トップへ戻る

ホンダの軽スポーツ!S660 スペック・グレード別価格・評価・口コミは?

ホンダの軽スポーツ!S660 スペック・グレード別価格・評価・口コミは?

今回の記事ではホンダの軽スポーツカーであるS660(エスロクロクマル)を取り上げます。車種の概要から各種スペック、グレード・価格、ユーザーからの評価など、ホンダのS660に詳しくなるための情報が満載です。軽自動車でスポーティーな運転を楽しみたい方の心を満足させてくれる車、ホンダのS660についてまとめています。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

ホンダのS660(エスロクロクマル)はどういう車?

ホンダ S660

ホンダ S660

S660はホンダの軽自動車スポーツカー

ホンダ S660

ホンダ S660

S660は2015年からホンダで販売されている軽自動車スポーツカーです。

ボディタイプはクーペスタイルでオープンカーかつ2シーター、なおかつMR(ミッドシップ・リアドライブ、運転席と助手席の後方にエンジンを配置する後輪駆動車)という、まさに軽自動車規格のスーパーカーとなっています。

S660が販売されたのは今から約4年前の2015年3月、当時22歳の若いエンジニアが企画してなおかつ開発責任者として携わっていたことでも話題を集めました。

ホンダのS660のスペックをチェック

ホンダ S660

ホンダ S660

ボディサイズ

S660のボディサイズは全長3,395mm x 全幅1,475mm x 全高1,180mmとなっています。全長・全幅は軽自動車規格で定められている寸法ギリギリ、全高は1,180mmとかなり低いです。

ホイールベースは2,285mm、前後トレッドは1,300mm/1,275mm、そして最低地上高は125mmとなっています。

車両重量と室内寸法

ホンダ S660

ホンダ S660

車両重量はモデルによって異なります。6速マニュアルモデルは830kg、オートマ車なら850kgです。MT仕様車のほうが20kg軽量となっていることがわかります。

2シーターということもあって室内寸法も気になるところです。室内寸法は長さ0.895mmx 幅1.215mmx 高さ1,020mm、S660の室内がいかに小さいかということがわかります。

エンジンスペック

ホンダ S660

ホンダ S660

S660にはS07A型エンジンが搭載されています。

S07A型は0.6L水冷直列3気筒DOHC12バルブ横置エンジンです。高回転型ターボエンジンで、ターボチャージャーには専用設計されたものを採用、優れたアクセルレスポンスを発揮します。

エンジンスペックは、最高出力47kW(64PS)/6,000rpmに最大トルク104N・m(10.6kgf)/2,600rpmとなっていて、一般的な軽自動車と比較すると特に最大トルクの高さが際立っています。

使用燃料は無鉛レギュラーガソリン、タンク容量は25Lです。燃費性能はJC08モードにて測定されていて、MTモデルは21.2km/L、オートマモデルは24.2km/Lとなっています。

トランスミッション

ホンダ S660

ホンダ S660

すでに紹介したようにS660のトランスミッションは6MTモデルとオートマモデルの2種類が用意されています。

6MTモデルでは1速から5速がクロスレシオ化されていて、シフトアップ時のエンジン回転数の落ち込みが少なくなると同時に気持ちの良い加速を体感することができる点は魅力的です。

ギア全てがクロスレシオされているわけではなく6速を高速巡航の際には活用できるので、燃費の良いクルージング走行もできます。

オートマモデルではCVT(無段変速オートマチック)が採用されています。さらに7スピードモードのパドルシフトも装着されるなど、場面に合わせてシフト操作を体験することが可能です。

足回り

S660のサスペンションは前後ともにマクファーソン・ストラット式が採用されていて、四輪とも独立懸架式サスペンションとなっています。もちろんトー、キャンバーといったアライメントセッティングやダンパーセッティングも行われ、タイヤのグリップを存分に発揮することができるようになっているのです。

