セレナ e-POWERが2018年3月1日より販売開始
『ノート』に初搭載した新世代電動パワートレイン「e-POWER」を搭載した『セレナ e-POWER』が3月1日より発売します。
ベースとなるセレナの広い室内空間や使い勝手、乗り心地の良さはそのままに、モータードライブの楽しさと優れた燃費性能、クラスを超えた高い静粛性を実現します。
■外観&内装には、e-POWERの象徴であるブルーアクセント
青いアクセントが見えます
外観は、グリルにe-POWERの象徴であるブルーのアクセントを施しています。
また、専用LEDテールランプや、空力特性に優れたデザインの専用アルミホイールなどのエクステリアパーツを採用し、スタイリッシュに。
インテリアにもブルーアクセントを施すとともに、2列目シートはキャプテンシートを採用することで、快適性と余裕ある移動空間を両立しています。
ノートe-POWERもグリル部分が若干青いですね
■【今更聞けない】ノート・セレナに搭載された話題のe-POWERとは?
e-POWERユニット
e-POWERは、簡単に説明すると、搭載しているエンジンを使って発電し、そのエンジン出力を利用して発電機を回すことで発電、この電気を利用してモーターを駆動することにより走行を行うという仕組みになっています。
そのため、外部電力からの充電(プラグイン)は不要です。
通常のガソリン車と同様、ガソリンの給油のみで走行可能なんです。
e-POWERに搭載されるエンジンは発電専用で、発電のために高効率な作動領域を保つように自動制御されます。
ノートは初のe-POWER搭載車で、今後はミニバンのセレナの他、SUVのジュークにも導入されるのではと言われています。
ノートe-POWER
通常の発進や走行時には、エンジンが停止したまま、高電圧バッテリーからの電力だけで発進する。たとえば夜間や早朝の住宅街でエンジン音を気にすることなく走行できる。バッテリーの充電残量や車速に応じてエンジンを始動、エンジン音が気にならない回転数に制御しながら充電する。急加速や登坂時などでは、バッテリーからの電力に加え、エンジンで発電した電力も直接モーターに供給する。減速時にはエンジンを停止し、回生発電した電力をバッテリーに充電、停止寸前まで回生が行なわれる。
ノート e-POWER 燃費がスゴイ
日産 ノート e-POWER
燃費も相当に良さそうだ。電池が残っている状態だと市街地などである程度の距離を走っても40km/リットルを超える累計燃費を表示していた。高速走行はやや苦手で、80km/h~100km/hの巡航では18.0~20.0km/リットルの間で瞬間燃費の表示が変化していた。市街地でのタウンユースを中心にクルマを使う人向きのクルマだ。
問題は価格。モーターや容量を抑えたとはいえリチウムイオン電池を搭載することが影響し、スーパーチャージャー仕様に比べて20数万円高く、ガソリン車に対しては60万円以上も高い。燃費で取り戻せる額ではないから、電気自動車的な新しい運転感覚を評価した人が買うクルマである。
■セレナe-POWER発売は2018年3月1日!
セレナe-POWERは、2018年の2月28日発表、翌日3月1日に発売開始となるとのことです。発売が楽しみですね。
■セレナ e-POWER 最新CMはこちら
■セレナ e-POWER 新車価格はズバリ…
セレナe-POWER、新車価格はいくらくらいになるのでしょうか。
■セレナe-POWER X 2,968,920円
■セレナe-POWER XV 3,128,760円
■セレナe-POWER XV防水シート車 3,161,160円
■セレナe-POWER ハイウェイスター 3,178,440円
■セレナe-POWER ハイウェイスター V 3,404,160円
■セレナe-POWER ハイウェイスター V 3,436,560円
また、セレナe-POWERオーテック仕様は3,821,040円とのことです。
上記の価格設定になっているようです。
■セレナe-POWER 試乗記
日産 セレナe-POWER
ノートにはなかった、「マナーモード」と「チャージモード」というモードボタンが追加されたことである。ナビ画面の右下。ちょうどセンターコンソール中央付近に、人が指を立てて、「し~!」と静かにするようなしぐさをしているボタンがマナーモード。その隣の電池と稲妻マークのボタンがチャージモードである。
日産は、e-POWERを「電気自動車の新しい形」と形容するが、これは純然たるハイブリッド車である。だからバッテリーの積載容量は悩みどころで、ノートe-POWERの時はほとんど最小限にして、軽量化を優先した。だから基本的にはEVで走ることはできない。一方のセレナは、バッテリー容量を20%増大させた。そのおかげでバッテリー残量90%で、2.7kmのEV走行を可能とした。
このe-POWER、「電気自動車の新しい形」ではなくて、昔からある「シリーズハイブリッド」というやつなのだが、要するにガソリンエンジンは発電を司るジェネレーターに専念し、パワーを路面に伝えるのはあくまでも電気モーターという仕組み。結論から言って僕は「有り」だと思う。
■e-POWERは本当に人気?セレナグレード別ランキング1位は…(3月19日現在)
セレナe-POWERはいい、すごい、低燃費…などと聞くけれど実際のところ本当に売れているの?と気になっている貴方!3月1日発売とあって、一か月の販売台数などが明確にわからないから人気かわからないのでは、と斜に構えている貴方!
ぜひとも、日産セレナの公式サイトに掲載されている、セレナのグレードランキングをチェックしてください。
■セレナグレードランキング(3月19日調べ)
1位 セレナe-POWER ハイウェイスター V
2位 セレナ ハイウェイスター (2WD)
3位 セレナe-POWER XV
というランキングになっていること、ご存知でしたでしょうか。
セレナは、グレードがかなり細かく設定されておりますが(オーテックやニスモも含めると約30グレードほど)その中でも、e-POWER ハイウェイスター Vが堂々の1位、そして3位にセレナe-POWER XV、という結果になっています。
セレナe-POWER ハイウェイスター Vは340万円を超えていますし、240万円~から価格設定があるセレナの中ではかなり高価なグレードですが、そんなことをものともせずに売れていることが明らかですね。
日産:セレナ [ SERENA ] ミニバン/ワゴン Webカタログ トップ
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena.html気になる方は日産セレナの公式サイトをチェック!
