スポーティな「SR」に650ドルで黒のアクセント。2027年モデルはCVTも改良
《画像提供:Response》〈Photo by Nissan〉日産セントラの「ミッドナイト・エディション」
日産の米国向けコンパクトセダン「セントラ」に、2027年モデルが登場しました。今回の変更は、新世代への全面刷新ではなく、現行モデルを磨く年次改良。専用のブラック加飾を備えた「ミッドナイト・エディション」の追加と、エクストロニックCVTの制御変更が中心です。
外観の主役は、スポーティな「SR」をベースにしたミッドナイト・エディションです。足元にグロスブラックの18インチアルミホイールを装着し、ウィンドウトリムやリアのエンブレムにもブラックを採用。専用バッジも加わり、セントラの伸びやかなセダンスタイルを引き締めています。
《画像提供:Response》〈Photo by Nissan〉日産セントラの「ミッドナイト・エディション」
ポイントは、大がかりなエアロパーツや出力アップに頼った仕様ではないこと。SRが持つスポーティな装備を生かし、黒いディテールで表情を変える外装パッケージです。価格はSRの2万4,990ドルに対し、ミッドナイト・エディションが2万5,640ドル。差額は650ドルに設定されました。
走りでは、エクストロニックCVTのチューニングを見直しています。日産の説明によると、ユーザーの声を反映し、アクセル操作に対する反応と加速の滑らかさを改善したとのこと。エンジン出力を高めるのではなく、日々の発進や加速でドライバーの操作に応える感覚を磨いた改良です。
パワートレインは2.0リッター直列4気筒エンジンとCVTの組み合わせで、駆動方式は前輪駆動。最高出力149hp、最大トルク146lb-ftという基本性能は維持されています。ミッドナイト・エディションもこの構成を共有しており、外観の個性を楽しみながら、通常モデルと同じ実用的なパワートレインを選べます。
インテリアは、日常の使いやすさを重視したつくりです。ベースグレードの「S」から12.3インチのインフォテインメント画面を備え、ワイヤレスのApple CarPlayとAndroid Autoにも対応。「SV」以上ではメーター側にも12.3インチ画面を採用し、2つのディスプレイが並ぶ先進的なコックピットとなります。
上位の「SL」には、前席ヒーターやムーンルーフ、運転支援システムのプロパイロットアシストなどを設定。黒い外装を楽しむミッドナイト・エディションとは異なり、快適装備を重視したい人に向けた選択肢です。
《画像提供:Response》〈Photo by Nissan〉日産セントラの「ミッドナイト・エディション」
米国での車両価格は2万2,890ドルから2万7,990ドルで、配送・取扱費用などは別途となります。2027年モデルは、セダンとしての基本を変えずに、外観の選び方と運転時の扱いやすさを見直したアップデート。なかでも650ドルで追加できるミッドナイト・エディションは、SRの雰囲気を変えたい人に向けた新しい提案です。


