スバルの新型レガシィ(日本名:レガシィB4) 最新情報まとめ
SUBARU(スバル)の米国部門は2月7日、米国で開幕したシカゴモーターショー2019において、新型『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』に相当)を初公開しました。新型レガシィはいったいどのような車になっているのでしょうか。
■スバルの新型レガシィ(日本名:レガシィB4)とは
レガシィは、1989年よりスバルから発売されている、セダン型の普通乗用車です。
派生車種にレガシィアウトバック(ステーションワゴンとSUVの中間の自動車(クロスオーバーSUV))があります。
日本では、レガシィB4として発売されています。
■スバルの新型レガシィ(日本名:レガシィB4)ボディサイズ
シカゴモーターショー2019で初公開された新型レガシィは7世代目モデル。
5年ぶりのモデルチェンジとなります。
新型のボディサイズは、全長4840mm、全幅1840mm、全高1500mm、ホイールベース2750mm。
現行モデル(全長4800mm、全幅1840mm、全高1500mm、ホイールベース2750mm)に対して、全長は40mm長くなっています。
■新開発FA24型2.4リットル水平対向4気筒ガソリンターボエンジン!
新型の大きな特徴のひとつが、新開発のFA24型2.4リットル水平対向4気筒ガソリンターボエンジン。
この2.4リットル水平対向4気筒ガソリンターボエンジンは、米国仕様の場合、最大出力260hp/5600rpm、最大トルク38.3kgm/2000~4800rpmを引き出します。
現行の2.5リットル水平対向4気筒ガソリン自然吸気エンジンは、米国仕様の場合、最大出力175hp/5800rpm、最大トルク24.1kgm/4000rpm。
また、米国仕様のトップグレード「3.6R」の3.6リットル水平対向6気筒ガソリン自然吸気エンジンが、最大出力256hp/6000rpm、最大トルク34.2kgm/4400rpmです。
新型の新開発の2.4リットル水平対向4気筒ガソリンターボエンジンのスペックは、現行の2.5リットルを上回るだけでなく、3.6リットルフラット6さえも凌駕するパワーとトルクを獲得しています。
■スバルの新型レガシィ(日本名:レガシィB4)最新画像
■スバルの新型レガシィ(日本名:レガシィB4)エクステリア
エクステリアは、動きを感じさせるスリークなシルエットを描きつつ、厚みや立体感を持たせたボディパネルで、躍動感とたくましさを同時に表現しました。
フロントは、スポーティさを表現するフレームレスのヘキサゴングリルを装備。
ワイドなロアグリルと逆Cシェイプに囲んだフォグランプベゼルを採用しています。
LEDヘッドライトを全車に標準装備します。
フロントバンパー同様のワイドモチーフをリアにも導入。
トランク内側部分まで発光するCシェイプを強調したテールランプとした。ボディサイドは、スムーズなシルエットと勢いのあるウィンドウグラフィックとの組み合わせにより、スピード感を表現。
フェンダーの張り出しやホイールアーチのアクセントにより、力強さを演出しています。
■スバルの新型レガシィ(日本名:レガシィB4)インテリア
インテリアは、上質で革新的なパーソナルな室内空間を目指しました。
質感の高いデザインと進化したパッケージングによるゆとりあるスペースに、高い機能を持つ先進装備を組み合わせています。
拡大したフロントガラスと、インストゥルメントパネル中心部からドアパネルまで連続する長い線のモチーフにより、伸びやかで開放的な雰囲気を追求しました。
3面構成のインストゥルメントパネルの一部に、シートと同じカラーを採用することで、開放感も演出します。
また、フロントガラスを前方に、フロントドアガラスを外側に広げることにより、クラストップレベルの視界を確保。
先代比で伸びた全長を、後席と荷室に割り当てることで、後席スペースの快適性と、荷室の使い勝手を向上させています。
トランクには、スーツケース4個が積載可能とのこと。
■スバルの新型レガシィ(日本名:レガシィB4)アイサイトを標準搭載
新型レガシィでは、先進運転支援システムの「アイサイト」の最新版を全車に標準装備。
米国仕様としては初めて、車線中央維持制御・先行車追従操舵制御(アイサイト・ツーリングアシスト)を採用しています。
さらにフロントガラスにLEDの光を投影し、アイサイト作動状態を直感的に知らせるアイサイトアシストモニターも導入しました。
また、ドライバーの居眠りや脇見運転検知に加え、シートポジションやドアミラー角度、空調設定を登録したドライバーごとに自動調整するドライバーモニタリングシステムも装備。
後退時自動ブレーキにより、車両後退時の衝突回避または衝突による被害を軽減。
後側方警戒支援システムにより、自車後側方から接近する車両を検知し、音と表示で警告してくれます。
フロントグリル下部に装備したカメラの画像によって、車両前方の死角を減らすフロントビューモニターも装備しています。
■気になる!発売日は
気になる発売日ですが、米国では2019年秋が予定されており、おそらく日本発売日は2019年10月頃になるとみられています。