トップへ戻る

先代を超えた!?女性へのヒヤリングを受けて開発されたスペーシア

先代を超えた!?女性へのヒヤリングを受けて開発されたスペーシア

先代モデルとなる『パレット』の振り返りを行った結果、これまでのデザインや広さ感の表現が、女性に伝わりにくかったことを改善し、女性へのヒヤリングを重視し開発されたスペーシア。かわいいだけじゃないスペーシアの魅力をお伝えします。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

スペーシア概要・走行性能

スペーシアの概要・特徴

軽自動車界にはライバルが数多…。そんな中ライバル車より登場が先んじていた『スペーシア』の改良。
注目は『ワゴンR』同様「S-エネチャージ」の採用で、これによりカタログ燃費(JC08モード)が従来の29.0km/リットルから32.0km/リットルにと大幅に低燃費化が進んだことです。また、全高1700mm以上ではクラストップの数値です!

そんな軽自動車、軽ハイトワゴンのスペーシアについて見ていきましょう。

知ってる?スペーシアのデザイン秘話

スズキから発表された軽ハイトワゴンの『スペーシア』は、これまで以上に女性の意見を取り入れながら開発されたということをご存知でしたでしょうか。

これは、先代モデルとなる『パレット』の振り返りを行った結果、これまでのデザインや広さ感の表現が、女性に伝わりにくかったことから、スペーシアでは、女性へのヒヤリングを重視し開発されたんだそうです。

パレット(2009)

女性の意見を取り入れたところとして、スズキ四輪技術本部第一カーラインチーフデザイナーの宮澤貴司さんは、「(デザイン以外では)インテリアの利便性の部分で、インパネにティッシュボックスを用意。また、ドアトリムにも通常のポケットの上にもうひとつミドルポケットを設けました」と述べられていました。

機能面の改善に加えて、デザインでどうスマートに見せるかが工夫した点とのこと。

宮澤さんは、「機能面を全面的に出すことは、わかりやすいものの、それがそのままユーザーの目線に常に入っていいものかどうかは、デザインがやらねばならない仕事なので、かなり慎重にデザインを進めて行きました」と語っていました。

エンジンシステム

スペーシアは、「S-エネチャージ」を搭載しています。
モーターでエンジンをアシストし、より低燃費に貢献してくれるのがこの「S-エネチャージ」なんです。

このS-エネチャージはどういった効果があるのかというと、まず発進後~加速時のモーターアシストがあることで、燃費が向上します。

また、減速時のエネルギーで発電・充電をおこなうため、より低燃費に貢献してくれます。
日々ただ走っているだけでも、気が付けばエコドライブをしている、というくらい自然な機能、これが「S-エネチャージ」の実力です。

スペーシア車内空間・収納

スペーシアの室内空間は?

気になるスペーシアの室内は、全席ゆったりのひろびろ設計。前後のシート間隔をたっぷりとって、大きなパパでもつま先までリラックス。開放感たっぷりの明るい空間で、こんな場所なら会話も弾んじゃいますよね。
室内長は2,215mm、室内高は1,375mmです。

そして、広さはもちろんですが、天井の高さも、車選びで気になる点の一つですよね。

天井が高いスペーシアの運転席は、肩や肘まわりにもゆとりがあります。また、後席では、お子さんの着替えや赤ちゃんのおむつ交換もラクラクできちゃうほどです。

使いやすくて疲れにくい、毎日乗る人や忙しいパパママににやさしい大空間です。

27インチの自転車だって収納できちゃう!

スペーシアの手触りのよいシートには、程よい反発力をもたせたクッションが採用されています。
スペーシアにはリクライニング機能があり、左右別で動かせるため、疲れにくく快適な座り心地を追求しています。

また、後ろにスライドさせて後席の足元を広げたり、前にスライドさせて荷室を広げたりすることも可能。左右別々にスライドできる独立型のシートスライドで、広い室内にさらなる可能性を広げてくれそうです。

また、軽だからって侮ることなかれ。スペーシアは、リヤシートを格納すれば、27インチの自転車も積みやすいビッグラゲッジが登場します。

リヤシートの格納は、軽々たためる2アクションとのこと。カンタン操作で大容量のラゲッジスペースに早変わりしますよ。高さと幅を兼ね備えている、荷室開口部は、積み降ろしにやさしい低床設計です。これで重かった荷物でも、簡単に載せることができます。

スペーシア装備・安全性

一番気になる安全装備

安全装備?軽自動車はそんなに安全装備がしっかりしてないんでしょ、と侮ることなかれ。

なんと、スペーシアは、衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」および「全方位モニター」を搭載した「スペーシア、スペーシア Gリミテッド、スペーシアカスタム、スペーシアカスタムZ」が、2016年度JNCAP予防安全性能アセスメントにおいて最高ランクの「ASV++(ダブルプラス)」を獲得するほどの安全性を誇っています。


