チャイルドシートって何?
チャイルドシート
自動車に小さいお子様を乗せるユーザーならば、必ず購入を検討しなければならないのがチャイルドシートになります。チャイルドシートは車を購入した際に付いてくるものではなく、各社から様々なタイプのシートが販売されていますので、自分で選んで搭載する必要があります。
万が一車が事故にあった時に、シートベルトがきちんと機能を果たして子供の命を守ってくれる大切な物となります。また、事故時の機能だけではなく、ドライブ中に快適に過ごすことが出来る物でもあります。
例えば、通気性の高い物や日よけがある物等を選ぶと赤ちゃんでも汗をかかずに快適に長時間のドライブをすることが出来ます。安全性はもちろんですが、その他の機能性についてもよく検討して購入することをおすすめします。
チャイルドシートは法律で着用は義務です
アップリカ クルリラ AB
子供は、そのまま車に乗るとシートベルトをすることが出来ず非常に危ないですし、そもそも6歳未満までは子供用のシートの使用義務が法律で定められています。罰金ではありませんが減点があるので注意しましょう。
■必要なら6歳過ぎてもジュニアシート
6歳を過ぎた子供の場合でもシートベルトのサイズが体に合わず、きちんと装着出来ない状態になるのであれば、チャイルドシートを使い続ける方が良いでしょう。
あくまで子供を安全に車に乗せることが最大の目的ですので、処罰の対象ではない事を理由に使うのを止めてしまうのは危険となります。
子供は大人の真似をしたがるので、チャイルドシートを喜んで使ってくれる事はあまりないかもしれませんが、命に代えられるものではありませんのでチャイルドシートの必要性をきちんと話し合って、率先して使用しましょう。
正しいチャイルドシートの選び方
アップリカ クルリラ AB
子供用のシートには、乳児用ベビーシート、幼児用チャイルドシート、学童用ジュニアシートの3タイプがあります。
それぞれ適応出来る体重が決まっていて、乳児用であれば13キロ程度まで、幼児用は18キロ程度まで、そしてジュニアシートは36キロ程度までが一般的となっています。
しかし、この体重は各社の販売しているシートごとに適応体重が異なりますので、購入時に確認する必要があります。
■成長につれチャイルドシートは変えるべきか?
最初に購入するであろう乳児用ベビーシートは後ろ向きに取り付けます。寝かせるような形で置いてあげることが出来るので、首が据わる前から使うことが可能となっています。
またゆりかごの様なフォルムをしているため、体が大きくなってくると必然的に入れなくなり、次の段階であるチャイルドシートに移行する必要があります。
ただチャイルドシートの適用年齢幅は非常に広く、いくら18キロ程度までとはいっても、2歳の子供と5歳の子供では全く体格が異なります。その為、子供の体のサイズに合わせて買い替えが必要になる場合もあります。
またジュニアシートは10歳頃まで使えますが、座席ベルトを使えるようになる前はチャイルドシートのまま乗車していることが望ましいです。
各社から様々なタイプのシートを販売していますが、子供の成長はあくまで個人差があり、同じ年齢の子供が、全てに適応可能なタイプなどではありません。
子供の成長を一番よく分かっている親がしっかりと見極めてあげ、無理なく使えるタイプのシートを随時利用できる様にして上げて下さい。また、購入を続けると金銭的に苦しい場合はレンタルサービスなどの選択も可能ですので、一度検討してみると良いでしょう。
おすすめのチャイルドシート
グレコ G-FLOW
最近人気が高いのがシートベルトを使わずに、簡単に装着出来るタイプのISOFIX対応の物です。
シートベルトで取り付けるタイプのチャイルドシートは、出かける前の忙しい時間に簡単に取り付けることが出来ずにイライラすることもあるかと思いますが、このISOFIX対応モデルははめ込むだけで簡単に装着がで出来ます。
