トップへ戻る

改良されたカムリとアテンザ、貴方ならどっちを選ぶ?

改良されたカムリとアテンザ、貴方ならどっちを選ぶ?

フルモデルチェンジから一年が経過した2018年8月、カムリに待望のスポーツモデル「WS」が追加設定されました。好調な販売ながらもユーザーの年齢層が高かった「おじさん」御用達のカムリが、若者層獲得に乗り出したのですが、はたしてその成果は?同クラスでもっともスポーティーなセダン、マツダのアテンザと比較してみました。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

カムリ従来モデルとWSの違い

カムリWS

好評のカムリもスポーティさは希薄

カムリ標準モデル

フルモデルチェンジされたカムリの、エクステリアにおいての最大の特徴でもあった、ロアグリルいっぱいに広がる「ヒダヒダ」。これが低重心でワイドな印象を与え、クラウンに劣らない堂々としたスタイリングになり、ある一定の年齢層以上のユーザーには大好評だったのです。しかし、スポーティとは程遠いものに映っていました。

今回設定された「WS」では、そのロアグリルを一新。最新モデルである「カローラスポーツ」のようにフォグランプ周りを分割して大型化。加えて、グリルのふちをブラック塗装とすることでスポーティさを表しています。カムリ本来のワイド感は若干薄まりましたが、標準グレードと並べて比較すると、その存在感はより大きくなっています。

初のスポーティモデルWS

カムリWS

新設定の「WS」のエクステリアは、エッジの利いたスポーティなデザインとカムリ本来の上質感を両立。低重心のワイドボディにスポーティなパーツを装着し、走りの良さを感じさせるデザインとしています。また、スポーティタイプのフロントグリルやリヤスポイラーをはじめ、ブラック塗装の18インチアルミホイール、左側2本出しのマフラーカッターを設定されています。

ボディカラーではWS専用色としてアティチュードブラックマイカ×ダークブルーマイカメタリックを含む3種類のツートーンカラーを新規設定しました。

フラッグイップセダンでもスポーティなアテンザセダン

マツダアテンザセダン

2018年6月に、マツダブランドを牽引するフラッグシップモデル「アテンザ」も大幅改良を受けています。今回も近年のマツダの例にもれず、他メーカーのフルモデルチェンジに匹敵する大幅改良となっています。

フロントグリルのデザインは、ヘッドランプは薄くワイドな造形と線表現の発光でより精悍な表情を演出させ、立体感、骨格の強さ、重心の低さ、そして広がり感を強調させています。また、セダンのリアエンドパネルとガーニッシュを水平基調の造形とし、穏やかさと落ち着きを表現。新デザインを採用したアルミホイールとソウルレッドクリスタルメタリックを採用したことで、よりいっそうの高級感も備えました。

いわゆるスポーツグレードは存在していませんが、アテンザセダンそのものが高級セダンであっても走りにこだわるマツダらしいモデルといえます。

スポーツセダンとしての走行性能

カムリWSの場合

カムリWS

「カムリWS」はスポイラーなどでスポーティーな印象を与えていますが、「カムリ」自体はハイブリッドパワーを活かしたゆったりとした乗り心地が特徴のプレミアムセダン。現行モデルは新しい開発されたTNGAプラットフォームにより、歴代モデルよりは走行性能にもかなり注力していますが、スポーツセダンとして設定されたモデルではありません。

カムリWS主要スペック

全長/全幅/全高:4,910/1,840/1,445(mm)
ホイールベース:2,825(mm)
エンジン:2.5L直列4気筒ハイブリッド
最高出力:131kW(178PS)/5,700r.p.m
最大トルク221N・m(22.5kgf・m)/3,600 ~ 5,200r.p.m
モーター最高出力:88kW(120PS)
モーター最大トルク:202N・m(20.6kgf・m)
JC08モード燃料消費率:28.4km/L

