【その車何億円?】ブガッティ歴代車種一覧!このブガッティの価格は?
ブガッティ・オトモビルとはフランスに本社を置く自動車メーカーで、フォルクスワーゲングループの子会社になります。
もともとは1909年に、イタリアの自動車技術者、エットーレ・ブガッティがアルザス(当時ドイツ領)に設立した自動車会社で、1940年代初頭まで主に高性能スポーツカーやレースカーを製造していました。経営破綻したのち、1987年にイタリアの実業家、ロマーノ・アルティオーリがガッティの商標を手に入れ、ブガッティ・アウトモビリを設立。
その後、1998年にブガッティ・アウトモビリSpAからフォルクスワーゲンAGが商標権を買い上げ、ブガッティ・オトモビルを設立…という流れになっています。
ブガッティと言えば…やはり気になるのは価格なのではないでしょうか。今まで発売されてきたブガッティ、どれが一番高かったの?なんて気になっている方必見!の記事です。
■ブガッティ ヴェイロン(2007年当時:約2億円)
ブガッティ ヴェイロン
ブガッティ ヴェイロン
ブガッティのヴェイロンは、2005年の東京モーターショーで市販モデルを発表しました。以降、2015年まで製造されました。
ヴェイロンの名前は初代ブガッティのエンジニア、レーシングドライバーであり、1939年のル・マン24時間レースをジャン=ピエール・ウィミーユとともにブガッティ・タイプ57で制するなど活躍したピエール・ヴェイロンから来ているんです。
8.0リットルW16気筒エンジンに4つのターボを装着し、最大出力1001ps、最大トルク127.5kgmという桁外れのスペックを発揮します。
強大なパワーは7速DSGとフルタイム4WDで路面に伝えられ、0-100km/h加速2.5秒、最高速407km/hという世界屈指のパフォーマンスを実現しました。
そして日本での価格は、2007年当時で1億9900万円とのこと。
■ブガッティ・シロン(2007年当時:約2億7000万円)
ブガッティ シロン
ブガッティ シロン
ブガッティシロンは、『ヴェイロン』の後継車です。2016年のジュネーブモーターショーにて発表されました。
ヴェイロン同様、世界で最もパワフル、最速、最もラグジュアリーかつエクスクルーシブな量産スーパーカーを目指して、誕生しました。
「シロン」という車名はかつてブガッティに乗り活躍したレーシング・ドライバーのルイ・シロンから。
そのハイライトは、ミッドシップに搭載される新開発の8.0リットルW16気筒+4ターボ。新たに2ステージターボ化されており、最大出力1500hp/6700rpm、最大トルク163kgm/2000-6000rpmを獲得。
ヴェイロンの最大出力1200hp、最大トルク153kgmに対して、300hp、10kgm強化されました。
そして気になる価格は2016年当時、240万ユーロ(約2億7000万円)!!
■ブガッティ ディーヴォ(2018年当時:約6.6億円)
ブガッティ ディーヴォ(DIVO)
ブガッティ ディーヴォ(DIVO)
2018年のモントレー・カーウィークにて発表されたのがディーヴォです。
このディーヴォは世界限定40台で製造され、即座に完売しました。
車名は1920年代にブガッティに乗りタルガ・フローリオを2度制したアルベルト・ディーヴォから採られています。
そして、お値段500万ユーロ(約6.6億円)以上!!!
■【おまけ】ラ・ヴォワチュール・ノワール (ワンオフモデル)(約14億円)
ブガッティは、スイスで開幕したジュネーブモーターショー2019において、『ラ・ヴォワチュール・ノワール』(Bugatti La Voiture Noire)その名も“黒い車”を初公開しました。
同車は、ブガッティブランドの誕生110周年を記念したワンオフモデル。
気になる価格はなんと、1100万ユーロ(約14億円)!!
自動車の歴史において、世界一高価な新車になるとのことです。
ワンオフモデルとはいえ、14億円という数字には目が飛び出ますね。
最後に
いかがでしたか。
もう車の価格にマヒしてきてしまった…という方も多いのではないでしょうか。
ブガッティは「欲しいなあ」とか「次の車はブガッティがいいかなあ」なんてレベルでは語れない車ではありますが、その価格だけの性能と魅力をほこるハイパーカーです。
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