取り付けが義務化された2012年7月以降に発売された車には、取り付け用の金具が必ず装備されているシステムですが、今後はますます主流になっていくでしょう。
■おすすめのチャイルドシート7選
ここからはおススメの商品を、特徴と共に紹介していきます。
■1. アップリカ クルリラAC
衝撃吸収材のマシュマロGキャッチや肉厚まもーるクッションで、赤ちゃんが安全に乗車出来るだけではなく、乗り心地としてもよく、ふわふわとした感触に包まれながらドライブ出来る様に考えられています。
従来のシートベルトタイプもあり、その他のISOFIX対応モデルもありますので、お使いの車でどちらが良いか選ぶことが可能となっています。
赤ちゃんを乗せたまま片手でクルっと回転させることが出来るので、赤ちゃんのお顔を見たい時やお世話をしたい時にはとても有り難い機能となっています。
■2. ジョイー チャイルドシートチルド
ジョイーは、サイズが小さいため軽自動車などにも使う事が出来ます。
4段階のリクライニング機能が付いているため、起こしておきたい時には座らせて、寝かせたい時には倒して使うという使い分けが出来ます。
ちょっとそこまでお買い物の間にぐっすり寝てしまって困ったなんていう経験がある方も多いと思いますが、このシートであれば短時間は座らせて、眠らない様にするなどという使い方も出来ます。
■3. コンビ ウィゴーロングサイドプロテクションエッグショックHH
新生児から使えるタイプで、7歳までという長期間にわたって利用できるコストパフォーマンス抜群のシートになります。
新生児の赤ちゃんの頭にはほんの少しの衝撃も与えたくない物です。急なブレーキを踏んでしまっても安全に頭を守る超衝撃吸収素材のエッグショックを使っているため、安全に赤ちゃんを乗せる事が出来ます。
新生児の検診などでどうしても外出しなくてはいけない場面であっても、このシートであれば安心することが出来ます。
■4. エールベベ クルットシェリール
日本初のワンプッシュで操作できるリモートサンシェードを備えたモデルです。日よけが必要な時や、赤ちゃんの様子を確認したい時などにとても便利です。
足元までカバーされるフルカバーサンシェードは、開閉時の動作がとても静かでサイレント設計されています。
動作の際の静音性が保たれていますので、赤ちゃんに優しいチャイルドシートになっています。
■5. アップリカ フラディアグロウ
座る姿勢も寝かせる姿勢も両方使えるため、首が据わっていない頃から少し大きくなった頃でも、無理なく使うことが出来ます。
1歳を過ぎた頃になると、逆に寝た姿勢では不満でぐずってしまう赤ちゃんも多いので、そんな場合は座らせて上げ、視界を広くして上げると、ご機嫌にドライブが出来るのでおすすめになります。
■6. コンビ「クルムーヴ ISOFIX エッグショックPJ」(回転式)
360度回転型のシートに、頭をしっかりと守るエッグショックを搭載したモデルになります。なんと指一本で回転させることが出来て、荷物が多い親御さんにとってはとても嬉しい機能が付いています。
また、肩ベルトの調整は成長が早い子供に合わせて何度もしないといけないので意外と面倒な作業なのですが、このクルムーヴISOFIXエッグショックPJはレバーを操作するだけで、ベルトの調整が可能なのでとても簡単となっています。
■7. カトージ「Joie Arc360°」(回転式)
出産した病院からの帰り道どうやって帰ろうと、悩んだ事がある方にもおすすめなのがこちらのJoie Arc360°になります。生後わずか5、6日の退院時でも使う事が出来ます。また通気性の良いシートで、子供がぐずりにくいのもポイントとなります。
まとめ
SIRONA
チャイルドシートと一言で言っても種類やサイズも豊富にあるので、悩んでしまうと思いますが、子供の事を考え子供が安全に、そして快適に乗れる事を一番に考えて選ぶことで、親御さんと子供が共に素敵なカーライフを過ごすことが出来るでしょう。