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自動車の衝突事故を検出する新機能がiPhone 14シリーズ全モデルに搭載!

自動車の衝突事故を検出する新機能がiPhone 14シリーズ全モデルに搭載!

2022年9月に発売されたiPhone 14シリーズ全モデルには、自動車の重大な衝突事故を検出して、緊急通報サービスに自動で連絡してくれる新機能の「衝突事故検出」機能を搭載。今回は「衝突事故検出」機能の検出する仕組みや特徴、なぜ自動車事故の想定した機能を搭載したのかを解説していきます。

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iPhone 14の自動車事故を検出する新機能とは?

《画像提供:Response》〈photo by Apple〉アップルiPhone 14&14プラス

2022年9月16日に発売されたiPhone 14。前シリーズに比べ、カメラの画素数の向上やアクションモードの搭載など、更なるバージョンアップが施されました。その中でも今回注目したいのが、交通事故を自動的に検知し緊急通報をするサービス「衝突事故検出」機能の搭載です。

衝突事故検出機能の紹介動画

衝突事故検出機能はすべての自動車事故を検知するのか?

この衝突事故検出機能ですが、すべての自動車事故を検知するわけではなく、運転中に発生した重大な衝突事故を検知する機能なので、事故の規模によっては、緊急通報機能が作動しないこともあります。

電波がない場所でも衝突事故検出機能は有効なのか?

アメリカ・カナダでは、電波の届かない場所であっても衛星通信経由で緊急通報できる機能があります。しかし、日本では導入されておらず、電波の届かない場所で事故に遭ってしまった場合は緊急通報はできません。

衝突事故を認識する仕組み

iPhone 14には、衝突事故を検知する仕組みはこちらです。

①高重力加速度センサー

最大256Gの車の急加速、急減速を検知

②気圧計

エアバック作動時に生じる車内の気圧変化を検知

③マイク

衝突で発生する大きな衝撃音を検知・識別

④ハイダイナミックレンジジャイロスコープ

車の向きの急激な変化を検知

⑤モーションアルゴリズム

前面衝突、後面衝突、側面衝突、横転の衝突実験を通じて開発したアルゴリズムで事故を検知

⑥過去の事故データ

100万時間分の運転データと一般公開されている衝突事故データを活用

これらの機能が衝突事故を認識することによって、救助の要請や緊急連絡先に知らせることができるのです。

iPhone 14はなぜ自動車事故を想定した衝突事故検出機能を搭載したのか?

《画像提供:Response》〈photo by Apple〉アップルiPhone 14

この衝突事故検出機能に似た機能が、これまでのApple Watchの「転倒検知機能」です。

転倒検知機能は着用者が転倒したことを検知し、手首を叩いてくれるほか、警告音を鳴らしそのまま緊急通報サービスに連絡することも可能な機能です。その機能に加え、不規則な心拍・高心拍・低心拍を通知する機能も搭載されており、それによって最悪の事態を免れた方も少なくありません。

この経験から、Apple WatchだけでなくiPhoneにも命に関わる衝突事故を検知する機能が搭載されたと考えられます。

自動運転Apple Car(アップルカー)のベースデータとしての期待

衝突事故検知機能の開発には、車両の前面・後面・側面・横転の4つの衝突事故に焦点を当て、100万時間を超えるさまざまな実走行検証が行われました。

現在、Apple Carについての情報はあまり世の中には出ていませんが、ハンドル・ペダルが存在せず完全自律走行し、乗車している人はリムジンのように向かい合って座るなどさまざまな期待があります。

安全面においては、今回のiPhone 14に搭載された衝突事故検知機能の検証データが、Apple Carのデータベースとして活用されることを期待しています。

自動車事故を起こさないための対策とは?

