トップへ戻る

普及車向け「トヨタセーフティーセンスC(Toyota Safety Sense C)」の実力は

普及車向け「トヨタセーフティーセンスC(Toyota Safety Sense C)」の実力は

トヨタが提供する普及車向け向け衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティーセンス)C」の仕組みや性能、搭載車種についてまとめました。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

Toyota Safety Sense(トヨタセーフティーセンス)とは

トヨタは「Toyota Safety Sense(トヨタ・セーフティ・センス)」と名付けた自動ブレーキシステムを開発し、2017年までに日米欧で販売するほぼすべての乗用車に導入すると発表しています。

最大の特徴は2種類の異なるセンサーを組み合わせている点で、認識性能の向上と信頼性確保の両立を図っているそうです。

トヨタ・セーフティ・センスには、単眼カメラとレーダーを組み合わせた、主にコンパクトカー向けの『トヨタ・セーフティ・センス C』。そして単眼カメラとミリ波レーダーを組み合わせたミディアムクラス以上向けの『トヨタ・セーフティ・センス P』の2つが存在しています。

パッケージはコストを抑えた普及版でコンパクトカー向けの「Toyota Safety Sense C」と、ミディアム・上級車向けの「Toyota Safety Sense P」の2タイプがあります。

最大の違いは対人への対応で「P」は歩行者に対して自動ブレーキシステムが作動しますが、「C」では非対応という点です。

その他、自動ブレーキの対応速度も異なっており「C」が10~80km/hの速度で作動し、30km/hの減速を行う形式となっていますが、一方の「P」は10km/hから搭載車両の最高速度までと作動範囲が広く、減速も40km/hが可能(対人では30km/h)という違いがあります。

普及車向けToyota Safety Sense C

普及車向けのトヨタ セーフティ センスCは「単眼カメラ」と「レーザーレーダー」の組み合わせにより

・プリクラッシュセーフティシステム(対車両)
・レーンディパーチャーアラート
・オートマチックハイビーム

を実現しています。

カメラとレーザーレーダーをコンパクトユニットに統合したセンサーモジュールMFL

対車両自動ブレーキ「プリクラッシュセーフティシステム」

2種類のセンサー(レーザーレーダーと単眼カメラ)で先行車両を検知し、衝突の可能性がある場合、ブザーやディスプレイ表示でドライバーに警報、衝突の恐れがある場合は自動ブレーキを作動させ衝突の回避や被害軽減を行います。

比較的シンプルな構成ではありますが、作動する速度域は約10~80km/hと広い速度域で作動し、30km/hの減速を行います。

これは追突事故のほぼ8割をカバーし、実際の死傷事故を大きく減らすことができると期待されています。

車線逸脱の危険を知らせる「レーンディパーチャーアラート」

道路上の白線(黄線)を単眼カメラで認識することで、車線を逸脱する可能性がある場合にブザーとディスプレイ表示で警報します。

この機能はドライバーがウインカー操作を行わずに車線を越えそうな場合に動作する事で車線逸脱による事故の回避を支援します。

ハイ/ロービームを自動切り替え「オートマチックハイビーム」

対向車のヘッドランプ、先行車のテールランプ、周囲の明るさなどをカメラで認識し、ハイビームでの走行が可能と判断した場合は原則的ににハイビームを使い、対向車を検知すると自動でロービームに切り替えてくれる機能である。

自動的に切り替えを行う事により、切り替え忘れを防きます。また、手動操作の手間を軽減することで、ドライバーの前方視界確保をアシストします。

JNCAP予防安全最高ランクを獲得

衝突回避支援パッケージ「トヨタ セーフティ・センス C」を初搭載した『カローラフィールダー』と『カローラアクシオ』が、JNCAP予防安全性能評価において、最高ランクの「ASV+」を獲得しました。

両車種ともに2015年度のJNCAP予防安全性能評価としては初となる満点を獲得し、予防安全性能が高いクルマと評価されました。

JNCAP予防安全性能評価は、衝突被害軽減性能や車線逸脱警報性能など、車両の予防安全性を「ASV+」、「ASV」の2段階に評価を行う制度で、2015年度からは新たにバックモニターなどの性能評価が加わっています。

トヨタセーフティーセンスCの搭載車種は

トヨタセーフティーセンスCは主にコンパクトカーや普及車向けに提供されています

トヨタ アクア

トヨタ ヴィッツ

トヨタ ポルテ

トヨタ スペイド

トヨタ カローラアクシオ

トヨタ カローラフィールダー

トヨタ アベンシス

トヨタ オーリス

トヨタ シエンタ

トヨタ ノア

トヨタ ヴォクシー

エスクァイア

エスティマ / エスティマ ハイブリッド

トヨタ アリオン

トヨタ プレミオ

  • カービュー査定

関連する投稿


トヨタ新型「シエンタ」発表! ボディカラー追加や標準装備の充実を実施

トヨタ新型「シエンタ」発表! ボディカラー追加や標準装備の充実を実施

トヨタは、2024年5月20日、コンパクトミニバン「シエンタ」の新たな一部改良モデルを発表。同日発売しました。


トヨタ新型「アクア」発表! オシャレな新仕様”Raffine(ラフィネ)”も誕生

トヨタ新型「アクア」発表! オシャレな新仕様”Raffine(ラフィネ)”も誕生

トヨタは、2024年4月3日、コンパクトカー「アクア」の一部改良モデルを発表。同日発売しました。また、新たな特別仕様車も発表し、同日より受注開始。こちらは2024年8月上旬以降を予定しています。


