トップへ戻る

【タイヤのバーストとは?】意味やパンクとの違い、対処法もご紹介

【タイヤのバーストとは?】意味やパンクとの違い、対処法もご紹介

みなさんはタイヤのバーストについて正しい知識を持っていますか?タイヤのバーストの意味やパンクとの違いから、バーストが起こる原因、起こってしまった場合の対処方法など、今回はバーストについて徹底解説していきます。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • MOTA 車買取
  • カービュー査定

そもそもタイヤのバーストとは?

タイヤのバーストとは…

タイヤのバーストとは…

走行中に突然タイヤが破裂することを「バースト」といいます。日常生活ではめったに起こるものではないため、経験したことがある人はほとんどいないと思いますが、万が一発生すると車両のコントロールができず、周囲を巻き込む大事故につながる可能性もある危険な現象です。

また、タイヤが破裂する衝撃で他のパーツにもキズなどができてしまう可能性もあり、修理費用が高額になってしまう場合もあります。

タイヤのバーストは、パンクとは全然違う

タイヤが破裂するってことはパンクのことじゃないの?と思う方もいるかもしれませんが、バーストとパンクは全く異なる現象です。

タイヤの「パンク」が空気が徐々に抜けていくことで起こるのに対して、「バースト」は破裂なので、一気に空気が抜けます。その後は走行不能となるものです。

パンクの原因

パンクが起こる原因としては、

・釘など鋭利なとがったものがタイヤのトレッド面(接地面)に刺さって空気のもれる穴があく
・縁石に乗り上げたり、タイヤの側面を縁石にこすりつけてしまうことによってタイヤにダメージを与える
・ホイールリムが変形している状態で、タイヤに通常走行以上の衝撃を与える

などによります。

パンクは空気圧が徐々に減っていってしまったり、時間がたつにつれ空気が抜けていってしまうことで起こります。

最近のタイヤは、釘がなどが刺さっても空気はすぐには抜けない構造になっているので、タイヤがダメージを受けたときではなく、後日パンクに気付く方も多いでしょう。

そのため、タイヤがパンクしても気付かずに走行し続けてしまう方もいますが、バーストは文字通りタイヤが破裂するので「パンッ!」という破裂音がなるのと同時にハンドルが取られだれでもすぐに異変に気付くでしょう。

タイヤのバーストを引き起こす原因は?前兆と防ぎ方

バーストの原因は様々なものがありますが、最も多い原因はタイヤの空気圧の低下で、この状態で高速道路などを長時間走行しているときに起こることが多いようです。

空気圧の低下

空気圧が低い状態で高速走行すると、タイヤのゴムがたわみ「スタンディングウェーブ現象」と呼ばれる現象が起こります。

「スタンディングウェーブ現象」とは、空気圧の低いタイヤで高速走行を行ったときに、タイヤの表面が波状に変形してしまう現象のことをいいます。車体が小刻みに振動しだし、やがて大きな振動に変わっていき、ゴムの焼ける臭いがすることによって気付ける場合もあります。

それによりタイヤが熱を持ち、タイヤ内部で形状を保持するための「コード」と呼ばれる補強材が損傷し、バーストが発生します。車種によってタイヤの空気圧は決められており、適正な空気圧よりも低いとバーストの大きな要因となります。

また、空気圧が高すぎる場合にも、気温の高い夏場など空気が膨張すると同時に高速走行によるタイヤの摩擦熱が内部に伝わり、バーストの引き金になってしまうこともあります。

タイヤの空気圧は常に適正値に保つことが予防策になります。指定の空気圧は、運転席のドア開口部に記されています。空気圧の測定は必ずタイヤが冷えている時に測定を行うようにしましょう。

過積載

過積載によりタイヤが変形したり、負荷がよりかかった状態で長時間走行することにより、バーストする可能性が高まります。

過積載はトラックやバスのイメージが強いですが、帰省時や旅行などは、乗車人数や荷物が多くなる傾向がありますので、特に普通車、ミニバンなどは特に気をつけましょう。

タイヤの劣化

ゴムが硬化すると表面にヒビや割れが生じて脆くなり、これがタイヤ内部まで進行していくことがバーストの原因となります。

タイヤにキズやヒビ割れなどがないか、スリップサインが出ていないかをチェックすることが予防策になります。スリップサインが出たタイヤは法律上使用出来ないことになっています。

タイヤのひび割れは、紫外線や熱、タイヤワックス等の薬品が原因でおこります。そのため直射日光に当たらない場所で保管したり、タイヤワックスが付着したまま保管したりしないようにするなど、保管方法に気を付けましょう。

