【2017年一部改良】マツダのCX-3、どこが変わった?
マツダのSUV、CX-3
■SKYACTIVE-G2.0車を新たに設定
マツダは2017年の6月28日に、コンパクトクロスオーバーSUV『CX-3』にガソリンエンジン車を追加するなど、一部改良を行うと発表しました。
今回の改良では、ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」車を新たに設定します。
クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.5」車に加え、新たな選択肢を提供します。
■【今大注目】WLTCモードの認可をいち早く取得
マツダのSUV、CX-3
そして、このCX-3「SKYACTIVE-G2.0」搭載車ですが、WLTCモード走行試験の認可を取得しました。実際の使用実態を踏まえた燃費性能の向上に、今後も取り組んでいきます。
この、WLTCモードという名前、耳にしたことはある、という方も多いのではないでしょうか。
WLTCモードは、3つの走行モード「市街地モード(WLTC-L)」「郊外モード(WLTC-M)」「高速道路モード(WLTC-H)」で構成された国際的な試験方法です。
従来のJC08モードに比べ、冷機状態での走行時間割合の増加、アイドリング時間比率の減少、ドライバー以外の乗員や積載物の重量考慮などにより、実際の使用実態を意識した内容となっています。
今夏以降、WLTCモードの認可を取得した車種から、同モードに基づく燃費「WLTCモード燃費」と、3つの走行モード毎の燃費値がカタログなどに表示され、購入者は自身の走行環境にあわせて、実態に近いモード燃費を確認できます。
■先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を全車に標準装備
マツダのCX-3
また、先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を全車に標準装備したところも、大きな改良点と言えます。
このことにより、経済産業省や国土交通省などが普及啓発を推進する「安全運転サポート車」の最高ランクとなる「サポカーS・ワイド」に全車が該当することとなります。
マツダは2017年度中に、国内で販売する主要5車種全車にi-ACTIVSENSEを標準装備することを公表しており、今回のCX-3は4月に発表した『デミオ』に続く第2弾となります。
マツダ・デミオ(現:マツダ2)
デミオに標準装備するのは、「衝突被害軽減ブレーキ」やAT車のペダル踏み間違いによる事故を低減する「AT誤発進抑制制御」、車線変更時に斜め後方にいる車両を知らせる「BSM(ブラインド・スポット・モニタリング)」、後退時に横から近づく車両を知らせる「RCTA(リア・クロス・トラフィック・アラート)」。4つの安全技術を標準装備することで、万が一の事故だけでなく、事故に繋がる危険な状態を未然に防いでいく。
さらに、新型『CX-5』で初導入したボディカラー「ソウルレッドクリスタルメタリック」を設定。
従来のボディカラー「ソウルレッドプレミアムメタリック」に比べ、彩度を約2割、深みを約5割増すことにより、より瑞々しく艶やかな透明感を実現しています。
マツダ CX-3 基本情報
マツダのCX-3
■マツダのCX-3とはどんな車?
街乗りにジャストなサイズでありながら、
快適なロングドライブを実現させる乗り心地と静かさ。
上質な室内空間が、
都会的で先進的なライフスタイルを表現する。
気品ある美しさと先鋭さを極めた、
マツダのクロスオーバーSUV。
と、マツダのCX-3公式ホームページでは説明されています。
CX-3は、マツダのクロスオーバーSUVで、マツダが発売しているSUVの中では一番コンパクトサイズのSUVとなっています。
■マツダ CX-3 基本スペック
マツダのCX-3 スペック(XD)
駆動方式 | 2WD/4WD |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,275×1,765×1,550mm |
ホイールベース | 2,570mm |
乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,270~1,370kg |
エンジン | 水冷直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボ |
最大出力 | 85kW<PS>/4,000rpm |
最大トルク | 270N・m<27.5kgf・m>/1,600~2,600rpm |
WLTCモード燃費 | 19.0~23.2km/L |
※2020年3月現在
■マツダ CX-3 外装・エクステリア
マツダ CX-3
マツダは「生命感のある動き」を一つのテーマとしていますが、その中でもCX-3は「シャープで凛とした表情」を表しています。
フロントからリアには曲線を描き、それが躍動感を表す塊になっています。
また、リアは後輪を包み込むような塊になっていて、この二つが合わさることで魅力が発揮されています。
余談ですが、CX-3の対極に位置するのが、マツダのロードスター。ロードスターは、CX-3とは正反対。「妖艶」を極めたボディとなっています。
「生命感という切り口で、ギリギリまでクールでシャープにした。これ以上やったら無機質になる、という限界でとどめています。シャープだけれど、どこか色気があったり、動物っぽいところも匂わせながら…。冷たくならない表情作りは、かなり慎重に考えました」
マツダ・ロードスター
■マツダ CX-3 内装・インテリア
エクステリアはシャープで凛としたモチーフでデザインされているCX-3。
それでは、インテリアはどのようなデザインなのでしょうか。
マツダ CX-3 内装・インテリア
インテリアは、包み込むようなキャラクターと高めのベルトラインによる、エクステリアとの繋がりを感じさせる造形で、包まれ感を演出したとのことです。
マツダ CX-3 内装・インテリア
CX-3のダッシュボード周りについて、水平基調のデザインを用いていますが、アクセントとしてインパネ中央部から助手席側にステッチの入った合成皮革のパネルが横長に装着しています。
ステアリングホイールは、黒の本革で握り心地と操作性を重視し、質感、機能性を高めました。
さらにシャープさと剛性感を前面に出すデザインを採用しています。
■マツダ CX-3 燃費
マツダのCX-3の燃費は?