《画像提供:Response》

自動車は移動手段としてなくてはならないものですが、運転中の一瞬の気の緩みや操作ミスによって、自らの命だけでなく他人の命まで奪ってしまう危険な乗り物でもあります。

そんな自動車で事故を起こさないためには、どのような対策が必要でしょうか。

体調が悪い場合は運転をしない

体調が悪い時には、注意力の低下や動作が緩慢になるなど、運転に適さない状況になることもあります。普段から体調管理の徹底や、体調不良の時には運転せず公共交通機関を利用するなどしましょう。

ながら運転をしない

「ながら運転」とは、車が停止していない状態で、携帯電話を操作・通話するなど運転に集中していない状態を指します。

運転中に数秒くらいであれば目を離してもいいと思うかもしれませんが、時速40kmで走行している場合、1秒間で11mも前進します。それに加え、歩行者・他の車の状況は常時変化するのでたいへん危険な行為であり、令和元年には携帯電話使用等の罰則等を引き上げた改正道路交通法が令和元年に施行されました。

かもしれない運転をする

「かもしれない運転」とは、「死角から人が飛び出してくるかもしれない」など、起こりうる危険をあらかじめ予測しながら運転することを指します。

対照的な運転が「だろう運転」。だろう運転とは、「子どもがいるけど横断歩道じゃないから渡ってこないだろう」とスピードを緩めないなど、きっと大丈夫だろうと楽観的な運転をすることを指します。

免許を取りたての時には「かもしれない運転」をしていた人も、運転に慣れてきたり毎日同じ道を通っているうちに、ついついだろう運転になってしまうことがあります。事故を起こさないためには、どんなに車に乗り慣れて通り慣れた道であっても、危険が潜んでいるかもしれないと慎重に運転することが大切です。

許す心を持って運転をする

日々車を運転していると、ルールを守らなかったりマナーの悪いドライバーに遭遇する機会があります。そんな時にイライラしてしまうと、自分が事故を起こしてしまうかもしれません。気持ちを落ち着かせ、許す心を持って運転することで、自分の身を守る安全運転をすることができます。

運転技術があると過信せず初心を忘れずに運転をする

交通事故は、運転技術に自信がある人や運転歴の長いドライバーでも起こり得ます。自分の運転技術を過信することで、法定速度を超えて走行したり、ながら運転をするなど、慎重さに欠けた運転をしてしまいがちです。

適度な自信は必要ですが、過信は危険な運転にもつながりかねないので、ハンドルを握る時は初心を忘れないように心がけましょう。

靴をしっかり履いて運転をする

サンダルやヒールは、アクセル・ブレーキの誤操作を誘発する可能性があるので、運転時は、運転に適した靴を履きましょう。サンダルやヒールが違反だとは名言されていませんが、操作に支障をきたすことが明らかな場合には、安全運転義務違反となり、過失認定される場合があります。

見切り発車をしない

見切り発車とは、信号が青に変わる前に発進することです。他の道路から入ってきた車、歩道を渡り切っていない歩行者や自転車と衝突する危険があります。急いでいたとしても、信号が確実に青に変わってから発進するようにしましょう。

各車メーカーの安全機能を紹介

《画像提供:Response》〈撮影 小松哲也〉トヨタ・セーフティ・センス(Toyota Safety Sense)

ここからは、各自動車メーカーの安全機能を紹介します。

Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)

「歩行者事故」「正面衝突・車線逸脱」「追突」をカバーする予防安全パッケージが「Toyota Safety Sense」です。これらの事故を回避・軽減するToyota Safety Senseの機能がこちらです。

・衝突被害軽減ブレーキ
・ハンドル操作サポート
・追従ドライブ支援機能
・車線はみ出しアラート
・自動ハイビーム
・標識読み取りディスプレイ
・先行車発進アラーム
・プリクラッシュセーフティ
・ドライバー異常時対応
・プロアクティブドライビングアシスト(PDA)
・緊急時操舵支援(アクティブ操舵機能付)
・フロントクロストラフィックアラート(FCTA)
・レーンチェンジアシスト

先行車との車間距離、歩行者の検知に優れた機能を搭載し、交通事故死傷者ゼロ社会を目指しています。

日産 360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)

日産の「360°セーフティアシスト」とは、下記の14種類の先進運転支援システムで構成されており、国土交通省所管の自動車事故対策機構による安全性能評価で最高ランク(満点)を獲得した機能を含むパッケージです。

