道の駅なんぶがあるのはここ
道の駅なんぶは山梨県南巨摩郡南部町の国道52号線沿いにあり、2019年夏に完成予定の中部横断自動車道南部ICに隣接する形になるため、パーキングエリアとして、高速道路からもアクセスが可能になります。
周辺は田畑や緑に囲まれた自然豊かなところですが、道の駅なんぶは2018年7月21日にオープンしたばかりの新しい施設ということもあり、道の駅の建物だけでなく周辺の道路に至るまで、大変美しく整備されているのが特徴です。
山梨県の最南端にある南部町は、北は身延町、東は富士宮市、南西は静岡市に隣接した県境の町で、周囲には緑豊かな山々が連なり、町の中央を日本三大急流のひとつに数えられている富士川が流れています。
人々は平地から山間部に沿って点在する集落に暮らしていて、中山間地特有の生活が営まれているところです。
その中にあって、道の駅なんぶはこの南部町に暮らす人たちと、来訪者が交流する拠点としての役割を果たす役割を担い、さまざまなイベント開催も考えて作られただけあって、駐車場108台のうち40台、トイレ45器のうちの24器が24時間利用可能の利便性の高い道の駅です。
敷地面積が広いことから、災害時の防災拠点として非常時に活用する防災棟を備えており、災害発生時にはこの防災棟が稼働する仕組みも備えているのが特徴となっています。
住所:山梨県南巨摩郡南部町中野3034-1
TEL:0556-64-8552
営業時間:営業時間 / 9:00 - 17:00(季節により営業時間が変更になる場合があります)
■アクセス情報
食をコンセプトにした道の駅
地元産の食材や名産品を買うことができるというのが、道の駅がこれほどまでに人気を博した大きな理由ですが、道の駅なんぶのコンセプトは食のテーマパークだけあって、南部の特産品および、山梨の名産品を多数販売しています。
買い物客にとってうれしいのは、産直の新鮮な野菜や果物がたくさん並んでいる上に、試食を行っているため、味を確認してから購入できるところです。
道の駅のほとんどが地域の新鮮な野菜や果物を取りそろえていますが、試食を出しているところは珍しく、まさに食のテーマパークならではの取り組みと言えるでしょう。
南部特産の南部茶を中心に、さまざまなオリジナル商品を取り扱っているほか、フルーツ王国でもある山梨の特産品が試食できれば、あれもこれもとつい買ってしまい、財布のひもが緩んでしまうことウケアイです。
愛犬家にうれしい設備も
広い敷地を有している上に、自然が豊かなことから、道の駅なんぶにはドッグランが作られています。
そのため、愛犬家にとっては愛犬をのびのびと走らせてやることができ、グルメや買い物を楽しみながら愛犬と楽しく過ごせる場所として、レジャー目的で1日かけて遊べるスポットであることは非常に魅力的です。
子ども連れの家族向けには芝生の公園や多目的広場がありますので、家族みんなで遊びに来れば、テーマパークに行くよりもリーズナブルな費用で休日を楽しめます。
これらの屋外エリアは24時間利用可能となっていますので、朝早くから夕暮れまで、時間の許す限り利用できるのがうれしいところです。
屋内施設としては、南部氏展示室や観光情報室および情報発信コーナーで南部のことをいろいろ知ることができますし、キッズルームや多目的室もありますので、さまざまな目的で利用ができます。
これに特産品の買い物とグルメが加わった、体験型で楽しめる道の駅となっているのが、道の駅なんぶの一番の魅力です。
グルメ必見のご当地食もずらり
道の駅でグルメ巡りをする人も珍しくない今、道の駅なんぶのグルメは、㐂びのお茶という名前を持つ南部茶を主役にした食堂・南部よろこび茶食堂において、銘茶を使った数々の料理やスイーツです。
温暖で雨が多い気候の南部で丁寧に育てられた結果、甘く柔らかな旨みを持つおいしいお茶となった南部茶は、この味わいがいろいろな食材ととても相性がいいのが特徴です。
南部茶で作った香り豊かな茶そばをはじめ、おいなりさんに南部茶を入れた、その名もおいなり茶など、人気メニューが目白押しです。
スイーツ好きには、南部茶スイーツ3種セットとなるプリンに南部茶ブリュレテリーヌ、そしてバームクーヘンの南部茶スィーツがアソートパフェになった、南部茶の旨みを存分に堪能できるビッグサイズの南部茶パフェUMAMIがおすすめです。
道の駅の特色を知って行くと尚楽しい
道の駅なんぶに関して言えば、食のテーマパークというコンセプトを持っているだけあって、食にあまり関心のない人にとっては単なるトイレ休憩利用だけになってしまうかもしれません。
そのため、事前に道の駅の特色を知ってからどこに行くかを決めるとより楽しくなるのは間違いなく、道の駅なんぶはグルメ御用達の道の駅と言えます。