目次へ戻る

還暦を迎えた日産スカイラインの歴代モデルと、歴史を振り返る。

還暦を迎えた日産スカイラインの歴代モデルと、歴史を振り返る。

2017年4月24日、日産のスカイラインが誕生から60周年となり人間で言う「 還暦」を迎えました。過去の初代から13代目スカイラインまでのモデルの振り返りと共に、歴史やその年の出来事、流行したファッションについてと、60周年を記念して開催されていたイベントを一部紹介しています。


還暦を迎えたスカイライン。日産史上最も長い歴史を持つクルマ

2017年4月24日、日産史上、最長の歴史を持つ「スカイライン」が還暦を迎えました。

初代のスカイラインは、1957年4月24日に誕生。

初代スカイラインは、当時の国産車の1500ccクラスの中では最速を誇っており、最高速度は125km/hで、最高出力は60psのエンジンを搭載していました。

初代スカイライン

数ある日産車の中で、スカイラインは60年という最長の歴史を誇っています。

初代フェアレディZ

ちなみにスカイラインの次に日産で長い歴史を誇る車種は、ダットサンフェアレディの後継として1969年10月に誕生したフェアレディZで、48年の歴史を誇っています。

同社の星野朝子専務執行役員は、「60歳を迎えるスカイラインは、日産車の中で、最も長い歴史を持つモデル。同じ名称で60年もの長い間存続した車は、長い自動車の歴史において、大変貴重な存在。これは、スカイラインに込めた日産のモノづくりのプライド。そして何よりも、スカイラインを愛する多くの人々の熱い想いに支えられてきた証」と述べている。

日産 スカイラインの歴代モデルと当時の歴史を振返る

それでは、還暦を向かえ60歳となったスカイラインの歴代モデルの画像と共に、当時の出来事や歴史、流行のファッションなどを踏まえ、振り返って生きたいと思います。

初代スカイライン

初代スカイライン

まずは初代のスカイライン。誕生したのは1957年4月24日。初代スカイラインは、日産と合併する前のプリンスから誕生し、東京日比谷の宝塚劇場で発表されました。

初代スカイライン(ALSI系)は、当時1500ccクラス最高出力の60馬力、直列4気筒エンジンを搭載し、最高速度は125km/hというスペック。スポーツカーの「運転する喜び」を享受できるセダンとして、人々の憧れの存在でした。

また、1957年はコカ・コーラが日本で販売を開始した年でもあります。

※50周年記念イベントの際の画像です。

ファッション界隈では、「ロカビリー族」や「カミナリ族」、「サックドレス」が流行となっていました。

2代目スカイライン

2代目スカイライン

2代目スカイライン(S50系)は、1963年11月に誕生。4万km、若しくは2年間保証の封印エンジンや、3万kmまたは1年間グリスアップ不要のシャシーなど、メンテナンスフリーが図られ販売されました。愛称は「羊の皮を被った狼」。

この年の主な出来事としては、当時のアメリカ大統領であった「ケネディ大統領暗殺事件」や、手塚治虫のアニメ「鉄腕アトム」の第一話が放映された年でもあります。

この年のファッションは「フルファッション」等が人気で、60年代後半は「ヒッピー」や「サイケ族」、また「ミニスカート」が大流行となった年代です。

3代目スカイライン

3代目スカイライン

3代目が発売されたのは、1968年7月。3代目スカイライン(C10型)は、日産・プリンス合併後初のフルチェンジモデル。

「ファミリーユースとスポーツ性の両立」というコンセプトを昇華させ、快適なグランツーリスモに。「ハコスカ」の愛称も誕生。

当時の1500ccクラス初のディスクブレーキを採用し、シャシーのグリスアップ不要距離は10万kmまで伸びました。

この年の主な出来事としては、テレビアニメ「巨人の星」の放映開始、「少年ジャンプ(現週間少年ジャンプ)」の創刊や、タカラ(現タカラトミー)から「人生ゲーム」が発売、日清食品が「出前一丁」を発売した年でもあります。

また、前述の通りミニスカートが流行しスカート丈が多様化した年代でもありました。

4代目スカイライン

4代目スカイライン

1972年9月に誕生した4代目スカイライン(C110型)。通称ケンメリ。「ケンとメリーのスカイライン」をキャッチコピーにしたCMは、CMソング「ケンとメリー--愛と風のように--」も異例のヒットを記録し、4代目スカイラインは社会現象となりました。

1972年9月に誕生した4代目スカイライン(C110系)。通称ケンメリ。「ケンとメリーのスカイライン」をキャッチコピーにしたCMは、CMソング「ケンとメリー--愛と風のように--」も異例のヒットを記録し、4代目スカイラインは社会現象となりました。