軽自動車初となるアルミ素材のリアサブフレームが採用されたことで軽量化・高剛性化に成功しています。

装着されているブレーキにはφ260mmの大径ブレーキです。

さらに、ホンダとヨコハマタイヤが共同開発した専用のADVAN NEOVA AD08Rが標準装備されています。タイヤサイズはフロントが15インチタイヤ、リアが16インチタイヤです。

ホンダ S660のグレード別価格

ホンダ S660

ホンダ S660

β(ベータ)グレード

βグレードはS660の全グレードにおいてベースグレードに該当するモデルです。6MTモデルとCVTモデル、ともに車両価格1,980,720円となっています。

このグレードでチェックしておきたいことは、各種装備が基本的なものとなっていることと、車両価格が全グレードにおいて最も安いという点になります。

主要装備をチェックすると、βグレードでは以下の主要装備が外されています。

・ナビ装着用スペシャルパッケージ
・クルーズコントロール
・本革ステアリングホイール
・ステンレス製スポーツペダル
・スポーツレザーシート

α(アルファ)グレード

αグレードはβグレードの1つ上にあるグレードです。車両価格は6MTモデルとCVTモデルどちらも2,185,920円となっています。

αグレードはβグレードよりも主要装備が充実しています。先ほど紹介したβグレードの主要装備から外れている装備が全てαグレードに標準装備されているのです。よりスポーティーで上質感、なおかつクルーズコントロールで快適に走行することができます。

さらに嬉しいことに、αグレードでは7種類のボディカラーが用意されています(プレミアムスターホワイトカラーについては有料オプションで32,400円)。

α特別仕様車トラッドレザーエディション

ホンダ S660 α特別仕様車 トラッドレザーエディション インストルメントパネル

ホンダ S660 α特別仕様車 トラッドレザーエディション インストルメントパネル

走りに加えてさらなる上質感がインテリアにもたらされたグレード、それがα特別仕様車トラッドレザーエディションです。価格は6MT/CVTともに2,275,560円となっています。

このグレードの特長の1つが室内に採用されているトラッドレザーインテリアで、スポーツレザーシートやステアリングホイールがトラッドレザー仕様となっています。

エクステリアに注目すると、ロールトップが限定色のブラウンカラーに仕上げられています。装着アルミホイールはブラッククリア塗装が為されているなど、特別感が高いです。

その他、グレードとαグレードでオプション装備として用意されていたシティーブレーキアクティブシステム(低速衝突軽減ブレーキ+誤発進抑制機能)が標準装備されています。

Modulo X

MODULOのエアロ、サス、ブレーキ、アルミホイールを装着したホンダ S660

MODULOのエアロ、サス、ブレーキ、アルミホイールを装着したホンダ S660

Modulo Xはメーカー純正のコンプリートカーブランドとして販売されているグレードです。Moduloはホンダ純正カスタムパーツの供給元であるホンダアクセスが手がけるブランドになります。価格は6MT/CVTともに2,850,120円です。

他のグレードと比較して、よりスポーティーな性能・見た目を備えている点がModulo Xの魅力・特長です。このグレード限定で以下のものが標準装備されています。

・チタン製MTシフトノブ
・グリル一体型専用フロントバンパー
・専用LEDフォグライト
・専用サスペンション(5段階減衰力調整機構付)
・専用アクティブスポイラー(ガーニーフラップ付)

この他、ステアリングガーニッシュ、ステアリングホイール、ロールトップ、スポーツレザーシートにボルドーレッドが加えられて、インテリアの上質感とスポーティーテイストの向上に務めている点もポイントです。アルミホイールにはステルスブラック塗装が為されています。

シティーブレーキアクティブシステムは装備されておらず、オプション装備として用意される形です。

ホンダ S660の中古車相場価格

平均価格は約177万円

S660の中古車価格について見ていきましょう。

平均価格 177.1万円
価格帯128万円~399.8万円

となっています。

ユーザーからの評価

ホンダ S660

ホンダ S660

S660を所有しているオーナーやS660に試乗した人々の評価を見ていきましょう。

乗ってから3週間経っての感想です。
行きつけ(?)の峠道やら初めての道やら、結構試しました。
やはり、「え?曲がっちゃう!」という感じです。結構、オーバーだなというスピードでカーブに入ってもシュルンって感じで曲がっちゃいます。
スローインファストアウトが基本でしょうが、全体的にスピードがアップできる、そんな感じです。
クイっとハンドルを切り頭を入れて、アクセル踏み込みテールを振る、カウンタを当ててカーブ脱出!ピタッと決まるとうれしくなります。

