憧れのバイクを手に入れた?「バイクカバー」にもこだわろう
屋外でバイクを保管するのに、バイクカバーは必須のアイテムです。
バイクカバーは、バイクに被せる専用のカバーです。
バイクカバーを使うことによって、バイクを雨風や日焼け、粉塵から守ることが出来ます。
また、チェーンロックの穴がついている物や防炎機能のあるバイクカバーもあるため、防犯対策としても活用することが出来ます。
しかし、バイクカバーも色々な種類のものがあり、性能もそれぞれです。
今回は、バイクカバーを選ぶ上で押さえておきたいポイントと、おすすめのバイクカバーを紹介していきます。
■ 大切なバイクを守るには、バイクカバーが必須!
折角買った愛車は、出来るだけ綺麗に長く乗りたいと思っている方が大半ではないでしょうか。
でも、ガレージや屋根付き駐車場でもない限り、雨風や直射日光にさらされてしまうことになります。また、高級モデルや珍しい車種になると、盗難の可能性も出てきます。それを防いでくれるのが、バイクカバーです。
バイクに被せることで、どういった車種なのか分からなくなりますし、雨風や日差しも防いでくれます。
また、高性能なものになると、耐熱性や防炎機能などもあり、万が一の際に被害を少なくしてくれる可能性もあります。
もし、バイクカバーを買うか悩んでる場合は、バイクを屋外に置いているかどうかで判断するのがおすすめです。
バイクカバー選びに重要な、5つのポイントとは?
ビーズ ドッペルギャンガー ツーリングハーフカバー
バイクカバー購入の際に押さえておきたいポイントは5つあります。
■【防水・撥水性】雨風から愛車を守る
バイクカバーを購入する上で、絶対に押さえておきたいのが防水・撥水性です。
折角バイクカバーを使っても、バイクがびしょびしょになってしまっては意味がないですよね。
防水・撥水性があり、さらに、通気性にも優れているバイクカバーであれば、雨が降った後でも湿気がバイクカバー内にこもったりしないので安心です。
■【防犯性】愛車を盗難から守る
ある日起きたらバイクが無いなんて悲しい状況にならないためにも、防犯性は大事です。
バイクカバーにチェーンロックの穴がついているかどうか、また防炎機能があるかどうかを見てください。
外から見てチェーンがされているかが分かるかどうかだけでも盗難の可能性がグッと下がります。
■【耐熱性】長く使うためには欠かせない
バイクのエンジンを切ってすぐにバイクカバーを被せたいという方は、これをチェックしてください。
耐熱性の無いバイクカバーだと、エンジンを切ってすぐのバイクに被せると溶けます。
折角買ったのにすぐにダメになる・・・なんてことの無いようにしてください。
■【装着性】使いやすさも大切
使いづらいバイクカバーだと、使うのが億劫になってしまいますよね。
ワンタッチベルトが付いているバイクカバーなんかも沢山あるので、そういったものが付いてるかどうかも確認してみてください。
あとは、バイクカバーの前後の判別がしやすい物の方が、夜間に使用する際は便利です。
■【携帯性】ツーリング先やアウトドアでも使える
ツーリングやアウトドアに行く方であれば、バイクカバーも一緒に持っていけるものを選ぶのがおすすめです。
行先で屋根があるところであればいいですが、野ざらしになる場合も少なくないはずです。
そんな時にバイクカバーを持っていれば、愛車を守ることが出来るので、携帯できるものなのかもチェックしてみてください。
バイクの大きさによっても異なる、カバーで重視するポイント
バイクカバーにおいて重視したいポイントは、お乗りのバイクの性格や、バイクの保管状況などによっても変わってくるものです。
簡単にではありますが、バイクカバーで重視したいポイントを、大きさや保管状況別にご紹介していきます。
■毎日乗る原付や中型バイクなら、装着性や防犯性は欠かせない
日々の通勤通学に使用されることも多い原付や中型バイクでも、汚れや水濡れからバイクを守りつつ、防犯性を高めてくれるバイクカバーはぜひ利用したいところですよね。
これらの機動性のあるバイクでは、やはりバイクカバーの装着性の良さは重視しておきたいところです。朝夕の通勤通学で忙しい時に、カバーの付け外しが面倒なものでは億劫になって、結局使わないといったことにも繋がりかねません。
ワンタッチバックルタイプだったり、カバー前後がわかりやすいものなど、取り付けやすさが考慮されているバイクカバーを選ぶと良いでしょう。
また、小型のバイクとはいえ車両盗難の被害に遭うケースも少なくなく、小型だからこそスッと持っていかれやすいという点も考慮が必要です。そのため、バイクカバー側でも防犯ロックなどがホイールに通せるように穴が開いているなど、防犯性を意識した作りのものを選びたいところですね。
■しまい込みがちな大型バイクなら、透湿性や保護性能を重視
趣味の大型バイクなら、普段はバイク庫やガレージの中にしまってあるという方も多いのではないでしょうか。そのようなバイクなら、重視したいのは透湿性でしょう。
ハイエンドな雨ガッパのように、水は通さないが水蒸気は放出することができる生地を用いていたり、雨が入りにくい位置にメッシュの通気口がついていたりといった、透湿性を重視したバイクカバーを選ぶことで、保管中に湿気がもたらすトラブルを防止することが可能でしょう。
久しぶりに乗ろうと思ったらサビやカビがすごかった!なんて悲しい思いをしなくて済むよう、気をつけておきたいところです。
また、車両価格も高めな大型バイクだけに、やはり重視したいのは保護性能。特に、記事裏側のやわらかさやしなやかさといった点を考慮しておくと、カバーが動いたことで擦り傷がついてしまうことなどを防ぐことができるでしょう。
バイクカバーの大きさはどう選べばいいの?