■オーテックが手掛ける!セレナe-POWERオーテックは発売される?
セレナe-POWERオーテック・コンセプト
よりプレミアム感の高いスタイリングや素材にこだわりを持つ顧客に向けた、日産の新たなスポーティブランド、それがオーテックです。
1月に行われた東京オートサロン2018会場には、2018年春に発売予定の『セレナe-POWER』をベースとした「セレナe-POWERオーテック・コンセプト」を参考出品されました。
セレナe-POWERオーテックについての情報は未だ少ないですが、セレナe-POWERオーテックが発売される可能性は高いです。
カスタムカーづくりで蓄積してきた職人のこだわりを注入したオーテックは、東京オートサロン2018出展車ではエクステリアにプレミアムスポーティとして細部まで作り込まれたディティールとメタリックシルバーの専用パーツを採用し、上質さと先進性を表現した。インテリアには、オーテックのアイコニックカラーであるブルーをあしらい、上質な素材とディティールにこだわった個性的かつエレガントな空間を演出した。
走る喜びや操る楽しさを満たすハンドリングや加速感はNISMOと共有しつつ、乗り味はオーテックならではのチューニングを施したという。
セレナe-POWERオーテックコンセプト
セレナe-POWERオーテックコンセプト
セレナe-POWERオーテックコンセプト
セレナe-POWERオーテックコンセプト
■【最新情報】e-POWER AUTECH(オーテック)発売中!
そして!セレナe-POWER AUTECHも合わせて3月1日より発売されました!!!
価格は3,821,040円です。
日産セレナ e-POWER オーテック
オーテックジャパンは、新世代電動パワートレインを搭載した『セレナ e-POWER』をベースに、カスタムカー「オーテック」および、「ステップタイプ」、福祉車両「ライフケアビークル(LV)」シリーズ2車種を設定し、3月1日より発売中です。
ボディカラーは、2トーンカラーを含む8色をラインアップ。
インテリアでは、クリスタルスエード仕様のシートを採用したほか、オーテックのアイコニックカラーであるブルーを随所にあしらい、個性的かつエレガントな空間を演出しています。
【改めて知りたい】日産 セレナ基本情報
セレナ(SERENA)は、日産自動車が製造・販売しているミニバンです。
1991年に登場し、現行モデルは5代目にあたります。2016年8月に約6年ぶりとなるフルモデルチェンジを行いました。
このフルモデルチェンジにより、新システムとなる「プロパイロット」の搭載や、フロントグリルに「Vモーション」を採用しました。
2017年にはNISMOロードカーの第6弾、セレナNISMOが発表され、次いで新たなカスタムカー「AUTECH」の第一弾となる「セレナAUTECH」も発表されました。
セレナNISMO
セレナオーテック
■日産 セレナ スペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,770×1,740×1,865mm(ホイールベース:2,860mm) | |
---|---|---|
最大乗車定員 | 8名 | |
車両重量 | 1,690kg | |
燃費 | JC08モード:16.6km/L | |
エンジン種類 | DOHC筒内直接燃料噴射直列4気筒 | |
最高出力(kW(PS)/rpm) | 110kW (150PS) /6,000rpm | |
最大トルク(N・m/rpm) | 200N·m (20.4kgf·m) /4,400rpm | |
タンク容量 | 55L | |
駆動方式 | 2WD | |
トランスミッション | エクストロニックCVT(無段変速機) |
■日産 セレナ 試乗記 試乗評価・レビュー
燃費はよくなった…しかし
新型セレナは車両重量も従来とほとんど変わらないが、効率を追求することでJC08モード燃費が向上した。新旧の「ハイウェイスターG」同士で比較すると、旧型モデルの15.4km/リットルから16.6km/リットルへと向上した。最も燃費の良い仕様は17.2km/リットルで、『ステップワゴン』で最も燃費の良い仕様の17.0km/リットルを上回っている。
ただ、燃費を追求するために走りがやや鈍くなったのは難点。じんわり発進するような設定になっているため、高速道路の料金所を通過した直後のように加速が欲しいシーンで思うように加速しない。ついついアクセルを踏みすぎになりがちで、踏むとエンジン音はうるさくなるし、当然ながら燃費が悪くなる。
3列目への乗り降りがしやすくなった
室内では2列目シートのシートベルトが格納部分をシート内蔵タイプになった。日産はこれによって2列目シートに乗員がいても3列目シートへの乗り降りが可能であることをメリットとして強調する。
メリットはそればかりではない。シートベルトをシート格納にすることで、ベルトを乗員の体型に合わせやすくなり、安全性が高まることの方が大きなメリットだ。小柄な人がシートベルトを装着しても、ベルトが首にかかりにくくなるのが良い。
■日産 セレナ 新車価格
セレナの新車価格ですが、
■セレナ2WD2000:約243万円~300万円
■セレナ4WD2000:約273万円~322万円
■セレナNISMO:約341万円
■セレナオーテックシリーズ2WD2000:約298万円~356万円
■セレナオーテックシリーズ 4WD2000:約321万円~351万円
上記のような価格設定になっています。
最後に
セレナ、セレナNISMO、セレナオーテック、そしてセレナe-POWERとセレナの勢いが止まりませんね。引き続きセレナe-POWERを追っていきたいと思います。