ベントレー ベンテイガ 改良新型 デザイン一新!
ベントレー ベンテイガ 改良新型
ベントレーは6月30日に『ベンテイガ』(Bentley Bentayga) の改良新型をデジタルワールドプレミアしました。ベントレーのベンテイガは、ベントレーならではラグジュアリー性とパフォーマンスを併せ持ったSUVです。
開発コンセプトには、「世界最速、最強、最もラグジュアリーかつエクスクルーシブなSUV」を掲げているベンテイガ。改良されどう進化したのか?試乗記などを含め最新情報をまとめています。
■ベントレー ベンテイガ改良新型 新デザインに刷新
《photo by Bentley》ベントレー・ベンテイガ 改良新型
改良新型では、フロントバンパーが、アグレッシブな新デザインに変更されました。
フロントガラスに初めて導入された「ウェットアームワイパー」は、各ワイパーアームに22のウォッシャージェットを内蔵している。ウォッシャー液の吹き付け時に視界を遮られることがなく、洗浄効率も大幅に向上しているという。
リアのデザインも全面的に見直し。
車幅いっぱいに延びたテールゲートに溶け込むように、新設計のテールライトを配置しています。
また、ベントレーコンチネンタルGTと共通の楕円形テールライトが、ベンテイガに初採用されているのも特筆すべき点でしょう。
ホイールは、ベンテイガ専用の新デザインになりました。ライセンスプレートはバンパーへ移動し、分割型のワイドなテールパイプを装備。リアトレッドは20mm拡大しており、ホイールアーチ内のホイール位置も変更されています。
■ベントレー ベンテイガ改良新型、V8モデルが発売!
改良新型ではまず、V8モデルが発売されます。
4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力550ps、最大トルク78.5kgmを引き出す。トランスミッションは8速ATで、0~100km/h加速4.5秒、最高速290km/hの性能を発揮。
このエンジンは、特定の状況において、8気筒のうちの4気筒を休止しました。
ちなみにこのシステムが、欧州複合モード7.5km/Lの燃費にも、大きく貢献しているとのこと。
■インテリアも刷新 足回りも広く
《photo by Bentley》ベントレー・ベンテイガ 改良新型
インテリアは、センターフェイシア、ステアリングホイール、ドアトリムなどが新設計となり、シートも一新。
オプションの5名乗りシートの場合、リアシートにもベンチレーターが付属。
後席の足回りのスペースは、最大で100mmも広くなっています。
新しい世代のインフォテインメントシステムは、ベントレーの翼をイメージしてハンドクラフトされたダッシュボードに組み込まれました。
新設計で高解像度の10.9インチデジタルディスプレイが搭載されます。
このディスプレイは、ドライバーの好みに合わせて設定を変更することが可能です。
後席に装備される新設計の「タッチスクリーンリモート」は、サイズを大型化しました。新型フライングスパーに導入されたものと同様のタブレットを採用。コネクティビティも改善されており、USBタイプCポートとワイヤレススマートフォンチャージャーが標準装備されています。
■ベントレー ベンテイガ改良新型 試乗記
ベントレー ベンテイガ 新型試乗
際に走らせた印象はどうか。試乗車は登録前だったので、走行はクローズドのオーバルとなった。なので、高速巡航をメインにお届けする。エンジンは4リッターV8ツインターボで550ps、770Nmを発揮する。12気筒ではなくV8が先にリリースされたのはメインマーケットの北米ではレギュレーション上、12気筒は販売できないからだ。ただ、それ以外のエリアではほぼOKなので、V8の後、W12、プラグインハイブリッドがリリースされることが決まっている。ハイブリッドシステムは同じグループのカイエンに使われるものを採用する。
ベントレー ベンテイガ 新型試乗
このV8はとにかくよく回る。アクセルを踏み込むとひとつひとつのギアをきっちり上まで使ってくれる。特にドライブモードを“スポーツ”にするとそれは如実にわかる。と同時に、その時のエキゾーストノートがたまらない。ベントレーらしいレーシーなサウンドを響かせてくれる。外から他の人が走らせている音を聞いても気持ち良さが伝わる音色だ。
ベントレー ベンテイガ 新型試乗