4代目スカイラインは累計販売台数も歴代最高の64万台を達成し、スポーツセダンとしての名声を不動のものにしました。

この年の出来事としては、アニメ「マジンガーZ」「ムーミン」の放映開始、映画「ゴッドファーザー」の放映や自動車の「初心者マーク」が登場したのも1972年となっています。

流行したファッションとしては、「フォークロアファッション」や「ホットパンツ」等も人気で、ファッション雑誌アンアン、ノンノがそれぞれ70年71年に創刊となり「アンノン族」とも呼ばれていました。

5代目スカイライン

5代目スカイライン

5代目スカイライン(C210型)の登場は、1977年8月。「日本の風土が生んだ日本の名車」として、“SKYLINE JAPAN”をキャッチフレーズにデビューしました。通称はジャパン。

シリーズ全車が昭和53年度の排出ガス規制の適合をするとともに、「TI-EX」の新設、GT系には「GT/GT-L」、「GT-EL/GT-EX/GT-ES」がありました。

1977年以降の出来事などについては随時更新していきます。

6代目スカイライン

6代目スカイライン

1981年8月に6代目スカイライン(R30型)が登場。俳優のポール・ニューマンを広告キャラクターに起用したことから通称「ニューマン・スカイライン」と呼ばれました。

この「R30型」は、6気筒モデルも4気筒モデルも同じノーズの長さのボディに統一され、量産車としては当時、世界初の「アジャスタブル・ショック・アブソーバー」を採用し、確実なロードホールディングと快適な乗り心地を両立させました。

また、1983年には日本初の4バルブDOHC+ターボを持つ「2000RS-TURBO」が登場し、10年ぶりとなるサーキットへの復帰を果たしました。

7代目スカイライン

7代目スカイライン

1985年8月登場の7代目スカイライン(R31型)は、人と環境への調和・共生をコンセプトにした高級スポーティサルーンとなりました。

7代目では、3代目の「C10型」以来搭載されてきた「L20」型エンジンに代わり、新世代の「RB20」系ユニットに一新し、当時世界初の4輪操舵システム「HICAS(ハイキャス)」も搭載しました。通称はセブンス。

8代目スカイライン

8代目スカイライン

1989年5月、8代目スカイラインが登場します。運動性を重視し、先代よりも大幅にシェイプアップしたスタイリングとなり、本格的スポーツセダンとして生まれ変わります。先代と比べ4ドアで70mm、2ドアで130mm全長が短いショート・オーバーハング・プロポーション、重量も50kg以上も軽く、新開発4輪マルチリンクサスペンションとの相乗効果で、走りは飛躍的に向上。通称は超感覚スカイライン。

スカイラインGT-R R32型

同年の8月、「GT-R」の名が16年ぶりに復活します。直6・DOHC・2.6リットル280馬力の「RB26 DETT」エンジン、電子制御トルクスプリット4WD・アテーサETS、4輪マルチリンクを採用し、全日本選手権でも無敗を誇りました。

GT-R(R32)の走行動画をVRで見る!

http://matome.response.jp/articles/500/

1989年8月に誕生し、30年近く経った今でも、人気を誇る日産、スカイラインGT-R(R32)。そのスカイラインGT-R(R32)の走行動画をVR動画にてお届けします。

9代目スカイライン

9代目スカイライン

1993年8月、9代目スカイライン(R33型)が誕生、全車3ナンバーボディとなります。居住性と快適性に、スポーツ性を合わせ持つ「卓越した走りの本流グランドツーリングカー」に生まれ変わりました。

「RB25DET」エンジンはターボラグのないリニアチャージコンセプトを取り入れ、250馬力/30kgmの出力。さらにハイトラクションレイアウト、電動SUPER HICAS、ABS、アクティブLSDなどが採用。

NISMO R33GT-R

また「GT-R」は同年秋の第30回東京モーターショーに参考出品され、1995年1月に発売されました。イギリスにも100台限定で輸出され、関税の影響もあり、価格は日本の倍の価格となる1080万円で売られました。

10代目スカイライン

10代目スカイライン

1998年5月、10代目スカイライン(R34型)が誕生、R32以降一貫した目標「The ベストドライビングプレジャー」をキーワードに開発。スカイラインらしさを徹底追及し「ハコで速い!」を目指しました。

NEOストレート6を搭載し、ステアリングでも変速操作できるデュアルマチックM-ATxを採用、剛性感を向上させたボディは“DRIVING BODY”と名づけられます。

R34型GT-Rの発売は1999年1月。R32、R33に続いてレースで活躍し、全日本GT選手権でファンをわかせました。

11代目スカイライン

11代目スカイライン

2001年6月、11代目スカイラインスカイライン(V35型)が誕生します。1999年、日産がルノーの参加となってから初のモデルチェンジ。11代目となるスカイラインは、車両のレイアウトやデザインでいままでのイメージを一新させました。

関連する投稿


日産新型セレナ NISMO(ニスモ)新車価格 スペック最新情報

日産新型セレナ NISMO(ニスモ)新車価格 スペック最新情報

日産の人気ミニバン新型セレナの、高性能バージョンであるセレナNISMO(ニスモ)が11月21日より発売開始中です。セレナNISMO(ニスモ)は昨年発売されたセレナのカスタムモデル。日産のスポーツ部門である「NISMO」が開発したコンプリートカーになります。18年にはフルハイブリッドモデルセレナe-powerも発売です!


