トップへ戻る

インド市場を席巻するマルチスズキのラインナップ

インド市場を席巻するマルチスズキのラインナップ

スズキのインド法人、マルチスズキは2月8日、「デリーモーターショー」において、新型「スイフト」の販売を開始することを発表。インドで圧倒的な強さを誇るスズキは、「スイフト」以外にどのようなモデルを販売しているのか?その陣容を見てみましょう。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

インド向けの「スイフト」とは?

スイフト

インド現地生産車として、3世代目モデルになる新型「スイフト」は、日本仕様とは異なり、ガソリンが1.2L、ディーゼルが1.3L。そして、トランスミッションは、5速MTとAGS(オートギアシフト)が選択できます。マルチスズキによると、両エンジンともに燃費はセグメントトップ。とくにディーゼルの燃費は、28.4km/Lを実現しており、その地域特性に合わせた選択がされています。

インド向けの「スイフト」は、2005年の発売から、2017年12月末までのインド国内における累計販売台数が、約335万台となる主力車種。新型「スイフト」の車両の組み立ては、グジャラート工場が担当しています。

それでは、インドの自動車市場を席捲する、マルチスズキのラインナップを見てみましょう。

アルト800とアルトK10

アルトK10

「アルト800」は、マルチ・アルトの後継車種であり、マルチ・スズキのエントリーモデルになっている車種で、丈夫で実用的なデザイン、そして低燃費が人気のモデルです。エンジンは直列3気筒800cc。燃費24.7km/Lのガソリン仕様と、33.44km/LのCNG仕様があります。

2014年11月に発表された「ALTO K10」は、それまでの「アルト800」をベースとしながら、新デザインのフロントマスク、テールライト及びダッシュボードが与えられた上級モデル。エンジンはK10B型1.0L 直列3気筒で最高出力68ps、最大トルク90Nmを発揮します。

CNG仕様も設定されており、CNGモードでは最高出力59ps、最大トルク78Nmとなる。トランスミッションは5速MTに加えて、オートギヤシフト (AGS) の5速AMTが用意されます。

ワゴンR

スズキスティングレー

日本ではおなじみの「ワゴンR」ですが、先代モデルの5代目 MH34S型が販売されています。「アルトK10」と同じく、K10B型エンジンということですから、1.0Lエンジンを搭載。日本のユーザーにとっては、ちょっとうらやましいモデルとなっています。スティングレーもあります。

ディザイア

ディザイア

これも日本国内では発売されていない、「スイフト」ベースの全長3,995mmというコンパクトな4ドアセダンバージョン。プラットフォームを4代目スイフトと共通の「HEARTECT(ハーテクト)」に刷新し、優れた走行性能と低燃費を高いレベルで両立させるとともに、今後、インド国内で導入される新法規にも適合させています。エンジンは「スイフト」と同じく、1.2Lガソリンと、1.3Lディーゼルの2種となっています。

ヴィターラブレッツァ

ヴィターラブレッツァ

力強いダイナミックなエクステリアの、スタイリッシュな都市型のコンパクトSUVです。2トーンルーフ仕様車を含む9パターンの車体色や、ユーザーのライフスタイルに合わせたオプションパッケージを用意し、様々なニーズに対応。そして、スマートフォン連携ディスプレイ、クルーズコントロール、バックカメラなどの快適装備も設定しています。

全長3,995mmのコンパクトなボディに、最高出力66kW/4,000rpm、最大トルク200Nm/1,750rpmのパフォーマンスを誇る、1.3Lディーゼルエンジンを搭載しています。

そして、「ヴィターラブレッツァ」はインドのカー・オブ・ザ・イヤーである「Indian Car of the Year(ICOTY)2017」を受賞しています。

エルティガ

エルティガ

1家族あたりの人数が比較的多いインド市場に投入した、3列シートの7人乗りミニバンが「エルティガ」。コンパクトでありながら、3列目に大人がしっかり乗る事が出来る広い室内空間と居住性、取り回しの良さ、および小排気量の1.4Lガソリンエンジンと1.3Lディーゼルエンジンによる低燃費と高い経済性を実現しています。

3列シート車では他に、「エヴリィ」ベースの「オムニ」というヴァンタイプもあり、庶民の足として活躍しています。

この他マルチ・スズキ社では、高級販売チャンネルの「NEXA」を展開しており、欧州メーカーに対抗する富裕層向けに「Sクロス」と「バレーノ」、「イグニス」といった車種を販売しています。

まとめ

1家族あたりの人数が比較的多いインド市場に投入した、3列シートの7人乗りミニバンが「エルティガ」。コンパクトでありながら、3列目に大人がしっかり乗る事が出来る広い室内空間と居住性、取り回しの良さ、および小排気量の1.4Lガソリンエンジンと1.3Lディーゼルエンジンによる低燃費と高い経済性を実現しています。

3列シート車では他に、「エヴリィ」ベースの「オムニ」というヴァンタイプもあり、庶民の足として活躍しています。


この他マルチ・スズキ社では、高級販売チャンネルの「NEXA」を展開しており、欧州メーカーに対抗する富裕層向けに「Sクロス」と「バレーノ」、「イグニス」といった車種を販売しています。