見てのとおりで着座位置は当然低目です。
左足を入れて座るまではいいけど、そのあとの右足をどこにもぶつけずに入れるのがちょっと大変。
でも、インテリアの質感もすごくいいし、走り出してのハンドリングは、もうすごい!
直線では面白味はほとんどないけど、コーナリングはすごい!
今までブレーキしていたカーブが、そのまま突っ込んでスルッとまわっちゃうの!

旋回性能だけが好評に相当するとは思うが、あくまでもマージンたっぷりの中で走った場合。深いコーナーなど途中でトラクションを切れない場面でもう少し回さなければいけないところでも上がスカスカのエンジンでは期待する走行リズムに全く乗れず、気がついたらペースが落ちまくっている、みたいな。タービンのブローオフ音も別段官能的でもなく、むしろ3気筒のディーゼルみたいなガラゴンエンジンの音のショボさの方が目立つ。これを評論家はガチスポとか評しているんだと思うと、他の記事も含めて信憑性を疑うばかり。結局、希少なことが報道されている上で皆の目線を浴びることができる「外見格好」の価値が大半ではないか。後方視界の粗悪を除けば操作性は良く「スポーツしている」という心理的演出には長けている。しかし、冷めてしまえばホンダの手のひらの上で踊らされているような感覚である

人によって受け方はまちまち、サスペンションは評価高め

良い評価と悪い評価を比較すると、同じものでも良いと評価している人がいれば、それを悪いと評価している人もいます。乗り手の感性や価値観で印象の変わる点がありますので、ここで挙げられた要素を意識して試乗し、検証することが大切です。

サスペンションのフィーリングに関しては総じて良い評価を得ているので、純正サスペンションの完成度の高さが伺えます。

S660と比較される車種

  • カービュー査定

関連する投稿


【1974台限定】ポルシェ 911ターボ 50周年記念モデルを徹底解説

【1974台限定】ポルシェ 911ターボ 50周年記念モデルを徹底解説

1974年、自動車の世界に衝撃を与えた初代「ポルシェ911ターボ」。そのデビューから50年という輝かしい節目を祝うため、世界でわずか1,974台の特別な記念モデルが誕生しました。それが「911 Turbo 50 Years」です。この記事では、現代の最新テクノロジーと、色褪せることのないクラシックなデザインが見事に融合した、この特別な一台のデザイン、パフォーマンス、そして歴史的な価値の核心に、詳しく迫っていきます。


フェラーリ プロサングエの魅力を徹底紹介

フェラーリ プロサングエの魅力を徹底紹介

フェラーリ史上初の4ドア・4人乗りモデル「プロサングエ」を詳しくご紹介します。このモデルは、一般的なSUVやクロスオーバーとは異なる新しいジャンルの車として誕生しました。モデル名の「プロサングエ」はイタリア語で「サラブレッド」を意味し、その名が表すように、フェラーリらしい力強い走りと高級感ある快適性を両立。V12エンジンや乗り降りしやすい観音開きの後部ドアなど、特徴的な魅力を分かりやすくお伝えします。


【2025年最新】新車で買える!おすすめMT車(マニュアル車)メーカー別全まとめ

【2025年最新】新車で買える!おすすめMT車(マニュアル車)メーカー別全まとめ

最近では年々その数を減らしながらも、スポーティな走りや「車との一体感をより感じやすい」「運転感覚を楽しみやすい」として、一部のユーザーから熱烈な支持を受けるMT車(マニュアル車)。そんな根強い人気もあってか、各メーカーにはわずかながらにMT車(マニュアル車)のラインアップが残っています。この記事では、新車で購入可能な現行車種のMT車(マニュアル車)をメーカー別に紹介します。スポーツカーや、SUV、軽自動車など、意外とバラエティ豊富な車種が生き残っていますので、お気に入りの1台を見つけてみてください。


ホンダ新型SUV「エレベイト」が世界に先駆けインドで発表!日本への導入は?