また、タイヤの硬化は時間の経過によるものなので、たとえ新品未使用だったとしても、古くなっているものには注意が必要です。

バーストが起こってしまった時の対処法

バーストの前兆として、スタンディングウェーブ現象が発生していることが分かったら、車を安全な場所に停車してタイヤの点検をしましょう。

高速道路でスタンディングウェーブ現象が発生した場合には、スピードを最低速度の50km/hまでゆっくり落とし、最寄りのサービスエリアかパーキングエリアに入りましょう。ガソリンスタンドがあれば、タイヤの点検や交換をしてもらうこともできます。

自分ではどうすることもできない状況に陥ってしまった場合には、プロに助けてもらうのが一番確実な方法ですので、迷わずJAF等のロードサービスを呼びましょう。

もしバーストを起こしてしまった場合は、ハンドルを握ったまま少しずつ減速し、安全に路肩へ車を停車させることに集中してください。

焦ってハンドルを切ったり急ブレーキを踏むと、二次被害にも繋がり大変危険です。慌てず冷静に、周囲の状況を確認することが大切です。車を停車させる場合は、停止表示板を置いて安全確保も忘れないようにしましょう。

そのまま走らない

また、タイヤがバーストした場所が、家やガソリンスタンドに近くても、そのまま走るのは絶対にやめましょう。スピードが出ない、ハンドルがとられたり通常走行ができないため大変危険なのはもちろん、無理に走行することによりホイールにキズが入ったり、変形したりして、ホイールの交換が必要になってしまう場合があります。

短距離だとしても、必ずスペアタイヤに交換したり、レッカーで運んでもらうようにしましょう。

気になる!タイヤの修理はできるの?

バーストはパンクとは違って、タイヤが破裂してしまっているので修理は不可能です。タイヤそのものの交換が必要となり、場合によってはホイールやフェンダー周りのパーツにもダメージを与えることがあります。

その他にも、JAF等のロードサービスへ依頼した際のレッカー移動やレンタカーの手配、バーストした場所や時間によっては宿泊費など、タイヤ交換以外にもさまざまな手間や出費が考えられます。

【最後に】バーストは日ごろの点検で極力防げる

バーストの原因からもわかるように、パンクは不意に発生することが多いですが、バーストは日常点検で原因のほとんどを排除することができます。このことから、日頃から点検とメンテナンスをしっかりと行っていれば、バーストを心配する必要はほぼないといえます。

とはいえ、バーストの原因ともしもの時の対処法をしっかりと認識し、給油のときには併せてタイヤも確認するなど、なにかとワンセットで確認するクセをつけるといいかもしれません。

タイヤ交換するのはめんどくさい!そんな貴方におすすめ!

タイヤ交換をしたい、でも何からすればいいのか。自分で全部やるのはめんどくさい。そんな方にはTIREHOODがおすすめです。


タイヤ購入・取付予約が同時にできる!
近所にあるガソリンスタンドをはじめとした
店舗が予約できる
そして、
購入したすべてのタイヤにパンク保証がつく!
TIREHOOD公式ページはこちら

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

  • MOTA 車買取
  • カービュー査定

関連するキーワード


メンテナンス タイヤ

関連する投稿


スタッドレスタイヤから夏タイヤへの交換時期は?交換後の正しい保管方法も紹介

スタッドレスタイヤから夏タイヤへの交換時期は?交換後の正しい保管方法も紹介

冬の厳しい寒さが終わり、暖かくなってくると「そろそろ夏タイヤに交換しよう」と考える方も多いでしょう。しかし、スタッドレスタイヤから夏タイヤへの交換時期は意外と難しく、いつ交換すべきか迷うこともあります。交換が早すぎると、春先の寒波や朝晩の冷え込みによる凍結に対応できなくなり、交換が遅すぎると燃費の悪化やタイヤの摩耗が進んでしまうリスクがあります。そのため、適切なタイミングで交換することが重要です。この記事では、スタッドレスタイヤを履き続けるデメリット、夏タイヤへの交換時期、交換費用、保管方法、そして交換時にチェックすべきポイントについて詳しく解説します。


タイヤ購入時に覚えておきたいトレッドパターンの種類と特徴

タイヤ購入時に覚えておきたいトレッドパターンの種類と特徴

タイヤの交換を検討する際、多くの人は価格やブランド、耐久性に注目しますが、「トレッドパターン」について意識する人は意外と少ないかもしれません。しかし、トレッドパターンはタイヤの性能に大きな影響を与える重要な要素です。これを理解し、自分の車に適したものを選ぶことで、走行性能や安全性、さらには燃費まで大きく変わります。この記事では、タイヤの購入検討をされている方に向けてトレッドパターンの基本的な概念から、具体的な役割、摩耗による影響、さらには代表的な種類と特徴について詳しく解説します。


