折りたたみ電動原付スクーター「Airwheel Z5」11/22から出荷開始!
日本初!折り畳み可能な電動スクーター『Airwheel Z5』。
見た目はキックボード、実はスクーター。そんな次世代な乗り物が誕生しました。
多くの乗り物マニアの間で、インターネット・ブログ・SNSを通して話題沸騰の『Airwheel Z5』が11月22日に出荷が開始されました。
■「Airwheel Z5」って?
EVカーでも使われているインホイールモーターで駆動し自律走行するパーソナルモビリティを販売するECショップ、TeamPMB(チームパソモビ)が2017年8月から9月にかけてクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で発表した折りたたみコンパクト電動スクーターが『Airwheel Z5』です。
車で行くほどの距離ではないけど…歩くと30分ほどかかる、というような距離の移動、いわゆるチョイ乗り需要にぴったり当てに来ています。
TeamPMBは、文字通りの手軽なチョイ乗りスクーターがない状況に着目し、電動モーターを搭載したキックボード『Z5』が日本の公道で原付スクーターとして走行できる様、メーカーに保安基準に則した仕様への改造を交渉し、メーカーからの期待もあったことから、初めての仕様変更がなされました。
なんと15秒で折りたたみ可能!華奢な女性でも持ち運べる?
『Airwheel Z5』の最大の売りは何といっても折り畳み可能で持ち運びもできるコンパクトさ!
約15秒、3ステップで簡単に折りたたむことが可能です。
小さい車体で颯爽と走るバイクや電動自転車はすでにたくさんありますが、折り畳んでカバンに入れて持ち運べるまで軽量化されている原付スクーターは『Airwheel Z5』が日本初なんです。
折りたためば85cm×20cm×40cm(ギターケース並みのサイズ)の専用キャリーに収まり、コンパクトにカバンに入れて持ち運びが出来るため、車のトランクはもちろん、電車やバス、タクシーでも持ち運びが出来ます。
チョイ乗り需要のほかに、アウトドア需要も満たしてくれます。
エンジン式の原付スクーターでは、電車やバスに持ち込むなんて考えられなかったことですよね。
まさに近未来型の電動スクーター。
お出掛けが楽しくなりそうです。
■車体重量は普通のスクーターの5分の1
従来のスクーターと比べ、コンパクトになったのはサイズだけではありません。
通常60kg程あるエンジン型スクーターと比べて『Z5』の重量は5分の1の13kgという軽量。
こちらの紹介動画でも女性がスクーターを持って歩いています。
しかし、13㎏というのはどのくらいの重さかというと…
ボウリングボールの14ポンドが1つ6.350㎏なので、14ポンドのボールが約2個分です。
そう考えると結構重いんですよね。
スクーターとして考えればかなり軽いですが、ずっと持ってるのはかなりきつい重さだと思います…
でも安心してください!
特別に制作された専用のカバンはキャリーケースなので、活用すれば13㎏の持ち運びも少しはラクになるでしょう。
■大容量バッテリーは家庭用コンセントで充電が可能
搭載しているバッテリーは162.8whの大容量LG製リチウムイオン電池。
家庭用100vコンセントに充電アダプターを差し込むだけ1回2~3時間ほどで満充電。電気代も10円以下なのでとっても節約型です。
また、上部にはUSBポートも設置しているので、スマートフォンを充電しながらの走行も可能となり、便利な走行ができます。
折りたたみ電動原付スクーター「Airwheel Z5」の価格・スペック
『Airwheel Z5』の基本スペックを紹介したいと思います。
販売予定価格 : 11万5,000円(税込)
バッテリ種類 : リチウムイオンバッテリ(LG社製)
バッテリ容量 : 162.8wh
モーター出力 : 350w
登坂最大角度 : 15度
充電時間 : 2.5時間
車体重量 : 13kg
タイヤ : 8インチ
走行距離 : 20km(平坦道 70kgドライバー乗車時 当社実測)
乗車定員 : 1名
最高速度 : 20km/h
バッテリ(USB端子付属) : 5V、1.5A
【注意】原付スクーターなので、免許、ナンバーが必須です!
キックボードのような見た目なので子供が喜びそうな乗り物ですが、原付スクーターとしての扱いなのでしっかり免許がなくては乗れません。
もちろん必要なのは免許だけでなく、『Airwheel Z5』に乗る際には様々な留意事項があります。
・ナンバーの交付
Z5スクーターが手元に届いた後に、軽自動車税申告(報告)書兼標識交付申請(ナンバー登録)を必ず行ってください。基本的に即日交付される簡単な手続きです。
・自賠責保険への加入
ナンバー登録時に役場でナンバープレートと共にもらえる標識交付証明書を持って、契約期間に応じた保険料を支払う必要があります。日本国内の大手コンビニチェーン店にて支払いすることで、即日、簡単に自賠責保険にご加入いただけます。
・ヘルメットの着用
自転車モード、電動スクーターモード、ハイブリッドモードに関わらず、原付1種扱いになりますので、ヘルメットの着用が常時必須です。
・免許の携帯が必須
この車を一般公道で運転するには、第一種原動機付自転車を運転することができる免許携帯が必要です。
・車道を走る必要がある
見た目はキックボードに近いですが、公道において、法律上は常に「原付スクーター」として扱われます。したがって、歩道の走行は禁止されているので、注意してください。
キックボードやセグウェイのような見た目ですが、誰でも気軽に今すぐに!というわけでもないんですね。
しかし、家庭用のコンセントで気軽に充電、チョイ乗りやアウトドアに最適な『Airwheel Z5』。
1台検討してみては如何でしょうか。