まず、スペーシアに搭載された、2つのカメラを搭載した衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」。これは先進技術を駆使したシステムです。

この衝突被害軽減システムに、軽自動車で初めて12つのカメラを搭載したステレオカメラ方式を採用しました。
人の目と同じように左右2つのカメラが対象との距離や形を捉え、そのサイズや輪郭から歩行者やクルマを認識してくれます。

また、車線の左右の区画線も認識してくれるんです。カメラで捉えたさまざまな情報をもとに警報や自動ブレーキで衝突回避をサポートする、これが先進の安全技術です。

バリエーション・価格

スペーシアの気になるグレードですが、XとGの2種類があります。
Xの2WDは、1,382,400円、4WDは1,503,360円です。これに、デュアルカメラブレーキサポートを装着すると、それぞれ1,458,000円、1,578,960円になります。
やはり、安全性を考えるのであれば、少しお高くなりますが、デュアルカメラブレーキサポートが装着されたものがオススメです。

そして、もう一つのG。こちらは2WDが1,274,400円、4WDが1,395,360円です。また、Xと同じで、デュアルカメラブレーキサポートを装着すると、それぞれ1,350,000円、1,470,960円に値段が変わります。

スペーシアに乗った感想は?

それでは、実際に乗ってみた感想はどうなのでしょうか。
レスポンスの試乗記を調べてみました。

走り出しはかなりスムーズだそうで、自然吸気エンジンの搭載車でもすーっと走り出していく感じと、もたつくような感じはないようです。これは大幅な軽量化が貢献しているのかもしれません。

アクセルを踏み込むと副変速機付きのCVTによって滑らかに加速に乗っていきます。ただここに一つ問題が。そんな加速時の騒音はちょっと大きめだとか。軽さを徹底追求したスペーシアの騒音が大きめになるのはやむを得ないかもしれませんね。

また、アイドリングストップから再始動するときの振動や騒音はそれなりの音がするそうです。これももっと静かでスムーズになった方が嬉しいものの、まずはエンジンが停止しやすいことが大切ですね。

スぺーシアは、背の高いボディにもかかわらず、意外にしっかりしていたのが操縦安定性。なぜ、安定性が高いのか?それは低い床面によって低重心を実現したことが、走りの安定感を生んでいるんだそうです。

走り出しはとてもスムーズ。自然吸気エンジンの搭載車でもすーっと走り出していく感じで、もたつくような感じはない。これは大幅な軽量化が貢献しているのだろう。

アクセルを踏み込むと副変速機付きのCVTによって滑らかに加速に乗っていく。加速時の騒音はちょっと大きめ。軽さを徹底追求したスペーシアの騒音が大きめになるのはやむを得ない部分がある。軽さによる走りと燃費の向上も大きな価値だからだ。

背の高いボディの割に意外にしっかりしていたのが操縦安定性。低い床面によって低重心を実現したことが、走りの安定感を生んでいる。試乗したXとTは、いずれも14インチタイヤ+フロントスタビライザーを装着したモデルだった。そのことが走りの安定感に貢献した部分があるだろう。

  • カービュー査定

関連する投稿


【2026~2027年 新車情報】新型車とモデルチェンジ予定の車を総まとめ

【2026~2027年 新車情報】新型車とモデルチェンジ予定の車を総まとめ

2026年から2027年以降に登場予定の新型車とフルモデルチェンジ・マイナーチェンジの発表があった新車情報をまとめて紹介。新情報は追加・更新していきます。


【軽自動車販売台数ランキング】ついに「N-BOX」が王座陥落!?大人気国民車を抑えて1位になった「ダイハツ車」とは?

【軽自動車販売台数ランキング】ついに「N-BOX」が王座陥落!?大人気国民車を抑えて1位になった「ダイハツ車」とは?

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2025年10月新車販売台数ランキングによると、不動の人気を誇っていたホンダ「N-BOX」が突然4位まで陥落したほか、3位でくすぶっていた6月にも新型となったダイハツ「ムーヴ」が1位に躍り出ました。また、同じくダイハツのスライドドアを備える軽スーパーハイトワゴン「タント」も上昇し3位になりました。このほか13位だったダイハツ「ミラ」が7位になるなどダイハツの攻勢が目立ちました。


【軽自動車販売台数ランキング】一番売れてる"軽"はどれ!?人気の軽スーパーハイトワゴン戦を制するのは?

【軽自動車販売台数ランキング】一番売れてる"軽"はどれ!?人気の軽スーパーハイトワゴン戦を制するのは?

