ポルシェの人気SUV マカン スペック・評価・価格他 最新情報
2014年に発売され、パリモーターショー2018にて、初となるマイナーチェンジを受けたマカン。
2019年夏に発売されると言われています。
マカンは今やポルシェの有力車種であり、日本国内でも人気の高いSUVです。
そんなマカンについて改めて、スペック・評価・価格・人気の理由についてひも解きます。
■ポルシェのSUV マカンってどんな車?
ポルシェ・マカン(欧州仕様)
マカンは、ドイツの自動車メーカーであるポルシェが製造するSUVです。
カイエン(同社のSUV)とマカン、どっちがどっちかわからなくなる!という人もいるかと思いますが、カイエンよりも一回り小さいサイズなのがマカンです。
2014年に発売され、日本でも人気の車種です。マカンとはインドネシア語でトラの意味。
【参考】カイエン
■ポルシェのSUV マカン大人気!なんでそんなに人気なの?考えてみた
マカンは2013年秋、ロサンゼルスモーターショー2013において、『カイエン』の下に位置するSUVとして発表。2014年の発売以来、世界累計販売が35万台を超える成功を収めてきた。
今この記事を読んでいる貴方も、一度は疑問に思ったことがあるんではないでしょうか。
「なんでそんなにマカン人気なんだ?」と。
もちろん、いい車だ、とかSUV需要の高まり、とかいろんな理由が考えられますが、こんなにも人気車種になった理由としては以下の点が大きいのではないかと思います。
①ポルシェラインナップの中で一番価格が安いのでポルシェデビューにぴったり
②カイエンよりも一回り小さく日本に適しているサイズ感
③カイエンよりもシャープな足回り
(④ケイマンのように2シーターで700万円~は奥さんに叱られるが、SUVであれば家族も乗れるので家族の同意を得られやすい)
特に、①は大きいでしょう。
「ポルシェ」=「カッコイイ」=しかし高いし無理
そんなイメージがあるかもしれないポルシェブランドですが、なんと、マカンであれば700万円台~という価格設定。
1000万円超ばかりのポルシェにしては破格の価格と言えるでしょう。
ポルシェの一台目としてポルシェという高いハードルを比較的低くしてくれる、そんな車なのではないでしょうか。
また、カイエンに比べ、コンパクトサイズなことから日本の道路事情、そして駐車場にも優しいという点も、大きいと考えられます。
■ポルシェのSUV マカンがマイナーチェンジ!2019年夏発売予定
ポルシェジャパンは12月19日、『マカン』改良新型を2019年夏より発売すると発表しました。
エクステリアでは、LEDヘッドライトを標準装備したほか、リアには他モデルレンジと同じくLEDライトストリップを採用。いずれも3次元的デザインを施すことでポルシェのDNAを色濃く反映し、よりスポーツカー然とした流麗なフォルムに生まれ変わった。
また、フロントサスペンションを一部アルミ化し、1.5kgの軽量化を達成。これにあわせてアンチロールバー、スプリング、ダンパーなどの設定を見直すことで、さらにシャープなハンドリングと乗り心地の改善を実現した。従来モデル同様、前:235/60R18、後:255/55R18と、前後で異なるサイズのタイヤを標準装備。オプションで19~21インチのタイヤも装着できる。
2リットル直列4気筒ターボエンジンは、焼室形状を見直すなどの最適化を図ることで、252psの最高出力と370Nmの最大トルクを達成。エンジンパワーは7速PDKと電子制御式多板クラッチを介して四輪に伝達し、洗練されたトルク配分機構によりレスポンスのいいハンドリングと優れたトラクション性能を発揮する。
■ポルシェのSUV マカン スペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4696×1923×1624mm(ホイールベース:2807mm) | |
---|---|---|
最大乗車定員 | 5名 | |
エンジン種類 | 4気筒 | |
最高出力(kW(PS)/rpm) | 185 kW(252PS) /5000-6750rpm | |
最大トルク(N・m/rpm) | 370N·m /1600-4500rpm |
■ポルシェのSUV マカン エクステリア画像
ポルシェ・マカン(欧州仕様)
ポルシェ・マカンS
ポルシェ・マカンS
■ポルシェのSUV マカン インテリア画像
■ポルシェのSUV マカン 試乗評価・感想
去る10月のパリモーターショー2018で正式発表された改良新型『マカン』。2014年にリリースされてから初めてのマイナーチェンジを受けた。そのマカンをスペインのマヨルカ島でテストドライブしたので、そのファーストインプレッションをお届けする。
試乗車のホイールはマカンが20インチ、マカンSが21インチを履いていた。どちらも標準では18インチだそうだから見た目はいいが、少々乗り心地は硬そうだ。と、思いきや今回の試乗ではどちらのモデルも乗り心地がよかったのが印象的。特にマカンSはエアサス仕様だったためか、しっかりした接地感を出しながら当たりの柔らかさも感じさせてくれた。長く走っているとサイズ以上の高級感を味わえる。
4気筒のマカンのトータルでのバランスのよさが光っていた。乗り味もそうだが、加速感も増したような気がする。それにハンドリングの軽快さも。きっとボディ剛性アップと軽量化が行われたのだろう。マカンに関してはグループ内での共有化が目立ってしまうが、最終的な味付けはちゃんとポルシェしている。そして今回4気筒のマカンはその味付けがより濃くなったようだ。
■ポルシェのSUV マカン 気になる価格は
気になるマカンの価格についてまとめてみました。
【改良新型モデル】
■The new Macan 699万円
■The new MacanS 価格未定
【現行モデル】
■マカン 699万円
■マカンS 841万円
■マカンGTS 981万円
■マカンターボ 1100万円
■マカンターボパフォーマンス 1194万円
■マカンターボエクスクルーシブパフォーマンスエディション 価格未定
最後に
本記事では、ポルシェの人気UV、マカンについて改めてご紹介しました。
人生初めてのポルシェ、という人にも、ポルシェ乗りだったけれども家族が増えて買い替えを検討しているという人にも、とにかくポルシェならなんでもいいから安い車種がいいんだ!という人にも、カッコイイSUVを探し求めているという人にも納得の一台です!
2019年夏にマイナーチェンジしたマカン改良新型も発売されますので、気になっている方はぜひとも販売店に足を運んでみてくださいね。