アテンザセダンの場合

アテンザセダン

これまでもマツダは車種を問わず走行性能にはこだわってきました。歴代のアテンザもその例にもれず、高級感だけではなく、優れた走行性能を兼ね備えていました。そして、現行モデルのアテンザもまた、人間工学に基づく運転姿勢や、自然なクルマの挙動を実現する「G-ベクタリング コントロール」など、「人馬一体」を実践しています。

さらに、6月の大幅改良においては、従来から設定のあるエンジン3機種すべてを進化させ、さらにシートおよびサスペンションシステムの構造を一新。ボディ剛性を高め、ドライバーとの一体感ある操縦安定性で、「走る歓び」を体現しています。

アテンザセダン主要スペック

全長/全幅/全高:4,865/1,840/1,450(mm)
ホイールベース:2,830(mm)
エンジン:2.5L直列4気筒ガソリン
最高出力:140kW(190PS)/6,000r.p.m
最大トルク252N・m(25.7kgf・m)/4,000r.p.m
JC08モード燃料消費率:14.8km/L

エンジン:2.0L直列4気筒ガソリン
最高出力:115kW(156PS)/6,000r.p.m
最大トルク199N・m(20.3kgf・m)/4,000r.p.m
JC08モード燃料消費率:16.6km/L

エンジン:2.2L直列4気筒クリーンディーゼル
最高出力:140kW(190PS)/4,500r.p.m
最大トルク:450N・m(45.9kgf・m)/2,000r.p.m
WLTCモード(総合)燃料消費率:17.8km/L

まとめ

カムリは、「WS」であってもサスペンションやパワーユニットの制御には手を付けておらず、「GR」モデルでも設定されない限りはスポーツセダンとはなり切れない。つまり、「カムリ WS」は、日本においては最良のプレミアムセダンであり、「アテンザ」と同じ土俵でスポーツ度を競う事は異種格闘技に近いのです。

「アテンザ」にとっては「カムリ WS」よりスポーツセダンに相応しい内容となっていますが、このクラスのスポーツセダンを求めるユーザーがどれだけいるのか、その求める姿はひょっとして「カムリ WS」程度のスポーツ度でいいのではないのか。販売台数を見ればその総合的な評価は「カムリ」が圧倒していることからも、現実的には数少ない「アテンザ」ユーザーでさえ、「カムリWS」でもって奪ってしまう可能性さえあるのです。

Google検索で、カーナリズムの記事を見つけやすくできます。

Googleで追加する
  • カービュー査定

関連する投稿


トヨタ新型「カムリ」登場へ!11代目モデルを2026年販売

トヨタ新型「カムリ」登場へ!11代目モデルを2026年販売

トヨタは2025年12月19日、米国で生産する新型セダン「カムリ」の日本導入を目指すと発表。実際の展開は、2026年から行われる予定です。


【2025年】新車で買える!おすすめMT車(マニュアル車)メーカー別全まとめ

【2025年】新車で買える!おすすめMT車(マニュアル車)メーカー別全まとめ

最近では年々その数を減らしながらも、スポーティな走りや「車との一体感をより感じやすい」「運転感覚を楽しみやすい」として、一部のユーザーから熱烈な支持を受けるMT車(マニュアル車)。そんな根強い人気もあってか、各メーカーにはわずかながらにMT車(マニュアル車)のラインアップが残っています。この記事では、新車で購入可能な現行車種のMT車(マニュアル車)をメーカー別に紹介します。スポーツカーや、SUV、軽自動車など、意外とバラエティ豊富な車種が生き残っていますので、お気に入りの1台を見つけてみてください。


釣りに行くならこの車!おすすめグッズ5選&おすすめ車種10選

釣りに行くならこの車!おすすめグッズ5選&おすすめ車種10選

釣り人の「足」として欠かせないアイテムが「車」!車釣行派であれば愛車にさまざまなグッズを備えておくことで、快適かつ便利に釣行を楽しむことができますよね。そこで今回は、そんな釣行車に備えておきたい「おすすめグッズ5商品」と「釣り用におすすめの10車種」を紹介します!