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2025年9月新車販売台数ランキングによると、不動の人気を誇るホンダ「N-BOX」が1位なのはこれまでと変わらなかったほか、以下5位まで順位の変動はなく、順位が固定かされている様子が確認できました。6月にも新型となったダイハツ「ムーヴ」が3位で安定しており、同じくスライドドアを備えるダイハツの「タント」より人気があるようです。このほか12位だった日産「デイズ」が8位になるなど一部の車種が躍進を見せています。


【軽自動車販売台数ランキング】一番売れてる"軽"はどれ!? 人気の軽スーパーハイトワゴン戦を制するのは?

【軽自動車販売台数ランキング】一番売れてる"軽"はどれ!? 人気の軽スーパーハイトワゴン戦を制するのは?

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2025年8月新車販売台数ランキングによると、これまでと変わらずホンダ「N-BOX」が1位で、以下5位まで順位の変動はなし。6月に新型となったダイハツ「ムーブ」が3位で固定化されたようです。このほか9位だったスズキ「アルト」が6位になるなど、一部の車種が躍進を見せています。


【軽自動車販売台数ランキング】ダイハツの復活が止まらない? それでも1位はやっぱり「ホンダ車」!年度末の販売台数人気ランキングに変化はあったのか

【軽自動車販売台数ランキング】ダイハツの復活が止まらない? それでも1位はやっぱり「ホンダ車」!年度末の販売台数人気ランキングに変化はあったのか

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2025年7月新車販売台数ランキングによると、これまでと変わらずホンダ「N-BOX」が1位となったほか、6月に新型となったダイハツ「ムーヴ」は2位から降格し3位に。代わりにこれまで2位常連だったスズキ「スペーシア」が浮上しました。ムーヴの躍進も終わり、このままの順位で固定化されてしまうかもしれません。


最新の投稿


冬の車内暖房と燃料費のジレンマ| 約7割が寒さ我慢、視界不良50%・操作困難46%の実態が判明【ジョイカルジャパン調査】

冬の車内暖房と燃料費のジレンマ| 約7割が寒さ我慢、視界不良50%・操作困難46%の実態が判明【ジョイカルジャパン調査】

株式会社ジョイカルジャパンは、冬場に車(中古車)のエアコンが故障した経験があり、通勤または週1回以上車を利用する全国の車所有者を対象に、冬の車のエアコン実態調査を実施し、結果を公開しました。


メルセデス・マイバッハ新型「SL」発表!最上級のオープンモデル

メルセデス・マイバッハ新型「SL」発表!最上級のオープンモデル

メルセデス・ベンツ日本合同会社は、2025年10月29日、メルセデス・マイバッハの新型モデル「Mercedes-Maybach SL 680 Monogram Series」を発表しました。同日より全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて販売されています。


エアトリレンタカーの特徴と最安値比較|仕組みと使い方を徹底解説

エアトリレンタカーの特徴と最安値比較|仕組みと使い方を徹底解説

レンタカーを利用する際、会社ごとの料金や在庫、プラン内容を自分で比較するのは意外と手間がかかります。とくに、旅行や出張のスケジュールが決まっている場合は、できるだけ早く最安値を見つけてスムーズに予約したい方も多いはずです。エアトリレンタカーは、全国の主要レンタカー会社を一度に比較できる便利なサービスで、料金や補償内容、空港周辺の在庫などもまとめて確認できます。さらに、航空券やホテル予約と合わせて管理しやすい点も魅力です。本記事では、サービスの特徴からメリット・デメリット、口コミまで分かりやすく解説し、エアトリレンタカーの利用を検討している方が判断しやすくなるよう、具体的に紹介します。


トヨタ新型「GR GT」世界初公開! 4リッターV8ツインターボ搭載のスーパースポーツモデル

トヨタ新型「GR GT」世界初公開! 4リッターV8ツインターボ搭載のスーパースポーツモデル

トヨタは2025年12月5日、TOYOTA GAZOO Racingのフラッグシップスポーツカーとなる新型「GR GT」を世界初公開しました。トヨタ初のオールアルミニウム骨格、4L V8ツインターボをはじめとする新技術、新製法を積極的に採用したスーパースポーツカーです。


ガリバー中古車在庫問い合わせで失敗しない選び方と評判解説

ガリバー中古車在庫問い合わせで失敗しない選び方と評判解説

中古車選びで「どの在庫が良いのか分からない」「予算内で状態の良い車を探すのが大変」と感じる人は少なくありません。そんな中、ガリバー中古車在庫問い合わせは、全国の豊富な中古車在庫から希望条件に合う車を提案してくれる無料サービスとして注目されています。車種・年式・予算を入力するだけで、プロのカーアドバイザーが最適な車を探してくれるため、手間をかけずに理想の1台へ近づけます。本記事では、ガリバー中古車在庫問い合わせの特徴や強み・弱み、評判、利用の流れまで分かりやすく解説し、購入検討に役立つ情報をまとめました。