やはり、一番気になるのが燃費ですよね。
CX-3の燃費はどうでしょうか。まとめてみました。
ガソリンエンジン:JC08モード 16.6~17.0km/L
ガソリンエンジン:WLTCモード 11.6~18.0km/L
クリーンディーゼル:JC08モード 21.0~25.0km/L
■マツダ CX-3 グレード別新車価格
マツダのCX-3。気になる価格はいくらくらいなのでしょうか。
グレード別に表でまとめました。
マツダのCX-3 グレード別価格
XD 2WD(6EC-AT) | 2,481,600 円 |
XD 2WD(6MT) | 2,481,600 円 |
XD 4WD(6EC-AT) | 2,711,786 円 |
XD 4WD(6MT) | 2,711,786 円 |
XD PROACTIVE S Package 2WD(6EC-AT) | 2,778,600 円 |
XD PROACTIVE S Package 2WD(6MT) | 2,778,600 円 |
XD PROACTIVE S Package 4WD(6EC-AT) | 3,008,786 円 |
XD PROACTIVE S Package 4WD(6MT) | 3,008,786 円 |
XD Exclusive Mods 2WD(6EC-AT) | 2,921,600 円 |
XD Exclusive Mods 4WD(6EC-AT) | 3,151,786 円 |
※2020年3月現在
※価格は税込み
■マツダ CX-3 中古車価格
マツダのCX-3。気になる中古車価格はどうなのでしょう。
平均価格:172万円
価格帯:80万円~278 万円
※2020年3月現在
上記のようになっています。物によりますが、車によっては新車で購入するよりもお安く購入できますね。
マツダ CX-3 中古車車検索 | レスポンス(Response.jp)
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■マツダ CX-3 口コミ・評価・評判
購入の最後の後押しともなる、口コミ。今のCX-3オーナーさんたちの評価はどうなのでしょう。
■燃費がいい!運転が楽しいと高評価多し!
昨年12月にCX3購入しましたが10km通勤でも燃費が18km/L 以上あり最高です。軽油ですので実質は20km/L です
通勤 60Km での帰り、 高速 が 3/4 とは言え、40.5Km/L という値の燃費表示がでました。燃費出し運転しているとは言え、これはあまりに良すぎ。DPF 再生周期も納車時より段々長くなってきて 300Km を越えるようになってきました。
納車後、1ヶ月ぐらい経ち 2000Km 以上乗りましたが、いろいろついている機能もなかなか便利に使え、山道もストレスなく走れ、シート生地の材質以外は、気に入らないこともなく良い感じです。当たりが付いたのか、新車時より乗り心地はソフトになりました。もう少ししっかりした方が好みですが、ふらふらする訳ではないので文句はないです。このままズッとエンジンに問題が起きなければ、良い車なんですが、どうなることやら
平成27年3月末に納車。1年11カ月で走行距離23,000キロ弱です。月に1回は遠出。東北道を快適にアクセルを踏み、デーゼルパワーを満喫。特にMRCCは、長丁場の運転しても右足に疲労感もなく、ペダルに足を置いおくだけ。車速も滑らかにアップ・ダウンをしてくれるので重宝してます。アクセルを踏み込むと呼応するパワーに、運転していることを実感、1500ccでありながら、坂道を楽々と登坂する力強さを体感してます。
MediaGoで作成したプレイリストをUSBに入れ、大黒摩季さんや懐メロを聞きながらハンドルを握る時間がとても快適です。
安全機能満載のCX-3で、楽しく快適に!!Zoom-Zoom。運転するのが楽しい毎日です。
評価は、ほとんどの方が高評価をつけていました。
エクステリアに一目ぼれした方、燃費が良いSUVをお探しの方には、とりわけオススメの車と言えそうです。
※口コミはすべてe燃費から引用
まとめ
いかがでしたか。
本記事では、マツダのコンパクトSUV、CX-3についてご紹介しました。
日本のみならず、中国でも大人気となっているコンパクトSUV。
中国市場への新規導入車種として、マツダはCX-3の導入を発表しています。
今後、更なる展開を見せてくれそうなCX-3。気になる方はぜひ、試乗してみてはいかがでしょうか。
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