3列シート/7人乗りSUV 国産車&外車 25車種を一覧で比較!

3列シート/7人乗りSUV 国産車&外車 25車種を一覧で比較!

ファミリーカーとして人気を博しているミニバンに待ったをかけるのが、多人数も乗れるSUV。最近では3列シート・7人乗りSUVが続々市場に導入されています。本記事では、現在日本で購入可能な、現役の国産車から外車まで、ありとあらゆるメーカーの「3列シート/7人乗り SUV」についてまとめてご紹介します。


【スライドドアのコンパクトカー】おすすめ車9選!使い勝手良く家族も喜ぶスライドドア車、厳選しました

【スライドドアのコンパクトカー】おすすめ車9選!使い勝手良く家族も喜ぶスライドドア車、厳選しました

軽自動車~コンパクトカーに至るまで、スライドドアが搭載されている車種は幅広く存在していまう。値段も大抵は200万円以下、スライドドアでユーティリティが高くて…。今回はそんなオススメのコンパクトカーのスペック&価格を一挙ご紹介いたします。


最新の投稿


ヘネシー、新型ハイパーカー「ブラックバード」発表!自然吸気V8と6速MTで71台限定

ヘネシー、新型ハイパーカー「ブラックバード」発表!自然吸気V8と6速MTで71台限定

米国のヘネシー・スペシャル・ビークルズは、新型ハイパーカー「ブラックバード」を発表しました。SR-71偵察機から着想を得た新型は、イルモアと共同開発する6.2リッター自然吸気V8に6速ゲート式MTを組み合わせるアナログ志向のモデル。世界限定71台で、価格は250万ドルからとなっています。


81%が路上駐車に危険を実感。一方、2年以内に路上駐車した人は21%、最多理由は「短時間だから」【パーク24調査】

81%が路上駐車に危険を実感。一方、2年以内に路上駐車した人は21%、最多理由は「短時間だから」【パーク24調査】

パーク24株式会社は、路上駐車防止の啓発活動の一環として、同社が提供するドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に「路上駐車」に関する意識調査を実施し、結果を公開しました。


免許返納に伴う車売却利用者の約64%が45~64歳。MOTAのデータから見えた子ども世代の「代理売却」の傾向【MOTA調査】

免許返納に伴う車売却利用者の約64%が45~64歳。MOTAのデータから見えた子ども世代の「代理売却」の傾向【MOTA調査】

株式会社MOTAは、同社が運営する「MOTA車買取」利用後アンケート結果から「車の終活」に関わる最新動向調査の結果を公開しました。


車のバッテリー交換の値段はいくら?車種別相場と交換先6つを比較【2026年】

車のバッテリー交換の値段はいくら?車種別相場と交換先6つを比較【2026年】

エンジンのかかりが悪くなったり、点検で交換をすすめられたりしたとき、気になるのがバッテリー交換の値段です。費用は車種によって大きく異なり、軽自動車の標準タイプなら1万円前後で収まることもありますが、アイドリングストップ車やハイブリッド車、輸入車では3万〜5万円を超える場合もあります。金額を左右するのは、バッテリー本体・交換工賃・処分料の3つ。車種別の相場と、自分の車の交換費用を調べる方法、依頼先ごとの違いを解説します。


車移動費の高騰を実感する人の約6割が、家族レジャーの「断念・縮小」を経験【クルカ調査】

車移動費の高騰を実感する人の約6割が、家族レジャーの「断念・縮小」を経験【クルカ調査】

株式会社クルカは、自家用車を保有しており、今年の夏に自家用車での家族レジャーの予定があるまたは検討中の30~50代の男女を対象に、「夏の家族レジャーにおける車移動費と車の維持費」に関する調査を実施し、結果を公開しました。