タイヤメーカーのおすすめは?日本・海外タイヤメーカーの特徴やランキングを紹介

タイヤメーカーのおすすめは?日本・海外タイヤメーカーの特徴やランキングを紹介

自動車のタイヤは、安全性や燃費、乗り心地に大きく影響する重要なパーツです。しかし、タイヤメーカーは世界中に数多く存在し、それぞれ特徴や強みが異なるため、どのメーカーを選べばよいのか迷う方も多いでしょう。本記事では、国内外の主要タイヤメーカーの特徴や取り扱いブランドなどを詳しく紹介。さらに、世界のタイヤメーカーランキングやタイヤ選びで押さえておきたいポイントについても触れ、タイヤメーカーを比較するための手助けとなる情報を提供します。


電気自動車(EV車)のタイヤは摩耗しやすい?EV専用タイヤは標準タイヤと何が違うのか

電気自動車(EV車)のタイヤは摩耗しやすい?EV専用タイヤは標準タイヤと何が違うのか

電気自動車(EV車)の購入を検討する際に、走行性能やバッテリー性能に目がいきがちですが、電気自動車(EV車)は、従来のガソリン車とは異なる特性を持つため、タイヤの寿命や性能に影響を及ぼすことも覚えておきましょう。この記事では、電気自動車(EV車)のタイヤが摩耗しやすいと言われる理由とEV専用タイヤの基礎知識や特徴について解説します。


mobox(モボックス)とは?評判やメリット・デメリットを解説

mobox(モボックス)とは?評判やメリット・デメリットを解説

mobox(モボックス)は、車のタイヤをサブスクで購入・利用できるというもので、業界最大手の日本のタイヤメーカー“ブリヂストン”が2021年4月から提供しているサービスです。タイヤの購入費用を月々定額にできるだけでなく、安心・安全に走行するための定期的な点検・メンテナンスもプロが対応し、パンク補償まであることで人気が高まっています。そこで本記事では、moboxの評判やメリット・デメリットから、利用に向いている人などを解説します。moboxのタイヤサブスクサービスを検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。


最新の投稿


ミツオカ新型「M55」公開!250台限定の「1st Edition」

ミツオカ新型「M55」公開!250台限定の「1st Edition」

ミツオカは2025年3月27日、ハッチバック「M55 1st Edition(エムダブルファイブ ファーストエディション)」を公開。2026年の生産販売予定台数250 台の正式発売に先駆けて同日より全国のミツオカ取扱拠点にて先行予約の受付を開始しているといいます。


免許不要でおしゃれに乗れる!MOVE.eBike(ムーブ・イーバイク)のオススメ最新車種を解説!

免許不要でおしゃれに乗れる!MOVE.eBike(ムーブ・イーバイク)のオススメ最新車種を解説!

MOVE.eBike(ムーブ・イーバイク)は、街乗り、通勤、アウトドアなど多様なシーンでスタイリッシュかつ快適な移動を実現する日本発の​折りたたみ式電動アシスト自転車(E-Bike)です。本記事では、MOVE.eBike(ムーブ・イーバイク)のラインアップや特徴、購入方法まで解説します。これから電動アシスト自転車の購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで電動アシスト自転車選びの参考にしてくださいね。


シトロエン新型「C4」発表!扱いやすいコンパクトハッチにマイナーチェンジ実施

シトロエン新型「C4」発表!扱いやすいコンパクトハッチにマイナーチェンジ実施

Stellantisジャパンは2025年3月27日、シトロエンのCセグメントハッチバックモデル「C4(シーフォー)」のマイナーチェンジモデルを発表しました。同日より、全国のシトロエン正規ディーラーで、販売が開始されています。


グラフィットの電動バイク「GFR-02」の価格や評判について解説

グラフィットの電動バイク「GFR-02」の価格や評判について解説

グラフィット(glafit)の電動バイク「GFR-02」は、小型で折り畳みができるので、通勤や通学で気軽に乗れて、途中で電車やタクシー・バス移動をする際にも積み込めるといった「都合のいい」使い方ができる特徴があります。本記事では、グラフィットが製造・販売している電動バイク「GFR-02」などラインアップの紹介をはじめ、価格やスペックについて詳しく解説します。また、ユーザーの口コミ・評判についても紹介しますので、電動バイクの購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。


レクサスRX:快適性、安全性、そして環境性能。全てを満たす次世代SUV

レクサスRX:快適性、安全性、そして環境性能。全てを満たす次世代SUV

レクサスRXは、高級クロスオーバーSUVの先駆けとして、洗練されたデザイン・上質なインテリア・そして卓越した走行性能で、ラグジュアリーSUV市場を牽引してきました。現行モデルは、快適性、安全性、環境性能を高い次元で融合。先進の安全技術「Lexus Safety System+」や、ハイブリッドモデル、プラグインハイブリッドモデルなど、次世代のSUVに求められる要素を全て満たしています。 この記事では、RXのエクステリアデザイン、インテリア、走行性能、安全性能、そして環境性能について詳しく解説。オーナーが語るRXのある暮らしや、RXがどんな人におすすめなのかもご紹介します。


MOTA 車買取