17年の歴史に幕…「GT-R」最終モデル登場
《画像提供:Response》〈写真提供:日産自動車〉日産GT-R 2025年モデル
日産「GT-R」は、日産の名スポーツカー「スカイライン GT-R」を源流とするハイパフォーマンススポーツカー。2007年の登場以来、究極のドライビングプレジャーを追求するというコンセプトのもと、圧倒的な性能を誇るプレミアムスーパースポーツカーとして、フルモデルチェンジすることなく長い進化を続けてきました。
2023年1月13日に、デザインやパフォーマンスを改めるなどしたマイナーチェンジモデルを発表。同モデルでは、速さだけではなく、空力性能を向上させ、洗練された乗り味を実現。最高出力を維持しながらも走行時の不要なノイズと振動は低減し、綿密に調律された感性に響くサウンドを実現するなど、車内の快適性も追求されています。
パワートレインには、最高出力570馬力・最大トルク637Nmを発揮する3.8リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載、これに6速DCTが組み合わされ、4輪を駆動します。
さらなるハイパフォーマンスモデルとなる「GT-R NISMO」も同時に発表されました。同モデルでは、空力性能の磨きこみとサスペンションのチューニング、フロントメカニカルLSDを追加し、コーナリング性能も向上させるなどしており、GT-R史上最高のパフォーマンスを発揮するといいます。
搭載されるエンジンは、通常モデルと同型のエンジンながら専用チューニングを施し、最高出力600馬力・最大トルク652Nmを発揮します。
そんなマイナーチェンジモデルの一部改良モデルとなる“2025年モデル”が、2024年3月24日に発表されました。
《画像提供:Response》〈写真提供:日産自動車〉日産GT-R 2025年モデル
2025年モデルでは、「Premium edition」に、青を基調とした専用特別内装色である「ブルーヘブン」を新たに設定。
《画像提供:Response》〈写真提供:日産自動車〉日産GT-R 2025年モデル
また、「Premium edition T-spec」と「Track edition engineered by NISMO T-spec」のピストンリング、コンロッド、クランクシャフトなどに、今まで「GT-R NISMO Special edition」のみに採用していた高精度重量バランス部品を採用することでレスポンスの精度を高め、さらに性能を磨き上げています。
なお、この2モデルには、赤文字で匠の名が刻まれたアルミ製ネームプレートと、ゴールドのモデルナンバープレートを、新たにエンジンルームに装着されます。
価格は、GT-Rが1,444万3,000円から、GT-R NISMOが3,008万5,000円から。
《画像提供:Response》〈写真提供:日産自動車〉日産GT-R 2025年モデル
同発表を伝えるリリースには記載されていませんが、各紙によるとこの2025年モデルがR35型GT-Rとしては最終モデルになるといいます。また、次期型モデルについても検討が進められているとされており、今後の日産の動向が注目されます。
新車購入なら自動車ローンがおすすめ
新車購入なら自動車ローンがおすすめです。大きなメリットは、一括払いの重圧を感じず、お財布にやさしく車を手に入れられること。さらに、金利が低い場合、他の支払方法よりも賢い選択となることもあります。
自動車ローンを利用して車を購入する場合、まずはローン会社の比較が大切です。金利や手数料、審査のスピードなど、自分に合った会社を見つけましょう。