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【現行フランス高級SUV】最新3選! 価格、燃費

【現行フランス高級SUV】最新3選! 価格、燃費

自動車の黎明期から数々の名車を生み出してきたフランス車は、シックな車作りで世界中にファンを持っており、高級車の世界でも定評があります。この記事では人気のSUVラインナップのなかでも、フランス車の高級モデルにフォーカスして、ご紹介していきます。

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⏳この記事は約3~4分で読めます。


最新高級SUVの世界

プジョー クォーツ コンセプト(パリモーターショー2014 出展車両)

プジョー クォーツ コンセプト(パリモーターショー2014 出展車両)

成功者が乗る車といえば高級サルーンだけ… そんな時代は既に終わりを告げました。

ハイエンドセダンの高級感と豪華装備を備えつつ、高められた車高による室内空間の余裕が加わり、さらに走破性能まで有するという、欲張りで贅沢な高級SUVたちこそ、セレブたちが夢中になっているホットな世界でしょう。

世界中の自動車メーカーがラインナップする人気のSUVの中でも、その高級感で他とは違う存在感のあるモデルをピックアップしてみました。

この記事では、独特のセンスでファンの心を掴んで離さないフランスの最新高級SUVのラインナップをご紹介していきます。

フランス高級SUV 最新3選はこれだ!

DS 7 クロスバック:フランス大統領も乗った!パリ流の高級SUV

DS 7 クロスバック

DS 7 クロスバック

かつてはシトロエン内の高級ラインだったDSは、現在では独立したブランド「DSオートモビルズ」として展開されています。そんなDSのフラッグシップSUVがDS 7 クロスバック。

なんとマクロン仏大統領が就任パレード用の車として選ぶなど、現代の高級SUVはフォーマルな場でも通用することを世界中に示したDS 7 クロスバック。

初の実車公道走行披露の場でもあったその就任パレードは生憎ながら雨模様でしたが、濃紺のエレガントなそのボディを世界中にアピールしました。

「アクティブLEDビジョン」と呼ばれる左右3個ずつのLEDユニットで構成されたヘッドライトは、車がロック状態では格納されており、アンロックとともに180度回転してオーナーを迎えるなど、フランス車らしい独特の雰囲気は乗り込む前からしっかり感じられますね。

DS 7 クロスバック

DS 7 クロスバック

無論、ブランド最上位のSUVですので先進装備も満載。12.3インチのフルデジタルインストルメントパネルは表示内容のカスタマイズも可能ですし、オプションにはなりますが前方が暗闇でも赤外線カメラで安全確認できる「DSナイトビジョン」の表示も可能。

また、高級車らしく、かつフランス車らしい優れた乗り心地の実現には、フロントガラスに装着されたカメラで車両前方の路面をスキャンしてサスペンションをリアルタイム制御する「DSアクティブスキャンサスペンション」が一役買っています。

DSという、非常に先鋭的なブランドの中でも個性際立つ仕上がりのDS 7 クロスバック。フランス車の魅力をすぐに体感できる濃密な体験ができそうです。

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【DS 7 クロスバック】スペック早見表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,590mm×1,895mm×1,635mm
エンジン種類直4ガソリンターボ 1.6L、直4ディーゼルターボ 2.0L
WLTCモード燃費帯13.9〜16.4km/L
新車価格帯(消費税抜き)4,500,000〜5,536,364円
(2020年10月現在 DS公式サイトより)

プジョー SUV 5008:刺激的デザインとユーティリティの両立

プジョー SUV 5008

プジョー SUV 5008

こちらも刺激的なデザインが印象的なプジョー最大のSUV、SUV 5008。直線基調のラインがシャープなフォルムは、3列7人乗りのゆとりある室内を思わせない、コンセプトカーのような仕上がりですね。

弟分となる3008は新型へスイッチしましたが、5008のデザインも古びておらず、ライオンの爪や牙を思わせるディテールはプジョーならではの存在感があります。

VDA方式の荷室容量では、3列目シート格納状態で780L、2列目シートまで折り畳めば1,940Lもの大容量が確保できるほか、助手席シートバックを折り畳めば約3.2mの長尺物も運べる余裕が嬉しいところ。普段のお買い物はもちろん、家具などのかさばる荷物も余裕で運べそうですね。

また、欧州車らしく、3列目シートが左右独立で取り外し可能な点も実用的な部分。フラットな荷室床面は維持しつつ、床下収納が格段に増えるので、普段は広々とした荷室がより広く使えますね。

プジョー SUV 5008

プジョー SUV 5008

素晴らしくモダンなエクステリアだけでなく、インテリアの未来的な仕上がりも、近年プジョーが人気急上昇中な理由の一つでしょう。

ステアリングホイールの奥ではなく上側に位置する「デジタルヘッドアップインストルメントパネル」は近年のプジョーでお馴染みの形式で、細かく変更できるメーター表示も相まって、乗り込むたびに先進的な印象を感じられることでしょう。

