買うべき理由その1:部分自動運転も設定するクラス初の安全装備
ボルボを選ぶユーザーのほとんどは、その安全性能を購入の理由の一番にあげています。もちろん、XC40にはクラス初の安全装備を採用し、その期待に応えています。
XC40に設定される「パイロットアシスト」は、最大130km/hまで自車を車線の中央に保持するよう自動的にステアリングを修正、さらに前走車と一定の車間距離を保つために、アクセルとブレーキをドライバーに代わって自動的にコントロールする部分自動運転機能となっています。
この他、「歩行者・サイクリスト検知機能付衝突回避・軽減フルオートブレーキシステム」、「全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール」、ブレーキサポート付きの「クロストラフィックアラート」、「360度ビューカメラ」、「ランオフロードミティゲーション」、「ランオフロードプロテクション」など、合計16種類以上の先進安全・運転支援技術を含む「インテリセーフ」を標準装備しています。
これらの安全装備がXC40を買うべき理由に上げないほうが不自然でしょう。
買うべき理由その2:日本にピッタリのサイズ感
XC40は、新開発の新世代プラットフォームを初採用し、スポーティでカジュアルなスタイリングながらも、「トール・ハンマー」をモチーフとしたT字型ヘッドライトや、上部までカバーするリアコンビネーションランプなど、新世代ボルボのデザイン要素も継承しています。
コンパクトSUVということから、ボディサイズが気になりますが、全長4,425/全幅1,863/全高1,652(mm)と、全幅こそコンパクトと呼ぶには幅広で、「アウディQ3」や「ベンツGLA」を凌ぎ、CX5(1,840mm)並みですが、全長はコンパクトで、サイズ感がもっとも近いのは、同4,405/1,805/1,685の三菱の新型SUV「エクリプスクロス」となります。
このサイズなら国内でも十分に仕様可能な大きさであり、買うべき理由になるはずです。
買うべき理由その3:クラス最高の収納スペース
室内について、現時点(2017/2)では細かな情報がありませんが、収納スペースには新しい取り組みがなされています。
ドア内側の収納スペースを広げるために、スピーカーをドアに内蔵しないで、ドアコンパートメントにノートパソコンやタブレット端末、または数本のペットボトルが収納できるようにしました。
そのかわりに、ダッシュボードの空調部分にサブウーハーを内蔵する手法を初めて採用。これは、都市に住むユーザーが車をどのように使用しているかを調査した結果だそうです。
さらに、フロントシートの下には小さなアイテムのための収納スペースを設け、グローブボックスには、小さな折り畳み式フックが追加されるなど、日本メーカーが得意とする、細かな収納スペースを数多く採用したことで、初めて輸入車を経験する人にとっても違和感が少なく、XC40を買うべき理由ということになります。
買うべき理由その4:スマホとの連動を強化した最新車載コネクト
XC40では、ドライバーが直感的に操作できるタッチスクリーン式センターディスプレイの「センサス」は、音声認識機能により、目的地の設定やエアコンの温度調整、メディアの操作などの操作が音声で行えます。
そして、12.3インチのドライバーディスプレイをレイアウトには、走行中に必要な情報を表示し、「Spotify」などの車載アプリも採用しています。
また、スマホのアプリケーション、「ボルボ・オン・コール」は、スマホなどから、ドアをロック/ロック解除をリモート操作でき、使いこなせれば未来のカーライフを体現でき、これもXC40を買うべき大きな理由になるでしょう。
買うべき理由その5:早い者勝ちの限定車
日本国内におけるローンチモデル「1stエディション」用として、2.0L直列4気筒ターボエンジンと8速ATの組み合わせを採用しました。300台限定ですので、この記事をご覧になるころには予約がいっぱいになっているかも知れません。
「1stエディション」の価格は559万円とやや高め設定ですが、クラス最新のコネクティビティと安全装備を搭載し、ボルボというブランドの魅力を考慮すれば、納得の価格。限定車好きの日本人にとって買うべき理由となるはずです。
まとめ
XC40は多様なパワーユニットを用意する計画であり、今後300万円台後半から500万円台後半の価格帯でラインアップを充実させ、順次発売していく予定なので、販売価格も買うべき理由になるかもしれません。デザイン、機能、先進性、ブランド力。ボルボXC40は、どこをとっても日本人の琴線に触れる、プレミアムコンパクトSUVなのかも知れません。