能です。ただし、足元のクラッチを操作して運転するため、AT限定免許の人には操作が難しいかもしれません。

トゥクトゥクを買うには、新車・中古車から選べますが、どちらにしても輸入元で制作する前にオートマチックと希望を伝えておくとカスタマイズしてもらえます。

中古車販売店や代理店でトゥクトゥクの運転方法を確認し、運転が難しいようならオートマチックに変更できます。中古車で購入する場合でも、オートマチックに仕様変更はできるので相談してみましょう。

シートカスタム

トゥクトゥクのポイントとなるボディのカラーが決まったら、同系色でシートをカスタマイズするのもおすすめです。単色でまとめたり、ツートンカラーで個性を出してもおしゃれです。

シートベルト

トゥクトゥクは、普通自動車免許で運転できますが、法律上の分類ではバイクになります。そのためシートベルトの着用義務がないので、シートベルトは標準装備されていません。

しかし、ドアもなく通常の車とは形状が異なるので、安全のためにシートベルトの着用をおすすめします。シートベルトもカラーやデザインが豊富なので、ボディのカラーと合わせてカスタマイズしてみるのもおすすめです。シートとシートベルト、そして車体もトータルでコーディネイトしてオリジナルのトゥクトゥクを作ってみましょう。

車検証ボックス

トゥクトゥクの運転席の前には車検証ボックスといわれる小さな小物入れは標準装備されていません。追加のオプションとしてカスタムするのがおすすめ。値段も15,000円~20,000円程度でリーズナブルです。

トゥクトゥクで移動販売はできるの?

トゥクトゥクで移動販売はできるの?

イベントやオフィス街で見かけるキッチンカ―ですが、トゥクトゥクは移動販売に向いているのでしょうか。

移動販売といっても、ホットドッグのような軽食や、ケバブや揚げ物のように調理を伴うもの、テイクアウト用に開発された商品など種類はさまざまです。

販売する商品にもよりますが、カウンターに収納、排水システムやコンロ、換気扇など、機器の整備が必要です。

また、トゥクトゥクを使用して移動販売を行う場合、販売する地域を管轄する保健所に相談し検査を受けて、営業許可を取得しなければいけません。

細かな規定がある中で特に注意しなければいけないのが、食品衛生責任者の資格を取得しなければいけないという点です。

移動販売を始めるためには、売るものを決め、トゥクトゥクを改造し保健所への申請、そして食品衛生責任者の資格を取らなければいけないので、計画的に進める必要があります。

まとめ

まとめ

トゥクトゥクは普通自動車免許で運転ができ、維持費も普通自動車よりも安く抑えられます。トゥクトゥクのレンタルで試運転してみてもいいですし、中古車販売業者に相談して、トゥクトゥクの販売事情について聞いてみるという方法もあります。フルカスタマイズが可能なので、世界に一台しかないオリジナルのトゥクトゥクを作ってみましょう。

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