自動車税・軽自動車税はPayPay(ペイペイ)で支払える
2024年4月現在、47都道府県すべてがPayPay(ペイペイ)での自動車税の支払いに対応しています。また、軽自動車税についても、PayPayは、2023年4月1日から導入されたeL-QR(地方税統一QRコード)にも対応していますので、ほぼすべての自治体で地方税の納付が可能になりました。
eL-QRが記載された納付書であれば、eL-QRをスキャンすることで自動車税・軽自動車税の支払いが可能です。
お住まいの自治体の対応状況を確認する
自治体(税金など)のPayPay請求書払い - キャッシュレス決済のPayPay
https://paypay.ne.jp/bill-payment/local/#regionPayPayが使えるサービスは順次拡大中です。
PayPay(ペイペイ)で自動車税・軽自動車税を支払うメリット・デメリット
■PayPay(ペイペイ)で自動車税・軽自動車税を支払うメリット
金融機関の窓口やコンビニに行く必要がない
PayPay(ペイペイ)なら、届いた自動車税の納付書に記載のバーコードまたはeL-QR(地方税統一QRコード)をPayPayアプリでスキャンするだけで支払いが完了できます。
納付書と現金を持って金融機関や都道府県税事務所の窓口やコンビニへ行く必要がなく、お手持ちのスマホから時間・場所関係なくいつでも支払えますので、金融機関や都道府県税事務所の窓口やATMの営業時間をはじめ、コンビニに出かける時間やレジの混雑状況などを気にする必要がありません。
手数料がかからない
PayPay(ペイペイ)での自動車税の支払いには、手数料がかかりません。
一方、地方税お支払いサイトからクレジットカードで自動車税を支払う場合、最初の1万円までは37円(税別)、以降1万円ごとに75円(税別)のシステム手数料が別途かかります。例えば、トヨタ プリウスの自動車税額36,000円を支払う場合、システム手数料が別途288円(税込)かかります。
PayPayステップの達成条件(決済回数・決済金額)にカウントされる
PayPayステップは、PayPayアプリ・PayPayカードの毎月の利用状況に応じて、お買い物でもらえるポイントの付与率があがるプログラム。
PayPayステップの達成条件に「200円以上の決済回数 30回」「決済金額 10万円」があり、自動車税の支払いはこちらにカウントされます。自動車税は金額が大きい支払いなので「決済金額 10万円」の達成に有効です。
■PayPay(ペイペイ)で自動車税・軽自動車税を支払うデメリット
納税証明書が発行されない
PayPay(ペイペイ)で自動車税・軽自動車税を支払った履歴は、PayPayアプリの請求書払いの「取引履歴」から確認することができますが、領収書の発行には対応していません。
継続検査ではない場合や自動車税の滞納がある場合、車検には納税証明書が必要になります。この条件に該当し、納税証明書が必要な方は、金融機関や都道府県税事務所の窓口やコンビニで支払う必要があります。
納税後すぐに車検を受けることができない
車検時に行う自動車税・軽自動車税の納付確認の電子化によって、PayPay(ペイペイ)で自動車税を支払った場合、運輸支局への納税証明書の提示が省略できます。
ただし、納税を確認できるシステムに反映されるまでの10日から3週間程度の時間を要しますので、納税後すぐに車検を受ける必要がある際には、納税証明書が必要になるため、上述の通り金融機関や都道府県税事務所の窓口やコンビニで支払う必要があります。
PayPay(ペイペイ)のメンテナンス中は使用できない
PayPay(ペイペイ)では定期・不定期でシステムメンテナンスを行うことがあります。機能や金融機関ごとにシステムメンテナンスが行われており、メンテナンス中は一時的に新規登録やチャージなどが利用できなくなります。
「PayPayからのお知らせ」のページでメンテナンス予定などについてのお知らせを掲載していますので、自動車税・軽自動車の支払い時期にご自身に関係があるメンテナンスが予定されていないか確認しておきましょう。
■【注意】PayPayでの自動車税支払いではポイントは付与されない
店頭でのQRコード決済やオンラインショッピングの支払いでPayPay(ペイペイ)を利用すると、ポイントが還元されます。自動車税・軽自動車税はまとまった金額を支払うので、ポイントが還元されるかされないかを重要視される方も多いのではないでしょうか。
しかし、残念ながら2022年4月以降、PayPay(ペイペイ)では自動車税をはじめとした税金の支払いでのポイント還元は廃止されており、現在はポイントが還元されません。
2024年4月時点では、自動車税・軽自動車税をポイント還元対象外としているQRコード決済がほとんどです。しかし、一部キャンペーンでチャージに対してポイント付与されるケースもありますので、支払いタイミングで実施されているキャンペーン情報を確認しておきましょう。
PayPay(ペイペイ)で自動車税を支払う手順
ここからは実際にPayPay(ペイペイ)で自動車税・軽自動車税を支払う手順を紹介します。
STEP1:PayPay残高を確認し、自動車税額をチャージする
まず納付書に記載の自動車税額が、PayPay残高にチャージされているか確認しましょう。残高が足りない場合には、事前にチャージが必要です。(「PayPayあと払い」の場合は残高チャージは必要ありません。)
なお、自動車税の支払いで使えるPayPay残高はPayPayマネーのみ対象です。ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いでチャージされるPayPayマネーライトや、PayPayポイントでの支払いはできません。
また、PayPay残高のチャージには事前に本人確認が必要です。運転免許証・運転経歴証明書でも本人確認できますが、マイナンバーカードをお持ちの方なら最短当日に完了します。PayPayで自動車税を支払う予定の方は事前に本人確認を行いましょう。
STEP2:PayPayアプリから自動車税 納税通知書のeL-QRをスキャン
PayPay残高のチャージが完了したら、PayPayアプリのトップメニューから「税金の支払い」を選択し、支払い方法からPayPay残高を選び、「請求書のスキャンに進む」から納付書に記載のバーコードまたはeL-QRを読み取ります。
STEP3:支払い金額を確認して支払い
支払い金額が画面に表示されているので「支払う」を選択して完了です。
まとめ
登録ユーザー数が6,000万人を超えるQRコード決済「PayPay(ペイペイ)」を使った自動車税・軽自動車税を支払うメリット・デメリット、支払い手順を紹介しました。
自動車税・軽自動車税の支払いでのポイント還元こそ廃止されてしまいましたが、PayPay(ペイペイ)ならコンビニなど店頭に行く必要はなく、送られてきた自動車税の納付書に記載のバーコードまたはeL-QRを、PayPayアプリから読み取るだけの手軽さが一番のメリットです。
普段からPayPay(ペイペイ)を利用されている方も、これから利用を検討される方も、PayPay(ペイペイ)での自動車税・軽自動車税の支払いを検討してみてはいかがでしょうか。