フェラーリ 最新ワンオフモデルが登場!その名もSP38
フェラーリは5月23日、最新のワンオフモデル、フェラーリ『SP38』を発表しました。
この、SP38はフェラーリのスタイリングセンターが、特別な顧客の要望を受けて、『488GTB』のシャシーとパワートレインをベースに開発したモデルになります。
ボディはSP38専用デザイン。
■フェラーリ 488GTBとは
488GTBとは、イタリアの自動車メーカーである、フェラーリが製造・販売しているスポーツカーです。2015年より販売開始しています。全身モデルは458イタリア。
488GTBのほかに、488スパイダー、レース専用車輌の488チャレンジ・488GT3/GTEなどがあります。
■フェラーリ SP38 エクステリア画像
■フェラーリの名車、『F40』のデザインモチーフに F40とは
フェラーリF40
SP38のボディには、フェラーリの名車、『F40』のデザインモチーフが取り入れられています。
デザインモチーフとなったF40は1987年、フェラーリの創業40周年記念車として誕生しました。
当時のグループB向けレーシングカー、『288GTO』をベースに、カーボンやアルミなどの軽量素材を積極的に投入して完成したロードゴーイングスーパーカーがF40でした。
SP38では、ミッドシップエンジンのカバーやリアスポイラーに、このF40のデザインモチーフを取り入れています。
さらに、前後マスクやボディサイドも専用設計。フロントには、薄型のヘッドライトをレイアウト。ボディカラーは3層の専用メタリックレッドとしています。
■最大出力は670ps/8000rpm、最大トルク77.5kgm/3000rpm!!
また、SP38では、公道とサーキットの両方で、パフォーマンスを発揮できるセッティングを実施。
488GTB譲りの3902cc V型8気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力670ps/8000rpm、最大トルク77.5kgm/3000rpmを発生します。
最後に
ワンオフモデルであるSP38は、一生のうち、見ることすら限りなく不可能に近い車の一台かと思います。
しかしながら、高級車のフェラーリを、どこかの国のどこかの特別な誰かが、オーダーしたかと思うと、世界は広いと改めて感じますね。
ドバイあたりに行けば、フェラーリのワンオフモデルを見ることができる…かもしれません!