・インテリジェントエマージェンシーブレーキ
・インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)
・ハイビームアシスト/アダプティブLEDヘッドランプシステム
・インテリジェント DA(ふらつき警報)
・標識検知機能(進入禁止標識検知、最高速度標識検知、一時停止標識検知)
・インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)+LDW(車線逸脱警報)
・インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)+BSW(後側方車両検知警報)
・インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)
・踏み間違い衝突防止アシスト
・RCTA(後退時車両検知警報)
・インテリジェント ルームミラー
・エマージェンシーストップシグナル
・SOSコール
・オートブレーキホールド

車からは確認できない箇所の状況を検知し、衝突の回避、被害の軽減、サポートをしてくれます。

Honda SENSING(ホンダ センシング)

ホンダの「Honda SENSING」は、衝突を予測してブレーキをかけたり、前の車をちょうどいい距離で追従したりできる、安心かつ快適な機能を搭載した先進の安全運転支援システム。その多彩な機能はこちらの17種類です。
 
・衝突軽減ブレーキ(CMBS)
・誤発進抑制機能
・歩行者事故低減ステアリング
・路外逸脱抑制機能
・アダプティブクルーズコントロール(ACC)
・車線維持支援システム(LKAS)
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・後方誤発進抑制機能
・近距離衝突軽減ブレーキ
・オートハイビーム
・アダプティブドライビングビーム
・トラフィックジャムアシスト
・ブラインドスポットインフォメーション
・パーキングセンサーシステム
・後退出庫サポート
・Honda パーキングパイロット

このような、先進の安全運転支援システムを搭載しており、ドライバーの誤操作を抑制し、安心・快適なドライブをサポートしてくれます。

ダイハツ スマートアシスト

「スマートアシスト」とは、ダイハツが開発した予防安全機能の総称です。車に搭載されたステレオカメラで周囲を認識し、運転をサポートしてくれます。スマアシには下記の19機能があります。

・衝突警報機能(対車両・対歩行者)・衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者)
・誤発進抑制制御機能(前方・後方)
・BSM(ブラインドスポットモニター)
・車線逸脱警報機能
・車線逸脱抑制制御機能
・路面逸脱警報機能
・ふらつき警報
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能(侵入禁止/最高速度/一時停止)
・オートハイビーム
・ADB(アダプティブドライビングビーム)
・サイドビューランプ
・全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)
・LKC(レーンキープコントロール)
・パノラマモニター
・スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)
・コーナーセンサー(前方・後方)
・RCTA(リアクロストラフィックアラート)

スマートアシスト搭載車両の国内累計販売台数が、2022年7月末時点の情報で400万台を突破したとのこと。ドライバーの安全・安心な運転をサポートしています。

SUZUKI Safety Support(スズキ セーフティ サポート)

セーフティ サポートとは、スズキが展開している予防安全技術のことで、19機能あります。

・デュアルセンサーブレーキサポート
・デュアルカメラブレーキサポート
・レーダーブレーキサポートⅡ
・レーダーブレーキサポート
・後退時ブレーキサポート
・誤発進抑制機能
・後方誤発進抑制機能
・車線逸脱抑制機能
・車線逸脱警報機能
・ふらつき警報機能
・アダプティブクルーズコントロール
・車線維持支援機能
・ブラインドスポットモニター
・リヤクロストラフィックアラート
・標識認識機能
・ヘッドアップディスプレイ
・ハイビームアシスト
・先行車発進お知らせ機能
・全方位モニター用カメラ

事故を未然に防ぎ、運転中にヒヤリとする場面を最小限に抑えるための技術を搭載しています。

まとめ

《画像提供:Response》〈photo by Apple〉アップルiPhone 14

こちらの記事では、iPhone 14の新機能の衝突事故検出機能、各車メーカーの安全機能について記載してきました。

各車メーカーの安全機能は非常に優れており、事故を未然に防いだり、事故の衝撃を軽減する機能が惜しみなく搭載しています。

ただし、優れた安全機能を搭載していても防げない事故は存在します。そんな時に衝突事故を検知し、自動で緊急通報までしてくれるiPhone 14の機能は、万が一の時に自らの命を守るためのものになるでしょう。

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