子育て夫婦、4割がミニバンを所有
ホンダアクセスは3月23日、自家用車を保有している既婚ドライバーを対象とした「夫婦のライフスタイルとカーライフに関する調査2017」の結果を発表しました。
調査は2月21日~2月22日の2日間、インターネットリサーチにて実施、自家用車を保有している30歳~69歳の既婚ドライバー1000名の有効サンプルを集計しました。
調査結果によると、所有する自家用車のタイプは「軽自動車」24.6%と「ミニバン」24.4%、「コンパクト」24.2%がほぼ同率で並び、「セダン」が12.8%、「SUV」が5.7%で続きました。
世代別のトップは30代と40代が「ミニバン」(30代33.6%、40代33.2%)、50代は「軽自動車」(26.0%)、60代は「コンパクト」(29.6%)。
ライフスタイル別にみると、子育て夫婦(末子が高校生以下の男女)では「ミニバン」が最も高く38.8%、また、アウトドア夫婦でも「ミニバン」が最も高く29.1%となりました。
■気になる!自家用車へのこだわりは?
自家用車について、こだわったポイント・好きなポイントを聞いたところ、「運転のしやすさ」が最も多く44.7%、次いで「燃費・環境性能」が35.1%、「室内の広さ」が27.3%で続きました。
タイプ別にみると「軽自動車」や「コンパクト」、「セダン」、「SUV」では「運転のしやすさ」(軽自動車52.4%、コンパクト 44.6%、セダン 42.2%、SUV42.1%)が最も高く、「コンパクト」では「燃費・環境性能」も同率(44.6%)で最も高くなりました。
「ミニバン」では「室内の広さ」が 43.9%で最も高く、「ワゴン」では「燃費・環境性能」と「荷室の広さ」がいずれも 43.4%という結果に。
ファミリーに大人気のミニバン! シエンタについて調べてみた
それでは、実際の乗り心地はどうか、レスポンスの試乗記を調べてみました。
実際に乗ってみた感想は思った以上の乗り心地だそうです。
まずはトータルな印象から。旧態化が進んでいるトヨタのBセグメント用プラットフォームを使って1.4トン近いモデルを作らざるを得ないという制約から、乗り味はあまり良くないのではないかと事前に予想していたが、実車のフィールはその予想を裏切る良さであった。出色なのはサスペンションチューニングで、ハンドリングと乗り心地のバランスが取れたきわめて丁寧なものだった。燃費もミニバンとしては良好。また、素材の質感は大衆車レベルながら、細部までみっちりとデザインされた造形でユーザーの満足度を上げるインテリアなど、商品性向上への並々ならぬ気合が随所にうかがえた。
シエンタは現行『ヴィッツ』、『アクア』、『カローラ』など、トヨタのBセグメントモデルと共通のコンポーネントを使って作られたコンパクトミニバン。初代はホンダ『モビリオ』の対抗馬として2003年に投入された。短期間で急遽開発されたためか完成度は高くなかったが、豊田章男社長が就任前年、初めて新車発表会の席に臨んだ後継モデルの『パッソセッテ』が大コケしたこともあって、12年間にわたるロングライフモデルとなっていた。
まとめに入る。シエンタは子供をあちこちに連れて行きたいというファミリー層にとってはよく出来たコンパクトミニバンであった。学校や塾、スポーツ少年団の活動の送り迎えなどにはうってつけ。運動性能が良いため、都会に住むファミリーが休日に比較的近場の海や山に出かけて自然を楽しむといった用途への適性も高い。最大のライバルであるホンダの2代目『フリード』は9月16日にデビューを果たすが、こちらはシエンタとは反対にシンプルデザインでまとめ上げられる。そのライバル対決も興味深いところだ。