今年の冬、スタッドレスタイヤに履き替える輸入車オーナーは約3割
今年の冬はスタッドレスタイヤに履き替えるかどうかを聞いてみると、スタッドレスタイヤに「履き替えない」と回答した人が56.4%と過半数を占めました。一方で、「履き替える」と回答した人は32.9%、「オールシーズンタイヤを装着している」は7.1%、「わからない」は3.6%という結果でした。
居住地域の影響や、冬季はセカンドカーを利用したりする可能性もあります。オールシーズンタイヤの利用は利便性を重視した選択と考えられます。
次に、スタッドレスタイヤに履き替える・履き替えないと回答した理由について聞いてみました。
■スタッドレスタイヤに履き替える理由は「冬の路面凍結や積雪が心配だから」が約7割
Q1でスタッドレスタイヤに履き替えると回答した主な理由として、「冬の路面凍結や積雪が心配だから」(67.8%)が最多で、冬季の道路状況に対する不安が最大の要因といえます。「安全運転を重視しているから」(22%)という回答も一定数あり、安全意識の高さが伺えます。
一方、「保険や法律的に必要だから」(1.7%)や「過去に冬道で危ない思いをしたから」(5.1%)は少数派であり、経験や規制よりも、一般的なリスクへの備えが主な動機となっていることが明らかです。
そのほか、「毎年雪国に行くため」といった利用シーンに基づく実用的な理由も少数ながら存在しました。
■スタッドレスタイヤに履き替えない理由に「合うタイヤサイズがない」「雪道では別の車で行く」といった意見も
Q1でスタッドレスタイヤに履き替えないと回答した主な理由として、「自宅周辺は雪や凍結が少ないから」(71.3%)という居住地域に関する理由が挙げられました。次いで、「冬季は走行しないから」(13.8%)や「コストがかかるため」(11.3%)という回答があり、スタッドレスタイヤを購入しない選択をしていることがわかりました。
その他の回答には、「凍結したら乗らないから」「合うタイヤサイズがない」「雪道には雪道を走れる車で行く。輸入車では行かない」といった意見もありました。
スタッドレスタイヤの履き替え時は「11月中旬~12月上旬」が最多
スタッドレスタイヤの履き替え時期は「11月中旬~12月上旬」が最も多く、46.3%を占めています。この時期は冬の初めで路面の凍結や積雪のリスクが高まるため、早めの備えを意識している人が多いと考えられます。次いで「12月中旬以降」(35.2%)と遅めの時期に履き替える人も一定数おり、冬季の厳しい状況を見越してタイミングを選んでいることがわかります。
その他の意見では、雪の降る地域に向かうときだけ履き替えるという意見がありました。
調査対象
調査機関:自社調査
調査対象:輸入車に興味のある男女141名
調査期間:2024年12月10日〜2024年12月17日
調査方法:インターネット調査
出典元:カレント自動車株式会社
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