《画像提供:Response 》ビーズ ドッペルギャンガー ツーリングハーフカバー
■車種名で調べる
車種によってはヒットしない可能性もありますが、車種名を使って適合を調べることもできます。
ポピュラーな車種なら、バイクカバーのパッケージなどに適合車種として記載されていることもあるかもしれませんし、ECサイトなどで、あなたがお乗りのバイクと同じバイクに使用した際のフィッティング感などがレビューされている可能性もあります。
お乗りのバイクの車種名がない場合でも、近似サイズの車種などの情報を参照すれば、よりサイズ感が把握しやすくなることでしょう。
■愛車のサイズを調べる・計測する
車種名で適合がヒットする場合でも、より確実に適合を調べようと思うなら、やはり諸元表などで愛車のサイズを確認するか、実車を実測することに優るものはありません。
特にバイクは、トップケースやパニアケースといった外部ケースを利用している方も少なくありません。ケース装着状態でのフィッティングを確認しようと思うと、やはり実測した数値をバイクカバーのサイズ表と見比べてみるのが確実でしょう。
■バイク用品店にそのまま乗って行く
欲しいバイクカバーがまだ定まっていないなら、お近くのバイク用品店にバイクを乗っていき、店頭で展示されているバイクカバーを「試着」させてもらえる場合もあるので、商品選びも兼ねて行ってみるといいでしょう。
バイク用品店なら、経験豊富なスタッフさんに直接話を聞くことも可能。自分の要望通りのバイクカバーが在庫されていなかったとしても、取り寄せてもらうことも可能です。
実際にバイクカバーをかけてみると、ここが良い、ここが悪い、といった具体的なポイントも見えてきやすいもの。納得して買い物ができるので、後々後悔せずに済みそうですね。
【2021年最新】おすすめバイクカバー サイズ別10選
■【原付】デイトナ ブラックカバーWR Lite Mサイズ 97940
耐水圧20,000mmと充実のスペックで、愛車をしっかり守ってくれそうなのがこちらのバイクカバー。裁断パターンと縫製ライン裏側の止水処理で、水の侵入をとことん防止してくれます。
中央部のワンタッチベルトと、後部の絞りヒモで、簡単にカバーをかけることができつつ高い防風性能も確保。大型のチェーンロック対応ホールを前後に備えるので、防犯対策もしっかりしています。
基本サイズは全長200cm、全幅100cm、全高135cmとなっています。リヤボックス付き車両用のバリエーションも展開されていますので、お乗りのバイクに合わせて選択が可能です。
■【原付】NEVERLAND バイクカバー M40-12-M-JP2
テント用の厚手な190Tオックスフォード生地を採用しているこちらのカバーは、ブラックとシルバーの2トーンが作り出すスタイリッシュなフォルムにも注目。どちらが車両前方向なのかが分かりやすいデザインにもなっており、カバーをかける時もスムーズに作業ができます。
前後タイヤに伸縮性ゴムで引っ掛けるほか、車両後方にワンタッチバックルが備わっているので、ささっとカバーをかけるのにももってこい。前輪用にはセキュリティホールも備わっており、防犯対策も可能です。
使わない時用に収納袋が付属している点も細かな気遣いが利いていますね。基本サイズは全長200cm、全幅90cm、全高100cmとなっています。
■【原付】LIBZAKI バイクカバー M-Lサイズ
シンプルなシルバーのモノトーン仕上げのこちらのバイクカバーは、210Dと厚手のオックス生地が用いられており、二重縫製、縫合部分のシームテープ処理など、防水面で抜け目がありません。さらに厚手の生地ということもあって耐熱性能やUVカット性能にも優れています。
ミラー部分にメッシュの通気口が備えられており、内部の湿気を効果的に排出することができます。車体中央部のバックルと前後タイヤ部の裾ゴム加工で、カバーをかけるのも楽々ですね。
基本サイズは全長209cm、全幅100cm、全高が前方で125cm、後方で90cmとなっています。後部が絞り込まれたスマートなフォルムですね。
■【原付】Rosefray バイクカバー M-Lサイズ
こちらのバイクカバーは、210Dのオックスフォード生地でUVカット性能や耐熱性に優れています。細かな部分ですが、裾部分には前後で色の違う目印が取り付けられており、取り付け方向が分かりやすくなっています。
雨や風がひどい時でもささっとカバーをかけられるので、嬉しいポイントですね。固定方法はワンタッチベルトと、前後タイヤの裾ゴムとなっています。
