フラッグシップ級のサイズに拡大。疑似MT搭載のEVや、後席を極めた新パッケージも登場
《画像提供:Response》〈写真提供:レクサス〉レクサス ES 新型
レクサスは2026年6月11日、1989年のブランド創設時から続く中核セダン「ES」をフルモデルチェンジして発売しました。次世代電動車ラインアップの先陣を切る8代目モデルとして、パッケージングからパワートレインまでドラスティックな進化を遂げています。
新型ESにおける最大のトピックは、最新の電動化技術を盛り込んだパワートレインの刷新。従来からの主力である2.5リッターハイブリッドモデル(ES350h)に加え、新たに100%電気で走るBEVモデルとして、前輪駆動の「ES350e」と四輪駆動の「ES500e」という2つの選択肢が用意されました。
《画像提供:Response》〈写真提供:レクサス〉レクサス ES 新型
BEVの航続距離は、ES350eが最大670km、ハイパワーなES500eでも最大636km(ともにWLTCモード)を確保しています。さらに、最上級となるES500eには、路面を問わず四輪駆動力を緻密に制御する「DIRECT4」や、EVでありながらエンジン車のようなシフトチェンジ感覚を楽しめる「インタラクティブマニュアルドライブ」が搭載されており、クルマを操る楽しさにも妥協はありません。150kWの急速充電を使えば、約28分で10%から80%までバッテリーを回復できる実用性の高さも魅力です。
また、ボディサイズが全長5,140mm(+165mm)、全幅1,920mm(+55mm)へと大幅に拡大されたことも見逃せません。特にホイールベースが従来型より80mm延長されたことで、後席の居住空間が飛躍的に向上。フラッグシップセダン「LS」に肉薄する、広大でゆとりのある室内空間を実現しています。
《画像提供:Response》〈写真提供:レクサス〉レクサス ES 新型
インテリアには、必要な時だけパネル内に操作部が浮かび上がる世界初の「レスポンシブヒドゥンスイッチ」を採用し、シンプルで先進的なコックピットを演出。さらにES350eには、ショーファー(お抱え運転手付き)用途にも応える新パッケージ「Rr Comfort package」が追加されました。電動リクライニングやオットマン、助手席の前倒し機能などを備え、極上の移動空間を提供します。
車両価格は、ハイブリッドのES350hが790万円から、BEVのES350eが790万円から、最上級のES500eが830万円からに設定されています。セダン市場の縮小が囁かれる昨今ですが、レクサスの次世代電動化を牽引する新型ESは、新しい高級セダンのあり方を力強く提示する意欲的な一台に仕上がっています。


