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【軽自動車販売台数ランキング】大人気"軽"「ホンダ N-BOX」が強い!ダイハツの軽も勢いを取り戻す

【軽自動車販売台数ランキング】大人気"軽"「ホンダ N-BOX」が強い!ダイハツの軽も勢いを取り戻す

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2025年2月新車販売台数ランキングによると、いつも通りホンダ「N-BOX」が1位となったほか3位まで入れ替わりはなく、人気車種の変わらぬ強さを見せつけました。ダイハツ「タント」が復活して以来、スーパーハイトワゴンたちの膠着状態が続きます。このほかは大きな入れ替わりはありませんが、多少の変化はあります。

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2025年2月はどんな軽自動車が売れた?

《画像提供:Response》《写真提供 トヨタ自動車》 トヨタ ヤリス クロスの「Z URBANO」

2025年2月は、普通車のランキングで首位を保持室ふける「ヤリス/ヤリスクロス」の一部改良モデルや新たな特別仕様車が投入されたほか、三菱「デリカD:2」やトヨタ「GRカローラ」の大幅改良モデルが登場していますが、軽自動車では、新型車の登場は一切なく、ランキングに大きな影響を与えるような動きはありませんでした。

昨年ホンダ、スズキ、スバル、マツダから一斉に登場した軽スーパーハイトワゴンのSUVモデルは、あまりこれまでのランキングには影響がなかったようですが、2月ではどうなったのでしょうか。2025年2月の軽自動車販売台数ランキングを確認しましょう。

相変わらずホンダ「N-BOX」が大人気!ダイハツは勢いを完全に取り戻したか

《画像提供:Response》《写真提供 ダイハツ工業》 ダイハツ・タント

2024年5月のランキングで、2年間連続で1位となったホンダ「N-BOX」がスズキ「スペーシア」と入れ代わり2位となったのは記憶に新しく、さらにSUVモデルとなるスペーシアギアの新型モデルも投入されましたが、その後8ヶ月間スペーシアが再び1位に返り咲くことはありませんでした。

2025年2月のランキングでもやはり1位だったのは、N-BOX。販売台数はN-BOXが18,823台、スペーシアが15,715台と、差がどんどん広がっており、逆転の目はないかもしれません。

ともにモデルチェンジしたばかり、且つ新たなバリエーションが追加されたばかりなので、N-BOXに何らかの急減速する理由が発生するか、モデルチェンジしたばかりのスペーシアが新たなバリエーションを投下するなどしない限り厳しい展開が続くと思われます。

ただ、N-BOXの前年比も103.6%とここしばらく前年を超えられない状況が継続していましたが、ここに来て安定。スペーシアの前年比は116.0%と好調ではありますが先月よりは低い状態です。

3位は、ダイハツの軽スーパーハイトワゴン「タント」が引き続きランクイン。昨年は不正問題により大きく沈んでいた同車ですが、3ヶ月間程この地位を維持し続けているほか、前年比も357.9%と飛躍的な伸びを見せています。

商品改良もほとんど行われていない状態で、ここまでの復活を見せるのは、"ダイハツのスーパーハイトワゴン"が世の中から求められる存在だからでしょう。モデルチェンジなど大きな改良が行われればN-BOXの席を狙えるかもしれません。

4位についたのは、ここ最近ダイハツと「ムーブ」と4位争いをしているスズキ「ハスラー」。4位の地位を奪い合っており、今回はムーブがハスラーを5位に追いやりました。

ムーブとは台数的に常に接戦でしたが、今月の販売台数差は約1000台。そして前年比はムーブが430.2%、ハスラーが94.8%と大きな差があります。ダイハツは昨年の数値が低いため、なんとも言えない状況ですが。ムーブには新型車の登場も噂されているため、逆転の機会もあるかもしれません。

6位は先月同様、日産「ルークス」。前年比は92.2%、販売台数は7,049台となっており、直近では日産自動車の2024年度 第3四半期決算発表の中で、2025年度に “新型軽自動車”の生産を開始することが明らかにされており、これがルークスなのかは定かではありませんが、その可能性は十分にあり、これが実現すれば今後のランキングに影響を与えるでしょう。

7位も、先月に続きスズキ「ワゴンR」ランクイン。前年比も93.3%と下降傾向、ワゴンR スマイルの大幅な改良を行うも、あまり功績をあげられていないようです。

このほか8位には、この順位をダイハツ「タフト」と取り合っているスズキ「アルト」がランクイン。順調に順位をあげていたダイハツ「タフト」が失速しました。タフトの前年比は356%と膨大ですが、これも昨年の値が少ないため、一方アルトは96.7%と引き続き少し下降傾向ですが、大きな変化はなく今後もこの地位を維持するでしょう。

また10位にはアルトのライバルであるダイハツの「ミライース」が先月に引き続きランクイン。両者の台数差は1,000台弱、この差を埋めるのは難しいかもしれません。

11位以下も変化なし

《画像提供:Response》《写真提供 三菱自動車》 デリカミニ T Premium

2025年2月のランキングでは、上位陣に大きな変化はなく、先月同様の地位を維持する車が目立ちました。ダイハツもその勢いを取り戻し、ランキングが膠着状となっています。

11位以下でもそれは同様で、三菱「デリカミニ/eK」が13位から12位に、日産「デイズ」が12位から13位に、ホンダ「N-WGN」が15位から14位に、日産「サクラ」が14位から15位になった程度で大きな変更はありません。

前年比もいずれも80%前後で下降傾向が続いている車たちで、今後数値を伸ばしていくには、改良など何かしらの策が必要かもしれません。

完全復活のダイハツ…新型車を出せばさらなる向上が見込まれる?

《画像提供:Response》《APOLLO NEWS SERVICE》 ダイハツ ムーヴ 次期型の予想CG

2025年2月のランキングは、かなり膠着状態で、あまり変化のないタイミングとなりました。SUV風の軽スーパーハイトワゴンはすでに飽和状態となりランキングに大きな影響を与えることはないようです。

一方、ダイハツ車も完全復活。大きな改良がないにも関わらずその人気を取り戻したダイハツ車たちであれば、今後新型車の投入で、ランキングを席巻できることでしょう。今後の動向が注目されます。

2025年2月 軽自動車 車種名別順位

順位 前月順位 ブランド通称名 メーカー 台数 前年比
1(ー)1N-BOXホンダ18,823103.6
2(ー)2スペーシアスズキ15,715116.0
3(ー)3タントダイハツ12,404357.9
4(↑)5ハスラースズキ8,58994.8
5(↓)4ムーヴダイハツ8,177430.2
6(ー)6ルークス日産7,04992.2
7(ー)7ワゴンRスズキ6,98193.3
8(↑)9アルトスズキ6,07196.7
9(↓)8タフトダイハツ5,301356.0
10(ー)10ミラダイハツ5,031224.1
11(ー)11ジムニースズキ4,803147.5
12(↑)13デリカミニ/eK三菱4,50876.8
13(↓)12デイズ日産4,25083.8
14(↑)15N-WGNホンダ2,17572.2
15(↓)14サクラ日産1,76082.2
出典:https://www.zenkeijikyo.or.jp/statistics/tushosoku

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