基本サイズは全長209cm、全幅100cm、全高が前方で125cm、後方で90cmとなっています。こちらも車体後方の絞り込みが利いていて、カバーをかけてもスマートな印象です。
■【中型】Oasser バイクカバー XLサイズ E7-JP
ブラックにネオングリーンの反射素材が映えるこちらのバイクカバーは、300Dという高密度なオックス+PVC生地を使うことで、耐久性に優れているとともに、雨や埃などさまざまなものからバイクをしっかり守ってくれます。
高密度な生地ということで、直射日光を通すことなく、防水性能もバッチリ。狭めの駐輪場に停めている場合に気になる、通行人による擦りキズなどもしっかり防止してくれることでしょう。
基本サイズは全長245cm、全幅105cm、全高125cmとなっています。使用していない際の収納バッグも付いているので、出先で利用することも可能です。
■【中型】XYZCTEM バイクカバー JPMCP2
鮮やかなオレンジとブラックのツートンで存在感抜群のこちらのバイクカバー。色合いだけでなく、フロント部とサイド部の3箇所に反射板が取り付けられているので、夜間でも視認性に優れています。
また、前後の車輪部にワンタッチバックルが備わっているほか、2mのベルトが付属しているので天候が悪い時にはバイク中央部をぐるっと絞ることもできるなど、取り付けの安定感が違います。風の強い日でも、安心できますね。
基本サイズは全長265cm、全幅105cm、全高125cmとなっています。
■【中型】Favoto バイクカバー XXLサイズ
多層のコーティングで防水性と耐久性を追求したバイクカバーです。シルバーが煌めく表面は、直射日光を効果的に反射するので、バイクが熱くなったりしにくくなっています。
前後裾部のゴムだけでなく、前後タイヤ部のワンタッチバックルによってカバーをかけたあとの安定感も上々ですし、前輪部にはロック用の穴も設けられており、さらに防犯性を高めることができます。
基本サイズは全長245cm、全幅105cm、全高125cmとなっています。収納袋も備わっているので、使わない際もスマートにしまっておくことが可能です。
■【大型】大阪繊維資材(Oss) スマートバイクカバー 3L-4Lサイズ
二本針ミシンを用いたという確実な縫製で、高い防水性能や耐久性が期待できるこちらのバイクカバー。ミラー部のベンチレーションなど、細やかな気遣いも嬉しいところです。
色々な大きさのバイクに対応しているバイクカバーなら、こちらのバイクカバーがおすすめです。前後でサイズが異なっているので、事前にサイズを確認しなければなりませんが、ピッタリサイズの物を選ぶことが出来ます。
基本サイズはサイズ(全長×前方高さ×後方高さ×ハンドル×部幅×後部幅):全長240m、全幅106cm、全高が前方で135cm、後方で95cmとなっています。
■【大型】HarmonyBike バイクカバー XXXLサイズ
大きめのロゴが車両フロント側にあるほか、フロントとサイドで合計3箇所に反射板が備わっているなど、取り付け時のわかりやすさと夜間の高い視認性がうれしいのがこちらのバイクカバーです。
前タイヤ部だけでなく、後ろタイヤ部にもロック穴が開いているので、より効果的な防犯対策も可能。穴内径が6cmと大きめなので、太めのチェーンなどでも取り付けることができます。
基本サイズは全長295cm、全幅110cm、全高140cmと大きめ。長さ方向に余裕のあるサイズなので、大型のバイクでもカバーをかけやすいでしょう。
■【大型】Barrichello バイクカバー 7Lサイズ
Mサイズから7Lサイズまでラインナップ豊富にバイクカバーを備えるブランドの商品です。オックス300D生地を用いることで耐久性を高めているほか、表面でダブルステッチ、ステッチ裏面にはシームテープ加工が施されており、防水性もバッチリです。
防炎機能を持たないことで、帰宅後にちょっぴり手間がかかるものの、マフラーの熱などが冷めてからカバーをかける必要がありますが、これは意図的なものとのこと。そのことによって生地の劣化などを抑え、カバーが長く使えるような心遣いとのことです。
基本サイズは全長275cm、全幅112cm、全高164cmとなっています。7Lサイズともなると、大型のツーリングバイクや、アメリカンタイプなどでも対応が可能です。
まとめ
ここまで、色々なバイクカバーを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。性能に関しては、似たものが多くなっているので、生地の厚さやデザインで選ぶ方も多くいます。ぜひ、気になるバイクカバーを見つけてください。