ジープのいいとこどりSUV コンパス!
人生のコンパスになる。ジープが発売する小型のクロスオーバーSUV、それがジープ コンパスです。
公道を走ることに重点を置きながらも、もちろん走破性も忘れていません。
本記事ではジープコンパスの、スペックや新車価格、試乗評価などについてまとめています。
■ジープのクロスオーバーSUV コンパスとは
ジープ・コンパス は、ジープブランドで販売されているクライスラーの小型クロスオーバーSUVです。
コンパスは、公道での走行を主としており、いわゆるジープのエントリー車両として販売されています。
そのため、オフロードメインの車としてコンパスを購入するのは避けた方が良いでしょう。コンパスは他のジープに比べると、オフロード性能は少々劣ってしまいます。
けれども、街乗りメインなSUVとして購入するのであれば、十分な走行性能を発揮してくれる頼もしい相棒になってくれること間違いなし!
初代モデルが2006年に発売され、2代目は2017年に発売されています。
■ジープのクロスオーバーSUV コンパス エクステリア画像
■ジープのクロスオーバーSUV コンパス インテリア画像
■ジープのクロスオーバーSUV コンパス 走破性
オンロードでの滑らかなドライビングを可能にするエンジンに加え、Jeep®本来のオフロード走破性を発揮する4×4システム(オンデマンド式)も用意されています。
また、路面状況で選べる多彩なパフォーマンス。セレクテレインシステムを採用。AUTO(オート) 、SNOW(雪)、SAND(砂) 、MUD(泥) といったモードを選ぶことが可能です。
■ジープのクロスオーバーSUV コンパス 新車価格
ジープコンパスは、エントリーグレードの「Sport」が323万円からで最上級グレードの「Limited」が419万円。
SUV人気の中核を担う同クラスの輸入SUVの中でも、そこまで高価でないことが嬉しいですね。
ジープのクロスオーバーSUV コンパス 試乗評価・試乗感想・試乗記
■コンパス最上級モデル「リミテッド」はジープらしさを取り戻したコンパス
今回の試乗車「リミテッド」は、新しいコンパスの最上級モデル。そして4WDである。だから、ある意味ジープらしさを取り戻したコンパスと言っても差し支えない。勿論そのタフネスぶりを発揮するような試乗はしていないから、本当の意味での力強さは味わっていない。しかし、初代に多くの日本のユーザーが求めた、快適さやスムーズさは初代以上に洗練されて、コンパスをより一層進化させたといえよう。
■2代目コンパスは、よりグランドチェロキーに似たスタイル
2代目となったコンパスは、好評だったグランドチェロキー似のデザインを踏襲。エクステリアを見ただけでジープブランドのクルマとわかる、伝統の7スロットグリルを採用した。エクステリアデザインは、よりグランドチェロキーに似たスタイルで精悍になった。
だが、従来のジープのイメージを持ったままコンパスに乗り込むと妙な違和感があるのだ。初代はクライスラー時代に開発されたクルマで元々ジープの血縁からも遠い存在だったが、2代目はイタリアのフィアットグループ入ってからのモデル。エクステリアはジープそのものだが、ドライブするとフィアットのテイストを感じる。
アクセルを踏み込むとエンジン回転数が上昇するのに合わせて元気になり、中高回転域からパワーが出てくる感じでとても軽快なフィール。この吹き上がり感全体が、ジープというよりフィアットの血を色濃く感じる最大のポイントだ。その軽快な吹き上がり感をより強調するのが、リミテッドに組み合わされる9速AT(他グレードはFFに6速AT)。ギヤがクロスしているためエンジンが軽く吹き上がるのを助け、実際の加速感も軽快になっている。ただし、トップの9速には日本道路事情では入ることがないのが残念。
最後に
本記事では、ジープのクロスオーバーSUV、コンパスについてご紹介いたしました。
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