フィアット「600(セイチェント)」のハイブリッドモデル発売
《画像提供:Response》〈写真提供:ステランティスジャパン〉フィアット 600 Hybrid
フィアット「600(セイチェント)」は、Dolce Vita(ドルチェ=ヴィータ)の世界を表すアイコニックなイタリアンデザインに、快適性と革新性、テクノロジーを詰め込んだ、コンパクトなSUV。フィアットのコンパクトSUVで「500X」の後継に当たるモデルです。
この電気自動車版となる「600e」が2024年にすでに日本導入されていました。
そんな600のマイルドハイブリッドモデル「600 Hybrid(セイチェント ハイブリッド)」が、2025年5月27日に正式発表されました。
ボディサイズは、全長4,200mm×全幅1,780mm×全高1,595mmと、輸入車としてはかなりコンパクトで扱いやすいサイズ感。乗車定員はしっかり5名です。
エクステリアは、初代600から着想を得たデザインに、「500e」のかわいらしさを融合。ヘッドランプからサイドへのフォルムやリアナンバープレート上部の形状、全長に対するボンネット比率など、随所に初代600のエッセンスが息づいています。
フロントフェイスは「BIG SMILE」をコンセプトに、ヘッドランプを目としてデザイン。どこかいたずら心を感じさせるような笑顔を表現しています。
グロスブラックのアクセントを随所に採用、足元には18インチダイヤモンドカットアルミホイールが装備され精悍さを高めています。
カラーは、サンセット オレンジ、スカイ ブルー、ホワイトの3色に加え、ハイブリッド限定のイタリアの海をイメージしたというシー グリーンとあわせ、計4色から選択可能です。
インテリアは、2スポークステアリング、丸型メータークラスター、楕円形のダッシュボードパネルなど、外装同様初代600の象徴的なデザイン要素を取り入れています。
ベースモデルはボディ同色のダッシュボードとブラック色のファブリックシート(FIATモノグラム入り)を採用。
上位モデルとなるLa Primaでは、アイボリーのダッシュボードとエコレザーシート(FIATモノグラム入り)を採用し、Dolce Vitaの世界観を体現しています。
荷室は、385Lの容量を備え、後部座席を倒した状態で、最大1,256Lの積載が可能。また、15Lという大容量のセンターコンソールを含む、計30Lの収納もフロント各所に備えました。
またリアハッチには、両手いっぱいに荷物を抱えていても、つま先をかざすだけでオープンするハンズフリーパワーリフトゲートを標準装備しています。
パワートレインは、システム合計出力145psを発揮する、新開発の1.2リッターガソリンターボエンジンと、電動モーターを内蔵した6速デュアルトランスミッションを組み合わせた、新世代の48Vマイルドハイブリッドシステム。
電動モーターのアシストにより、低速から力強いトルクが立ち上がり、スムーズで心地よい加速を実現。低速時の100%電動走行も可能としています。
また、走行状況によって、最大約30km/hまでは電気による走行が可能。信号待ちの多い市街地走行では、1時間あたり約50%はエンジンを使用しない状態となり、市街地での実用燃費を飛躍的に向上させるといいます。
高速での定速走行時は、エンジンを使用。中速域で安定した走行中は、状況に応じてエンジンとモーターを切り替えて走行します。
燃費は23.2km/L(WLTCモード)。この値は、B-SUVインポートセグメントでトップクラスの性能です。
先進安全装備には、アダプティブクルーズコントロール(STOP&GO機能付)や、レーンポジションアシスト、アクティブランバーサポートなど十全な装備が与えられています。
価格は、ベースグレードとなる600 Hybridが365万円、上位グレードとなる600 Hybrid La Primaが419万円。実際の発売は発表と同日より開始されています。
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