高級SUVとは?
高級SUVと言えば、みなさんはどのような車種を想像されますか。パッと思いつくのは、高級な外車を思いつく方が多いのではないでしょうか、そんな私も外車を想像してしまいます。
まずは「高級SUV」というということで、SUVの定義から価格帯まで掘り下げてお伝えしていきます。
■SUVとはどんな車?
そもそもSUVとは、「スポーツ・ユーティリティ・ビークル(Sport Utility Vehicle)」の略で、自動車の形態の一つとして考えられています。
日本語訳では「スポーツ用多目的車」とも訳されますが、通常ではSUVと訳して呼ばれています。SUVには様々な車種が存在しますが、そもそも明確な定義は存在していません。
現在、一般的にSUVと呼ばれているものは、
・ピックアップトラックの荷台にシェルと呼ばれる居住や、居室空間を作ったもの
・地上高を高くしたりラダーフレーム構造を採用したもの
・モノコック構造でSUV風の外観を持つ車
と大きく分けて3つに考えられています。では、そんな高級SUVに位置する車の価格帯はどのくらいになっているのでしょうか。
■価格帯はどのくらい?
高級SUVということで考えられる価格帯ですが、だいたい1,000万円前後ぐらいと考えられているのではないでしょうか。
日本で考えられる高級車の価格帯は約400万円以上と考える人が多いようですが、そもそもが個人の見解によって異なりますよね。
ここでは、1,000万円前後ぐらいを高級SUVと考えていきましょう。では、そんな高級SUVはどんな人に向いている車なのでしょうか。
■どんな人に向いてる?
そもそもSUVは、セダンなどの乗用車と比較すると、基本的に最低地上高は高くなります。雪道や段差、悪路走行などボディの下面を擦る心配もなくなるため、ウィンタースポーツ(スキー・スノーボード)やアウトドアなどのレジゃーの趣味がある方へ向いている車となります。
そして、高級SUVとして考えるのならば、セレブの方や年収が高い方に向いている車として考えられますよね。
アウトドアが趣味で、年収が高い方に向いているのが高級SUVとしてのカテゴリーのようです。次に、高級SUVを厳選して5選ピックアップしてお伝えしていきます。
どんなおすすめ車種があるのでしょうか。
高級SUVおすすめ5選
高級SUVと言っても、各メーカーからたくさんの車種が発売されています。今回は、その中でもおすすめ5選をお伝えしていきます。
■ランドローバー レンジローバー
ランドローバー・レンジローバー
まず、高級SUVとして海外セレブの方にも人気の高い、ランドローバー・レンジローバーをご紹介していきます。
ランドローバー・レンジローバーは、イギリス・ランドローバー社が生産している高級車のオールパーパスフルタイム4WDで、ランドローバーブランドのフラッグシップモデルになります。
初代モデルは1970年に発売され、現行車は4代目となり、2013年から販売されています。
5mを超えるボディですが、2列シートの5人乗りが基本的なつくりとなっています。
2列目もエグゼクティブクラスシートと固定式センターコンソール付きのエグゼクティブクラスコンフォートプラスシート、ベンチシートの3タイプが用意されており、普段は定員5名のエグゼクティブクラスシートでもセンター部分を倒すと、4名乗車になり、贅沢な空間を味わうことができます。
優れた走行性能に加えて、伝統と気品を合せたデザイン性の高さは、古くから高級SUVの人気車種となっています。
ランドローバー・レンジローバーのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 5,005mm×1,985mm×1,865mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,920mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 2,390kg | |
燃費 | JC08モード:12.4km/L | |
価格(消費税抜き) | 13,572,728円 |
■レクサス LX
LX570
次にご紹介するのは、LX(エルエックス)です。LXはトヨタ自動車が展開する高級車ブランド「レクサス」が販売するフラッグシップSUVになります。
1996年に発売された初代モデルから国外専用車種となっていましたが、現行の三代目モデルのマイナーチェンジを期に、2015年から日本市場導入が始まりました。
トヨタ・ランドクルーザーをベースに走行性の高さと高級サルーンのようなラグジュアリーなスペースやインテリアも特徴的となっています。
2列シート5人乗り・3列シート8人乗りも用意されています。V型8気筒の5.7リッターエンジンは車体の重さを感じる事無くスムーズでストレスフリーな走行が楽しめます。
高級SUVの中でも、人数もたくさん乗れるというのは、レジャーに出かける時など本当に便利でうれしい車ですよね。
レクサスLXのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 5,080mm×1,980mm×1,910mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,850mm | |
最大乗車定員 | 8名 | |