  • カービュー査定

関連する投稿


【2025年最新】新車で買える!おすすめMT車(マニュアル車)メーカー別全まとめ

【2025年最新】新車で買える!おすすめMT車(マニュアル車)メーカー別全まとめ

最近では年々その数を減らしながらも、スポーティな走りや「車との一体感をより感じやすい」「運転感覚を楽しみやすい」として、一部のユーザーから熱烈な支持を受けるMT車(マニュアル車)。そんな根強い人気もあってか、各メーカーにはわずかながらにMT車(マニュアル車)のラインアップが残っています。この記事では、新車で購入可能な現行車種のMT車(マニュアル車)をメーカー別に紹介します。スポーツカーや、SUV、軽自動車など、意外とバラエティ豊富な車種が生き残っていますので、お気に入りの1台を見つけてみてください。


MTも存続!スズキ「スイフト」が7年ぶりのフルモデルチェンジ

MTも存続!スズキ「スイフト」が7年ぶりのフルモデルチェンジ

スズキは、2023年12月6日、フルモデルチェンジを遂げ、5代目となった新型「スイフト」を発表。CVT車は2023年12月13日より、5MT車は2024年1月17日に発売されます。


スズキ新型「スイフト」まもなく登場!?新エンジン&安全機能搭載!まるで市販車な「スイフト コンセプト」JMS2023で披露

スズキ新型「スイフト」まもなく登場!?新エンジン&安全機能搭載!まるで市販車な「スイフト コンセプト」JMS2023で披露

スズキは、2023年10月3日、2023年10月26日から11月5日まで、東京ビッグサイトで開催されるJAPAN MOBILITY SHOW 2023の出展概要を公開しました。この中には次期型となる5代目を指し示すと思われる「スイフト コンセプト」が含まれています。


【2023年版】人気のファミリーカーおすすめ20選!注目のコンパクトカーやミニバンまで紹介!

【2023年版】人気のファミリーカーおすすめ20選!注目のコンパクトカーやミニバンまで紹介!

3年間も続いた行動制限が緩和され、これまで控えていた家族や友人との外出を計画されている方も多いのではないでしょうか。ここ数年のアウトドアブームで、コンパクトカー、ミニバン、SUVの新型車は楽しい雰囲気をまとった車が増えてきました。多人数が乗れる車や軽量で燃費がいい軽自動車もあります。今回はこれからのレジャーシーズンを前に、おすすめのファミリーカー20台と選び方を紹介します。


【2025年】車内が広いコンパクトカー人気おすすめ10選

【2025年】車内が広いコンパクトカー人気おすすめ10選

日本特有の「5ナンバーサイズ」の車は、新車では少なくなってしまったものの、日本国内では使いやすいサイズです。都市部や山道などで取り回しが良く、それでいて室内も決して狭くないことが特徴です。今回は、おすすめのコンパクトカーを10台紹介します。


最新の投稿


スバル新型「レックス」発表!ついに4WDモデルが登場

スバル新型「レックス」発表!ついに4WDモデルが登場

スバルは2025年10月16日に、コンパクトSUV「レックス(REX)」の新たな4WDモデルを発表しました。「ダイナミックトルクコントロール4WD」を採用し、さまざまな道でもパワフルで余裕のある走りを実現したモデルです。


【軽自動車販売台数ランキング】一番売れてる"軽"はどれ!?人気の軽スーパーハイトワゴン戦を制するのは?

【軽自動車販売台数ランキング】一番売れてる"軽"はどれ!?人気の軽スーパーハイトワゴン戦を制するのは?

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2025年9月新車販売台数ランキングによると、不動の人気を誇るホンダ「N-BOX」が1位なのはこれまでと変わらなかったほか、以下5位まで順位の変動はなく、順位が固定かされている様子が確認できました。6月にも新型となったダイハツ「ムーヴ」が3位で安定しており、同じくスライドドアを備えるダイハツの「タント」より人気があるようです。このほか12位だった日産「デイズ」が8位になるなど一部の車種が躍進を見せています。


日産 新型「キャラバン MYROOM」発表!車中泊性能が進化

日産 新型「キャラバン MYROOM」発表!車中泊性能が進化

日産は2025年10月16日、車中泊やワーケーションなどで活躍する商用バン「キャラバン MYROOM(マイルーム)」の一部改良モデルを発表しました。実際の販売は、同年12月15日より開始する予定です。


カギ110番の評判・口コミは本当?料金や対応範囲・他社比較まで徹底解説

カギ110番の評判・口コミは本当?料金や対応範囲・他社比較まで徹底解説

突然のカギトラブルに焦った経験はありませんか?「家のカギを失くした」「車のカギが折れた」「金庫が開かない」など、日常生活の中で起こるカギのトラブルは、いつどこで発生するかわかりません。そんなときに頼れるのが、全国対応・24時間受付のカギ解錠サービス「カギ110番」です。この記事では、カギ110番の料金体系や対応範囲、口コミ・評判、他社との違いまでを徹底的に解説します。この記事を読めば、カギ110番が急なカギトラブルにも安心して依頼できる根拠が見えてきます。


【新車販売台数ランキング】やっぱり「ヤリス」「カローラ」が強い?スバル「フォレスター」が大健闘!9月はどんな車が売れたのか

【新車販売台数ランキング】やっぱり「ヤリス」「カローラ」が強い?スバル「フォレスター」が大健闘!9月はどんな車が売れたのか

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2025年9月の新車販売台数ランキングによると先々月急落して9位となり、先月3位になるなど乱高下していたトヨタ「ライズ」が安定し、上位1〜4位まで全く入れ替えがなかったほか、スズキの本格派コンパクトSUV「ジムニー」が15位まで急上昇するなど多くの変化がありました。