3008比で全長が延長されている分、車重がやや重くなって乗り心地はよりフラット感が増しており、余裕のあるファミリーカーとして使うのにバッチリな実力を持つ5008。フランス車らしい高級感も感じられるのが嬉しいところです。

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【プジョー SUV 5008】スペック早見表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,640mm×1,840mm×1,650mm
エンジン種類直4ガソリンターボ 1.6L、直4ディーゼルターボ 2.0L
WLTCモード燃費帯14.3〜21.2km/L
新車価格帯(消費税抜き)3,870,910〜4,612,728円
(2020年10月現在 プジョー公式サイトより)

シトロエン C5エアクロスSUV:往年のシトロエンを思わせる快適性

シトロエン C5エアクロスSUV

シトロエン C5エアクロスSUV

細身のデイタイムランニングライトとメインのヘッドライト部の組み合わせが睨みを効かしているシトロエン最大のSUVがC5エアクロスSUV。

堂々として力強いSUVらしさもありながら、数々の名車で自動車のデザイン革命の先頭に立ってきたシトロエンらしい新しさも感じさせるエクステリアは、ディープレッドまたはシルバーのアクセントカラーも合わせて退屈を知らないポップな印象。

大きすぎないサイズの外観ではありますが、2列シート5人乗りの室内は余裕たっぷりで、荷室もアクティブに荷物を満載できるスペースがしっかり確保されています。

シトロエン C5エアクロスSUV

シトロエン C5エアクロスSUV

そして、C5エアクロスSUV最大の特徴かもしれない部分が、往年のシトロエン ハイドロニューマチックサスペンションから定評のあるシトロエンならではのマジックカーペットライドを現代的に解釈した「プログレッシブ・ハイドローリック・クッション」の搭載でしょう。

サスペンションとして2つのダンパーを活用するこのシステムは、微小な振動をしっかりと吸収し、まるで浮遊しているような揺れ知らずの乗り心地を実現。

ドライバーだけでなく、同乗者もシトロエンらしさをしっかり感じられる乗り味は、C5エアクロスSUVでしか味わえない世界となっています。

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【シトロエン C5エアクロスSUV】スペック早見表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,500mm×1,850mm×1,710mm
エンジン種類直4ガソリンターボ 1.6L、直4ディーゼルターボ 2.0L
WLTCモード燃費帯13.8〜17.1km/L
新車価格帯(消費税抜き)3,772,728〜3,981,819円
(2020年10月現在 シトロエン公式サイトより)

【アルピーヌ A110 スポーツX】こんな変わり種も登場に期待!

アルピーヌ A110 スポーツX コンセプト

アルピーヌ A110 スポーツX コンセプト

SUVとは分類しにくいですが、オフロード風味のアクティブな印象が魅力的なのが、ルノー子会社であるアルピーヌによるコンセプトスタディ「A110 スポーツX」でしょう。

数えきれないほどのラリーで活躍したアルピーヌ A110を祖先にもつ現行のA110は、そのスタイリングだけでなく、ピュアスポーツカーとしての性能も先祖譲り。

創業からルノーとの関わりが強く、スポーツカーメーカーとして長い歴史を持つアルピーヌの名に恥じないその仕上がりは世界的に高い評価を得ています。

そんなA110の全幅を80mm拡大、地上高を60mm高めることで、オフロードイメージを高めたスポーツXは、ワイドなスタンスが非常に魅力的ですよね。

アルピーヌ A110 スポーツX コンセプト

アルピーヌ A110 スポーツX コンセプト

こちらは1973年のモンテカルロラリーで優勝した先代A110からインスピレーションを受けたモデルで、現代のラリーカーのようなイメージで製作されたとのこと。

残念ながら市販予定はない旨が公表されていますが、昨今流行のSUVにも通じるアクティブなイメージと、実際に多少荒れた路面でも難なくクリアできそうな地上高の高さはかなり魅力的で、もし市販されればカルト的人気を生み出しそうな予感がしますね。

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まとめ

プジョー クォーツ コンセプト(パリモーターショー2014 出展車両)

プジョー クォーツ コンセプト(パリモーターショー2014 出展車両)

見ているだけでうっとりしてしまいそうな高級感を持つSUVたちをご紹介してきました。

人は罪なもので、SUVの室内の余裕を知ってしまうと、背の低いセダンは見劣りしてしまいますよね。今や乗り心地や動力性能でも高級セダンに優るほどのSUVもどんどん登場していますので、これからも高級SUVの覇権は続きそうです。

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