あのリカちゃんがラッピングされた!リカちゃんバス出発進行!
東京の葛飾区で17日に、リカちゃんラッピングバス“リカの好きなまちかつしか”が路線バスで運行を開始、同日、葛飾区役所前のバスロータリーで運行開始記念式典が開催されました。その模様をお届けします。
■リカちゃん…とは
『リカちゃん』は2017年に誕生50周年を迎えたタカラトミーの着せ替え人形です。
余談ですが、実はリカちゃんにはちゃんとした設定が存在しており、タカラトミーの公式サイトにプロフィールが掲載されています。
本名は香山リカ、小学5年生の女の子です。双子の妹と、三つ子の弟と妹がいます。
ちなみにお父さんはフランス人で、なんと「イクメンオブザイヤー2014」キャラクター部門を受賞しています。
つまり、リカちゃんはフランスと日本のハーフなんですね。
リカちゃんの友人もとてもグローバル。イギリス出身のアリスちゃん、台湾とアメリカのクォーターのビッキーちゃんがいます。
■リカちゃんバスは、リカちゃんの「かわいさ」「おしゃれ」を生かしたデザイン
リカちゃんラッピングバスは京成バスが運行し、葛飾区を南北に走る亀有駅~新小岩駅の新小53系統に投入されます。
リカちゃんがもつ「かわいい」「華やか」「おしゃれ」なイメージを生かしたデザインを意図したとのこと。
バスは、ピンク基調と紫基調の2種類のデザインで1台ずつ用意されています。
■バス車内ではリカちゃんアナウンスが聞けるチャンスが
なんと、リカちゃんはバス車内で流れるアナウンスの一部を行なってくれているとのこと。これはリカちゃんファンであればぜひとも聞きたいですよね。
京成バスの齋藤隆代表取締役社長によれば、「ラッピングだけではなく、もっとリカちゃんバスらしくしたいと思った。運転手にリカちゃんのコスプレをさせるアイデアも出たが、さすがにはじけすぎなので、車内放送の一部にリカちゃんの声を使うことにした」と、リカちゃんバスへのこだわりを語っていました。
リカちゃん本人によれば、バスの車内アナウンスは初めてのことだそうです。
■葛飾区はタカラトミーの本社がある?
新小53系統は葛飾区を南北に走る全長約8.6kmで、タカラトミー本社や区役所の近くも通り、平日朝昼は区役所前まで乗り入れています。
毎時4本運行し、平日の朝夕は亀有駅~葛飾区役所間で若干本数が増えます。
新小53系統では8台のバスが運用されているそうなので、台数ベースの確率では1時間待てばリカちゃんラッピングバスに乗れるとのこと。
葛飾区と同区に本社を置くタカラトミーは2017年7月に連携・協力を進めるための協定を締結、「リカちゃん出生届」などいつくつかの事業を進めており、リカちゃんラッピングバスもその事業の一つ。葛飾区の青木克徳区長「地域が元気になるように、故郷であるものづくりの街、葛飾をアピールしたい」とのことです。
最後に リカちゃんバス(ミニカー)も発売決定!
ちなみにですが、葛飾区内ではすでに運行を開始しているキャラクターデザインのラッピングバスがあるんです。
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」、「キャプテン翼」、「モンチッチ」など。
そしてそして!
タカラトミーのグループ会社、トミーテックでは、リカちゃんラッピングバスを「THE バスコレクション」から全長6.5cmのミニカーとして商品化、7月に発売予定です。
予価1600円(税抜き)。トミカファンの貴方も、リカちゃんファンの貴方も、ぜひ一台どうですか。