誕生55周年のT360って?
奥がT360
誕生55周年といっても、T360を知ってる人は少ないでしょう。現車を見たり、ましては乗ってた人はまず周りにはいないはず。そこで誕生55周年となったT360をかいつまんでご紹介しておきましょう。
T360はホンダが初めて作った4輪車です。
軽トラなのに走行性能に妥協しない二輪のトップメーカーとしてのこだわりを詰め込んだ結果、360ccながら高回転ハイパワーのアルミ製直列4気筒DOHCエンジンを採用し、何とミッドシップに搭載してしまいました。
出力は当時の同クラス他車の50%増しという怪物ぶり。淡いブルーの車体に、白い「H」マークが掛かれたボンネットが印象的でした。
特別仕様車「アクティトラック・スピリットカラースタイル」
ベイブルー×ホワイト
そのT360のデザインをモチーフにしたのが「アクティトラック・スピリットカラースタイル」です。
「スピリットカラースタイル」は、べース車のアクティトラックタイプ「TOWN」グレードのカラーリングを、T360をイメージした「ベイブルー×ホワイト」、Hondaパワープロダクツをイメージした「フレームレッド×ブラック」の2つのカラースタイルを設定。働く人を支えるスピリットを象徴する2トーンカラーが、毎日を明るく個性的に彩ります。
T360のデザインをモチーフにした「ベイブルー×ホワイト」
ベイブルー×ホワイト
T360のデザインをモチーフにしたのは、この内の「ベイブルー×ホワイト」。T360で印象的だったボディカラーを「ベイブルー」に置き換え、「H」マークの代わりにホワイトでカラーリングされた荷台サイドの「アオリ」に「HONDA」のロゴを大きく描いています。加えてルーフ部分もホワイトになり、いわつる2トーンカラーとなっています。
誕生55周年は関係ないけどカッコイイ「フレームレッド×ブラック」
フレームレッド×ブラック
2つのカラースタイルのうちのもう一つは、真っ赤な車体にルーフと「アオリ」がブラック、そして「HONDA」のロゴが描かれた「フレームレッド×ブラック」。これはもう、T360誕生55周年を記念はまったく関係なく、耕運機や発電機でおなじみの「ホンダパワープロダクツ」をイメージしたカラーリングです。
ところがこれが「ベイブルー×ホワイト」以上にカッコイイと大評判。農作業というか、むしろバイクやジェットスキーでも積んでアクティブに遊ぶのにピッタリ。街中でもへたな乗用車以上に目立つはず。
■その他ベース車TOWNからの変更点
2トーンカラーボディー
・Hondaロゴサイドステッカー
・ホワイト塗装ドアミラー
・ブラック塗装アウタードアハンドル
・センターホイールキャップ
<ベイブルー×ホワイト>の場合
・メッキモール付ホワイト塗装フロントグリル
・シルバー塗装スチールホイール
<フレームレッド×ブラック>の場合
・ブラック塗装スチールホイール+ホイールナット(ブラック)
TOWN特別仕様車スピリットカラースタイル車両価格
()内はベース車TOWN
・5MT 2WD:1,135,080円(1,080,000円)
・3AT 2WD:1,210,680円(1,155,600円)
・5MT 4WD:1,264,680円(1,209,600円)
ボディーカラーならライバルも負けていない!
ハイゼットトラック トニコオレンジメタリック
■ハイゼットトラック
2014年にフルモデルチェンジされた「ハイゼットトラック」には、軽トラックでは通常白とグレーというのが定番ですが、「ハイゼットトラック」には、何と乗用車並みの8種ものカラーが用意されています。それも、メインカラーはオレンジ(トニコオレンジメタリック)で、淡いピンク(ライトローズマイカメタリック)や黒(ブラックマイカメタリック)なんてのも用意されています。
このうちオレンジ、ピンク、そしてブラックを含めた6色は「選べるカラーパック」としてオプション設定されており、以下のアイテムが標準車と異なっています。
・カラードドアミラー
・カラードドアアウターハンドル
・スモークドリアガラス
・トップシェイドガラス
・IR&UVカットガラス
・シルバー塗装コントロールクラスター
■スズキキャリー
もう一方のスズキ「キャリー」も、「ノクターンブルーパール」という鮮やかな青や、「ガーデニングアクアメタリック」といった淡いグリーン、そしてブラックなどの4色を用意しています。
どうやらいつの間にか軽トラはカラフルになっているようです。流行りはズバリ「ブラック」。アクティトラックを含めて3種の軽トラ全てに設定されているのですから。
まとめ
アクティトラックは、カラフルな色合いが増えた軽トラックの中でもボディーカラーの選択肢が少なかったのですが、今回軽トラ初の2トーンカラーを設定したことで、軽トラの世界がよりカラフルに染まりそうです。
農作業をする予定はないけれど、軽トラもこんなにオシャレになると一台欲しくなってきます。