車両重量 | 2,730kg | |
燃費 | WLTCモード:6.6km/L | |
価格(消費税抜き) | 10,324,074円 |
■メルセデス・ベンツ Gクラス
メルセデスベンツ Gクラス
3番目にご紹介するGクラスも、かねてよりセレブに人気のある車種になります。
メルセデスベンツ Gクラスはドイツの自動車メーカーであるダイムラーがメルセデス・ベンツのブランドで展開している最高峰SUVになります。「G」とはドイツ語でオフローダーを意味する「ゲレンデヴァーゲン」(Gelandawagen)の頭文字になります。
2018年より新型になったことで、車両の基本性能も大幅にアップされ、魅力も更に増しました。初代から引き継がれたスクエアなスタイルは、近年のSUVにはない存在感や無骨さも外観の印象の一つとなっています。
エンジンは3.0Lのディーゼルターボと4.0Lのガソリンツインターボが選択でき、走りもパワフルで堪能できる1台となっています。Gクラスを見つけると、「カッコイイ」とパッと目に止まる印象は引き継がれており、とても魅力的な外観であることがわかります。
メルセデス・ベンツ・Gクラスのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,575mm×1,860mm×1,970mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,850mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 2,460kg | |
燃費 | WLTCモード:9.9km/L | |
価格(消費税抜き) | 11,245,455円 |
■BMW X5
BMW X5
4番目にご紹介するX5(エックスファイブ)も、とても人気のある高級SUVの車種です。X5はドイツの自動車メーカーBMWが製造・販売しているSUVになります。
初代はBMW初のSUVになり、BMWが初の商標登録した「SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)」の造語を用いることで、まったく新しいカテゴリーの自動車であるとBMWが主張しました。
初代は2000年に発売され、現行型は4代目で2019年から販売されています。X5はSAVのラインナップの中でも最も古い歴史を持つ、アッパーミドルクラスに属するモデルとなります。
インテリアはウッドパネルやレザーシートでラグジュアリーな空間を作りだしています。インパネ部分に搭載された大型の高解像度カラー・ワイド・ディスプレイは明るく。視認性も高くなっています。
歴史も古く、継続的に人気があるモデルとなっています。こんなカッコイイモデルを見ると、どれにしようかますます悩んでしまいますよね。
BMW・X5のスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,935mm×2,005mm×1,770mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,975mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 2,180kg | |
燃費 | WLTCモード:11.7km/L | |
価格(消費税抜き) | 8,527,273円 |
■ポルシェ マカン
ポルシェ マカン
最後にご紹介するのはポルシェマカンです。マカンはドイツの自動車メーカーポルシェが製造する高級SUVになります。
日本においては2014年から販売開始されます。日本仕様においては全て右ハンドルになります。
マカンはカイエンよりも一回り小さなモデルとして市場へ導入されました。コンパクトSUVの市場ブームにピッタリとハマった車と言えます。
エクステリアはカイエンと比較すると、よりスポーティな印象が強くなっています。1,000万以上の価格帯はマカンGTS、もしくはマカンターボになります。
コンパクトだけれど、スポーティでアクティブな女性にピッタリな高級コンパクトSUVになります。
ポルシェ マカンのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,695mm×1,925mm×1,624mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,805mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 2,040kg | |
燃費 | JC08モード:-km/L | |
価格(消費税抜き) | 6,700,000円 |
ここまで魅力的な高級SUVをお伝えしてきました。高級SUVの市場も魅力的な車種がたくさんあるので、どれにしようか、本当に悩んでしまいますよね。
ご自身のサイズや価格帯に合ったステキな1台に巡り合えるといいですね。
まとめ
本記事では、高級SUVにスポットをあて、おすすめ5選をお伝えしてきました。どれもかっこいいSUVばかりですよね。
一度は乗ってみたいかっこいいSUVばかりです。気になった車種があればまず、試乗にディーラーへ出かけてみるのもいいかもしれません。
リサーチして、お気に入りの一台が見つかるといいですね。