星空を望めるスライディングルーフも採用。車内を“動く家”へ近づける装備を充実
《画像提供:Response》〈Photo by Mercedes-Benz〉メルセデス・ベンツ マルコポーロ 改良新型
メルセデス・ベンツは、Vクラスをベースとするキャンピングカー「マルコポーロ」の改良新型を発表しました。車両の基本構造は従来型を受け継ぎながら、車中泊の快適性を左右する居住スペースを重点的に見直しています。
最大の変更点は、新開発のポップアップルーフです。軽量で剛性の高い二重構造のアルミシェルを採用し、断熱性も向上。ルーフ後部を最大まで持ち上げた際の頭上空間は従来より10cm広がり、就寝時だけでなく着替えや車内での移動にもゆとりが生まれました。
ルーフ内部には、色温度を変えられるLEDアンビエントライトを装備します。また、スライディングルーフを新設し、昼間は自然光と外気を取り込み、夜には車内から星空を眺められる仕掛けを加えました。
車外で使うオーニングも全面的に設計を変更。必要に応じて着脱しやすくなり、洗車時の扱いやすさが向上しています。車内には磁石で簡単に取り付けられる遮光システムを用意し、夜間の睡眠や日中のプライバシー確保にも配慮しました。
音響面では、8基のスピーカーとサブウーファーを組み合わせた専用サウンドシステムを採用。車両のインフォテインメントを停止している場面でも、Bluetooth接続によってキャンプサイトで音楽を楽しめます。
《画像提供:Response》〈Photo by Mercedes-Benz〉メルセデス・ベンツ マルコポーロ 改良新型
車内設備をまとめて操作する「メルセデス・ベンツ アドバンスト コントロール(MBAC)」も進化しました。スライディングルーフやアンビエントライト、サウンドシステムを車載ディスプレイやスマートフォンアプリから一元操作できます。折りたたみテーブルや引き出し、ベンチシートの操作部、冷蔵ボックスも使い勝手を見直しました。
キッチンや収納家具を持たないレジャー仕様「マルコ・ポーロ ホライゾン」も、ほぼ同様の改良を受けます。こちらはAピラーからDピラーまでを覆うウインドウエアバッグを標準装備し、後部専用の磁石式遮光システムも用意されています。
《画像提供:Response》〈Photo by Mercedes-Benz〉メルセデス・ベンツ マルコポーロ 改良新型
改良新型は2026年8月28日から9月6日までドイツ・デュッセルドルフで開催される「キャラバンサロン2026」で一般公開されます。移動と宿泊を一台で楽しむマルコポーロが、どこまで快適な“動く家”へ近づいたのか、今後の追加情報を待ちましょう。