ホンダ新型SUV「エレベイト」が世界に先駆けインドで発表!日本への導入は?

2023年6月6日に、ホンダのインド法人「ホンダ・カーズ・インディア」は、新型ミッドサイズSUV「エレベイト」を世界初公開しました。これまでにその名前が登場することはなかった、全く新しい車名の車ですが、どのようなモデルなのでしょうか。また日本導入はあるのでしょうか。


国産、外車スポーツセダンおすすめ人気車種10選!

国産、外車スポーツセダンおすすめ人気車種10選!

昨今のSUV、ミニバンブームに押され、下火傾向のセダン市場。その中でも、運転の楽しさを追求しつつも、快適に移動できる利便性を兼ね備え、常に一定数の人気があるのがスポーツセダンです。走りの楽しさを最大限に表現するタイプから速さを追求するモデルまで、各社から様々な特徴を持ったスポーツセダンがラインアップされており、安定感とハンドリング、エンジンパワーなど、SUVなどでは得られない優位性があります。今回はそんなスポーツセダンの魅力を皆さんに紹介します。


最新の投稿


スズキ新型「e ビターラ」発表!高性能な4WDモデルも用意

スズキ新型「e ビターラ」発表!高性能な4WDモデルも用意

スズキは2025年9月16日、スズキ初となるバッテリーEV(BEV)の量産モデル「e ビターラ(e VITARA)」を正式発表しました。2026年1月16日より、販売を開始する予定です。


【軽自動車販売台数ランキング】一番売れてる"軽"はどれ!? 人気の軽スーパーハイトワゴン戦を制するのは?

【軽自動車販売台数ランキング】一番売れてる"軽"はどれ!? 人気の軽スーパーハイトワゴン戦を制するのは?

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2025年8月新車販売台数ランキングによると、これまでと変わらずホンダ「N-BOX」が1位で、以下5位まで順位の変動はなし。6月に新型となったダイハツ「ムーブ」が3位で固定化されたようです。このほか9位だったスズキ「アルト」が6位になるなど、一部の車種が躍進を見せています。


【車未所持者向けアンケート】車は買う?シェアで十分?20代のカーライフ意識調査【関東工業自動車大学校調べ】

【車未所持者向けアンケート】車は買う?シェアで十分?20代のカーライフ意識調査【関東工業自動車大学校調べ】

関東工業自動車大学校は、20代の車未所持者を対象に車の購入に関する意識調査を実施し、結果を公開しました。


【新車販売台数ランキング】人気のトヨタ「ライズ」がまた急上昇?相変わらず強いトヨタ車!8月はどんな車が売れたのか

【新車販売台数ランキング】人気のトヨタ「ライズ」がまた急上昇?相変わらず強いトヨタ車!8月はどんな車が売れたのか

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2025年8月の新車販売台数ランキングによると先々月急上昇し、先月急落して9位となったトヨタ「ライズ」がまた急上昇し3位に戻ったほか、ホンダのコンパクトミニバン「フリード」が6位まで急上昇するなど多くの変化がありました。


御料車「センチュリーロイヤル」はどんな車?特別仕様や特徴・役割を徹底解説

御料車「センチュリーロイヤル」はどんな車?特別仕様や特徴・役割を徹底解説

天皇皇后両陛下がご乗車になる車は「御料車(ごりょうしゃ)」と呼ばれ、単なる移動のための手段を超えた存在です。歴代の御料車は、時代ごとの技術力や文化を象徴しながら、皇室と国民、さらには国際社会とをつなぐ役割を果たしてきました。その中で「センチュリーロイヤル」は、2006年にトヨタ自動車が宮内庁の要請を受けて製造した現代の御料車です。本記事では、センチュリーロイヤルが誕生した背景から、その仕様や役割を詳しく紹介します。