【2025年】ミニバン人気おすすめ5選!広々とした室内空間とスライドドアが魅力

【2025年】ミニバン人気おすすめ5選!広々とした室内空間とスライドドアが魅力

一般的には、3列シートで6名乗り以上の1.5BOX、2BOXなどといわれる形状のボディをもつミニバンですが、日本ではファミリーカーとして数多くのユーザーに愛用されています。人気ジャンルが故に、数多くのモデルが存在するミニバン。今回はそんなミニバンの中から、おすすめの車を5台紹介します。


【2023年版】人気のファミリーカーおすすめ20選!注目のコンパクトカーやミニバンまで紹介!

【2023年版】人気のファミリーカーおすすめ20選!注目のコンパクトカーやミニバンまで紹介!

3年間も続いた行動制限が緩和され、これまで控えていた家族や友人との外出を計画されている方も多いのではないでしょうか。ここ数年のアウトドアブームで、コンパクトカー、ミニバン、SUVの新型車は楽しい雰囲気をまとった車が増えてきました。多人数が乗れる車や軽量で燃費がいい軽自動車もあります。今回はこれからのレジャーシーズンを前に、おすすめのファミリーカー20台と選び方を紹介します。


【厳選】室内の広い車おすすめ15選!人気のミニバン・SUVを厳選紹介

【厳選】室内の広い車おすすめ15選!人気のミニバン・SUVを厳選紹介

マイカー購入の検討材料に、室内の広さは重要ですよね。SUV、ミニバン、ワゴン車から室内が広い7人、8人乗りの車、最大10人乗りもできる車まで厳選しました。アウトドア好きな方は、かさばる荷物もあるので室内の広い車が重宝するでしょう。今回は日本で販売される車で、室内の広いおすすめの車15選を紹介します。


最新の投稿


車中泊グッズの決定版!車中泊専門店オンリースタイルの魅力と活用法

車中泊グッズの決定版!車中泊専門店オンリースタイルの魅力と活用法

車中泊を快適に楽しむためには、グッズ選びが重要です。しかし、市販のマットやカーテンでは「寝心地が悪い」「サイズが合わない」など、満足できないケースも少なくありません。そんな悩みを解消してくれるのが、車中泊専門店「オンリースタイル」。車種や使用シーンに合わせて設計された専用グッズは、長年の車中泊ノウハウから生まれたものばかりです。本記事では、オンリースタイルの魅力や他店との違い、実際に購入できる人気グッズ、そしてユーザーのリアルな声まで詳しく紹介します。これから車中泊を始めたい方も、もっと快適にしたい方も、ぜひ参考にしてください。


メルセデス・ベンツ新型「GLE」発表!お買い得な高コスパモデル”Core”登場

メルセデス・ベンツ新型「GLE」発表!お買い得な高コスパモデル”Core”登場

2025年6月23日、メルセデス・ベンツ日本は、SUV/クーペSUVのメルセデス・ベンツ GLE の新モデル「GLE 450 d 4MATIC Sports Core (ISG)」、「GLE 450 d 4MATIC Coupe Sports Core (ISG)」を発表。発表同日より全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて発売しました。また、GLEのエントリーモデルとなる「GLE 300 d 4MATIC (ISG)」の価格改定も行われました。


日産 新型「リーフ」公開!全面刷新でSUVに変化

日産 新型「リーフ」公開!全面刷新でSUVに変化

日産は2025年6月17日、第3世代目となる新型「リーフ」をグローバル向けに発表しました。日本向けの仕様についても語られたほか、2025年秋に米国で販売開始を予定しており、その他の地域でも順次展開していくことが公表されました。


万博会場エリアが予想外の結果に!?パーキングサイエンス、大阪府・駐車場の"車室数"ランキングTOP10を発表

万博会場エリアが予想外の結果に!?パーキングサイエンス、大阪府・駐車場の"車室数"ランキングTOP10を発表

パーキングサイエンス株式会社は、同社が運営する【無料】ポイ活機能付き駐車場検索アプリ「P-Collection」に登録されている駐車場データをもとに、現在開催中の大阪・関西万博(2025年4月〜10月)を背景とした大阪府内の駐車場ニーズの変化に注目しつつ、市区町村別に駐車場の車室数を集計し、結果を公開しました。


アウディ新型「A5」発表!燃費性能高い「ディーゼルモデル」登場

アウディ新型「A5」発表!燃費性能高い「ディーゼルモデル」登場

アウディ ジャパンは2025年6月24日、アウディのプレミアムミッドサイズセダン/ステーションワゴン「A4」の後継車となる「A5/A5 Avant」シリーズの新たなTDI直噴ターボディーゼルモデルを発表しました。発表同日より全国のアウディ正規ディーラーを通じて販売を開始しています。