【50周年記念】日産GT-R イタルデザイン仕様が7月12日 世界初公開!

【50周年記念】日産GT-R イタルデザイン仕様が7月12日 世界初公開!

2018年6月29日、日産自動車とイタルデザイン(Italdesign)は共に50周年となることを記念し、共同開発した「Nissan GT-R50 by Italdesign」の詳細を発表しました。本記事にて、現在公開されているデザイン等詳細の情報をお届けします。


日産 ノート e-POWER 全輪モーター駆動の4WD車を新たに追加!

日産 ノート e-POWER 全輪モーター駆動の4WD車を新たに追加!

日産自動車は、『ノート e-POWER』に4WD車(モーターアシスト方式)を追加するとともに、『ノート』の仕様を向上し、7月5日より販売を開始しました。一体どんな点が向上したのでしょうか。調べてみました。


【最新版】2018年上半期に発売された新型車(国産車)&新車 振り返り

【最新版】2018年上半期に発売された新型車(国産車)&新車 振り返り

2018年も気づけばもう6月。早いもので、もう折り返し地点にきていますね。本記事では2018年上半期(1月~6月)にかけて発売された主な国産の新型車・新車を車メーカー・ブランド別にまとめています。いったいどんな車が2018年上半期に発売されたのでしょうか。貴方の好きな車の名前はありますか?


【5選】これぞ車の顔!特徴的なフロントグリルをまとめてみた

【5選】これぞ車の顔!特徴的なフロントグリルをまとめてみた

スペックや燃費やボディサイズや価格…。車の決め手は人それぞれかと思いますが、結局のところは外観が気に入るかだよね…という方多いのではないでしょうか。買いか。買わずか。車の命運を握ると言っても過言でないのが、車の顔。そう「フロントグリル」です。本記事では特徴的・有名なグリルたちを調べてみました。


最新の投稿


画像撮影で一発査定の「DMM AUTO」が開始!iOS/Android対応!

画像撮影で一発査定の「DMM AUTO」が開始!iOS/Android対応!

DMMが6月5日に車査定アプリ、「DMM AUTO」をiOS版にて、7月20日にAndoroid版をダウンロードしました。本記事ではたった3枚の写真と質問項目に答えるだけで、すぐにマイカーの査定が完了する「DMM AUTO」についてご紹介します。


BMW M235iクーペ スペック  車種情報 試乗評価 中古価格は?

BMW M235iクーペ スペック 車種情報 試乗評価 中古価格は?

あなたはBMW M235iを知っていますか。1シリーズクーペの後継車種として、2013年にドイツで販売が開始され、2016年にM240iがデビューするまで生産された(日本では2014年より発売)、BMWの2ドアスポーツクーペです。M235iはその高性能モデルになります。本記事では改めてM235iについて見ていきます。


スマホ画面を投影できるHUD「ハドウェイキャスト」日本上陸PJ開始!特別価格での購入も

スマホ画面を投影できるHUD「ハドウェイキャスト」日本上陸PJ開始!特別価格での購入も

運転手の視線の先にナビを表示することができるヘッドアップディスプレイ(HUD)は最近注目されている機能です。海外のKickstarterで人気を集めた後付け「HUDWAY CAST」の日本上陸に向けたクラウドファンディングプロジェクトが、7月13日(金)より開始されました。詳しくご紹介します。


日産新型セレナ NISMO(ニスモ)新車価格 スペック最新情報

日産新型セレナ NISMO(ニスモ)新車価格 スペック最新情報

日産の人気ミニバン新型セレナの、高性能バージョンであるセレナNISMO(ニスモ)が11月21日より発売開始中です。セレナNISMO(ニスモ)は昨年発売されたセレナのカスタムモデル。日産のスポーツ部門である「NISMO」が開発したコンプリートカーになります。18年にはフルハイブリッドモデルセレナe-powerも発売です!


ホンダ 新型プラグインハイブリッド クラリティPHEV登場

ホンダ 新型プラグインハイブリッド クラリティPHEV登場

7月20日より、ホンダの新型プラグインハイブリッド・クラリティPHEVが登場します。価格は約580万円ほど。クラリティPHEV新型はいったいどんな車になっているのか?気になる情報をお届けいたします。